より深く考える学年の教員がそれぞれの専門(得意)分野を分担して、教員がローテーションしながら各学級で授業を行います。 ある学級では「天動説」や「地動説」に触れながら、今は当たり前とされていることが、歴史的には決して当たり前ではなかった事例を学習していました。出典は『君たちはどう生きるか』。あらゆる事象に「なぜ?」と問いかけながら、自分とは何か、これからどう生きるべきかについて考えていました。 またある学級では、新聞記事を読みながら、記事の構成や配列、新聞によって情報発信の仕方が異なることに気づくことができるよう、読み比べを行っていました。メディア情報はあくまでも誰かによって加工されたもの。全てを鵜呑みにするのではなく、複数の情報を調べる必要があることを学びました。 そしてある学級ではアサーション・トレーニングを行っていました。自己表現の仕方によって相手を攻撃することもできれば、相手に安心感を与えることもできます。表現方法を学ぶことで円滑な人間関係の構築を目指します。他人への誹謗中傷が蔓延する現在だからこそ考えたいテーマです。 砧中学校では様々な場面を通じて、生徒も教員もより深く考える活動機会を設けています。 |
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