フラットな関係性の中で8月末の修学旅行に向けて、課題を整理して一つひとつ解決を図っています。やはり最重要課題は感染症予防のために何をどこまで規制するかです。ここまで対策すれば安全という段階は人によって温度差があります。そのギャップをどう埋めていくのか、簡単には答えは見つかりません。だからこそ教員も一緒に話し合いに参加し、生徒と共に悩み考え抜いています。ここには人生経験のある教員が生徒に正解を教えていくという関係は存在しません。何が正解かわからないからこそ、それぞれの考えを出し合い、徹底的に議論を深めるしかありません。 コロナ下にあって、これまでの学校教育の枠組みを越えて、生徒と教員が共に英知を結集して問題解決を図る風土が醸成されてきたのかもしれません。 1年生の移動教室も当初の計画通り1泊2日の宿泊行事として実施することになりました。この3学年の取り組みを砧中の一つのモデルとして、生徒と教員のフラットな関係性で問題解決が図られることを期待しています。 |
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