おすすめの1冊 No.417
1856年の7月19日、ドイツのデュッセルドルフ郊外のネアンデルタールで、旧石器中期のものとみられる人骨が発見されました。地名にちなみ「ネアンデルタール人」と名付けられました。
今日のおすすめの1冊は。。。 『ネアンデルタール人 奇跡の再発見』 小野昭(著) / 朝日新聞出版 ネアンデルタール人の人骨化石ですが、19世紀の産業革命期の石灰岩採掘により、考古学や人類学にとって非常に重要となる「出土地点」が不明になっていました。出土地点の再発見は幾度となく試みられたのですが、誰も果たすことができずにいました。しかし、発見から143年を経て、奇跡的に地点が特定されました。「再発見」をめぐる研究者たちの熱い物語です。 |
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