☆1月26日(金)の給食・きな粉揚げパン ・ビーンズサラダ ・ポークシチュー 【 産 地 】 きな粉・鶏ガラ:国産 ひよこ豆:アメリカ産 人参:千葉 きゅうり:群馬 キャベツ:愛知 にんにく・豚肩ロース:青森 トマト缶:イタリア産 玉ねぎ・じゃが芋:北海道 マッシュルーム缶:インドネシア産 【 今日 の 一言 】 1月24日から1月30日までを、「全国学校給食週間」と定められています。 戦争により一時途絶えてしまった学校給食。戦後の食糧難の時代に、世界中から物資の支援を受けて、昭和22年12月24日に無事に学校給食が再開されました。これを記念して、冬休みと重ならない翌月の1月24日からを「全国学校給食週間」としました。毎日食べることができることへの「ありがたみ」と、給食への「感謝の気持ち」を忘れないようにして、これからも「学校給食」という素晴らしい文化と、伝統的な料理を、未来へ伝えていきましょう! 学校給食週間3日目の給食は、東京都大田区の学校給食で生まれたと言われる「揚げパン」です。その歴史は意外にも古く、今から70年ほど前の昭和27年、大田区の小学校の調理員さんが、子どもたちのために考案した料理だそうです。 学校をお休みして給食が食べられない子どもたちに、美味しいパンを届けてあげたい!でも、時間が経って冷たく固くなってしまったパンを、どうにか美味しくすることはできないものか? そこから、調理員さんのアイディアにより生まれたのが、この「揚げパン」と言われています。今の「衛生管理基準」では色々とそぐわない部分もありますが、給食というのは今も昔も変わらずに、「子どもたちのことを第一に考えて作っている」ということがわかる、心温まるエピソードですね。 揚げパンは今でも給食で不動の人気メニューです。カレーライスのように、こういった愛されるメニューを生み出した人は、本当にすごい思います。今日の砧中学校でも、「きな粉揚げパン」は大人気だったようです。 ビーンズサラダは、ひよこ豆と野菜をドレッシングで和えて作っています。ひよこ豆はじゃが芋に少し近い味がするので、豆が苦手な人でも食べやすいと思います。苦手な人こそ食べてみて、この料理で「豆を食べることができた!」という実感を得てほしいです。 ポークシチューは、柔らかい豚肩ロース・人参・玉ねぎ・じゃが芋を、トマト缶などと一緒にじっくりと煮込んでいます。トマトの酸味と甘味、じっくり煮込んだことによるじゃが芋と肉の柔らかい食感がとても美味しい! サラダもシチューも、甘い揚げパンを食べた後に口に入れると、さらに美味しく感じました!今日の食べ合わせもバッチリです! 今日はお休みの人がたくさんいたので、せっかくなので揚げパンをいろんなクラスにおまけしておきました。来週こそみんなの元気な姿が見たいですね。 給食週間も残り2日です。次回も、地元や歴史にゆかりのあるメニューを出していきますので、よろしくお願いします。 栄養士 岩黒 |
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