『お知らせ・TOPICS』のコーナーでは、「今日のできごと」や「おしらせ」など更新された順に砧中の生徒や教育活動の様子を紹介しております。

学校行事実施の判断根拠について

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少し長い文章となりますが、決定過程の透明化とその説明責任を果たすため、以下に学校行事実施の判断根拠を記載します。

校外学習や遠足については、1ヶ月前の緊急事態宣言延長時点から検討を重ねてきました。修学旅行と合唱コンクール中止の判断をした際に、生徒たちより提案された代替行事案を実現するため、緊急事態宣言再延長となった場合においても、実現可能な方策を探ってきました。

文部科学省の通知では、今回の緊急事態宣言下では、休校措置はとらずに、可能な限り生徒たちの教育活動を継続するということが前提となっています。緊急事態宣言発令中の遠距離での宿泊行事は、日程を変更するか代替行事に振り替えるかの考えが示されています。その代替行事の例として近距離での日帰り旅行が例示されていました。また合唱についても屋内で密状態を避けた上での実施は可能となっていました。それを受けて砧中では、近距離での校外学習・遠足と校庭での合唱披露を計画してきました。

今回出された世田谷区教育委員会の通知では、3年生の校外学習は日程変更が難しいため、東京近郊での日帰り旅行を許可するとのことでした。そのため3年生の校外学習とI組のお別れ遠足は計画通り実施の判断としました。2年生の校外学習については、生徒提案により元々3月23日に変更しており、予定通り準備を進めていきます。

3年生の合唱披露も、生徒提案により校庭開催で計画しており、こちらも実現に向けて練習を継続いたします。

年明け以来、砧中では緊急事態宣言発令を視野に入れて、様々なシミュレーションを行ってきました。生徒たちによる提案を尊重し、生徒たちと共に試行錯誤を繰り返しながら、情報収集に務め、根拠を明らかにし、決断してきました。感情論・精神論のみに陥ることなく、論理的に思考して、次善策を探っていく、この一連の流れこそが問題解決力醸成に向けて実効性のある取り組みであったと考えています。

先行き不透明な時代にあって、誰もが納得できる正解はどこにもありません。だからこそ、砧中にとっての最適解を探し続けるしかありません。それは決して校長はじめ教職員だけの考えで解決できるとは思っていません。こういった時代だからこそ生徒や保護者の皆様、地域関係者の方々からの多角的な意見を結集しながら、利害調整を図らなければならないと考えます。

3月の学校行事はほぼ予定通り実施できる見込みとなりました。しかし、これは感染症予防の意識を緩めることではなく、最大限の防止策を継続させることが前提です。

昨日行われた3年生のスポーツ大会。生徒たちの活気溢れる姿に接し、改めて生徒たちの活躍機会を設けていくためにも、これまで以上に問題解決に向けて教職員一同全力を傾注することをお約束します。


校長 建部 豊
砧中教職員一同
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