体育館では、NPO法人であるReBitの方を招いて講演をしていただきました。「多様性」とは何か、みんなが安心できる社会とは、などのテーマでお話をしていただきました。あなたにとって「おにぎり」といえばどんなものという問いかけに、友達と答えを比べ合いました。具が同じでも大きさや海苔の巻き方など、全く同じおにぎりを思い浮かべた人は少ないことが分かりました。同じように人間一人一人にも「セクシャリティ」のちがいがあることをわかりやすく教えていただきました。ある児童から、セクシャリティにおいて少数派の人と多数派の人が交流する場はどこにあるのかという質問がされました。講師の方からは「気づいていないだけで、みんなはもう交流しています。その人たちがもっとカミングアウトできる社会を整えていく事が大切です。」と答えをいただきました。子どもたちに「ちがい」を受け入れることの大切さを伝えていくと共に、われわれ大人も共生社会の実現に向けて深く考える必要があると感じた授業でした。