☆5月22日(月)の給食・五目あんかけそば ・大豆とじゃこの甘唐揚げ ・オレンジ1/2(ハウスみかん) 【 産 地 】 にんにく:青森 生姜:高知 玉ねぎ:佐賀 豚肩ロース:青森 人参:徳島 鶏ガラ:国産 たけのこ水煮:福岡・熊本 うずら卵水煮:愛知 白菜:茨城 もやし:栃木 小松菜:茨城 いか:青森 大豆:北海道 ちりめんじゃこ:広島 白ごま:スーダン・パラグアイ産 オレンジ:愛知県蒲郡市の温室みかん 【 今日 の 一言 】 休み明けである今日の給食は、たっぷりの野菜と肉、魚介の入った五目あんかけそばです。休日の食事は、外食で済ませたり、お店でお弁当を買ったり、家で作ったりするかと思います。私もそうなのですが、買うにしても家で作るにしても、どうしても味が濃くなりがちです。 そして、今日のあんかけ焼きそばを給食室で味見したとき、「なんて安心する味なんだ!」と1人で感動していました。給食は大量調理で何種類もの食材、調味料を使って炒め、煮込んでいきます。味の調整が大変だったり、味がぼやけやすかったりと難しい点もあります。しかし、大量調理だからこそ生み出せる「味の深み」「コク」「旨味」があり、それらが「優しくて安心できてさらに美味しい!」と思える味にしてくれます。「どうしたら、給食のような味になるのだろう?」と、私はもう10年近く悩んでいますが、未だに答えがわかりません。 今日のあんかけそばを食べて、私と同じように安心感と満足感を生徒たちに届けることができていたら、とても嬉しく思います。 大豆とじゃこの甘唐揚げは、片栗粉をまぶした大豆を油で揚げて、ちりめんじゃこはそのまま素揚げにした後、醤油・みりん・砂糖・ごまで作った甘辛いタレにからめて作っています。揚げた豆とじゃこがサクサク、カリカリで美味しく、これまでも残菜率は1%程度でした(豆・小魚の料理なのに、これは驚きです)。ただ、今日は1人分が予想以上に多くなってしまいました。これも、新年度による食数の変化によるものと思います。次回は、豆の量を少し抑えて作ってあげようと思います。 そして今日のオレンジですが、予定では4月・5月上旬に好評だった「カラマンダリン」を使う予定でした。日本の一般的なみかんである「ウンシュウミカン」と「キングマンダリン」というオレンジの交配種で、皮の薄さと剥きやすさ、そして甘くてジューシーな果肉が特徴の物です。しかし、5月20日以降から完全に品物がなくなってしまうということだったので、今回は急遽ハウス栽培された「温室みかん」に変更しました。こちらも皮が剥きやすく、とても甘くて美味しかったので、ほぼイメージ通りの献立で実施することができました。 調べてみると、みかんのハウス栽培は大変手間がかかるらしく、温度管理などを怠ると、木が枯れてしまうこともあるそうです。そういった大変な苦労をしながら農家の方達が作ってくれたおかげで、私たちは冬以外でも甘くて美味しいみかんを食べることができるのですね。今日のみかんを栽培してくれた農家の方と、変更に対応してくれた八百屋さん、そして今日も給食を作ってくれた調理員さんたち、ありがとうございました! |
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