『お知らせ・TOPICS』のコーナーでは、「今日のできごと」や「おしらせ」など更新された順に砧中の生徒や教育活動の様子を紹介しております。

学校行事の方向性について

本日、旅行会社の担当者に来校いただき、3年生の修学旅行と2年生の校外学習の方向性について協議を行いました。都内の感染者数急増と緊急事態宣言の動きを受けて、2学期末とは大きく状況が変化しています。一度ゼロベースに戻した上での話し合いとなりました。

本日合意したのは最終判断までのスケジュールです。キャンセル料も視野に入れながら、修学旅行については2月上旬に実施の可否を判断いたします。校外学習については、来週初めの段階で延期または中止の判断をします。なお、最終判断にあたっては、PTA役員ならびに学年委員の保護者の皆様ともご相談させていただければと考えています。

特に修学旅行については、受け入れ先の状況もありますので、旅行会社には随時情報提供を依頼しています。


校長 建部 豊
2学年校外学習担当
3学年修学旅行担当
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剣道部 稽古始め【兼 鏡開き】

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1月6日(水)。剣道部の稽古始めです。換気と消毒に注意しながら、昨年一年間で学んだことを中心に基本稽古を行いました。4月には今まで竹刀に触れたこともなかった一年生も12月には試合ができるようになり、二年生は一年生に基本の指導ができるようになるまで成長しています。今年一年の更なる成長と健康を願って、少し早めに【鏡開き】。お汁粉をみんなで食べました。(感染防止。静かに食べました)。今年も砧中のみんなにとって、良い一年でありますように。

顧問 平田正幸

部活動の方向性について

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緊急事態宣言発令に関わり、今後の部活動の方向性について生徒たちの間でも不安が大きいようです。現時点で通知されているのは、1月末までの大会・対外試合は全て延期または中止という方針です。この点については該当している部の顧問より、現在個別に連絡をしています。その他の方針については、現時点では定まっていません。そのため今日の午前中の部活動は予定通り実施しました(午後の活動はありません)。

本日午後以降に何らかの方針が定まる見込みです。状況が判明次第、ホームページでお知らせいたします。今後、急に活動予定が変更となる場合もあります。

ご理解・ご協力をお願い申し上げます。

剣道部の初稽古

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剣道部は本日が初稽古。素足での練習は剣道部ならではですが、まさに寒稽古です。感染症対策はもちろんのこと、ヒーターを準備しての寒さ対策にも万全を期します。
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給食も8日から

1月8日始業式から給食も予定しています(給食後下校)。12月から始まった牛乳パックリサイクルも、生徒会を中心とした自主的な活動のお陰で、軌道に乗ってきました。3学期に向けてほぼ準備は整いました。今は計画通りに教育活動が行えることを願うばかりです。
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ワックスがけ完了しました

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昨日、主事スタッフにより全教室のワックスがけが完了しました。緊急事態宣言発令後の状況はまだ不透明ですが、砧中学校では1月8日始業式以降の授業計画は予定通り進めています。ピカピカの校舎で生徒たちの登校をお待ちしています。

一部表現を修正します【再掲】

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昨日掲載した「緊急事態宣言の動きを受けて」の中で、一部表現がわかりづらい点がありました。以下の通り文言を修正しました。

(2)の「学習機会確保」は「授業時間確保」に修正いたします。「学習機会」の中には学校行事も含まれます。(2)の主旨は今後学校の教育活動に何らかの制限が課せられた場合、まずは授業時間確保を前提とするということです。昨日の確認事項は以下の通りとなります。わかりづらい表現となりましたこと、お詫び申し上げます。

(1)
生徒の感染症予防を含めた安全対策を全てにおいて優先する。

(2)
生徒の授業時間確保を前提とする。特に3年生の進路決定を最優先事項とする。

(3)
学校行事については、年末段階では全て実施の方向であったが、(1)の観点から一旦判断を保留にし、国や都、区の動向を注視しながら、実施の可否から改めて検討し直す。


校長 建部 豊

テニスコートでは

今日の午後の部活動は男子テニス部だけでした。

練習の最後は、試合形式。1年生と2年生がペアを組んでいました。
1年生の練習になるように2年生が配慮する場面が多くみられました。(副校長)
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体育館、格技室は

体育館ではバスケットボール部が練習を始めています。2年生が声をかけて雰囲気がピリッと締まります。

格技室では、卓球部の練習試合が行われています。10日の大会に向けての実戦練習です。
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寒空の中ですが

サッカー部もテニス部もコーチのアドバイスを受けながら元気に練習に励んでいます。
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管楽器の音が聞こえてきます

午前中、吹奏楽部が各教室に分散して練習を始めました。
今日はアンサンブルの練習をするようです。
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野球部早朝練習

朝、出勤すると野球部の部員の挨拶の声に元気をもらいました。

丁寧に、基礎練習を行っています。

昨日はこんな風景もありました。(3枚目の写真)
若手の教員がメンバーに入り、Tボールをやっていました。教員が入ると、生徒たちも嬉しそうでした。
(副校長)
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緊急事態宣言の動きを受けて

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報道によると今週中にも首都圏の1都3県に緊急事態宣言発令の可能性が高くなりました。本日、砧中学校でも対策会議を急きょ開き、今後の対応について協議しました。現時点での確認事項についてお知らせします。

(1)
生徒の感染症予防を含めた安全対策を全てにおいて優先する。

(2)
生徒の学習機会確保を前提とする。特に3年生の進路決定を最優先事項とする。

(3)
学校行事については、年末段階では全て実施の方向であったが、(1)の観点から一旦判断を保留にし、国や都、区の動向を注視しながら、実施の可否から改めて検討し直す。


まだまだ不透明な点が多い状況です。検討の途中経過は随時ホームページにて情報提供いたします。

元気な声が響いています

年明け最初の部活動も始まりました。校庭に、格技室に、部員たちの元気な声が響いています。練習間隔が空き、気温も低いですので、まずはしっかりウォーミングアップですね。砧中学校の活気が戻ってきました。
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仕事始めの朝です

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本日より砧中学校が始動しました。例年は正月三が日も学校からホームページに情報をアップしていました。しかし今年度は昨日まで感染症対策としての教職員出勤抑制となり、今日から学校の様子をお知らせします。

さて、新年早々、国が緊急事態宣言の検討に入ったとの報道があり、3学年の教員は入試に向けての動きや修学旅行実施の可否など情報収集にあたっています。日々刻々と状況が変化していきますが、まずは正確な情報を入手できるかが鍵となります。砧中学校の仕事始めは、慌ただしくスタートしました。

『富岳の眺め』 No.157【新春に想う】

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新しい年を迎えました。社会不安が続く異例のお正月、心を落ち着けようと私は詩に向き合いました。

左欄「最新の更新」をご覧ください。過去の記事を読まれる場合は、左欄「カテゴリ」から「校長室より」を開いてください。

新年のご挨拶

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あけましておめでとうございます。

混沌とした一年が過ぎ、新たな年を迎えました。2021年の先行きは未だ不透明ではありますが、昨年と同様、一つひとつの課題に真摯に向き合い、根拠を明確にしながら協議を重ねて、その解決を目指していく所存です。

最優先課題は安全対策です。感染症予防に全力を傾注して、生徒たちが安心して学べる環境を整えてまいります。また安全対策と並ぶのが3年生の進路実現です。年明けからは3学年担当と進路指導部を中心として全教職員のバックアップ体制のもと、生徒一人ひとりの進路達成を図ります。

さらに年明け早々には、3学期予定の学校行事実施の可否を判断します。百人一首大会、2年生校外学習、合唱コンクールに3年生修学旅行。年末の感染者数急増で不安を抱かれている生徒や保護者も多いことと存じます。2学期末の段階では全て実施の方向で検討を続けておりましたが、社会状況の変化も踏まえながら1月4日(月)より協議を再開します。既に担当者は年末年始も判断根拠収集にあたっております。その根拠を持ち寄り多角的に検討してまいります。また検討過程において、PTA役員や学年委員会の皆様、また生徒の学級委員会へも情報提供いたします。より多くの方々の声を反映させたいと考えています。

今年も最初から「できない」ではなく、どうすれば「できる」かから考える、を協議の原則にしたいと思っています。引き続きホームページ等で進捗状況をお知らせします。


「馬に乗るまでは牛に乗れ」ということわざがあります。たとえ牛歩のごとく今はその歩みは遅くとも、次のステップへと飛躍する大事な時期と心得て、3学期をスタートさせます。


世田谷区立砧中学校
校長 建部 豊
教職員一同
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『富岳の眺め』 No.156【"第九"を聴く】

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年末恒例の"第九"の演奏。今年は一層の思い入れをもって聴きたいと思っています。なぜなら・・・。

左欄「最新の更新」をご覧ください。過去の記事を読まれる場合は、左欄「カテゴリ」から「校長室より」を開いてください。

新たな一歩のために 〜鼠壁を忘れず〜 【3】

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「自分から進んで勉強しなさい」

この言葉には矛盾があります。この指示通りに子どもが勉強したとすると、人からの指示を受けて勉強したことになり、「自分から進んで」とは言えません。逆に子どもが自らの判断で勉強しなかったとしたら、「勉強しなさい」という指示に従わなかったことになります。つまり勉強してもしなくても、指示には反するわけです。この言葉を聞いた生徒はどうすればいいのか悩んでしまいます。この状態を心理学ではダブルバインド(二重拘束)と呼びます。

生徒への声かけの難しさを実感した一年でした。コロナ禍にあって様々な学びの機会を失った生徒たち。その生徒たちに安易に「頑張れ」とか「大丈夫だ」とは言えませんでした。大人でさえ経験したことない事態に直面し、これまでの経験則が全く通じない中で、自分の言葉の軽さに気づかされました。上記の言葉もそうですが、自分が発している言葉は、本当に生徒たちの心に届いているのか、自問自答する毎日でした。

「早くしなさい」「何度言ったらわかるんだ」「やる気がないのならやめてしまえ」大人が無意識に使う言葉は、以前にも増して子どもの心を傷つけています。これらの言葉は大人同士の会話でも受け入れがたい言葉です。こういった言葉を浴びせられ続けた子どもは(いや、大人でさえも)、「どうせ自分なんか」と自暴自棄な思いになりがちです。やる気を出させようとして、結果的には意欲を減退させる言葉なのです。

私が中学生の時、遅刻ぎりぎりで校門に駆け込んだ時、登校指導をしていた先生が私に怒鳴りました。「何時だと思ってるんだ!急げ、走るんだ!」その後、私はその先生に苦手意識を持ちました。顔を合わせるたびに、また怒鳴られるのではないかとビクビクしていました。

しかし、自分が教師になった時、登校指導で同じように大声を上げている自分がいました。ある日、私に怒鳴られて走り出した生徒の一人が呟いたのです。「朝からそんな言い方されるの嫌だ」と。子どもの頃に嫌だった言葉をいつしか自分が使うようになっていたのです。

先行きが不透明な時代。私を含めて今の大人たちが、明確な未来図を描けなくなっている現在。それでも未来を切り開いていくのは今の子どもたちです。今、私たちにできる最低限のことは、子どもたちが未来に向けて、新たな一歩を踏み出すための動機づけとなる言葉かけだと考えています。未来を切り開くために、その阻害となる言葉ではなく、促進する言葉です。

砧中学校では1月以降も様々な行事を実施するかどうか、協議を繰り返し、生徒たちとも対話していきます。その過程で生徒たちが自分から進んで行動を起こすことができるよう、教職員一同、生徒たちを支援していきたいと考えています。

保護者・地域の皆様、2020年も本校にご支援・ご助言賜りましたこと、心より御礼申し上げます。


校長 建部 豊

新たな一歩のために 〜鼠壁を忘れず〜 【2】

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「笑い」の効力は科学的にも証明されています。自己の免疫機能を向上させ、円滑なコミュニケーションにも寄与します。その効果の反面、「笑い」のマイナス面を考えさせられた年でもありました。

ある学級活動の場面。学級を良くするために生徒たちから提案が出されます。一人の生徒が真剣に提案理由を説明していた時です。何人かの生徒からいわゆる「ツッコミ」が入りました。その「ツッコミ」に対して、さらに何人かの生徒がどっと笑ったのです。もちろん発言していた生徒は笑いません。その生徒は寂しそうに発言を終えました。

テレビや動画の世界にあった「ツッコミ」や「いじり」が、学校生活の場で日常化してから随分経ちました。その問題点が指摘されながらも、さらにエスカレートしている感があります。お笑い芸人が「お約束」のもと、シナリオに基づいて行う「ツッコミ」や「いじり」と学校で行われるものとでは全く次元が異なります。学校の場合、その「ツッコミ」や「いじり」は「冷やかし」「からかい」と表裏一体です。そして「ツッコミ」や「いじり」の後には必ず「笑い」があります。決して健康的とは言えない「笑い」、それは「嘲笑」と言っても過言ではありません。特に学級活動など真剣な話し合いの場では、相手を傷つけ貶(おとし)める悪意ともなります。

6月の学校再開前からSNSでのトラブル相談が相次ぎました。これは再開後も収束しているわけではありません。一方で直接の話し合いの場での心ない「笑い」の常態化も放置できません。どちらのケースもまずはルールを学ぶことが重要です。SNSも話し合いも、お互いを尊重する姿勢が必要不可欠です。相手の立場に立って考える、まさに想像力が求められるのです。「ツッコミ」を入れて「笑い」をとる。「ツッコミ」を入れた人は「笑い」だけに意識がいきがちですが、本来ならそこで「笑っていない」人に着目することが大切です。

今年ブームになったお笑い芸人で、相手を否定しない笑いというものがありました。「ツッコミ」は見方によれば相手を否定することです。いわゆる否定しない「ツッコミ」、相手を肯定する芸が評判を呼んだのも、否定形が多い昨今の社会状況下、相手を認めることの大切さに改めて社会全体が気づき始めたからかもしれません。

校長 建部 豊
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