☆7月14日(金)の給食・わかめご飯 ・キャベツの中華サラダ ・豆腐と野菜の中華煮 ・冷凍みかん 【 産 地 】 米:山形(つや姫) キャベツ・きゅうり:長野 人参:千葉 白ごま:スーダン・パラグアイ産 ハム:埼玉 生姜:高知 豚レバーミンチ:国産 豚ひき肉:北海道 豚肩肉:北海道 玉ねぎ:愛知 たけのこ水煮:福岡・熊本 干し椎茸:岩手 鶏ガラ:国産 豆腐:愛知・佐賀 えび:インド産 いか:ペルー産 うずら卵:愛知 万能ねぎ:福岡 チンゲンサイ:茨城 冷凍みかん: 【 今日 の 一言 】 今日も幾分か暑さは和らいでいましたね。昨日の肉じゃがは生徒たちがとてもよく食べてくれていました。「ししゃも」も残菜はほとんどなかったです。去年はたくさん残っていましたが、もうその面影もありません。嬉しいことです。 今日は肉・野菜・豆腐・うずら卵・魚介と食材が盛りだくさんの「豆腐と野菜の中華煮」です。言うまでもなく、この料理だけでたくさんの栄養を摂ることができます。ひき肉には豚レバーミンチも混ぜてあるので鉄分補給にもなり、さらにレバーのコクと風味で味にも深みが増しています。具材を煮込み、塩・醤油・オイスターソース・豆板醤などで味付けをし、後から入れる魚介の風味と卵の味、チンゲンサイのシャキシャキ感により、とても美味しい仕上がりになります。 9月の給食では、この料理の味付けをもう少し強くして、ご飯にかけて食べられるようにしたいとも考えています。 キャベツの中華サラダにはハムも入っており、野菜と合わせて美味しく食べられます。わかめご飯も、わかめの塩気でご飯がとても進みます。最後に、冷凍みかんですが、思ったよりも暑くならなかったので少し心配ですが、中学生の活発なエネルギーできっと食べてくれるはず! 今日も食べやすいようにできる限りの工夫を凝らしたつもりです。残る2日間は、水分補給にぴったりの「冬瓜」を使ったスープとサバのみそ煮、そして大人気の豚キムチ丼です!みんな、運動会や修学旅行など、いろいろあった1学期もあと少しで終わりです。がんばりましょう! ☆7月13日(木)の給食・ご飯 ・ししゃもフライ ・野菜の辛子醤油和え ・韓国風肉じゃが 【 産 地 】 米:山形(つや姫) ししゃも:アイスランド産 もやし:栃木 小松菜:茨城 白菜:長野 人参:北海道 白ごま:スーダン・パラグアイ産 にんにく:青森 生姜:高知 豚肉:北海道 玉ねぎ:愛知 糸こんにゃく:群馬 ねぎ:茨城 じゃが芋:茨城 【 今日 の 一言 】 今日は曇りで太陽の光も和らぎ、いつもより過ごしやすい日でしたね。給食室も、外からの給気口からはいつも熱風が吹き込んでくるのですが、今日はそんなこともなく、いつもより良い環境下で調理ができました。 今日のメニューはししゃもと野菜・そして肉じゃがです。ししゃもは主菜としてはボリューム不足です。そのため、必ず「肉じゃが」といった食べ応えのある料理と合わせるようにしています。以前、別の学校で「ししゃもを1人2個」としたことがあるのですが、やはり食べきれる子が少なく、残菜も多く返ってきたので、私は給食では避けるようにしています。 ししゃもなどの小魚は、骨ごと食べられるので牛乳・乳製品に次いで重要なカルシウム源となります。また、骨ごと食べることに慣れておくことで、生徒が将来自立した時の、食生活の幅を広げることにもつながります。給食では、食べやすい「フライ」にして毎月出しているので、ぜひ砧中にいる内に食べ慣れてください! 野菜の辛子醤油和えは、今春から夏にかけて苦戦続きなので、辛子の量をさらに増やしました。特徴的な味をもたせることによって、生徒たちの興味を引きたいです。それによって、野菜に含まれるビタミン・ミネラル・食物繊維といった栄養を摂ることで、「体の調子を整える」作用により、最近増えている体調不良に歯止めをかけてあげたいです。 韓国風肉じゃがは、砂糖・醤油で甘辛く煮込む肉じゃがに、コチジャン・ごま・ごま油・にんにく・長ネギを加えた料理です。夏場は食欲増進のため、肉じゃがは「韓国風」か「カレー肉じゃが」にして出しています。 昨日は久しぶりに残菜が少なかったです。給食後に保護者会が控えていた中でも、生徒たちはよく食べてくれており、先生たちもおかわりの呼びかけなどに協力してくいれていました。保護者の皆様も、暑い中保護者会へのご参加大変だったと思います。ありがとうございました。 ☆7月12日(水)の給食・ココアパン ・ポテトチーズグラタン ・ABCミネストローネ 【 産 地 】 にんにく:青森 豚ひき肉:北海道 人参:千葉 豚レバーミンチ:国産 生クリーム:北海道 マッシュルーム水煮:インドネシア産 玉ねぎ:愛知 シュレッドチーズ:アメリカ・オランダ産 じゃが芋・パセリ:茨城 ホールコーン:アメリカ産 ベーコン:千葉 鶏ガラ:国産 キャベツ:長野 【 今日 の 一言 】 今日はパン、グラタン、スープです!給食のグラタンには大きく分けて2種類あります。ホワイトソースで作る物、そしてトマトベースのミートソースで作る物です。今日はホワイトソースとチーズたっぷりのまろやかなグラタンなので、スープは「トマトの酸味とコク」をしっかり感じる「ABCミネストローネ」にしました! 今日は昨日よりもさらに暑かったそうです。そんな中、クリーム系のグラタンは「うわっ!」って思われるかもしれませんが、中の具には玉ねぎのスライスがたくさん入っており、それほど「クドさ」を感じません。また、蒸したじゃが芋のホクホク感とチーズの味が合わさって、こちらも抜群の相性なのでとても美味しい!さらに、時々感じる豚ひき肉とレバーミンチのコクと風味が、食欲を湧かさせてくれます。このグラタンにより、肉のタンパク質・レバーの鉄分・野菜の食物繊維とビタミン、ミネラル・牛乳とチーズのカルシウムなどが取れます! パンはほんのり甘さを感じるココアパンです。パンとスープに合わせて食べてもいいし、単体でも美味しいです!また、パンを食べた後に牛乳を飲むとどちらも美味しく感じるのでオススメです! ABCミネストローネは、大人気の英数字のマカロニを入れたスープで、今日もとても美味しい!トマトの味が、夏をより一層感じさせてくれます。 今日は保護者会もあって、その準備のため午後は忙しくなります。生徒たちも、続く猛暑で疲労感がたまっているかもしれないと考えて、今日は食べやすい・配膳しやすい・片付けやすいメニューにしました!このメニューなら、ゆとりをもって食べることができたと思います!給食も残り4回。最後までお楽しみに! ☆7月11日(火)の給食・チャーハン ・春巻き ・わかめスープ 【 産 地 】 米:山形(つや姫) 生姜:高知 ねぎ:茨城 ハム:埼玉 卵:栃木 万能ねぎ:福岡 豚ひき肉:北海道 豚レバーミンチ:国産 たけのこ水煮:福岡・熊本 干し椎茸:岩手 人参:北海道 キャベツ:長野 にら:栃木 春雨:原料(じゃが芋:北海道 さつま芋:九州) 鶏ガラ:国産 にんにく:青森 鶏もも:北海道 えのき:長野 豆腐:愛知・佐賀 わかめ:三陸 【 今日 の 一言 】 今日はチャーハンです。米は塩・醤油・ラードを加えて炊き上げています。具は生姜・ねぎ・ハムに塩・こしょう・醤油で味付けをし、炒めて作っています。 釜に油を流し込み、溶き卵を加えたらご飯を投入。ご飯はいつも9つの炊飯釜で700人分を作っていますが、1回のチャーハンを作るのに、2つの炊飯釜のご飯を投入します。その量を、卵とご飯全体が混ざるように手早くかき混ぜ、炒めた具材を入れ、最後に万能ねぎとごま油を加えて完成です。重量感とスピード感、どちらも半端ないので、調理員さんはいつも汗びっしょり!しかもこの気候です。時間が勝負なので、なかなか水分補給をする時間もとれずに心配でしたが、調理員さんはこの工程を5回繰り返して、ラードと生姜の風味が香るとても美味しいチャーハンを作ってくれました。 この暑い中、チャーハンを献立に入れてしまって「すみません」という気持ちはあります。でも、チャーハンはどんな時でも生徒たちが良く食べてくれる、つまり「栄養を摂りやすい」心強いメニューなんです。そういった狙いを汲んでもらって、今日も最後まで丁寧に作っていただき、ありがとうございました! そして春巻き。実は私が砧中に赴任してから初めての春巻きでした。中身はひき肉・レバーミンチ・たけのこ・人参・椎茸・キャベツ・にら・ねぎ・春雨です。肉よりも野菜の方が多めなので、今日の中華メニューの中で、わかめスープと並んで「大切な栄養を補う目的」の料理です。具材を順に炒めながら、塩・こしょう・醤油・みりんを加えて煮ていき、最後にごま油と水溶きでん粉を加えて「あん」を作ります。それらを1個1個、手作業で皮に包んでいって、油で揚げて完成です。皮はサクサク、中は野菜と春雨の食感、肉の旨みを感じられて、単純に「肉の味」といった物ではなかったので、この暑い中でも食べやすいのではないかと思います。 わかめスープは、今日の気候を考えて、塩気を効かせるようにしました。今日は豆腐も入っています。良質な大豆のタンパク質が取れるだけでなく、スープとして「具の栄養」「塩分・水分補給」ができる、熱中症予防に最適な料理です。今日もたくさん食べましょう! ☆7月10日(月)の給食・ガーリックライスなすミートソースがけ ・ごまドレッシングサラダ ・スイカ 【 産 地 】 米:山形(つや姫) 豚レバーミンチ:国産 豚ひき肉・大豆:北海道 にんにく:青森 マッシュルーム水煮:インドネシア産 玉ねぎ:愛知 パセリ:千葉 粉チーズ:ニュージーランド産 なす・じゃが芋:茨城 キャベツ・きゅうり:長野 人参:千葉 もやし:栃木 スイカ:茨城 白ごま:スーダン・パラグアイ産 【 今日 の 一言 】 今日もものすごく暑かったですね。おそらく、夏休みまではこのような気温の日が続きそうですね。夏本番といった感じですが、生徒たちには中学校生活の貴重な1日です。体調を崩さぬよう、ぜひ最後まで元気に登校して来てほしいです。 今日は夏野菜の「なす」を使った料理です。お米は今日も山形県産の「つや姫」!先日、私の近所のお米屋さんでも売られていて驚きましたが、粘りが特徴で味の良さも評判だそうです。砧中の給食でも、「ご飯が美味しい!」と時々先生たちから言われ、そのたびに誇らしい気持ちになります。そのお米に、みじん切りのにんにく、油、塩を入れて炊き上げたのが、今日の「ガーリックライス」です。 ミートソースは、豚ひき肉・豚レバーミンチ・にんにく・大豆・玉ねぎ・マッシュルーム・トマトピューレを炒め煮し、味付けとして塩・こしょう・ケチャップ・赤ワイン・オレガノを使っています。 ミートソースに入れる「じゃが芋」と「ナス」は、一度素揚げしてから加えています。ナスは子供が苦手な食材の代表格ですが、一度素揚げすることで、苦手な食感も味もやわらぎます。じゃが芋もホクホクになります。最後に、パセリと粉チーズを加えて出来上がりです! 残菜は、やはりけっこう残ってきましたが、今日はお休みが多く、この暑さで食欲もあまり湧かなかったのだと思います。また、去年の夏に作って以来、今回が2回目の挑戦なので、まだまだレシピに改良の余地があります。今日のソースは、何故か鶏ガラなどのダシは使わずに、「水」を加えるだけだったので、来年は「鶏ガラ」と「野菜くず」でのガラスープをベースに作りたいと思います。また、香辛料は「こしょう」だけだったので、「チリパウダー」も追加して、より中学生向けの味にしていくつもりです。 今日のサラダは、栄養たっぷりの「ごま」を使ったドレッシングです!キャベツ・もやし・きゅうり・人参は一度茹でた後に冷却してから、ドレッシングと和えています。食べやすい味なので、このサラダで野菜とごまの栄養をたくさんとってほしいところでしたが、こっちもちょっと多めに残菜が出ました。 そして今日のデザートは、旬の食材の「スイカ」です。去年は、「スイカ」の残菜が多かったので、今年はどうなるか心配でした。さらに、今日は八百屋さんが多めに持ってきてくれたこともあり、70切れほどスイカが余ってしまいました。おそらく、八百屋さんも、「ダメな物が出た時のこと」を考えて多めに入れてくれたと思うのですが、1個を16人分に分けるので、かなりの量が余ることになりました。このままクラスにおまけとして配っても、残ることが予想されます。そこで、お昼に放送を流すことにしました。 『今日はスイカです。数が多く余ってしまったため、各クラスおまけを入れてあります。しかし、砧中は去年、スイカが多く残りました。苦手な人もいると思いますが、今日のスイカ、そしてミートソースに使っている「ナス」などの夏野菜は、熱中症予防と水分補給に最適な食材です。どちらの料理も、給食では1年で今日しか出てきません。ぜひ、積極的に食べてください。』 結果、今日1番食べてくれたのは、スイカでした。みんなの協力に感謝です。 ☆7月7日(金)・中華おこわ ・白身魚のあずま煮 ・和風ドレッシングサラダ ・七夕汁 【 産 地 】 米:山形(つや姫) もち米:国産米 ねぎ:茨城 豚肉:北海道 干し椎茸:岩手 人参:埼玉 たけのこ水煮:福岡・熊本 ホキ:ニュージーランド 生姜:高知 もやし:栃木 きゅうり:世田谷区 ホールコーン:アメリカ産 鶏もも肉:北海道 白ごま:スーダン・パラグアイ産 大根:北海道 小松菜:熊本 【 今日 の 一言 】 今日は七夕ですね。去年は給食で何もできなかったので、「今年は給食で七夕の雰囲気を出したいなー」と常々考えていました。七夕で思い浮かぶのは「そうめん」ですが、そうめんを麺つゆに付けて食べるスタイルは、給食では不可能。かと言って、うどんのように「にゅうめん」として主食で出したとしても、麺が細いので配膳が難しく、エネルギー量も絶対に足りない。 そこで、今回は汁物として「七夕汁」にしました。昆布とかつお節でとった出しに、鶏肉・人参・大根・ねぎ・小松菜・塩・醤油を加えています。汁が透き通るように、醤油は色の薄い「薄口醤油」です。そして、「星型のかまぼこ」と「そうめん」を加えました。 七夕の象徴である「星」と、天の川に見立てた「そうめん」。これでみんな「今日は七夕だ」と気づいてもらえたら嬉しいです。 主食は肉・椎茸・たけのこ・人参・ねぎを具とした「中華おこわ」です。塩・醤油・砂糖・オイスターソースで味付けしており、食べ応え抜群! 白身魚のあずま煮はとても美味しいと評判の魚料理です。魚は生姜と醤油などで下味を漬けてから、片栗粉をまぶして揚げて、最後にタレをかけて配缶しています。形が崩れやすいのが難点ですが、いつも調理員さんが集中して丁寧に揚げてくれるおかげで、給食として提供することができています。 最後に、不足している栄養が補えるよう、サラダを付けています。「和」の雰囲気から外れないよう、もやしを主とした和風ドレッシングサラダです。ドレッシングの中にごまもたっぷり入っているので、さらに栄養バランスが良くなっています。 夏休みまで、あと1週間ちょっと!「夏休みなで、安全で美味しい給食をみんなの元に届けられるように」というのが、私の願い事です。みんなも体調を崩さないよう、給食をしっかり食べて、あと少しがんばってください! ☆7月6日(木)の給食・五目あんかけそば ・ビーンズポテト ・カルピスゼリー 【 産 地 】 にんにく:青森 生姜:高知 豚肉:北海道 玉ねぎ:愛知 人参:埼玉 うずら卵水煮:愛知 たけのこ水煮:熊本・福岡 鶏ガラ:国産 白菜:長野 もやし:栃木 小松菜:熊本 いか:ペルー産 じゃが芋:茨城 大豆:北海道 みかん缶:国産 【 今日 の 一言 】 今日は五目あんかけそばです。あんかけの中に、肉・いか・うずら卵・そしてたくさんの野菜が入っています。麺に絡めて食べて、たくさん栄養をとってください!また、今日は暑くなると予想して、いつもより生姜の量を増やしています。生姜などの香味野菜は、食欲増進の効果があります。 また、ビーンズポテトはじゃが芋・大豆に片栗粉をまぶして油で揚げた後、香辛料をふるのですが、こちらもパプリカパウダーの量を前回よりも多くしました。そのおかげか、暑い中でしたが前回よりも残菜は少なかったです。 そして久しぶりのカルピスゼリー。甘いカルピスと中に入れたみかん、そしてゼリーの冷たさとプルプルの食感が最高!残ったのは2個だけで、残菜率は驚異の0.3%でした。ゼリーは寒天液を煮溶かし、ゼリーカップを並べて、1つ1つ注ぎ入れて、それらを全て冷蔵庫に入れて冷やすのですが、705個くらいの数となると、やはり作るのが大変な部類になります。調理員さんががんばってくれた分、みんなもたくさん食べてくれて嬉しいです。 また、校長先生もうずら卵が好きなようです。砧中のホームページ「今日のできごと」で給食を取り上げており、そこで私も知りました。砧中の給食では、愛知県産のうずら卵を使っています。去年まで使用していたメーカーの物が「中国産」に切り替わってしまったため、国産の物を新たに探して見つけました。昨今、「うずら卵が苦手」という子供によく出会うのですが、みんなも好きになってくれたら嬉しいです。 ☆7月5日(水)の給食・チリビーンズドッグ ・キャベツとコーンのサラダ ・豆乳クリームシチュー 【 産 地 】 にんにく:青森 豚ひき肉:北海道 人参:北海道 豚レバーミンチ:国産 大豆:北海道 玉ねぎ:愛知 シュレッドチーズ:アメリカ・オランダ原料 きゅうり:世田谷区 キャベツ:群馬 ホールコーン:アメリカ産 豚肩ロース:岩手 鶏ガラ:国産 じゃが芋:長崎 米粉:国産 生クリーム:北海道 パセリ:茨城 マッシュルーム缶:インドネシア産 【 今日 の 一言 】 今日はひき肉だけでなく、大豆もたっぷりのチリビーンズドッグです。今年度に入ってから、チリパウダーの量を大幅に増やしたことで、ようやく名前に相応しい味になってきました。今回はさらにチリパウダーの量を増やして実施しました。 やっぱりおいしい。チーズと合わさって、まるでピザのような味わいです。大豆や豚レバーミンチ、玉ねぎと人参も入っているので、カルシウム・鉄分・ビタミン・ミネラルなどの栄養も幅広くとれます。しかし、まだ砧中の生徒好みの味にさせるには、チリパウダーの量が足りない気がします。次回はもう30g増やしてみます。 そして、今日のシチューには、牛乳だけでなく豆乳も入っています。5月に作った時は、豆乳との量のバランスがちょうどよく、クリーミーかつ油っこくなくスッキリと軽く食べられました。今日も同様の仕上がりとなりました。牛乳を使ったシチューは重くなりがちですが、半分ほどを豆乳にすることで、夏場でも飲みやすく、かつ大豆の栄養もとれる心強い料理となります! しかしながら、6月末から残念ながら残菜がさらに増えてきており、残菜率10%を超える日が毎日続いている状況です。暑さとクラスの欠席者数など、いろいろな理由があるとは思うのですが、ちょっと学校のみんなの気持ちが少し給食から離れてしまっているような気がしています。 近々給食室の動画の配信をします。それを見て、給食室も暑い中で一生懸命作っていることを思い出してもらって、大事に食べてもらえると嬉しいです。 ☆7月4日(火)の給食・パエリア ・鶏肉のマーマレード焼き ・洋風卵スープ 【 産 地 】 米:山形(つや姫) にんにく:青森 人参:北海道 鶏もも肉:北海道 玉ねぎ:愛知 ダイストマト缶:イタリア産 いか:ペルー産 むきえび:インド産 鶏もも肉:北海道 鶏ガラ:国産 ベーコン:千葉 じゃが芋:茨城 ホールコーン缶:アメリカ産 小松菜:熊本 卵:栃木 【 今日 の 一言 】 今日はスペイン料理のパエリアです!いか、えび、トマト缶と玉ねぎなどが具として入っています。米はターメリックを入れて、色良く炊き上げています。お米全体に魚介のダシが広がって、味もとても美味しいです。 去年の反省をふまえ、玉ねぎ・トマトを減らし、マッシュルームを無くしました。結果、1人分量としてより適切になったと思います。お休みの人の数によっては、やはりどうしても残ってしまうクラスもあると思いますが、今日も暑さに負けず、心を込めて作ったので、味わって食べて欲しいです。 付け合わせは、洋風卵スープです。これは栄養士としてのミスなのですが、月の切り替わりにより、先週金曜日に出したばかりなのに気づかず、7月にも登場させてしまいました。すみません。しかし、前回の仕上がりを元に、あらかじめ胡椒の量を増やし、より夏向けの味となって食べやすくなったと思います。また、卵は今日もふわふわ!うちの調理員さんは本当に卵料理が上手です! ☆7月3日(月)の給食・夏野菜カレー ・カルちゃん大根 ・メロン 【 産 地 】 にんにく:青森 生姜:高知 豚肩ロース:岩手 豚ひき肉:北海道 豚レバーミンチ:国産 玉ねぎ:愛知 人参:千葉・北海道 鶏ガラ:国産 じゃが芋:茨城 ダイストマト缶:イタリア産 なす・ピーマン:茨城 チャツネ:タイ産 粉チーズ:ニュージーランド産 ホールコーン缶:アメリカ産 大根:北海道 きゅうり:埼玉 ちりめんじゃこ:広島 白ごま:スーダン・パラグアイ産 メロン:千葉 【 今日 の 一言 】 今日は夏野菜カレーです。いつものカレーライスに、なす・ピーマン・トマト・とうもろこしといった夏野菜たちが入っています。トマトととうもろこしは缶詰製品ですが、カレーの中に入っているのを見て、「夏野菜であること」を生徒たちに知ってもらえればと思っています。 なす、ピーマンは子供が嫌いな食べ物の中で、上位に入る野菜です。少しでも食べやすいように、そして色が落ちないように一度素揚げしてからカレーに入れています。食感がカレーの中で悪目立ちすることなく、見事に調和して美味しく食べることができます。 カルちゃん大根は、その名の通り「カルシウム」豊富なおかずです。骨ごと食べられるちりめんじゃこが入っており、カレーライスに不足しがちな「タンパク質」といった栄養も補うことができます。味も福神漬けに似ているので、まさにカレーのおかずとしてふさわしい料理です。 今日のメロンは、千葉県の銚子市産のアンデスメロンです。甘くてとても好評だったようです。 暑さのせいか、カレーにしては残りが多かったです。残菜率はカレーが9%、かるちゃん大根が12%でした。猛暑の中での活動で食欲が落ちやすいので仕方がないとは思うのですが、もしも「なす・ピーマン」などで食わず嫌いしているところがあったとしたら、ちょっと悲しいと思います。私も野菜は苦手なので、「苦手な人でも食べやすい味」を目指して、給食を作っています。ぜひ、給食で苦手な物への抵抗感をなくし、将来につなげてもらえればと、常々思っております。 ☆6月30日(金)の給食・コーンピラフ ・魚のパン粉焼き ・オニオンドレッシングサラダ ・洋風卵スープ 【 産 地 】 米:山形(つや姫) にんにく:青森 人参:千葉 豚ひき肉:北海道 豚レバーミンチ:国産 玉ねぎ:愛知 ホールコーン缶:アメリカ産 ピーマン:茨城 ホキ:ニュージーランド産 粉チーズ:ニュージーランド産 キャベツ:群馬 きゅうり:世田谷区 鶏ガラ:国産 小松菜:熊本 じゃが芋:茨城 鶏もも肉:北海道 卵:栃木 マッシュルーム缶:インドネシア産 【 今日 の 一言 】 今日はピラフを主食に、おかずに魚とサラダ、そして卵スープにしました。メインである「魚のパン粉焼き」は、去年の9月に出して以来の登場になります。 白身魚の「ホキ」に白ワインをふって、片面だけ衣を付けて焼きます。無理に両面に付けようとすると、身が崩れたり、焼き上がり後や配膳中に結局衣が剥がれ落ちてしまいます。衣は、オリーブオイルでにんにくを少し炒めてから、少しずつパン粉と混ぜていきます。パン粉にはあらかじめ塩・こしょう・粉バジルを混ぜておき、オリーブオイルとなじんだら、最後にダマをとった粉チーズを加えます。このにんにくとバジルの香りとチーズのコクをもったパン粉を魚に付けて、オーブンでこんがり焼いたら完成です!久しぶりに食べたらとても美味しい!食べた時の衣の「サクッ」とした食感も最高!去年はなかなか残菜が減らないおかずだったので、いつの間にか姿を消してしまいました。しかし、今年の砧中は魚もよく食べてくれるので、少し期待しています。洋風なメニューと合わせることができる貴重な魚料理で、ぜひみんなにも好きになってほしいなー。 ピラフは久しぶりのシンプルな「コーンピラフ」です。こちらも、去年コーンが苦手な生徒が多かったせいか、残菜も多く、いつの間にか姿を消してしまいましたが、今日久しぶりの登場です。おかずと合わせやすいよう薄味にしていますが、今回はコーンと玉ねぎの量を減らし、ひき肉の量とレバーミンチの割合を増やしているので、これだけでも美味しく食べることができました。 サラダは玉ねぎと粉辛子の風味を効かせたオニオンドレッシングサラダ、スープはふわふわ卵がとっても美味しい、ロリエとにんにくと鶏ガラのダシで作った「洋風卵スープ」です。 運動会が終わり、6月の中旬近くになってから欠席者が少しずつ増えてきて、そして期末考査が終わった今、サラダとスープの残菜が徐々に多くなってきており、昨日は10%を超えてしまいました。少し残念に思う気持ちもありますが、それでもお休みの人がいて、生徒も疲れが残っている時期であることを考えると、仕方がないと思います。また、残菜率を比べてみると、去年よりも少ないことは確かです。私たちも、毎日おいしくて安全な給食を生徒に届けられるように、1学期最後までしっかりがんばっていきたいです。 ☆6月29日(木)の給食・ご飯 ・とり肉のから揚げ(2) ・和風しらすサラダ ・小松菜と豆腐のみそ汁 【 産 地 】 米:山形(つや姫) 鶏もも肉:北海道 にんにく:青森 生姜:高知 キャベツ:群馬 人参:千葉 もやし:栃木 しらす干し:茨城 玉ねぎ:愛知 えのき:新潟 小松菜:熊本 油揚げ:アメリカ・カナダ原料 みそ:国産 豆腐:愛知・佐賀 白ごま:スーダン・パラグアイ産 【 今日 の 一言 】 今日は「とり肉のから揚げ」です!暑い、食欲がない、やる気が起きない、そんな時でもこの名前を聞いただけで「食べたい!」と思わせることができる人気メニューです。しかし、給食は子どもの成長のためにも、栄養バランスに厳しい基準が設定されております。1回に食べる肉の基準量も24gと、大変厳しいものです。そのため、「から揚げをお腹いっぱい食べさせる」というわけにはいきません。少しでも満足感が出るよう、今回もお肉屋さんに「1切れ30g」の小さめの肉を薄く広く切ってもらい、それを1人2個付けにするという精一杯の工夫をしました。 個数が倍になることで、衣を付ける、揚げる、配缶するという作業も倍になり、その分調理員さんの負担も増えます。そして今日はかなり暑く、危険な作業環境下にありました。熱中症に気をつけるため、みんなが水分補給できやすいよう協力してもらいながら、最後まで安全で丁寧な調理ができました。本当にありがとうございます! 肉には、酒・みりん・しょうゆ・おろしにんにくと生姜で下味を漬けています。衣はサクサクした揚がり具合になる「片栗粉」です。味見したら、「あー、おいしいっ!」と声に出してしまうほど!しっかりと味が染み込んだ肉と肉汁がたまらない、素晴らしい「から揚げ」になりました。この暑い中でも日頃からよく食べてくれているクラスを中心に、おまけも付けました。きっと生徒たちも喜んでくれたはず! 和風しらすサラダは、キャベツ・人参・もやし・しらすをボイルしてから冷却し、ドレッシングで和えました。暑いので、粉辛子の風味を効かせるようにしました。野菜のシャキシャキ感が気持ちよく、水分も取れます。さらに「しらす」の塩気とカルシウムで、熱中症予防と栄養にも貢献できます。最近サラダが残り気味ですが、これは今の季節だからこそ食べてもらいたいです。 みそ汁は、豆腐を多めに入れるので、今日は白みそよりも赤みそを多くした味付けにしてあります。これにより、水分を含む豆腐を入れた後でも、みその味をしっかりと感じやすくなります。小松菜などの緑黄色野菜も入っています。さらに、みそ汁を飲むことで水分と塩分の補給にもなります! しっかり給食を食べて、これからも暑さに負けないようにしてくださいね! ☆6月28日(水)の給食・セサミ揚げパン ・カラフルサラダ ・ポークシチュー 【 産 地 】 白すりごま:スーダン・パラグアイ産 人参:千葉 きゅうり:長野 ホールコーン:アメリカ産 キャベツ:群馬 赤・黄ピーマン:静岡 にんにく:青森 玉ねぎ:茨城 鶏ガラ:国産 豚肩ロース:岩手 ダイストマト缶:イタリア産 マッシュルーム缶:インドネシア産 ひよこ豆:アメリカ産 【 今日 の 一言 】 今日はとっても暑いです。給食室ではサラダを茹でるために大量のお湯を沸騰させている釜、鶏ガラ・野菜クズを煮出してスープをとっている釜、ひよこ豆を下茹でしている釜、揚げパンのために揚げ油を熱している釜と、熱源だらけで朝からすごく暑かったです。簡単に、冷房の力がかき消されてしまいます。そのため、今日はみんなで協力して、こまめに水分を取らないと危険な状況でした。私は、今も少しクラクラしています。 テスト最終日、いつもより10分早めでの給食時間でした。10分早まるだけで、いつもの工程が変わるので、給食室は大変ですが、調理員さんたちがスムーズに対応してくれました。テスト終わりで疲れた生徒たちに、甘くて美味しい揚げパンを無事に届けることができたので良かったです。 今日の揚げパンは、見た目は「きな粉揚げパン」のようですが、「きな粉」ではなく「すりごま」を使った「セサミ揚げパン」です。健康に役立つごまの栄養がたっぷりです。揚げパンは、揚げ時間に気をつけないと油を吸いすぎてしまいます。そうすると、「触れただけで油が手につく」「噛んだとき油がしたたる」などの、なんとも食欲を無くしてしまう揚げパンになってしまうので、1分程度で手早く揚げるのがコツです。もちろん、中心温度は80度以上であることも確認します。サクッ、ふわっと軽やかに揚がった揚げパンはとても美味しく、ごまの香りもして良かったです。ただ、甘さはもうちょっとあった方がいいと思ったので、次回は砂糖を1キロ増やします。 カラフルサラダは、赤・黄ピーマンを始めとした色とりどりの野菜を使っています。ドレッシングは、油・薄口しょうゆ・塩・酢・砂糖・粉からし・パプリカ・バジルなので色は薄く香りと酸味を効かせた「イタリアンドレッシング」のような感じにしています。暑い日なんかは、こういった味の方がサラダも進むと思います。 ポークシチューは、肉と野菜を炒めてから「ガラスープ」と「調味料」を加え、しっかりと煮込んでいきます。トマト缶もたくさん使うので、煮込むことでトマトの酸味がほのかに残りつつ、甘味とコクが前面に押し出されており、重層的な味わいになっています。さらに、今日は「ひよこ豆」も少量加えており、さらなる栄養価アップがされています。豆が苦手でも「少しだけなので気にせずに食べちゃえ!」と言えるくらい、主張は控えめです。 6月も残すところあと少し!テスト明けで疲れているかもだけど、栄養に配慮した給食をたくさん食べて、さらに元気になって、今週の残りもパワフルに活動してください! ☆6月23日(金)の給食本日は、廊下に飾っている給食の「サンプル」で写真を 撮っています。 【 メ ニ ュ ー 】 ・わかめご飯 ・サバのみぞれがけ ・にらもやしのごま風味 ・じゃが芋と豆腐のみそ汁 【 産 地 】 米:山形(つや姫) さば:欧州産 生姜:高知 大根:北海道 玉ねぎ:愛知 ねぎ:茨城 もやし:栃木 にら:栃木 じゃが芋:長崎 白ごま:スーダン・パラグアイ産 人参:千葉 えのき:新潟 豆腐:愛知・佐賀 わかめ:三陸 油揚げ:アメリカ・カナダ原料 みそ:国産 【 今日 の 一言 】 今週も今日で終わり!来週からいよいよ期末テストです。給食もお休みして、次回は6月28日(水)の「セサミ揚げパン」からになります。 テスト前、最後の給食ということで、「DHA」という栄養が多い「サバ」にしました!「DHA」は、脳の発達や集中力のアップに役立つと言われています。 「みぞれがけ」は、醤油・みりん・砂糖・塩・だし汁・すりおろした大根・玉ねぎ・ねぎを煮詰めて作っています。脂の多いサバやサンマには、よく「大根」おろしがつけ合わせられていることがありますね。これは、「大根」に含まれる酵素が、胃の中で消化吸収を助けてくれるようにしているためで、古くから伝わる「理にかなった食べ方」です。給食では、みぞれがけの全てを「大根」で作ってしまうと、苦味と辛味が強く出ることがあるので、加熱すると甘くなる「玉ねぎ」も加えて、食べやすい味になるよう工夫しています。 にらもやしのごま風味は、ごま油の香りと酢醤油がたまらない!みそ汁も、日本が誇る栄養満点の伝統料理です!「にら」とみそ汁の「わかめ」、しっかりよく噛むことで、脳に血流が届き、栄養が行き渡りやすくなります。 期末テストに向けて、給食室からみんなへの応援メニューです!6月の給食だよりにも、「徹夜はしない」「テスト開始時間を考えた起床時間について」など、生活上のアドバイスも入れてあります。食事も含めた土日の生活に気をつけながら、がんばってください! ☆6月22日(木)の給食・ご飯 ・キャベツの中華サラダ ・豆腐と野菜の中華煮 ・ぶどうゼリー 【 産 地 】 キャベツ:群馬 きゅうり:埼玉 人参:千葉 ハム:埼玉 白ごま:スーダン・パラグアイ産 にんにく:青森 生姜:高知 豚ひき肉:北海道 豚レバーミンチ:国産 豚肩ロース:青森 玉ねぎ:愛知 たけのこ水煮:福岡・熊本 干し椎茸:岩手 鶏ガラ:国産 むきえび:佐賀 いか:青森 豆腐:愛知・佐賀 万能ねぎ:福岡 うずら卵:愛知 チンゲンサイ:茨城 【 今日 の 一言 】 今日は豆腐・うずら卵・肉・魚介・野菜など、たくさんの食材が入った「豆腐と野菜の中華煮」です。元となったレシピは、5月にも出した「豆腐とエビのうま煮」です。 世田谷区では、学校給食の徹底した衛生管理のために、6月から9月まで「豆腐を大量に使った料理」は区のルールとして禁止されています。そこで、レシピから豆腐の量を減らし、卵・魚介・肉・野菜の量を調整し直してできたのが、この料理です。 味付けは変えていないので、調理員さんも栄養士も完成のイメージが共有できて作りやすかったです。にんにく・生姜と肉を炒め、野菜を加えていき、鶏ガラでとったスープを加え、塩・醤油・オイスターソース・豆板醤などで味付け、最後にごま油を加え、片栗粉でとろみを付けて完成です。豆板醤の適度なピリ辛感が、食欲をそそります。丼物と比べると、少し味が薄めなので、「おかず」として別盛りにしています。 いつも生徒が食べる前に「検食」をして給食の安全性などを確認してもらっている校長先生から、「ご飯にかけて食べる形にしても美味しいと思うよ」とご意見をもらいました。「でも、ご飯と一緒だとやっぱり味が薄めだよなー」「かといって、あんまり塩分増やしたくないよなー」とも思っていたのですが、考えてみると新しい「丼物」メニューが増えるのは心強いです。さらに、この料理は豆腐なども入っているので、栄養価的にも大変助かります。そこで、醤油・塩の量を増やすなどして調整し直し、9月以降に新メニュー「野菜の中華うま煮丼」として給食に出せたらと思っています。 (7月の給食に出そうと思っていたのですが、すでに「わかめご飯」と組み合わせて栄養価の調節をしてしまっていたので断念) 最近は学年、クラスによって欠席者が多く、「たくさん残ってしまいました。ごめんなさい。」と言われることが時々あります。残菜を気にしてもらえているという時点で、「食べ物を大切にする」「作ってくれた人への感謝」の気持ちがあるので、私は嬉しいです。こちらもできる限りみんなが食べやすいように、工夫していきたいです。生徒たちには給食をしっかり食べてさらに元気になってもらい、お休みの人は早く回復して登校できるようになってほしいです。 ☆6月21日(水)の給食・スパゲティナポリタンソース ・じゃがコーンサラダ ・フルーツヨーグルト 【 産 地 】 にんにく:青森 生姜:高知 豚ひき肉:北海道 豚レバーミンチ:国産 ウインナー:東京 大豆:北海道 玉ねぎ:愛知 エリンギ:長野 人参:千葉 鶏ガラ:国産 ピーマン:茨城 粉チーズ:ニュージーランド原料 じゃが芋:静岡 きゅうり:埼玉 キャベツ:長野 レモン:広島 ホールコーン缶:アメリカ産 みかん缶:国産 パイン缶:フィリピン産 黄桃缶:山形 【 今日 の 一言 】 今日はスパゲティです!ケチャップで和えた「スパゲティナポリタン」は、洋食屋さんでも定番の料理ですね。しかし、給食では「麺とソース」を和えてしまうと、生徒たちに届く頃には麺がさらに膨らんでしまい、味も均一になってしまいます。そのため、給食でスパゲティナポリタンを作ると、すごく残りやすいです。 今回の「ナポリタンソース」とは、「ナポリ風ソース」の意味であり、イタリアの港街の「ナポリ」を指します。にんにくを効かせたトマトベースのソースで、イタリア料理ではパスタだけでなく、魚や肉料理などにも使われるそうです。いつものスパゲティの形で、教室で「麺」を盛って「ソース」をかける方法で配膳をします。 味の評判は良かったのですが、ミートソースとは違い、サラサラした汁気の多いソースだったので、食べている時に「汁が服にはねやすい」「ソースだけが残ったらすくって食べづらい」などの問題があったようです。30分という給食時間を考えると、あまり意見が多く出てしまうこのソースについては、無理して今後出す必要はないのかもしれません。でも、今後はミートソースだけになってしまうのかなー…。 じゃがコーンサラダは、オリーブオイル・にんにく・マヨネーズ・レモン汁の入った特製ドレッシングがとても美味しかったです。フルーツヨーグルトも、調理員さんがヨーグルトを泡立て器でホイップしながら、4kgもの砂糖を綺麗に混ぜてくれたので、デザートとしてとても美味しく食べられました。 ☆6月20日(火)の給食・ホイコーロー丼 ・焙煎ごまサラダ ・にら玉スープ 【 産 地 】 米:山形(つや姫) にんにく:青森 生姜:高知 豚肩ロース:岩手 人参:千葉 キャベツ:長野 干し椎茸:岩手 鶏ガラ:国産 赤みそ:国産 ピーマン:茨城 もやし:栃木 きゅうり:世田谷 わかめ:三陸 白ごま:スーダン・パラグアイ産 鶏もも肉:北海道 豆腐:愛知・佐賀 にら:栃木 ねぎ:茨城 卵:栃木 【 今日 の 一言 】 今日は豆板醤のピリ辛感と赤みその味が効いたホイコーロー丼です。暑い季節は食欲が進みませんが、「豚肉」と「野菜」の「みそ炒め」など、みその味を効かせた料理は食欲をそそりますね! 最近、体調を崩している生徒が多いと聞いています。今日の給食で野菜・肉・ご飯をしっかり食べて、栄養をとってほしいです。来週はテストがありますが、その次は夏休みが待っています。あと少しです。給食に栄養をのせて、応援しています! 焙煎ごまサラダは、ごまをじっくりと空炒りして香りを出して、最後に野菜・ドレッシングと合わせます。わかめも入っており、健康に役立つ栄養が豊富な「ごま」・「海藻」がしっかり取れます!海藻サラダのようにさっぱりとしていて、暑い時でも食べやすいです! にら玉スープの卵は今日もフワフワ!豆腐の量をいつもより加減したので、塩味が感じやすく、飲みやすくなっています。 「旨味」や「コク」を感じる部分は、舌の奥側にあります。飲み込んだ時、スープ全体の旨味を感じて、とても美味しかったです! 今日はホイコーロー丼に使う「キャベツ」の廃棄部分が多く出てしまい、いつもより量が少なめになりました。配っている時に足りなくなるクラスが出ると思い、給食の時間に放送を流しました。生徒も先生たちもしっかりと聞いてくれていたようで、足りないと言ったクラスはありませんでした。給食への関心の高さ、とても嬉しく思います! ☆6月19日(月)の給食・ご飯 ・ししゃもフライ ・野菜の辛子醤油和え ・カレー肉じゃが 【 産 地 】 米:山形(つや姫) もやし:栃木 白菜:長野 人参:千葉 白ごま:スーダン・パラグアイ産 ししゃも:アイスランド→国内加工 生姜:高知 豚肩ロース:北海道 さやいんげん:千葉 玉ねぎ:愛知 じゃが芋:静岡 糸こんにゃく:群馬 【 今日 の 一言 】 今日は肉じゃがです。暑い日でも美味しく食べられるように、カレー味にしています。かつお節でとったダシ汁と醤油・砂糖で甘辛く煮込み、最後にカレー粉を入れています。ダシとスパイスという、「和」と「洋」の良いとこ取りの料理です。これまでも白ご飯と一緒にたくさん食べてくれていた献立なので、今日もしっかり食べて、今週を元気に乗り越えましょう! ししゃもフライは今日もサクサク!ししゃもは卵たっぷりなのでやわらかくてジューシー!簡単に骨ごと食べられるので、カルシウムもたっぷり! 野菜はもやし・白菜・人参・ほうれん草です。栄養たっぷりのほうれん草をたくさん使っており、調味料にも栄養豊富な「白ごま」と、スーッとした風味を与えてくれる「粉辛子」が入っています。 実はこの料理、なかなかのクセ者で、給食室で調味料を和えてすぐに「味見」をすると辛子の風味を良く感じます。しかし、調味料によって野菜から水分が出てくることで味が薄まってしまい、生徒たちが食べる頃には想定よりも薄味になってしまいます。そこで、今回は辛子の量をさらに増やしました。しかし、次回はさらに増やしてもいいと思うので、より高みの味を目指してチャレンジします! 今日もみんなが食べやすいように、色々と組み合わせ・細部にまで工夫をしてみました。先週金曜日の「タコライス・もずくスープ・メロン」では、残念ながら「もずくスープ」の残菜が多めでしたが、「どこかのクラスが半分以上残した」「他のメニューは食べているがもずくスープだけが異様に残った」といったことはありませんでした。やはり、この6月という時期は、生徒たちも疲れのたまりやすい時期。私たちも、「残菜率」だけに縛られずに、大切に食べてくれる生徒たちの姿に、しっかり目を向けていきたいと思います。 ☆6月16日(金)の給食・タコライス ・もずくスープ ・メロン 【 産 地 】 米:山形(つや姫) にんにく:青森 人参:千葉 豚ひき肉:北海道 豚レバーミンチ:国産 玉ねぎ:愛知 大豆:北海道 キャベツ:群馬 ダイスチーズ:オーストラリア・ニュージーランド産 トマト缶:イタリア産 たけのこ水煮:福岡・熊本 えのき:新潟 油揚げ:アメリカ・オランダ原料 豆腐:愛知・佐賀 ねぎ:茨城 もずく:沖縄 白ごま:スーダン・パラグアイ産 メロン:千葉 【 今日 の 一言 】 今日は沖縄発祥のタコライスです。去年も質問が来ましたが、海の「たこ」とは全く関係はありません。メキシコ料理「タコス」をご飯の上に乗せて、チーズ・キャベツを添えて食べる料理です。元々は海外発祥の料理を、日本でアレンジして独自の料理として生み出したのは、他にもいくつかあります。中華料理の八宝菜をご飯にかけて食べる中華丼も日本で生まれましたし、オムライス、スパゲティナポリタンなども日本発祥です。 そんなタコライスですが、去年は砧中で2回作りましたが、残菜はなかなか減らずでした。先日のジャージャー麺も、麺の上に盛り付ける「きゅうり・もやし」だけが多く残って返ってきたので、今日のタコライスの「茹でキャベツ」もそうなりそうだなー…と、朝から不安が消えませんでした。多く返ってくると、やっぱり汗水流して作ってくれた調理員さんに申し訳ない。オーブン・釜・炊飯器・お湯、熱源が多い給食室は冷房の力がかき消されてしまい、本当に暑いんです。 もずくスープも、去年生徒から「美味しいんだけど見た目が黒いから、クラスの人たちはおかわりしなかった。」とストレートな情報をもらいました。今回はもずくの量を減らしてできる限り見た目に気を遣いましたが、せめてもう少し、食べる人たちからも歩み寄ってくれないかなー…。 昨日の「じゃが芋の金平炒め」の残菜が10%超えだったのを引きずっているようで、今日は暗い気持ちが消えませんでした。そこで、給食時間に放送を流しました。 『今は運動会が終わって、暑くなってきて、食欲が湧かない時期なので、当然完食は難しいと思います。でも、昨日の金平炒めのように、半分近くも残ってしまった物を見つけたときは、クラスでも「さすがに多いな。せめてもう少し減らそうか。」という気持ちをもってもらえると嬉しいです。みんなの力を、あとほんの少しだけ、借してください。』 こういった放送は、食べることを強要してしまったり、食の細い子が無理をしてしまったりなどが起きないように、言葉にものすごく気をつけます。みんなが無理をせず楽しい給食時間を過ごし、ちょっと気にしてもらえたらという、給食室の意図を汲み取ってもらえたら嬉しいです! ☆6月15日(木)の給食・ご飯 ・鮭の塩焼き ・じゃが芋の金平炒め ・かき玉汁 【 産 地 】 米:山形(つや姫) 鮭:チリ産 人参:茨城 豚肩ロース:北海道 白ごま:スーダン・パラグアイ ごぼう:青森 糸こんにゃく:群馬 じゃが芋:静岡 鶏もも肉:北海道 えのき:新潟 小松菜:茨城 豆腐:愛知・佐賀 ねぎ:茨城 卵:栃木 【 今日 の 一言 】 今日は砧中の誇る和食の定番メニュー「ご飯・鮭の塩焼き・金平炒め・汁物」です。白ご飯と鮭の組み合わせは生徒たちにもしっかり浸透したようで、この組み合わせで出せばどちらも残菜は少なく、よく食べてくれます。1年前、鮭がたくさん残っていたのがウソのようです!やはり、この食べ合わせが美味しいということは、日本人の私たちの記憶に古くから根付いているような気がします。 さあ、今日の問題は「金平炒め」!じゃが芋を素揚げし、油のコクとホクホク感がプラスされ、それを肉・野菜と一緒に炒め合わせて金平として仕上げる!江東区では大人気のレシピなのですが、この砧中学校では苦戦しております。昨年度の冬頃は調子が良かったのですが、ちょっと残菜が増えて元に戻ってしまった感があります。 できれば、1年中いつでも大人気なレシピにしたい!ということで、今日は金平に加える唐辛子粉の量を前回よりも増やしました。以前も、「食べない。新たに唐辛子を加えてみよう!」「まだ食べない。唐辛子をもう少し増やしてみよう!」と何回もレシピ改良にチャレンジしていますが、結果に届かず…。そこで今回は、辛い風味をしっかり感じれるようになるまで思い切って増やしました! 味見したら「…美味しい!今までと違う!これならいけるんじゃないか!?」と思い、期待と不安で給食時間を過ごし、13時過ぎに教室からワゴンが返って来て、いざ残菜とご対面!! すると、これまで全体的に残っていたのが、3年生を中心にほとんど食べてくれていました!でも、2年生の一部のクラスから1年生へと移るごとに、だんだん食缶の半分近くが返ってくるようになり…。何とも言えない結果でした。でも、1年生以外は良く食べてくれていたので、レシピの改良は成功と言えるでしょう。きっと1年生ももう少し体が大きくなれば、食べてくれるようになるはず!まだまだ鮭とご飯で満ち足りてしまい、金平までは食べきれないんだろうなと思うので、次回は1年生だけちょっと量を減らそうかなと思います。本当は、「サラダ」とか「和え物」にした方がいいのかもしれないけど、それだと中学生の栄養価に全く届かなくなってしまうんです(泣)できる限りの調整はするので、みんなもがんばってね! |
|