「ぼっち」って恥ずかしいこと?
生徒のみなさんと話をしていると、友だち関係での悩みを数多く聞きます。友だちのペースに合わせることに疲れたとか、最近嫌われているのではないかと不安だとか。中学生の時期は友だちとの距離の取り方について考えざるを得なくなります。
悩むくらいなら、ここで思い切って友だちをつくらずに、一人になってみるという解決策はどうでしょうか? いやいや、それは絶対に無理、という声が聞こえてきそうですね。本当に無理でしょうか?無理と思ってしまうのは、学級の中で一人ぼっちでいる自分に耐えられなくなるからではないでしょうか。周囲からそんな自分がどう見られているか心細くなるからかもしれませんね。 でも世の中に目を向けてみると、まさに「ぼっち」ブームです。一人ぼっちでの散歩の良さや、ソロキャンプなんかも流行っています。昼休みには誰かと「つるむ」ことなく、一人で読書に没頭している姿もかっこ良く見えますね。そうです、時代はまさに「ぼっち」を賞賛しているのです。 2学期末の終業式までに「友だち」や「ぼっち」について少し考えてみませんか?ちなみにテレビタレントのタモリさんは「友だちがゼロでもいいじゃないか」と言っていますよ。 校長 建部 豊 ![]() ![]() |
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