今回は、ARを使って、太陽系の広がりを実感してもらう実習を行いました。あらかじめ作成しておいたARモデルでは、太陽系を100億分の1の大きさに配置しています。中庭のちょうどよい場所で起動し、太陽から順に歩いていって、8個の惑星を探してもらうという活動です。ただ、大きさも100億分の1にすると、一番小さい水星では直径0.5mm、距離は一番遠い海王星は450mになるため、探すのも一苦労(敷地内では、火星までが限界です)。今回は、太陽系の大きさを実感することが目的だったので、実際に歩いて探し、その距離感に対する理解が深まったようです。
また、今回は望遠鏡を外に出して、太陽黒点の観察も同時にできるようにしました。天候に恵まれ、太陽活動にも恵まれ、大小2つの黒点を太陽投影板に映し出しました。こちらのまとめは次回行います。