「話す力」を育むために 〜 高校入試スピーキングテストに向けて![]() ![]() 英語の「話す力」育成はとても大切なことです。しかし私たちが懸念しているのは、テストで得点するための学習に陥らないか、ということです。会話とは拡散するものです。様々な表現を使いながら相手に伝え、また相手の言葉を受けとめるものです。多少の言葉の選択を間違えても、まずは身振り手振りで相手に伝えようとする意欲が前提となります。時には言葉ではなく、笑顔や頷きなどの非言語も用いることも必要でしょう。 しかしテストとなるとそうはいきません。より正しい表現をしようと思えば思うほど、会話が拡散ではなく収束していく可能性があります。また正しい表現を使わなくてはと思うあまり、会話を楽しむ余裕が失われるかもしれません。 スピーキングテストの導入は既定路線です。しかしあまりにもテスト対策にこだわり過ぎると、正解不正解だけを求める会話学習となってしまいます。それこそ「話す力」育成の目的からは大きく逸れてしまいます。 砧中学校では、まず自然な英会話の機会を設けて、生徒たちがネイティブの先生とフランクなコミュニケーションをとれるよう取り組みを始めることにしました。まずは会話のハードルを下げること。多少言い間違えても気にせずに、伝えようとする意欲を喚起していきたいと思います。 そのため12月からはALTと連携して、昼休みに外国のボードゲームを使った遊びを通じて、自然なコミュニケーションがとれるよう、英語科教員だけでなく、全校体制で取り組むこととしました。感染症対策もあるため、学年ごとに指定日を設けて、興味関心のある生徒が自主的に参加できるよう企画しています。まずは会話へのハードルを下げることで「話す力」を育む基盤となればと願っています。 もちろん、授業においてはテスト対策としての「話す力」育成にも努めていきます。授業は公的な場、昼休みの活動は私的な場、この公私のバランスの中で、生徒が着実に「話す力」が身に付けられるよう、計画的に取り組んでまいります。 12月からの新たな取り組みの詳細は、追ってお知らせいたします。 校長 建部 豊 砧中学校 英語科 眠れない夜に![]() ![]() 先日ある会合で脳科学の専門家である東京大学の池谷裕二教授のアドバイスを聞く機会がありました。結論を申し上げると、寝つけない時も焦る必要は全くないということでした。パジャマを着て布団に入る、もし寝つけなくても目を閉じて静かにしておく、それだけで脳は十分休養しているということです。逆に焦るあまり、起き出して勉強を始めたりしない方がいいということも話されていました。スマホを操作したり、テレビやパソコンの画面を見ることは、脳の休養にならないばかりか、さらに疲労を翌日に持ち越してしまうそうです。 まずは寝る準備をして布団に入りましょう。そしてなかなか眠れなくても、焦ることなく大きく深呼吸でもしてみてはどうでしょう。自分の脳を信じて、静かに目を閉じていれば、それだけでしっかりと休養をとったことになります。もちろん熟睡できれば気持ちがいいと思いますが、目を閉じている間に、うつらうつらすることも睡眠には変わりありません。 焦らずゆったりと、が脳の休養には一番なのかもしれませんね。 校長 建部 豊 『富岳の眺め』No.202【考えれば考えるほど】![]() ![]() 左欄「カテゴリ」の「校長室より」を開いてください。 また左欄「カテゴリ」の「コラム」と、前回のNo.201も併せてお読みいただければ幸いです。 都駅伝大会、終了!![]() ![]() 砧中学校も無事に全員が襷を繋いでゴールすることができました。 62人という大集団の中で飲み込まれずに自分の走りをしてくれた1区、遠くても前を見続けて距離を詰めてくれた2〜5区、みんなの想いを背負い怒涛のラストスパートをかけて走り抜いてくれた6区、そして、走る選手が自分の走りに集中できるように細やかにサポートしてくれた控えのメンバー。 一人一人が自分が出来ることに全力を注いでくれました。 強豪校ひしめく62チーム中44位という結果でしたが、結果以上に得られたものが多いように感じます。今冬の練習で力を積み重ねて、次の大会で必ず大活躍します。 応援ありがとうございました。 今後とも宜しくお願いします! 黒田将也 検校幸雄 高橋拓暉(外部指導員) 都駅伝大会スタート! 繋げ、希望のたすきを![]() ![]() ![]() ![]() 繋げ、希望の襷を! 応援宜しくお願いします! 黒田将也 検校幸雄
|
|