☆2月3日(金)の給食・節分ご飯 ・いわしハンバーグ ・どさんこ汁 【 産 地 】 米:山形(つや姫) 豚ひき肉:北海道 大豆:北海道 油揚げ:アメリカ・カナダ原料 人参:千葉 豆腐:愛知・佐賀 豚ひき肉:北海道 豚レバーミンチ:国産 いわしすり身:鹿児島 いかすり身:ペルー産 ねぎ:千葉 卵:栃木 豚肩肉:北海道 玉ねぎ:北海道 じゃが芋:北海道 ホールコーン:アメリカ産 わかめ:三陸産 みそ:国産 【 今日 の 一言 】 2月3日は節分です。そんなわけで、今日は節分メニューです。と言ってしまうと簡単でよくある給食の紹介に聞こえますが、実は節分の行事食は栄養士にとって鬼門であります(節分なのに鬼門とは…)。とにかく、子供たちが食べない!ちょっとやそっとの工夫では太刀打ちできない。そこで、10年以上試行錯誤を重ねた結果、今日のメニューに到達できたのが2年ほど前になります。 節分は、「邪気を払う」豆と、「鬼が苦手で近寄ってこない」と言われるイワシを使います。これまでも、主食としての「節分ご飯」や、おかずとして「炒り豆・大豆のカレー揚げ」や「小イワシの唐揚げ・イワシのつみれ汁」といろいろやってきましたが、栄養価が足らない、子供が苦手な味になる、手間がかかりすぎるなどの問題がありました。 しかし、今日の砧中の節分ご飯は、豚ひき肉と人参・油揚げ・刻み昆布を使ったコクと旨味のある混ぜご飯に素揚げした大豆を加える、子供でも食べやすい美味しさになっています。それでも「豆」ということで食わず嫌いされてしまったらどうにもできないのですが、実際はそんなこともなく、どのクラスもたくさん食べてくれました!これは嬉しい!次はもう少し味を強くしたいところですが、塩分摂取量は増やしたくないので、刻み昆布の量を少しだけ増やそうと思いました。 いわしハンバーグは、いわしのすり身だけで作ってしまうと魚臭く、味もハンバーグとしては違和感が出てしまうので、豆腐・豚ひき肉・いわしのすり身・クセの少ない「いかのすり身」・ねぎ・人参・パン粉・卵・砂糖・醤油・酒で生地を作っています。砧中学校では初めての料理だったので、受け入れてもらえるか心配でした。しかし、お休みの多い一部のクラスでは残菜はありましたが、ほとんどのクラスがよく食べてくれていました!味は、クセが強くなるのを気にしすぎたせいか、思ったよりも優しくなってしまったので、次回はもう少しいわしの味を強くしてもいいかもしれません。 どさんこ汁は北海道の「道産子(どさんこ)」のことで、その名の通り北海道で有名な食材をふんだんに使っています。人参・玉ねぎ・じゃが芋・とうもろこし・わかめ・とうもろこし・バターです(実際の砧中の給食で、全て北海道の物を使えているわけではないのが悔しいところですが)。寒い時期にぴったりなしっかりした味のある温かい味噌汁で、バターのコクと風味も味わえます。栄養もたっぷりです。 今日も3年生ではお休みが多いところがありましたが、昨日調理員さんと考えた対策により、残菜は少なくて済みました。おそらく、私が今まで回った学校の中で、1年目の節分の行事食としては、1番残菜が少なかったと思います。調理員さんが美味しく作ってくれたのはもちろん、多めに盛った1・2年生がそれに応えてくれたおかげもあると思います。特に、余ってしまった牛乳を快くおかわりしてくれた1A、1C、1Dの皆さんありがとうございました! また、3年生もB組さんが見事完食してくれました!お休みが多かった中で、行事食を完食してくれたのはとても嬉しかったです!生徒の皆さんの思いは、給食室にしっかり伝わっています。ありがとう! |
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