信じる
ウクライナでは学校が攻撃を受け、避難していた人たちの安否が不明となっています。
世界では今も多くの命が失われ続けています。なぜ人は憎しみ合わなければならないのでしょうか。無力感に苛(さいな)まれながらも、せめて砧中学校では、人を「信じる」ことを大切にしていきたいと思っています。 図書コーナーで紹介されている谷川俊太郎さんの「信じる」という詩です。今年度の授業日も残すところ一週間。「誹謗」や「中傷」が溢れる社会の中で、お互いを「信じる」ところから関係を構築していく、そんな学校でありたいと切に願っています。 『富岳の眺め』アーカイブ その5下記のリンクからご覧ください。 <swa:ContentLink type="blog" item="361066">校長室の窓から〜『富岳の眺め』 No.11</swa:ContentLink> 『富岳の眺め』No.221を掲載しました下記のリンクからご覧ください。 <swa:ContentLink type="blog" item="615173">校長室の窓から〜『富岳の眺め』No.221</swa:ContentLink> 剣道部 三年生送別会進行、段取りは二年生が頼もしく務めてくれました。また、多くの保護者の方も見送りにきてくださり、大変和やかな雰囲気の中、稽古・交流試合を行いました。 三年前、素振りから剣道を始めたり、隙を作って打たせて自信をつけさせていた生徒たちが今は自分も本気にならなければ相手ができない程に成長していました。送別会後、誰もいなくなった格技室で、今までに撮った写真を見ると三年間の成長に感無量の思いで胸が一杯になりました。 卒業した三年生から色紙と桜の苗木をいただきました。花が終わったら格技室前の中庭に植樹しようかと思います。この木もあと十数年後には花を咲かせ、砧中生徒を楽しませてくれるものと思います。 剣道部顧問 平田・辻 18日の卒業式3年生の晴れ姿を1・2年生に見ていただきたい思いから、在校生参加での花道退場を計画しておりましたが、その点につきましては残念でなりません。それでも3年生への感謝の思いは、在校生全員の思いです。 詳細は明日改めてお知らせいたします。 順調にどの班も概ね順調に進んでいます! 午後も時間に余裕を持って行動していきたいですね! 野島 大行列!待ち時間は2時間を超えるとのこと。 友達と楽しそうにお話しして過ごしています! 大野 『富岳の眺め』No.220 を掲載しましたNo.220のタイトルは【橋を通って】。下記のリンクからご覧ください。 <swa:ContentLink type="blog" item="613138">校長室の窓から〜『富岳の眺め』No.220</swa:ContentLink> 南門に至る坂道の安全性についてそこで、現在の坂道の危険個所などを伝え、手すりなどの改修工事を依頼しています。予算の関係上時期は未定ですが、生徒の安全を第一に区教委へ要望してまいります。 写真は現在のイメージ図で、この通りになるとは限りません。 副校長 廣田 桂子 1年総合講座「キャリアを考える上で大切な言葉」ご自身の受験での挫折など人生の紆余曲折についても語り、現在の職に就いてからも今までの経験が生かされていることを教えてくださいました。 岩波ジュニア新書を読んだことがある生徒はABC組では二名いました。図書館にも岩波ジュニア新書のコーナーがありますよ。 1学年総合担当 桑原 標準服・体操服等のリサイクルについてサイズなども見つけやすく展示していただいていますので、どうぞご利用ください。 また、リサイクル品を提供してくださる方もご協力よろしくお願いいたします。 詳細はこちらをご覧ください。 標準服・体操服等のリサイクルについて 副校長 『富岳の眺め』アーカイブ その4今回のアーカイブは、昨年6月に掲載した戦争を知らない世代として考えていきたい思いを綴った内容です。ウクライナの惨状が続く今だからこそ、読んでいただきたいコラムです <swa:ContentLink type="blog" item="556435">校長室の窓から〜『富岳の眺め』No.180</swa:ContentLink> 『富岳の眺め』アーカイブ その31975年から始まった女性の地位向上を目指した国際的な取り組みを記念する日です。性別による格差は今もまだ解消されたとは言えません。それでも多くの先人の努力によって、着実に改善が図られてきました。 今日ご紹介するのは3年前に掲載したコラムです。今から100年前、女性だからという理由でスポーツをすることにも制約があった時代を題材にした高校生演劇の話題です。国際女性デーの今日、参考にしていただければ幸いです。 <swa:ContentLink type="blog" item="384413">校長室の窓から〜『富岳の眺め』 No.34</swa:ContentLink> 『富岳の眺め』アーカイブ その2<swa:ContentLink type="blog" item="464361">校長室の窓から〜『富岳の眺め』No.102</swa:ContentLink> 陸上部 三年生を送る会今日の陸上部は1年間お世話になった3年生を招待し、「三年生を送る会」を開いています。 1年生・2年生が一丸となって準備を進めてきました。 3年生が安心して部を託して旅立てるように、また3年生との最後の思い出を良いものにできるように、最高の三送会にします! 陸上競技部 黒田将也 検校幸雄 『富岳の眺め』No.219 を掲載します『富岳の眺め』No.219 を掲載します。下記のリンクよりご覧ください。 <swa:ContentLink type="blog" item="610178">校長室の窓から〜『富岳の眺め』No.219</swa:ContentLink> 『富岳の眺め』アーカイブ その1「ただいま」 「おかえり」 日々当たり前のようにかわす挨拶。いや当たり前過ぎて、いつしかその挨拶をしなくなってはいないでしょうか? 帰るべき家を失った一人の少女の物語をモチーフにした『富岳の眺め』を再掲します。 <swa:ContentLink type="blog" item="467585">校長室の窓から〜『富岳の眺め』No.113</swa:ContentLink> 来週からの部活動についてなお詳細につきましてはすぐーるでご確認ください。 砧中 生活指導部 淵上英紀 部活動担当 野島佑太 世界情勢を憂いながらここ数日、生徒や保護者の皆様から、今年1月2日にホームページに掲載した『富岳の眺め』について感想を寄せていただきました。コラムを書いた当時はまだ戦争には至っていませんでした。それでも新聞の片隅にあった記事を読みながら、先行きへの不安を覚えて2022年最初のテーマにしました。私自身、社会科の教師として、この現状を生徒たちにどう伝えればいいのか未だに答えは見つかっていません。それでも今の世界情勢を見つめながら、何らかのメッセージが必要だと考えました。 そして『富岳の眺め』No.210を改めて掲載することにしました。ご家庭で、生徒同士で、この問題にどう向き合っていけばいいのかを話し合っていただく機会となれば幸いです。 <swa:ContentLink type="blog" item="599337">校長室の窓から〜『富岳の眺め』No.210</swa:ContentLink> 砧中学校が目指すキャリア教育とは地球温暖化の問題や国際関係の不安定さなど、今世界が直面している問題はこれまでの学問だけでは解決できないほど複雑化しています。高校で分かれていた文系や理系という枠組みだけの学問では対応できないような「学際的」な取り組みが求められています。その流れを受けて大学での学問もより広い視野からの学びが実践されるようになってきました。 「学際的」な一例を紹介します。中学校の数学では四角形や平行四辺形の面積を学習します。しかし実際に町の公園の面積を測ろうと思えば、社会科で学習した地図を使い、その縮尺から実際の距離を測り、その上で数学の公式を使って公園の面積を計算することになります。教科それぞれで学習してきた知識を総動員して問題を解決していくことになるのです。こういった取り組みでは文系・理系という枠組みでは通用しなくなります。 砧中学校では時代の変化に合わせた取り組みが必要だと考えています。年間計画において、時には教科の枠を越えてコラボレーションをすることで、高校から先の進路における「学際的」な学びの基礎を養っていくことも目指しています。今年度取り組んだ2年生の平和学習や、1年生のエネルギー問題なども社会科を中心としながらも、国語や理科、情報機器の取り扱いなど教科の枠を越えた取り組みとなっています。こういった学習はキャリア教育としても位置付けています。 なぜキャリア教育の位置付けとなるのでしょうか? それはこれらの学習には「正解」がないからです。平和学習に取り組んできた2年生。今、ウクライナやミャンマーで起きている問題をこれまでの学習を踏まえてどう捉えていけばいいのかを考え続けなければなりません。エネルギー問題に取り組んだ1年生。原子力と石油燃料のエネルギー問題と環境問題の整合性をどうするべきかを問い続けなければなりません。どちらの学習にも完結はありません。もちろん教員にも答えはありません。この学びの持続性こそが、将来にわたっての学習意欲に繋がっていくものと考えています。 これからの学校は、教員が生徒に正解を提示するだけではなく、生徒も教員も正解へと簡単にはたどり着けない問いについて、共に考えていく機会も必要となっていくはずです。そしてその取り組みを通じて、生徒たちが自分自身の未来図を描く一助となればと願っています。 校長 建部 豊 |
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