学校行事実施の判断基準について砧中学校の三大行事として、代々受け継がれてきた合唱コンクールと百人一首大会を中止するという判断には、それに見合うだけの十分な説明責任が必要です。校内放送での説明と合わせて、ホームページにおいても詳細をお伝えすへきと考え、本日掲載しました。 一方で、今回の決定はコンクールや大会としての実施はしないということであり、合唱や百人一首そのものを行わないということではありません。3年生の学級委員会からは、1・2年生へ向けての合唱としてのメッセージを贈りたいと提案されています。またI組では学習の一環として百人一首の活動が行われています。来年度に向けて、合唱や百人一首の灯を絶やさないために、既に音楽や日本語の授業において練習が始まっています。 なお、修学旅行実施の可否については、緊急事態宣言の動向を注視しながら今週中に判断する予定です。判断の基準は先述した「安全に実施できます」と説明できる根拠の有無となります。引き続き、議論を継続しその透明化を図るため、随時お知らせをしてまいります。 校長 建部 豊 社会授業研究 過去からの伝言石碑の碑文には 【私はここから見る田子の浦の富士山が一番美しいと思う。この碑文を読む後世の人よ、そう思いませんか? 尾張藩藩医 柴田景浩】と書いてありました。その光景が写真です。写真左の三角形の石碑が望嶽の碑。 さて、皆さんは柴田藩医の問いかけにどう答えますか?(修学旅行で京都へ行く際には三島駅を通過してしばらく経ったところで見える景色です。奈良時代の万葉集に掲載されている【田子の浦にうちいでてみれば白妙の 富士の高嶺に雪は降りつつ】も、ほぼこの光景かと思われます) 第三学年社会科担当 平田正幸 『富岳の眺め』 No.161【100万人の声】左欄「カテゴリ」から「校長室より」を選んでください。また記事内で紹介した歌をお聞きになる場合は「ホテル・ルワンダ」「エンディング曲」で検索してください。 I組生徒・保護者の皆様へそこで会場の様子を動画撮影し、ご家庭からでもご覧いただけるよう準備をしてきました。本日夕刻I組の保護者メールに動画へのリンクを貼り付けて送信いたします。通常学級の保護者の皆様にもご覧いただきたいところですが、他校の生徒作品との関係もあり、ホームページではご案内のみとさせていただきます。 I組1年担任 米川 慧 区教委からの依頼1月7日に通知しておりますが、家庭内で体調不良及び新型コロナウイルス感染症のPCR検査結果判明前の濃厚接触者がいる場合には、感染症予防のため本人の体調にかかわらず、登校を控えていただきますようご協力をお願いします。 『富岳の眺め』 No.160【未知なる道へ】左欄「カテゴリ」から「校長室より」を選んでください。 学校関係者評価を受けて今回の評価において「学習面」と「生活指導面」で、昨年度より評価が下がっているとの報告を受けました。 両面とも保護者からの評価が厳しいものとなっています。その要因として「学習面」では、休校期間中や出席できない生徒に対してオンラインを通じた学習機会を十分に確保できなかった点があると考えています。また「生活指導面」では、三者面談等でもご指摘いただきましたが授業規律の緩みがあります。もちろんこの課題はそのまま「学習面」の評価低下にも影響していると考えられます。 今後、この評価結果を詳細に分析して、早急に改善を図ってまいります。まずはオンライン学習を積極的に導入し、出席できない生徒の不安解消に努めます。授業規律については、授業中の安易な「いじり」や「ツッコミ」が「冷やかし」や「からかい」に繋がっていることを全教科担任が認識し、他者の意見を尊重する環境醸成を図ります。さらには生徒との個別面談の機会を増やし、改めて授業ルールの確認を行います。 今回の評価結果を校長として重く受け止め、生徒・保護者・地域関係者の信頼を得られるよう、全教職員体制で取り組んでまいります。 校長 建部 豊 『富岳の眺め』 No.159【時刻表を読む】左欄「カテゴリ」から「校長室より」を選んでください。 2年生校外学習 延期日程について緊急事態宣言下での1月実施を見送り、3月延期で調整を進めてきました。日程確定のために校外学習実行委員でもある学級委員会に意見を求めました。学級委員会からは3月上旬は期末考査直後ということで、準備期間が十分に確保できない、との意見が出されました。また現時点では3月19日(金)に予定されている卒業式での在校生出席が未定ですが、在校生代表としての2年生の役割は重要だという考え方から、卒業式前の3月中旬もできれば避けたいとの意向でした。それらの意見を踏まえて旅行会社とも調整をし、またPTA学年委員会へも諮り、3月23日(火)で準備を進めることが決定しました。 今回の日程変更決定にあたっては、生徒たちの意見が反映されることになりました。学校における様々な意思決定は、これまで職員会議を中心に校長が決定するという仕組みがとられてきました。しかし意思決定までの議論には多角的な視点が必要と考えています。教職員の立場からだけではなく、生徒や保護者、地域の協力者など多様な考え方を話し合いの俎上に載せることで、コンセンサスも得られやすくなります。更に最も重要なことは、意思決定に参画した生徒たちが、当事者として責任を持って取り組むようになることです。 砧中学校では2年前の生徒会本部役員から提案された運動会後のイベント開催提案を機に、生徒による自治活動を推進しています。今回の2年生の意思決定参画は、今後の教育活動にも大きな効果をもたらすものと考えています。昨日はその決定を受けて、2年生の班別学習が行われました。生徒たちの活発なやり取りを見ながら、その堂々とした議論の展開を頼もしく感じました。 校長 建部 豊 2学年主任 鈴木 勝 区生徒作品展覧会 動画配信します今年度、外出に制約がある中で、少しでも会場の雰囲気を感じていただければと教科担当と教務部で企画いたしました。ご覧いただければ幸いに存じます。 ※ 期間限定での配信となります。公開期間は展覧会会期中の1月17日(日)までとなります。 社会科授業研究 小正月の民俗行事
1月15日は【小正月】として、正月飾り・書き初めを焼く【どんど焼き】などの行事が古くから行われてきました。
特筆すべき点はこれらの行事が、村の子どもたち主体で行われてきたことかと思います。神奈川県の秦野市や箱根町などでは、今でも1月14日から、村の道祖神周囲に祭ってある石(鎌倉〜室町時代頃の五輪塔などが多い)を子どもたちが各家に売り歩く。(15日に回収する。売上は子どもたちで分ける)各家ではお供え物をして一年の無病息災を祈る習慣や、小学校六年生を中心に、村の道祖神を祭り、手製のお札を売ったり、各家を回りお祓い(アクマパライという)を行ったりする民俗行事が残っています。小正月の行事を取り仕切ることを通じ、子どもたちの自立や自治を促し、同時に道祖神の供養や小遣い銭(お年玉)も解決する(一石三鳥の)村の知恵だったと考えられます。 現在の【成人式】もこういった小正月の行事がルーツかと思います。皆さんの住む世田谷区にもこのような小正月の行事があるものと思います。保護者や地域の方に尋ねてみてはいかがでしょうか。 第三学年社会科担当 平田正幸 『富岳の眺め』 No.158【その犬の名は】左欄「カテゴリ」から「校長室より」を開いてください。なお、記事の最後の由来を知りたい方は、右欄上の「検索」に「パトラッシュ」と入力して「年度内」と「すべて」から「すべて」を選んで検索してください。過去の記事と余録がご覧になれます。 令和2年度 体罰調査に関する報告アンケートから「体罰がある」または「体罰を見たり聞いたことがある」とした回答が6件ありました。その6件について管理職より生徒からの聞き取り調査を再度行いました。 その結果、ほとんどの訴えが他の生徒と教員の関係を心配する声でした。教員の他の生徒に対する言動を見聞きし、それを心配しての訴えでした。それを受けて、改めて名前のわかった当該の生徒からも事実確認を行いました。 今回見えてきたのは、生徒と教員の関係の中で、ふざけ合ったり冗談を言い合ったりしたことが、それを見聞きした生徒には、行き過ぎた指導と受けとられているというものでした。当該の生徒は問題とは思わなかったとしても、周囲の生徒に不快感を与えた事実は事実として、学校としてしっかりと受けとめる必要があります。今回名前の上がった教員とはヒアリングを継続し、生徒との関わり方について改めて指導してまいります。 この体罰調査に関しては、平成30年度調査で生徒からの36件の相談がありました。生徒から聞き取りを行う中で、その多くが部活動での教員・コーチによる不適切な言動でした。更には平成29年度調査で訴えたにも関わらず、一向に改善されていないという厳しい批判もありました。本校ではそれを生徒・保護者と学校の信頼関係における危機的状況ととらえ、PTA役員会や学校運営委員会、学校協議会の場で、生徒からの声を含めた実情を報告するとともに、教職員の意識改革を進めてまいりました。 生徒にとっては身近な大人である教職員の言動は、子どもたちの言語環境へも大きな影響を及ぼします。「親しき仲にも礼儀あり」の言葉どおり、お互いを尊重する姿勢こそが円滑なコミュニケーションの基盤となります。生徒たちが教職員の言動に不安を覚えることなく、信頼関係が醸成できるようにするため、今回の調査結果をホームページ上でご報告し、課題解決に取り組んでまいります。 校長 建部 豊 副校長 廣田 桂子 土日祝日の情報発信についてこの期間、ご家庭でも外出を控えておられると存じます。砧中学校では土日祝日もリモートにより、学校の考え方や会議等での検討過程を随時ホームページに掲載してまいります。『富岳の眺め』も継続します。 本校の基本方針は「学校の透明化」にあります。学校公開とホームページの情報発信を通じて、学校の組織としてのプラス面もマイナス面もオープンにしてまいりました。また各記事に署名を入れることで、その記事への責任を明確にしています。透明化を図ることこそ学校への信頼に繋がると確信しています。学校公開をしばらく見合わせる中で、ホームページの役割は更に増していると考えています。お時間がありましたら、ホームページを開いていただければ幸いに存じます。 校長 建部 豊 2年生 校外学習の延期について緊急事態宣言発令下での実施は困難と判断した上で、来年度の修学旅行に向けての班別学習・班別行動にとっては重要な学校行事であると認識しています。そのため、3月実施で再度調整・検討に入ります。 3月の日程については、上旬・中旬・下旬の3案を考えています。改めてPTA学年委員会、生徒の学級委員会へ諮りながら、最終的な日程を決定します。 なお、来週より随時コース計画などの班別学習活動を取り入れていきます。先行き不透明ではありますが、実施の方向で準備を進めてまいります。ご理解・ご協力をよろしくお願い申し上げます。 校長 建部 豊 2年学年主任 鈴木 勝 ※ 3年生修学旅行については、2月上旬に実施の可否を判断する予定です。 第2回 家庭教育学級開催のお知らせの訂正について
1月23日に開催予定の家庭教育学級のお知らせに誤りがありました。
児童は正しくは生徒です。お詫びして訂正いたします。(副校長) 教職員の勤務についてまた警備スタッフが22時まで玄関受付におりますが、校内巡視等で不在になる場合もあります。緊急の連絡につきましては、ロイロノートもご活用ください。 なお、土日祝日についても部活動を行わないため、教職員の出勤抑制をしております。連絡等でご不便をおかけいたします。教職員の感染症予防の趣旨をご理解の上、ご協力をお願い申し上げます。 校長 建部 豊 剣道部 稽古始め【兼 鏡開き】顧問 平田正幸 『富岳の眺め』 No.157【新春に想う】左欄「最新の更新」をご覧ください。過去の記事を読まれる場合は、左欄「カテゴリ」から「校長室より」を開いてください。 |
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