3/12 モチモチの~ 3年生こちらも長いこと教科書に掲載されている教材だと思います。斎藤隆介さんの作品で、滝平二郎(たきだいら じろう)さんの切り絵の挿絵が印象的です。国語で学習した記憶はないのですが、小さい頃家に絵本があって、表紙の「じさま」の顔が怖くて開くことができなかったのを覚えています。 今日は、じさまを助けるために勇気を出して家を飛び出した豆太が、医者様におんぶをされて何を考えていたかを読み取っていました。 吹き出しに豆太の気持ちになって書いていました。文中、直接豆太の言葉としては書かれていませんが、それまでの出来事などから根拠を見つけて考えていました。 話の中に出てくる「せっちん」というのは、トイレの別称です。モチモチの木の学習をしていると、しばらくの間 「せっちんに行ってきます。」 という児童がいますが、それだけ物語の世界にのめり込んでいるということでしょう。滝平二郎さんの切り絵の効果も相まって印象深いお話です。 ちなみに漢字では、「雪隠」と書きます。由来(複数あるようです)から来る当て字のようですが、「お花を摘んでまいります」(トイレに行くことの別表現)にもひけを取らない、何とも美しい表現(漢字の)です。 |
|