1/25 全校朝会(校長先生の話)

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今日は校長先生の原稿をそのまま紹介します。私も初めて知った話でしたので、長くなりますが、ぜひ読んでみてください。

さて、今朝は「アリが泳ぐ」という話をします。
世界で一番長い川は何という川でしょう。そうです。ナイル川という川です。その川は、エジプトにあります。エジプトといえば、ピラミッドやスフインクスが有名ですね。そのナイル川は豊富な水量とそれによってつくられる豊かな土は古くからから大切にされてきました。
そのナイル川を、泳げないはずのアリが渡るという話です。

どのようにして渡ると思いますか。言葉に出さずに、少し考えてみてください。

では、答えを話します。それは不思議なことですが、およそ3000匹のアリが集まり、サッカーボールほどの大きな固まりになって、ナイル川に浮かんで泳いでいくそうです。
でも、普通に考えると半分のアリは水の上に出るので大丈夫ですが、もう半分のアリは水の中に沈むので、当然、そのままでは死んでしまうことになります。
しかし、不思議なことに全部のアリがおぼれずにナイル川を渡りきるのです。

では、どうやって全部のアリが渡り切るのでしょうか。実は、このナイル川のアリは泳いでいく途中で次々に上と下が入れ替わっていきます。水の下にいるときには苦しくても上のアリのために我慢し、上になるとゆっくり呼吸をして、また、下になってアリを支える・・・これを繰り返し、何十日もかかって岸にたどり着きます。ナイル川を渡るという目的を果たすために、水の中での苦しい支え役を交替しながら、みんなで協力しあっていくのです。
もし、わがままで力の強いアリが水面の上を独り占めしていたら、水の中で支えていたアリは次から次におぼれて、ついには強いアリも含めて全部が死んでしまいます。

このアリの工夫を学校に置き換えて考えてみました。クラスでの係活動など、一人一人が少しの努力や我慢をお互いに分け合って、学校やクラスが楽しく、よい気持ちで「小学校という川」をみんなで進んでいくことの手本を教えてもらったような気がしました。
楽しいことだけでなく、我慢もお互いに分け合っての学校生活です。
この話に出てくるアリのようなクラスや学校でありたいものです。

校長先生は、松沢小学校の皆さんが、楽しいことや我慢をお互いに分け合って、みんで楽しい学校生活を送ってほしいと思っています。

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