『お知らせ・TOPICS』のコーナーでは、「今日のできごと」や「おしらせ」など更新された順に砧中の生徒や教育活動の様子を紹介しております。

【検討過程】修学旅行の方向性について

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感染拡大の中で、砧中学校では今後予定されている行事の実施可否については、現在その業務の担当者が情報収集に努め、方向性を探っているところです。そして会議等にかけ、議論を重ねて最終的に決定をしていきます。検討の経過はホームページ等を通じて随時お知らせすることで、生徒や保護者、地域関係者(学校運営委員会など)の皆様からのご意見を伺い、判断することになっています。

現在最優先で検討している行事が「修学旅行実施の可否」についてです。

東京都内の「まん延防止等重点措置」は2月13日(日)までとされています。この措置が延長された場合でも、世田谷区の方針では感染症予防対策を十分に講じることで実施が認められています。しかし緊急事態宣言に切り替わった場合は、宿泊行事は中止となり、日帰りの代替行事を検討することになります(昨年度のケースです)。

今、私たちが頭を悩ませているのは、「まん延防止等重点措置」だから実施、「緊急事態宣言」だから中止・代替という判断でよいのだろうか、という問題意識です。その「措置」や「宣言」の根拠となるのはあくまでも病床使用率確保の観点からです。つまり医療体制が維持できるかどうかを基準として「措置」と「宣言」に分かれるのです。そこには生徒の感染に関して「安全」と言い切れる基準は存在しません。医療体制維持の基準を宿泊行事の「実施」か「中止」の基準に適用しているわけですから、その事を十分に踏まえて議論をしていかなければならないと考えています。

私たち教職員は授業などを通じて、生徒に自ら考えて、判断し、行動していくことの大切さを伝えています。それこそが世田谷区が進めている「探究的な学び」であり、砧中学校が目指す「自立した個」の育成です。しかし私たちは生徒の前に立つ大人の代表として、まさに自分たちが自ら考えて判断しているのかを常に問い続けなければならないと思っています。今回の修学旅行実施可否の判断についても、「措置」だから「実施」、「宣言」だから「中止」という機械的な判断ではなく、今砧中学校の生徒を守るためには、砧中学校としての実情を踏まえて、どう考えて、判断するかを明確にしなければならないと考えています。

3年生の受験が続いている中での問題提起となってしまいましたが、今、この段階から共に考えていかなければならないと思い、本日ホームページに掲載いたしました。引き続き、生徒たちとも話し合い、保護者や地域の皆様からのご意見も頂戴しながら、砧中学校としての方向性を探ってまいります。

校長 建部 豊
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