砧中学校 ”愛” を感じます
3年生が夏から取り組んできた美術作品「思いをうつす砧中の空」。思い思いの空を写真で撮影して、その写真を基に絵画作品へと仕上げてきました。
本日より3年生教室前に、その構図を選んだ理由や砧中での思い出など、制作過程を作品としてまとめて掲示しています。一人ひとりの苦心の跡がうかがえます。 作品からは砧中学校への”愛”が感じられました。一人ひとりに物語があり、一人ひとりがその物語の主人公なんですね。思わず目頭が熱くなりました。 展示公開していますので、ご来校の際には保護者の皆様もぜひご覧ください。 あいさつは明日への活力帰宅時も何人かの教員が昇降口や門の近くに立って生徒たちを送ります。「さようなら!」元気なあいさつで帰路に着く生徒たち。一日学校では良い事もあれば、そうではない事もあったと思います。良い事があまりなかった生徒は、帰宅時もなんとなく下をうつむきがちです。 それでも「さようなら」と手を振ると、恥ずかしそうに手を振り返してくれます。「明日も待ってるよ」のメッセージが明日への活力に繋がっているのかもしれません。 11/24の給食・きのこごはん ・鰆の幽庵焼き ・さつま汁 ・みかん ・牛乳 <産地> にんじん:千葉 しめじ:長野 さやいんげん:千葉 ゆず:高知 ごぼう:青森 だいこん:千葉 さつまいも:千葉 ねぎ:新潟 さわら:韓国 みかん:熊本 鶏肉:北海道 米:山形 まいたけ:群馬 玉ねぎ:北海道 考えて・・・考えて・・・考えて・・・考えて・・・、きっと正解へとたどり着けるはず。 時間はしっかり守ります
5校時始まりの予鈴が鳴りました。これまで校庭でボール遊びをしていた生徒たちが、一斉に校舎へと戻って行きます。ピロティ前では体育委員がボール回収をしています。今日もきちんと全員がボール返却をしました。
昼休み返上でボールの管理をしていただいている体育委員のみなさん、いつもありがとうございます。お陰さまで自主的な昼休み運営を行う事ができます。ここでも教員から「早く戻りなさい」の指示はありません。教員はただ見守るのみです。 2学年 平和学習グループ発表放課後に残って準備を進めてきた班もあります。ポスターやパワーポイントの資料を使うなどして、まとめている班もありました。それぞれのグループに特徴があり、時間をかけてきた内容が感じられたグループもありました。各テーマごとに代表グループが選ばれ、今度は学年の前での発表になります。 2学年 菅原 生徒会朝礼また、読書感想文コンクールの表彰がありました。おめでとうございます。(副校長) 3年生の姿から「早くしなさい」「静かにしなさい」 砧中が目指すのは、先生が注意をして整列するレベルではありません。自分たちで考えて行動する、先生はそれを見守る、そんな学校が理想ですし、まさにその理想を実現している生徒たちです。 また1・2年生による生徒会本部役員から、冬の服装について提案がありました。学びの場と遊びの場をわきまえた服装の在り方。これから自分たちで決めたルールを、自分たちの学校生活に反映していきます。 風が強く吹いている高台にある砧中学校からはこの季節、遠くの山並みまでが見通せます。風は強く冷たく吹いていますが、朝の心機一転には絶好の景色です。 テニス部の朝練習がスタートです。11月24日朝7時30分、今日の砧中学校が始動しました。 「コラム」を掲載しました左欄「カテゴリ」から「コラム」欄を開いてください。 生徒一人ひとりに応じた支援を自分とは何なのか? 集団の中での自分の存在価値は? 将来自分はどうなりたいのか? 周囲からどう思われているのか? 答えがすぐに見つからないからこそ、その悩みは深く、長期間続いていきます。その間、子どもは不安に苛まれ、出口を見つけることが永遠にできないように感じられるものです。 大人である私自身も、かつては同じような苦しみの中にいたように思います。”いたように思う”というのは、過ぎ去ってしまうと、いつしかその悩みを客観視してしまい、当事者としての意識が薄らいでいると感じているからです。 そんな大人である私が、悩みの渦中にある子どもたちに向き合う時、すぐに子どもたちを正解の出口へと導こうとしてしまいます。「みんなそうだったよ、何とかなるよ」など過去の自分を美化するような応接をしてしまうこともあります。その言葉は悩んでいる当事者の心に響くことはなく、「大人はわかってくれない」といった不信感だけが子どもの中に残ることになります。 今、大人としてできること、かつて同じ悩みを抱えていた大人としてできること、それは思春期の子どもをありのまま受け入れ、その悩みに寄り添い、今はまだ見えない出口へと向けて、一緒にゆっくりと歩むことではないだろうか、と考えています。 砧中学校では生徒一人ひとりの状況を、まずは学年で共有しています。そして状況によっては学校全体でも共有し、その生徒の状況に合わせた支援の仕方を考えています。集団に入りづらい生徒には別室での学習機会を提供したり、直接教員と話をしづらい生徒へは、生徒や保護者の了解を得てロイロノート等での対話を重ねたりしています。 中学校卒業後の進路は年々多様化しています。都立高校の中にもチャレンジスクールやエンカレジスクールなど、学び直しの機会を提供する学校があります。私立高校等ではオンライン学習を中心としたり、登校日を自分で指定できる学校も増えてきています。学級という概念を見直し、少人数や個別学習を基本とする学校もあります。それらの学校への進学を希望する生徒へは「集団」というシステムに適応させるのではなく、その生徒の実情に合った学びの機会を提供するべきだと考えています。 自分に合った進学先で、中学校時代には叶わなかった自己を実現できる機会を得て、将来への道筋が少しずつ見えてきたと報告のため来校される卒業生もいます。中学生の頃の悩みもまた、今の自分の大切な一部であると語ってくれた卒業生もいます。 悩んでいる生徒にとっての出口、ゴールはみんな同じでなくてもいいと思います。一人ひとりに応じたゴールのためには、中学校での学びの機会も画一ではなく複線型に変えていく時代だと思います。 ご家庭で何かお困りの事がございましたら、いつでもご相談ください。相談窓口は、今一番相談しやすい教職員がお受けいたします。もちろん、管理職でも大丈夫ですよ。 校長 建部 豊 何をしているのでしょう?正解は加湿器の試運転でした。 昨年度から各教室に配置した加湿器。今週末あたりから気温が下がり、乾燥した気候となりそうです。マスクを着用しているので、喉の乾燥はある程度抑えられているようですが、念には念を入れてのインフルエンザ・風邪対策です。 放課後 〜 それぞれの活動
雨のため校庭が使用できず、今日は屋内の部活動のみ行われています。窓の外では雨音が先ほどより少し激しくなってきました。
生徒会では傘を忘れた生徒のために、傘の貸し出しを行っています。登校時には雨が降っていなかったので、傘を持って来なかった生徒もいたようです。遠慮せずに借りてくださいね。 ちょうど帰宅時間に部活動等のない生徒が帰路に着きました。 11/22の給食・ミートソーススパゲッティ ・白菜のスープ ・チョコチップケーキ ・牛乳 <産地> にんにく:青森 セロリ:愛知 にんじん:千葉 しょうが:高知 玉ねぎ:北海道 白菜:茨城 豚肉:北海道 たまご:栃木 より深く考える学年の教員がそれぞれの専門(得意)分野を分担して、教員がローテーションしながら各学級で授業を行います。 ある学級では「天動説」や「地動説」に触れながら、今は当たり前とされていることが、歴史的には決して当たり前ではなかった事例を学習していました。出典は『君たちはどう生きるか』。あらゆる事象に「なぜ?」と問いかけながら、自分とは何か、これからどう生きるべきかについて考えていました。 またある学級では、新聞記事を読みながら、記事の構成や配列、新聞によって情報発信の仕方が異なることに気づくことができるよう、読み比べを行っていました。メディア情報はあくまでも誰かによって加工されたもの。全てを鵜呑みにするのではなく、複数の情報を調べる必要があることを学びました。 そしてある学級ではアサーション・トレーニングを行っていました。自己表現の仕方によって相手を攻撃することもできれば、相手に安心感を与えることもできます。表現方法を学ぶことで円滑な人間関係の構築を目指します。他人への誹謗中傷が蔓延する現在だからこそ考えたいテーマです。 砧中学校では様々な場面を通じて、生徒も教員もより深く考える活動機会を設けています。 深く掘り下げる
昼休みの図書室。小説など自分の読みたい本を借りに来る生徒だけでなく、調べものをする生徒もいます。授業で習ったことで関心を持った内容をさらに深く知りたい、そういった利用の仕方もありますね。
ネットで何でも検索できる時代ですが、原典としての書物にあたってみる経験も必要です。 現在図書室では、ちょうど「SDG’s」の特集を組んでいました。これからの環境問題を考える上で、改めてこの機会に基本から学んでみませんか? 季節の変化の仕組みを知る季節ごとの太陽の動きを記録し、季節の変化の仕組みを学んでいます。地軸が傾いていることによって四季の違いがあるのですね。 そうそう、動いているのは太陽ではなく地球の方でした。(副校長) 漢字学習が哲学へと「善悪」という漢字を書きながら、その意味について考えてみました。例えば「人の内面には善悪の心がある」について。どんな場面が想像できるでしょうか? 道路に100円玉が落ちていた。それを自分のものにするか、警察へ届け出るか、これが善悪の心? いや、100円玉なら警察に届け出れば、逆に警察の仕事を増やしてしまうのではないか。それではいくらなら届け出るべきか。いやいや金額の多さではなく全て届け出るべきだ。 先生も一緒になって、だんだんと議論が白熱してきました。 「善」つまり「正しい」とはいったいどういうことなのか、気がつけば哲学的な問いへとみんなの考えが深まっていました。 工具を作る意味
2年生技術、電気はんだごての製作。
よく考えてみると、電気はんだごては工具(道具)です。工具は物をつくるための手段です。手段である工具を作っていることになる訳ですね。 電気はんだごての製作は、電気回路の仕組みや発熱の原理などを学ぶための教材です。一方で仕組みや原理を学ぶことで、工具の正しい使い方も学ぶことになります。ものづくりの手段である工具を製作する意味、それはその工具の安全な使い方の学習にも繋がっているのかもしれませんね。 |
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