『富岳の眺め』 No.162【本能寺の変】左欄「カテゴリ」から「校長室より」を開いてください。 緊急事態宣言延長を受けて2月7日に宣言解除となれば、感染症対策を徹底して実施の方向で準備をしていました。宣言が解除されるということは、すぐには再発令の可能性は少ないとの予測から、実施に向けての動きを本格化させる予定でした。しかし、残念ながら延長が発表され、3月12日前の3月7日までとはいえ、再延長の可能性も否定できないと判断しました。文部科学省の通知では、緊急事態宣言下の自治体での宿泊行事については、次年度への持ち越し(3年生では不可能)か日帰り旅行への振り替えなどの例示があります。予定通り実施するためには十分な状況の見極め、つまり感染症収束の一定の判断の上での実施が必要となります。 そこで改めて当初修学旅行を予定していた昨年5月の都内感染者数との比較を行ったところ、当時は80〜90人と100人を下回っていたことを改めて確認しました。いつの間にか私たちの意識の中で、500〜700人は少なくなったと見る傾向にあることを気づかされました。たとえ3月7日に宣言解除されたとしても(都内は500人以下が目安)、決して安心できる数字ではないと考え、収束の見極めには程遠いとの判断に至りました。また決定を引き延ばすことはキャンセル料が発生し、ご家庭への経済的負担を前提とする決定の引き延ばしを避けたいということも、この時点での中止判断の理由でした。 合唱コンクール、百人一首大会に続き、3学期に入って学校行事中止の判断が続き、心苦しく思っております。3年生の進路実現と安全安心な卒業式挙行を最優先として今回の判断に至りましたこと、ご理解いただきますようお願い申し上げます。 一方で生徒たちからは、合唱コンクールや修学旅行の代案が提案されています。生徒たちの自治活動を尊重する上でも、この提案をしっかりと受けとめて、条件整備をしていくことも教職員の役割と考えています。 様々な学習機会が失われた今年度。しかし何年か後に振り返った時、令和2年度が砧中学校における「生徒の自治活動元年」と代々語り継がれるような年度となれば、と心から願っています。 校長 建部 豊 松の木の伐採副校長 廣田 桂子 担任ローテーション週間
今週から行っている担任ローテーションについてご報告します。
今までは担任が行っていた朝学活・給食・終学活・清掃の指導を、副担任も含めた1学年の教員で行っています。学活や道徳は今まで通り担任が行います。また、1週間に1回は担任が本来のクラスに戻ります。 これは、来年度に向けて、授業以外の場面で、1学年の生徒と教員が互いに理解を深めることを目的としています。また、今までの学年・クラスの取り組みを振り返り、より良くしていくためでもあります。 数日実施して、授業では見られないクラスの雰囲気や、給食当番や清掃等で活躍する生徒の姿など新たな発見がありました。このことは、4月からの新たな学級づくりに向けて、学年の教員が生徒一人一人を理解する一助となっています。また、生徒たちにも良い緊張感が生まれているようです。 今回の取り組みは2月24日までの予定となっております。ご心配なことやお気づきのことがございましたら、いつでもご連絡ください。 1学年主任 泉美恵子 社会授業研究 民俗学のすすめ第三学年社会科担当 平田正幸 |
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