砧中学校 今後の生活指導について(1) ネット利用が長時間、深夜まで及んでいる。 (2) SNSのグループに束縛され、抜け出せない。 (3) SNSで悪口や特定生徒を疎外する投稿がある。 砧中学校においても、過去にSNSによるトラブルが複数発生しています。中には警察が関与するようなケースも起きています。相手の名誉を傷つけたり、プライバシーを侵害したりする誹謗中傷や「なりすまし」の問題です。さらには複数により一人の生徒を疎外して、精神的苦痛を与えるといった問題もあります。 多くの場合、そういった問題ある書き込みをした生徒自身、軽い気持ちで行っており、事件として明るみになった後、その重大性に気がついたというケースが散見されます。結果的には被害を受けた生徒だけでなく、書き込みをした生徒自身も大きな痛手を受けることになります。 砧中学校としては、生徒たちを守るためにも、未然防止も含めて、こういったトラブルに対しては、その兆しの段階からご家庭と迅速に連携して、早期の解決を図ることとしています。 義務教育段階において、ネット社会との向き合い方をしっかりと身につけておくことで、その後のネットトラブル防止に効果があると考えています。若い世代による不適切な発言や動画の投稿が社会問題化していますが、その背景を調べてみると、通信手段としてのSNSの基本マナーをしっかりと学ばないまま義務教育を終え、社会へ出た後にトラブルを起こしていることが多いようです。そのためにも中学校でのネットトラブル防止に関する生活指導は重要と考えます。トラブルを起こした生徒を責めるのではなく、その機会を逃さずに、道具(通信手段)の使い方をご家庭と学校が連携して、生徒に正しい道筋を示していくというスタンスで取り組んでまいります。 ぜひ、本校における生活指導の基本的な考え方をご理解いただき、生徒の学力向上とともに道徳性やマナー育成のために、ご協力いただきますようお願い申し上げます。 |
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