『お知らせ・TOPICS』のコーナーでは、「今日のできごと」や「おしらせ」など更新された順に砧中の生徒や教育活動の様子を紹介しております。

授業規律確立と授業改善に向けて

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1学期を終え、砧中学校の今後の教育活動充実に向けて、生徒や保護者の皆様から多くのご意見をいただいています。本校では年度末の学校評価だけではなく、学期ごと、また日々の活動の中で課題が明らかになった場合、その都度フィードバックしながら改善に取り組んでいます。

1学期末には、一部授業規律が成立していない状況があるとのご指摘をいただきました。授業中での冷やかしかからかい、授業を遮る私語など、教科担任によって態度が変わることが生徒からの声としても上がっています。そのため、学期末には管理職が生徒との個別面談を実施しました。単に指導するのではなく、なぜそういった行為に及ぶのか、その理由を明らかにすることで、2学期以降の改善へと結びつけていくことが目的です。

面談を通して改めて再認識したのは、授業規律の確立は教員の授業改善と平行して取り組まなければならないということです。今授業で何が話され、何をしなければならないのか、その事がわからなくなった生徒は取り残される不安を抱きます。しかしそのまま授業が進んでいくと、その不安は諦めの気持ちとなり、それが私語へとつながっていきます。また授業の内容が理解できる生徒に対して、冷やかしやからかいといった行為で自分の不満を発露させようとします。

教員から授業中に当てられる不安を訴えた生徒もいました。特にその日の日付から出席番号で当てられることで、朝から憂うつになってしまうという相談もありました。当てられて答えられなかった時の教員の態度に反発を覚えている生徒もいました。一方的に当てておいて、「こんなこともわからないのか」という指導は旧態依然とした授業です。残念ながら最先端の授業を目指す本校においても、まだ多くの課題があることが明らかになりました。最先端の授業とは、授業内容だけではなく、理解度に幅かある生徒一人ひとりに意欲を持たせ、授業に参画させていく技能です。生徒が「わからない」ことを前提にして、「わかる」ためにどう自信を持たせていくのか、声かけも含めて終業式後の職員会議で再度徹底を図りました。

生徒一人ひとりが置かれた状況を把握して、その生徒に今必要な声かけや課題の提示をしていく、そういった授業の大原則を改めて教員間で確認しています。

2学期以降も生徒や保護者の皆様のご意見をしっかりと受けとめながら、教育活動を推進してまいります。


校長 建部 豊
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