授業力向上への取り組み(1) 一方的な説明に陥っていないか。 (2) 計画的に生徒を指名できているか。 (3) 考える工夫がされた板書になっているか。 (4) 作業・活動のルールが徹底できているか。 (5) わからない生徒への配慮はあるか。 これ以外にも見直しポイントはありますが、改めてご指摘いただいた授業については、教科担任と授業全体を分析し、どの点から改善すべきかを確認してまいります。授業計画は「導入」「展開」「まとめ」が基本です。「導入」は「まとめ」に向けての伏線でもあり、決して「雑談」ではありません。計算された「導入」「展開」が、生徒の理解を深める「まとめ」へと繋がります(ちなみに『富岳の眺め』もこの三段階を踏まえています)。 授業規律については、毎年学校関係者評価で高い評価を受けてまいりました。それは絶えず授業を振り返り、改善すべき点は早急に見直していくことで維持されるものです。今回のご指摘を受けて、教員同士、教科の枠を越えてお互い観察する中で、課題を共有していきたいと考えています。 また、教員の言葉遣いについてのご指摘もありました。生徒たちの言語環境は大人の影響を大きく受けます。言葉には品性が必要です。相手を尊重する姿勢こそが、言葉の品性を高めていきます。言葉かけも授業力向上の鍵であり、教職員間での共通理解を図ってまいります。 |
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