12月17日（金）

1年生では水のかさについて学んでいます。形の違う容器で、どちらがたくさん水が入るのかを考えました。実際に赤い容器に入った水を青い容器に移し替えてみます。こぼさないよう慎重に班のみんなで協力します。赤い容器にまだ水の入った状態で青い容器がいっぱいになってしまいました。残った水を教員がさらに青い容器に入れ水があふれると、「えー。」「先生だめだよ。」と悲鳴が上がりました。あふれる＝入る水の量が少ないことに気付かせるためです。どちらの容器がたくさん入るのかを子供たちが自分の目で確かめることができました。

３年生が社会で火事から安全を守ることについて学習しています。先日も成城消防署に見学に行き、消防士さんからお話を聞いたり消防車を見せてもらったりしました。今日は副校長先生から明正小学校の全員を火事から守るためにどのようなことをしているのか聞きました。毎月の避難訓練もその一つです。また建物には消火器や防火シャッターがあります。他にはどんなことがあるでしょう？

　里山の落ち葉はきを３年生が行いました。せたがやトラストの方々やボランティアの方々に教えていただき、落ち葉ために、落ち葉を入れました。たくさんの落ち葉が集まり、交代で、踏みました。先日、５年生が落ち葉の切り返しをしたときには、カブトムシの幼虫など、いろいろな虫たちが出てきました。３年生が集めてくれた落ち葉にも来年になるとたくさんの虫たちがやってくるのではないでしょうか。楽しみですね。

　３年生への、さくらママのお話会がありました。「きたきつねのゆめ」という本を読んでくださりました、空気も凍るような冷たい森で、きつねが不思議な体験をします。最後には仲間のきつねに出会い、春を迎える頃には、家族が増えましたというお話でした。また、「ふしぎな太鼓」という話をしてくださいました。鼻を高くしたり低くしたりできる太鼓を持った「げんごろう」さんが、鼻を高く高く伸ばしていると、天国にまで届いてしまって・・・というお話で、聞いている子どもたちから笑い声がこぼれてしまうようなものでした。さくらママな皆様、今日のお話会もありがとうございました。

　３年生が「ゴムの働き」について実験をしていました。授業をしていない教室の廊下を探して、長い距離を見つけ、自動車を走らせていました。「自動車」「ゴムを引く長さ」は同じにして、「ゴムの本数」を変えるという条件で、１本、２本・・・とゴムの本数を増やして走らせ、記録をしていました。条件を整えることは、実験では大切なことですね。どんな結果が得られたのでしょう？

今日は3年生のクラブ見学がありました。「楽しそうなクラブがこんなにいっぱいあるんだ」とある3年生が感想を伝えていたそうです。活動している４〜6年生も3年生の視線を感じながら、仲良く、協力しながら活動していました。今後、今回の見学を基に、4年生になったら自分が入りたいクラブを決めていきます。

今日は6年生が音楽で「ミニコンサート」を開きました。会場は音楽室です。でも音楽室にお客さんはいません。1〜5年のきょうだい学級の教室とZOOMでつながり、テレビ越しの観覧で行いました。合奏「エルクンバンチェロ」合唱「Wish〜夢を信じて」を披露してくれました。発表後は下学年から感想が伝えらえました。1年生は「ありがとうございます。すてきでしたね」とテレビ画面に向かって話していました。テレビ画面越しですが、うれしそうにしている6年生の姿が印象的でした。

今日の外国語は、アルゼンチンの小児科医で現在、ジャイカから日本の大学に研修にきている方をゲストティーチャーに招いてのSDGs授業を行いました。アルゼンチンでは、この方が子どものころと比べ、物価が高くなっており、貧富の差が拡大しているというお話がありました。牛乳１Lや映画のチケットなどの値段が、子どもの頃よりも100倍単位で上がっているという話に、子どもたちは驚いていました。また、アルゼンチンは治安状況に不安があるため学校への登下校には必ず大人が付き添っているという話がありました。これらの話を聞いて国の状況というのは、その国によって様々であることを具体的に感じ取ることができました。

朝、玄関で出会った2年生の女の子が「先生、今朝は霜がおりていました」と自宅敷地で見付けた「霜柱」を見せてくれました。崩れないように大事に大事に持ってきてくれました。自然の変化に気付き、発見したことを誰かに伝えたいという児童の姿、とてもすてきだなと思いました。

ひまわり学級の教室前の廊下には、工作の「クリスマスケーキ」が並んでいます。どれも本物かと思うほど、上手に作れていました。12月らしい、すてきな展示物です。

12月15日（水）

今日は明正ランチ委員会で全校にアンケートを取りメニューを決めたクリエイティブ給食でした。今まで給食に出されたことのないもので、食べてみたいものを各クラスでリクエストしました。
ピザやたこ焼き、ローストビーフ、タピオカなど様々な意見が出たそうです。アンケートを取ったのが夏だったため、かき氷というリクエストもありました。
学校では作ることのできないものもあるため、栄養士の隈田さんにも委員会に参加してもらって話し合いを進めました。みんなが喜んでくれそうなものを一生懸命に考えた結果、今回は1年2組の意見が採用され、塩ラーメンが登場しました。
献立表を見ていろいろ予想した児童もいたことでしょう。給食が運ばれると「塩ラーメン、塩ラーメン。」と喜ぶ声がたくさん聞こえてきました。クリエイティブ給食第2弾は、23日に行われます。

3年生の理科は「風のはたらき」の学習です。今日は風の強さを変えて、風車の回る様子を調べる実験を行いました。写真のように風を出すのは実験用サーキュレーターです。ペットボトルを利用した風車の滑車にひもをかけ紙コップを吊るし、その中におもりを入れました。風の強弱で、おもりを入れた紙コップが上に持ち上がるか、また、持ち上がり方に違いがあるかを調べました。風の力やはたらきについて、楽しく学習することができました。

今日も異学年交流がありました。6年2組と1年2組の交流です。6年生が主催しました。さすが6年生です。ボーリングや輪投げ、百人一首、スプーンでピンポン玉運びなど、1年生が楽しめるお店を手際よく準備していました。スタンプカードも用意し、回ったお店のスタンプを押してもらうようにした工夫も、1年生の参加意欲を高めていました。明正小の6年生は、下級生と関わるのがとても上手だと感じました。この思い出が1年生の胸に残り、5年後逆の立場で下級生に優しく関わってくれる6年生になってくれるのだと思います。

寒い朝ですが、駅伝の選手たちは朝練に取り組んでいます。今朝は1500m６分以内を目指しています。長い間取り組んできた朝練も、金曜日の練習が最後です。継続して取り組んできた姿がすばらしいです！！

12月13日（月）

4時間めに探検ボードを持って3年生が校内を歩いていました。
学校の消防設備を調べていると教えてくれました。班ごとに担当の階が決まっていて、見つけた消防設備を校内図に書き込んでいきます。消火器、非常口、スプリンクラーなど以前から知っていたもののほかに、煙感知器、熱感知器、防火シャッターなど、初めて目にしたものもあったようです。
各教室や廊下の壁沿いなどをよく見ながら「これもそうかな。」と友達と確認しあいながら調査を進めていました。
「20個以上見つけた。」「こんなにたくさんあるとは思わなかった。」という声も聞かれました。安全を守るという角度から見た学校の新しい姿を発見したようです。

4時間目は体育館で教員1年目の担任が研究授業を行いました。1年生の「跳び箱を使った運動遊び」を行いました。「めいせいぼうけんランド」という設定で、いろいろな遊び、動きを経験できる場所を用意していました。跳び箱を跳び越したり、平均台を川跳びで進んだり、跳び箱をつなげた場所をまたぎのり、またぎ下りをしたりと、様々な場所を「ぼうけん」しました。ぼうけんしながら、踏切の仕方や跳び箱の高さ、着地の仕方をアレンジし、自分のオリジナルの技をつくることにもチャレンジしました。

5時間目には2年1組と1年1組の交流会が行われていました。2年生が生活科「遊んで試して工夫して」の学習で取り組んだ身近な物で作ったおもちゃを、1年生にも貸してあげて一緒に遊びました。ゴムでペットボトルキャップを飛ばすおもちゃ、コムを利用して紙コップをジャンプさせるおもちゃ、磁石を使ったおもちゃなど、2年生が試しながら工夫を重ねたおもちゃは、1年生をとても楽しませていました。

1時間目には6年1組と4年1組が校庭で交流会をしていました。企画は6年生。「キングダム」という陣取りと鬼ごっこが融合した遊びを4年生に伝えながら遊んでいました。天気も良く、楽しい交流から１週間が始まりました。

　きれいな青空が広がっています。休み時間には、多くの子たちが元気に遊んでいます。２年生の男の子が、鬼ごっこで「逃げきった！」と教えてくれました。ひまわり学級の子たちは、鉄棒に取り組んでいました。できるようになった技も増えているそうです。寒くなってきましたが、たくさん体を動かしてほしいと思います。教室に入る前には、手洗いの指導も徹底していきます。

これまで明正小で育ててきた野菜を通して学んだ成果を、お家の方々に伝えることを目的に5年生が「明正育ちの野菜フェス２０２１」を開催しました。全て児童の手作りの物で会場が作られていました。にんじんグループ、小松菜グループなどの野菜をテーマにしたり、再生栽培グループ、栄養グループなど野菜について調べたことをテーマにしたりと様々なブースがありました。また発表の形式もバラエティに富んでいて、クイズにしたり、紙芝居にしたりと、これまで児童が獲得してきた表現手段を、児童が選択して発表していました。児童の関心や意欲から出発し、児童自身が目標を決め、児童自身の手でそれを実現したこの一連の学習を通して、また一段とたくましく成長したことを児童の姿を見て感じました。