オンライン授業 アンケートを分析していち早くオンライン授業に取り組んだことに関しまして、多くの感謝の言葉を頂戴し、教職員一同更に取り組みへの意欲が増したところです。一方で課題もたくさん頂いています。長時間の視聴による生徒の疲労や、途中で音声等が途切れた場合、問い合わせしづらかったなど今後検証が必要なご意見もありました。 その中で、授業中の生徒による落書きなどの書き込みにより、授業に集中できなかったという声は生徒からも多く指摘されました。この件については書き込んだ生徒を一方的に責めるのではなく、学校側の管理の問題とも捉えています。あらゆる可能性を想定して準備を進めてきましたが、学校として危機管理の甘さであったと認識しています。そのことも踏まえて本日午後、当該学年では臨時の集会を開き、学校側の責任を明確にした上で、授業を真摯に受けたいという生徒の思いも紹介しました。 新たなツールが導入されれば、当然生徒は様々に試したいという気持ちになります。それはツールに対する関心の表れでもあります。問題が起きた際には、禁止するだけでなく、そのチャレンジ意欲は評価しつつも、授業規律も同時に確立していかなければならないと思います。本日の集会では、当日の授業をした教員も生徒たちに書き込みがあった時の授業者としての気持ちを率直に話しました。生徒の意欲を減退させることなく、授業としても成立させていくために、今後もどこまで生徒に任せて、どこに制限を加えるのか、課題を共有して解決を図りたいと考えています。 なお、最終的な分析結果はPTA運営委員会等の場で報告させていただきます。 校長 建部 豊 |
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