【砧中の課題】授業への向き合い方例えば授業中の生徒と教員のやり取りで、つい本題から逸脱してしまうことがあります。いわゆる雑談などです。一定の逸脱は授業の気分転換として有効に働くこともありますが、度を越してしまうと授業の本筋が見えなくなり、授業の一貫性が保てなくなる可能性も生じてきます。教員が計画的に本題から逸脱させているケースもありますが、問題となるのは、生徒とのやり取りの中で、本題から外れて軌道修正ができなくなるようなケースです。 また以前も課題としてお知らせしましたが、授業中の生徒の発言に対して生徒間でいわゆる「ツッコミを入れる」行為も、度が過ぎると冷やかしやからかいに繋がってしまいます。 授業に集中したいと願う生徒たちの気持ちを最大限尊重していくためにも、本日、今後の授業規律について教職員間で共有し、改めて各授業においてメリハリのある授業展開を進めていくことを確認しました。また今後学活等の機会を利用して、生徒と教員で授業への向き合い方を確認するとともに、必要に応じて生徒との個別面談も設けていく考えです。 先々週の学校公開時には、本校の授業に関して参観された皆様から高い評価をいただきましたが、その評価に甘んじることなく、一人ひとりの生徒の声に真摯に向き合い、日々学習環境の改善に努めてまいります。 校長 建部 豊 |
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