給食ではどれくらいの残菜が出ているのか?この日は春の料理「たけのこご飯」のメニューの日でした。たけのこの風味が香る、季節を感じる料理でしたが、たけのこの味が苦手という子供も多いです。また、混ぜご飯は、味がカレーライスのような強さがなく、具が混ざっていることからボリュームを感じやすいため、どこの学校でも残菜が残りやすいです。 砧中学校でも、比較的多くの残菜が残りました。多いところでは、2枚目の写真のように1クラスでこのくらい残っていました。この日の残菜は、混ぜご飯だけで大きいゴミ袋が2つ分程度になりました(3枚目の写真)。 給食の残菜が多くなる理由としては、給食への興味関心がない、余裕をもって食べる時間がないことなどが考えられます。しかし、砧中学校は先生と子供たちの給食への関心は決して低くはありません。まずは、レシピや作り方のさらなる工夫で、子供たちの苦手意識をなくし、自然に食べてくれるように目指していきたいと思います。 例えば今日のたけのこご飯の場合は、 ・たけのこの量が多かったので(他の具の3倍近く)、他の具よりもちょっと多いくらいに調整する ・具の鶏むね肉は火を通すと固くなるので、豚ひき肉に変えてご飯全体にコクと味の強さが行き渡るようにする といった変更をします。 給食もご家庭の料理と同じく、次につなげるための試行錯誤をしています。今日の給食についてご家庭でも話題に出していただき、子供たちも保護者のみなさまも、給食への関心と調理員さんのがんばりに今後も目を向けていただけると嬉しいです。 栄養士 岩黒 |
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