おすすめの1冊 No.489
12月16日は「紙の記念日」
1875年のきょう、渋沢栄一が民間企業として独立させた抄紙会社(旧大蔵省紙幣寮)の工場で営業運転が開始されました。 今日のおすすめの1冊は。。。 『紙の動物園』 ケン・リュウ(著)/ 古沢嘉通(訳)/ 早川書房 全15編を収録したSF短編集。 『紙の動物園』は、アメリカ人の父親と中国人の母親の間に生まれた息子が主人公の話です。息子は、いつまでも片言の英語しか話せず欧米人の生活に馴染まない母を疎ましく思うようになります。しかしある日、亡くなった母が残した折り紙の虎がボロボロになった姿で現れ…。 |
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