全校朝礼校長講話を紹介します。 昨日の都立合格発表で一つの節目を迎えました。 1.2年生は新聞等で都立の入試問題を見た人も多いと思いますが分量の多さに圧倒されたと思います。3年生も1,2年生のときはそう思ったと思います。 これは、部活動でもいえることだと思います。1,2年生の時には3年生のレベルのすごさに圧倒されて、2年後にそのレベルに到達できるか不安になります。それでも2年後にはしっかりとそのレベルに到達できています。もちろん地道な練習やとりくみがあってのことですが。 砧中の毎日の朝読書、3年間で相当な分量の文章を読んだことになります。そして、入試問題の文章量にも十分手が届くレベルになった自分に気づきます。 3年生に向けて、修学旅行中止の決定の考え方について二つ説明させていただきます。 1 先の予測はしない キャンセル料が発生する2月17日の段階での感染状況から判断しました。3月には感染者が減るだろうという無責任な予想や希望的観測はしないということです。台風や大雪の時に2時間遅れの判断を前日に出すことも、当日の朝では混乱を招くという考えと同じです。予測は外れることもありますが、専門家の予報を根拠にしてきました。 2 保護者のアンケートは実施しない アンケートをとれば7:3で行きたいとなるかもしれません。しかし、それは7割の保護者の方に責任を押し付けることになります。多数決は何かの決定で手段としては大事なことですが、多数決が10:0にはならないと思っていましたから、多数決にはしない。皆さんの声を聴いた上で、校長の責任で決めました。 砧中では常に途中経過をお示ししてきました。修学旅行中止の責任は校長にあります。 3月は学年の総まとめの月です。これから各学年での日帰りの校外学習や球技大会など学年総仕上げの行事を実施していきたいと思います。 |
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