3/3 行動と思い くすのき学級1つのグループでは、「たから島のぼうけん」の学習をしていました。教科書の単元で、1枚の宝の地図から登場人物や設定を決めて、文章を書いていく学習です。今日は、お話の「始まり」の部分を考えていました。 くすのき学級では、学習によってグループやメンバーが変わります。また、同じグループで、同じ単元の学習でも、個々に内容を変えて取り組むこともあります。 もう1つのグループは、「くじらぐも」の学習に入るところでした。 ワークシートが配られ、皆が名前を書いている間に1人の子がそっと黒板に出て、黒板に貼ってある写真入りの名札を全部取って黒板に貼り始めました。いたずらかな、と思いましたが、「もしかして…」という予感もありそのまま様子を見ていると、チョークで線を引いてその周りを囲んでいます。予感的中。 皆がくじらぐもに乗っている様子を表していたのです。 「くじらぐも」の学習に入るのが楽しみな気持ちが押さえらえれなかったのかもしれません。 どの学年どの学級でも同様ですが、子供たちの行動には、時に理解できないことや、こうあるべきというところの反対を行くようなものもありますが、実はそこにはその子なりの思いがあったり、何か意味があったりします(そうでない場合もありますが…)。いきなり咎めるのではなく、見守ってみる、あるいはよく聞いてみると意外な思いに出会うことも…。子供たちの心の動き、私もまだまだ全てが分かるわけではありませんが、分かるようになりたいなあと思います。日々が修行です。 |
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