I組社会科歴史。1886年に起きた「ノルマントン号事件」について、ロイロノートを使っての対話的な学習です。和歌山県潮岬沖でイギリスの貨物船「ノルマントン号」が沈没しました。しかしイギリス人船長は、乗組員だった日本人を助けることをしませんでした。日本人全員が犠牲となったこの事件は、当時日本は「治外法権」を認めていたため、日本で裁くことができなかったのです。明治時代の条約改正に向けての動きを知る上で、重要な位置付けとなっている事件ですね。
生徒たちは自分の考えをロイロノートで送信して、クラス全体で共有しています。自宅から参加の生徒の意見も届きました。複雑な国際関係を、一つの事件を通して読み解いています。