3年生の算数では、長さの学習で校庭に出て巻き尺を使う活動を行いました。ものさしと違い、長い物や周りの長さを簡単に測れる巻き尺のよさを生かして、思い思いの長さを測っていました。「サッカーゴールの周りの長さは１３ｍ６８ｃｍもあるんだよ」「ジャングルジムの長さは２ｍ４０ｃｍだ」など、子どもたちは活動を通して長さを体感して、長さに対する感覚を育んでいました。

1年1組の学級活動の様子です。今日は七夕の願い事を決めようという議題で学級会を行いました。「1年1組が○○○だといいな」という視点で、みんなにとってうれしい願い事を考えました。「１ねん１くみがたのしいといいな」「かっこいい１ねん１くみがいい」「みんななかよしなクラスがいい」「さいこうにへいわ」「みんなであそべるクラス」など、たくさんの願いが挙げられました。最終的にはそれぞれの意見が含まれる「さいこうにへいわなクラスになってほしい」という願い事に決まりました。1学期の終わりにはみんなが「楽しかった」「なかよくなれてうれしい」という気持ちでいられるよう、それまでの日々はこの願い事を意識して生活していきます。

　新ＢＯＰの連絡協議会が開かれ、ＰＴＡ会長や役員の方々、地域の方々に参加いただきました。児童館の館長から世田谷区での新ＢＯＰの運営の状況について話や、事務局長や職員の方々から明正小の新ＢＯＰの目標やそれぞれの学年の子どもたちの様子についてお話がありました。１年生は、話をよく聞くことのできる子どもたちが多いこと、２年生は、１年生を迎えるために折り紙でプレゼントをつくるといった優しい子どもが多いこと、３年生は新ＢＯＰの最上級生として１年生の歓迎会を開いたり、遊びの仕方を教えてあげたりと頼もしい姿が見られることなどをお話しくださいました。新ＢＯＰも明正小の敷地の中にありますので、情報交換をしながらチームとして子どもを育てていきたいと思います。

　5時間目に、1学期最後の委員会活動が行われました。健康委員会では、喜多見小学校とＺＯＯＭによる交流を行いました。代表の3人が用意した資料を示しながら、活動を紹介します。開始時間になるまで立つ位置や説明する内容を、教員と確認しました。相手にわかりやすいようにゆっくり、はっきりと話すことに注意しました。本校の発表のあと喜多見小学校の発表を聞きました。両校とも学校のみんなの健康を守るための委員会ですが、方法や工夫がそれぞれ違うことがよくわかりました。喜多見小学校では、水質検査を定期的にしていることに本校児童は高い関心を示していました。また、明正小学校で今年度から始めた試みが喜多見小学校にとって興味深かったようです。お互いの活動を知ることによって、新しい気づきにつながりました。今後の活動がさらに活発なものになりそうです。

　休み時間に、１年生に、「何をしているの？」と尋ねてみると、「アリを探しているんだよ。」と教えてくれました。のぞき込んでみると、アリが数匹、エサを探しているのでしょうか、歩いていました。アリを捕まえて、ケースに入れて、飼うのだそうです。他の場所では、教室で飼っているダンゴムシのケースに霧吹きで水をかけてしめらせていました。いろいろな虫を見たり、触ったりして親しむ様子がいろいろな場所で見られます。

４年１組の理科では、雨水の流れの様子について観察し、流れる水の特徴を考えました。実際に雨が降った時の校庭の様子を動画に残し、それを見ながら、降ってきた雨は校庭に落ちてどのように流れているか調べました。調べたことをノートにまとめ、校庭のどこに溜まりやすいのか、溜まりやすい場所はどのような場所かを分析しました。タブレット端末を効果的に活用し、雨水の流れについて科学的に分析しやすい学習環境を整えていました。

５年１組では学級会を開き、今のクラスの課題を解決する方法を話し合いました。「時間を守れないこと」「専科の授業態度がくずれてしまうこと」などが現状の課題と捉えていました。一人一人がが意識して改善していくことはもちろん、みんなで学級目標を確認し、それに向けて取り組んでいけることを考えました。このように自分たちの学級を自分たちの力でよりよくしていこうという自治的な能力を高めています。

５年生の社会科は「国土の気候の特色」を学習しています。今日は最初の時間でした。日本全国の桜の開花予想図と梅雨入りの予想図を見て、気付いたことを発表し合いました。どちらも温かい地域からだんだんと北に進んでいることに気付きました。そんな日本の気候にはどのような特色があるのかをこれからの時間で明らかにしていきます。主に「季節風」「降水量」について明らかにしていき、日本の気候の特色をまとめていくという学習計画を立てました。

　２年生が植えた「ミニトマト」「ナス」「ピーマン」が順調に育っています。花が咲き、実をつけているものがたくさんあります。せいちょうのはやいものは色づきはじめています。もう収穫してしまってもよいくらいの色づきのものもあります。とてもおいしそうです。梅雨ということで、日射しも乏しい中よくぞ見事に実をならせたものです。他の鉢も次々と収穫可能になると思われます。もしかしたら、もうすぐご家庭に収穫したものが届くかもしれません。

　４年生は、早くも作品展に向けての作品づくりに取り組んでいます。「花・華フラワー」というテーマで、７０周年を「はなやかに」「お祝い」して、みんなを「幸せ」にする花を描きます。アクリル絵の具を使い、ホログラムテープや金銀の色紙で飾りつけをします。画用紙も好きな色を選びました。黒い画用紙を選んだ児童は、黄緑色の茎をいろいろな方向に伸ばし、白い花をいくつも咲かせていて、背景とのコントラストが見事でした。大きな花をいちばん上に咲かせて、下に色とりどりの小さな花をたくさん描いている作品もありました。花びらの筋も細かく描いていて、重ねると立体的になるアクリル絵の具の性質を上手に生かしていました。「水彩よりも鮮やかな色が多くて楽しい。」「刷毛を使って描くとおもしろい。」という声も聞こえました。
「ふじっち」が画面に登場していたり、「７０周年」の文字が描いてあったり、「お祝い」の気持ちも存分に表されていました。最後は、ひと回り大きな白画用紙を額縁に見立てまわりを飾り、完成した絵を貼り付けて仕上げます。

　ゲストティーチャーを招いて体育館で英語体験教室を行いました。「ホスピタル」「ディレクション」「グローサリーストア」の３つのグループに分かれました。病院やスーパーでは絵カードを使って、どんなやり取りをするのかをはじめに学習しました。授業で学んでいるので、野菜や食品の名前はみんなすらすらと答えることができました。病院で使う用語は初めて目にする言葉が多かったようです。医師と患者を交替で体験しながら、病状の説明の仕方や、診察で使う英語を覚えました。「方向」はマットで学校内の通路を作り、ほかの人の言う指示を聞いて、音楽室や体育館、校長室など校内の施設にたどり着くゲームです。途中で「ジャンプ、ジャンプ！」「ダンス、ダンス！」とかけ声がかかると、「え、なんで。」ととまどいながらも指示に従って踊ったり、はねたり、それを見てみんなで笑ったりと、とても盛り上がりました。体全体を使いながら、身につけた英語でコミュニケーションをとる楽しい体験となりました。

１年生が大切に育てているアサガオが咲いていました。週明けの月曜日なので、元気のないアサガオもありましたが、１年生が水をあげると元気に葉が広がりました。「私のアサガオはまだ咲かない。」と言っている子がいたので、一緒に探すと小さなツボミが見つかりました。これからきれいな花が咲くでしょう。楽しみですね。

４年３組では「１学期お疲れ様会の計画を立てよう」という議題で学級会を開いています。「前回の遊びの話合いの反省を生かして、１学期の振り返りながら深めたい」という提案理由をもとに、それに沿った話し合いが進むよう子どもたちが確認をしています。意見を交換し、友達の思いを理解しつつ、自分の考えと折り合いをつけ、会を進めました。今年度、明正小では校内研究で特別活動を取り上げ、全校で学級会等を通して自分のよさが分かったり互いを認め合ったりできる子どもたちを育てることを目指しています。

　空は曇っていて、雨がポタポタと降っており、梅雨を感じます。ひまわり学級の廊下には、カラフルな「かたつむり」がいました。同じ「かたつむり」はおらず、○○さんは、○○な色だな、○○な形だな、とそれぞれの子のよさを感じました。３年生の教室には、本物の「かたつむり」もいます。学校のアジサイもきれいに咲いています。

２年生が育てている夏野菜がだいぶ成長してきました。「先生見て！」とたくさんの子がその様子を見せてくれました。ピーマン、なすなどきれいな野菜がみをつけ始めました。愛情もって育ててきた野菜が実をつけ本当にうれしそうでした。収穫がますます楽しみになりました。

　第１回目の「ＰＴＡ運営委員会」が開かれました。地域の同窓会会長や青少年委員、青少年成城地区委員会委員長等の皆様にもご参会いただき、ご挨拶いただきました。活動計画や予算も承認され、活動が進んでいくことが感じられました。今年度は創立７０周年の特別な年です。ＰＴＡや地域の皆様のご理解やご協力を仰ぎ、「地域とともに子どもを育てる明正小」として、取組を進めたいと思います。ＰＴＡ役員の皆様、会の準備や運営をありがとうございました。

今日は午後から、砧の学び舎合同研修会がありました。砧中の授業を参観しました。卒業生が頑張っている姿や微笑みかけてくれる姿を見ることができ、うれしい再会を果たしました。授業後は各教科等の分科会に分かれて、協議会を開きました。せたがや探究的な学び、ICTの活用の視点で授業について話し合いました。各校の日頃の実践を共有できる時間となり充実した協議会となりました。

　3時間目に、今年度初めてのたて割りは活動が行われました。5年生が1年生を迎えに行く間に、6年生が教室づくりを進めました。メンバーがそろうとまずは自己紹介です。学年ごとに席に座りながらの班、床に車座になる班とやり方もそれぞれ違いました。初めて参加した1年生はたくさんのお兄さんお姉さんに注目され、照れくさそうな様子でした。名前と一緒に好きなものを発表しましたが、「オルゴール」「町中華」「算数の面積の計算」「野球」「水色」と1人1人ジャンルが違っておもしろかったです。名札づくりではきょうだい学年がペアになりました。昨年まで使っていたものを見せ合ったり、1年生には6年生が丁寧に教えてあげたりしていました。次回やりたい遊びを決める時間になると、意見がたくさん飛び出しましたが、6年生が上手に進行しスムーズに決めることができました。
余った時間でじゃんけん列車を始めた班からは、にぎやかな声が聞こえてきました。背の高い高学年に一生懸命につながろうとする低学年の姿がほほえましかったです。

　成城警察署のスクールサポーターの方にお出でいただき、セーフティ教室を行いました。１、２年生は「連れ去りの防止」、３、４年生は「万引の防止」、５、６年生は「薬物の乱用の防止」です。映像を見たり、スクールサポーターの方が実際に経験した事柄を聞いたりしながら学ぶことができました。子どもたちにお話しいただいた後の意見交換会では、さらに詳しくお話を聞くことができました。薬物の乱用では、ちょっとした気の緩みから手を出してしまうこと、低年齢化が進んでいること、再犯率が高いことなどが分かりました。また、成城警察官内では、自転車の交通事故が増えていること、事故を防ぐために、一時停止を確実にすることをお話しいただきました。子どもたちへの指導にも生かすとともに、大人も気を付けなければならないと感じました。

　５年生、１年生、ひまわり学級でプール開きが行われました。５年生では、実行委員の子どもたちが今年度のめあてを発表してくれました。めあては、「水と仲良くして、安全に成長しよう」です。ひまわり学級では、プールで守る「かぶとむし」の話がありました。「駆けない」「ふざけない」「飛び込まない」「無理をしない」「しゃべらない」です。みんなで確認し、しっかり守ることもできそうです。プールに入って学習する水遊びや水泳は、水に浮いたり、水の中を進んだりするなど、他の体育では味わうことのできない学習です。一方で、命を落としてしまうかもしれない危険もあります。多くの子どもたちが楽しみにしているプールでの学習ですが「安全を第一」に進めてまいります。