「調理室に調理実習じゃなくて来るの、なんか変な感じだな。」
　「今度はよくコーヒー飲料が入っている、こんな缶がありますね〜。これをガス台の火で加熱していきますよ。見ていてくださいね。」
　「どうなるんだよ〜。」「やっべ〜よ。」

　「お湯を捨てます！さて、このペットボトルはどうなるでしょうか〜？」
　「微妙に膨らむんじゃね〜？」
　「いや、ベッコべコにへこむでしょ！ほら、この通り！」
　次の実験は、調理室で行います。みんなで調理室に移動しました。

　「は〜い！」「は〜い！」
　「ここに書けばいいのかしら〜。」「そうだよ！」
　「みなさんが書いているうちに、先生は次の実験の準備をします。ペットボトルの中に熱いお湯を入れて〜。」

　「富士山の山頂では、ポテトチップスの袋はどうなると思いますか〜？」
　「パンパンになるよな〜。」
　「ここに書けばいいよ！」

　「空気には、重さがあると思いますか〜？あると思う人？」「は〜い！」「ないと思う人？」「は〜い！」「分かれましたね〜。」
　「こうやって、○○さんに向かってクリアーファイルで風を送るとどうなっていますか〜？ほら、見て見て！○○さんの髪、どうなってる？」「シャンプーのコマーシャルみたい！なびいてる〜。」
　「そうですね。これが答えなのですが、動かせるってことは、空気にも重さがあるっていうことなのですよ。」「へぇ〜、そうなんだ。」

　今日の理科は『大気圧って何？』です。
　先週の理科の授業では『圧力って何？』を学習しました。先週の授業が、今週に引き続いていたんですね。
　「先週の理科の授業をみんな覚えていますか〜？」「はいっ！小さなハイヒールで踏まれた時と、大きな象の足に踏まれた時だと、どっちが痛いってやつですよね〜。」「そうそう、よく覚えていてくれたね。」

　「人間の体の中はこんなふうに作られています。ここは大腸と言います。」「え〜、わたしのお腹の中も、こんなふうになっているの〜？」「わたしは給食の後に、よくお腹が痛くなるのよね〜。」などなど、話題はどんどん広がっていきます。
　「みなさんの体は、みなさんが食べた物で作られていきます。どうですか？みなさんは、毎日どんな物を食べていますか〜？」

　１時間目の生活の授業の中で、人間ドッグの話から『健康な身体を作ることの大切さ』という内容で授業を行いました。
　生徒は、しっかりと先生の話を聞いていました。

　「絵を描くのがうまいな〜。俺にもちょっと書かせてよ〜。」「あ〜、いいよ。」
　「○○先生、まだかしら〜。もう準備万端！待っているのに〜。先生の話、早く聞きたいな〜。人間ドッグって何かしら〜？もっと色々話して欲しいな〜。」
　先生が来るのを楽しみに待っている女子生徒がいるかと思えば、こちらの男子生徒は楽しそうに指遊びをしています。いいですね〜。

　朝の会が終わりました。１時間目が始まる前の、静かな時間です。
　休み時間の過ごし方は、それぞれです。男子は集まって話しているメンバーもいれば、１人静かに絵を描いている生徒もいます。
　女子は１時間目が始まるのを、着席して待っている生徒が今日は多かったですね。中には大好きな上級生の席に行って、一緒に絵を描きながら話している生徒もいました。ときわ学級は、学年に関係なく仲よしです。
　用があって、職員室の先生のところへ来ていた生徒もいました。丁寧な言葉遣いで、きちんと用件を伝えていました。

　「今日の給食は、みそカツ丼、のっぺい汁、くだものです。」「今日のくだものって何ですか〜？」「え〜っと、りんごです。」「え？また今日も？昨日もりんごだったよね〜。」「ん？まちがえました。今日は、いよかんでした。」「そうだよね〜。」
　「みなさん、おはようございます。先生は今朝は、人間ドッグに行ってきた時のことを話します。」

　おはようございます。新しい朝がきました。今朝は太陽がまぶしいです。教室内もとてもあたたかいです。
　今日も朝の会が始まりました。「〇〇くん、○○くん！○○くんっ！！！」「あ、はい！はい！ぼ〜っとしてました。すみません。」

　最後は給食当番が配膳台を片付けます。今日は男子が配膳室まで運んでくれました。

　日直の号令「姿勢を正してください。ごちそうさまでした。」で給食が終わります。みんな列を作って、片付け始めます。

　今日の給食は『ソイミートソーススパゲッティ、グリーンサラダ、りんご』です。
　日直の号令「姿勢を正してください。いただきます」で、み〜んな静かに食べ始めました。もうこの食事スタイルにも慣れました。

　「書〜けた！　わたし、きれいに書いてるでしょう〜。見て！せ〜んせ。」
　「ここに書けばいいんですよね？見ててください。」「そうだよ〜。いいね〜。丁寧に書いているね〜。」
　「早く書き終わった人は、読書や自習をして、全員が終わるのを待っていてください。」「わたし、図書館で借りた本を読もう！『あかちゃん　てね』っていう本なの。赤ちゃんって、こんなふうに頑張って、毎日大きくなっていくんだって〜。」「へえ〜、そうなんだ〜。」「わたしも、こんなふうに大きくなったんだね！」

　日課表を作り終えた生徒は、一足先に、日課表を書き始めています。
　「先生〜、日課表のひもを結びたいんです。ちょっと、見てていただけますか？」「わかったよ〜。見ているからね。」
　「わたしも、日課表作りが終わったわ〜。さっ、書き始めましょ！」

　「せ〜んせっ！わたし、これで合ってる〜？」と職員室に確認に来てくれました。
　「すごいね〜。キレイに作ったね〜。」「俺は〜、少しのズレも許さない。だから、丁寧に二つ折りにしたよ！」
　「わたしは〜、今〜真剣に折っているから〜。お願い！話しかけないでね。」

　毎日書いている日課表。「さあ、日課表を書きますよ〜。」と先生が言うと、みんなが「先生〜、俺、もう残りが１枚もありやせ〜ん。」とか「わたしも残り１枚で〜す。」と教えてくれました。
　というわけで、今日は日課表作りから始まりました。プリントは、残り１０枚になるように数えます。「わたしは〜、４枚あるから〜、６枚だけとればいいのね〜。」
　「プリントを折ったら、大型ステープラーで止めてっと。ガシャン！」
　「○○くん〜ん、これでいいの〜？」「どれどれ？あ〜、これで大丈夫だよ。一番下まで、しっかり押すんだよ。」

　「２月８日、月曜日。日直は、ミラで〜す。ウフフ。メルって何〜？」
　「え？メルじゃなかったんか〜い。」「ズコっ！」
　こんな調子で、ゆっくりと、楽しく、朝の会が進みました。男子の協力もいい感じでしたよ〜。
　朝の会が終わると、ほっと一息、１時間目の準備です。集まって話している生徒もいます。