3/8 全校朝会(校長先生の話)チョウの幼虫が食べる植物の種類は、チョウの種類によって決まっていますが、モンシロチョウの幼虫である青虫が好きな植物は「キャベツ」です。 では、なぜキャベツが好きなのでしょうか。 それは、生まれてくるときからキャベツのにおいのするものが好きなように生まれてくるからだそうです。さらに、青虫は、キャベツと同じアブラナ科の仲間の植物ならたいていは食べ、コマツナ、アブラナ、ハクサイ、ダイコンの葉も好きなようです。そしてそれらの植物には青虫が食べたくなる成分が含まれていると言われています。 さて、ここでもう1つクイズです。 青虫が卵から生まれてきて、一番初めに食べるものは何でしょう。 正解は、自分が生まれてきた卵のカラです。 ですから、青虫のいるキャベツに卵のカラは見つかりません。 成虫のチョウは卵を産むときは生まれてくる幼虫が食べる植物を探して卵を産みます。 そして、それはチョウの種類によって違っているのです。自然の世界は不思議ですばらしいですね。エサの取り合いにならないようにきちんと分かれているのです。 松沢小学校の子供たちが、このような自然のすばらしさや不思議を知って、見て、感じて、自然を大切にする子供たちに育ってほしいと思っています。 |
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