『お知らせ・TOPICS』のコーナーでは、「今日のできごと」や「おしらせ」など更新された順に砧中の生徒や教育活動の様子を紹介しております。

☆11月30日(木)の給食

画像1 画像1
【 メ ニ ュ ー 】

・チキンライス  ・チーズオムレツ
・ポトフ


【 産 地 】

米:山形(つや姫)  ベーコン:千葉  卵:栃木
鶏肉・玉ねぎ・豚肉・じゃが芋:北海道
人参・かぶ:埼玉  牛乳:東京  鶏ガラ:国産
ダイスチーズ:ニュージーランド・オーストラリア産
マッシュルーム缶:インドネシア産  小松菜:茨城


【 今日 の 一言 】

 今日は11月最後の給食です。メニューはチキンライス、チーズオムレツ、そして野菜たっぷりのポトフです!オムライスをイメージした組み合わせです。これが食べやすいんです!

 チキンライスは、塩と油を入れてご飯を炊きます。具は人参・鶏肉・玉ねぎで、油で炒めた後に塩・こしょう・しょうゆ・ケチャップ・隠し味のカレー粉を加えて味付けをしています。炊けたご飯に具を混ぜることで、全体がケチャップの色になります。人の手で混ぜているので、全部をケチャップの色にすることは不可能ですが、ところどころに残った白いご飯の部分を見ると、「手作り感」があって私は好きです。また、この味の薄い・濃い部分による「ムラ」は、人の「舌」の構造上、均一に混ぜられた物よりも美味しく感じるそうです。オムレツと一緒に食べるとさらに美味しい!野菜たっぷりのポトフとの相性もバツグンです!

 今日のオムレツは、中にベーコン・玉ねぎ・塩・こしょう・牛乳・チーズが入っています。具をバターで炒めて調味して牛乳・チーズ・卵液と混ぜた後に鉄板に流し入れて焼けば、とても美味しいオムレツの完成です!やわらかくて、何個でも食べられそうな仕上がりでした!

 最後にポトフです。前回、予想以上にたくさんできてしまい、残菜もちょっと多かったので、人参・玉ねぎなどをちょっと減らしました。また、前回野菜の味がちょっと目立ってしまっていたので、それをやわらげるためにお肉のコクを利用しようと思い、今日はやわらかくてジューシーな「豚肩ロース肉」を使いました。食べてみると、ねらいどおり!肉の油とうま味が、野菜の味をほどよくまろやかにしてくれていて良かったです。料理自体には、塩・こしょうでしか味付けをしていませんが、それが余計な雑味をなくし、素材の味を引き立ててくれています。また、今日の「かぶ」がとても立派!私も一緒にかぶを包丁で切っていたのですが、大きくてしっかりしていました。これはとても栄養がありますよ!

 昨日も残菜は少なかったし、今日もみんなたくさん食べてくれる気がします。この調子で、12月も元気に過ごしてほしいです!



栄養士 岩黒

☆11月29日(水)の給食

画像1 画像1
【 メ ニ ュ ー 】

・カレーミートドッグ  ・ごまドレッシングサラダ
・秋野菜の豆乳シチュー


【 産 地 】

にんにく・ごぼう:青森  キャベツ:世田谷区
生姜:高知  豚レバーミンチ・鶏ガラ:国産
豚ひき肉・大豆・玉ねぎ・豚肩ロース
          ・じゃが芋・生クリーム:北海道
人参・きゅうり:埼玉  ホールコーン缶:タイ産
もやし:栃木  白ごま:スーダン・パラグアイ産
シュレッドチーズ:アメリカ・オランダ原料
豆乳:アメリカ・カナダ産大豆  米粉:国産うるち米
しめじ:長野  小松菜:茨城


【 今日 の 一言 】

 今日はいつもの豆乳クリームシチューに「秋野菜」を加えたメニューです。秋も深まり、冬の訪れが少しずつ近づいてくるのを感じます。…と言いたいところですが、変に暖かくて汗ばむ陽気の日もあるので困ります。ともあれ、今日のシチューを食べて、秋を感じてもらえたら嬉しいです。

 今日のシチューには、いつもの豚肉・玉ねぎ・人参・じゃが芋に加えて「ごぼう・しめじ・小松菜」が入っています。ごぼうは火を通すことでうま味を強くすることができます。シャキシャキした食感も気持ちいいし、その栄養は野菜の中でトップクラスの食物繊維の量をもっています。しめじは、今日は「かさ」の部分が大きい物が届きました。旬の時期なだけあって立派でしたが、きのこが苦手な生徒にとっては恐怖の対象になってしまうので、少し小さめに切ってもらいました。小松菜は、白いシチューに入れると彩り的にもきれいです。元々栄養豊富な野菜なので、旬の今はさらに栄養価が強化されています。そして、シチューに入っている牛乳と豆乳!もう今日のシチューは、栄養たっぷりです!

 シチューと合わせておいしく食べられるように、カレー風味をつけた「カレーミートドッグ」、そして付け合わせの「ごまドレッシングサラダ」も作りました。パンにもひき肉・野菜・大豆のみじん切り・チーズが入っていますし、サラダには白ごまたっぷりの手作りドレッシングを和えています。

 今日は給食後、すぐに下校で忙しい日なので、食べやすいようにこの組み合わせにしました。お休みもだんだんと落ち着いてきて良かったです。今日もしっかり食べて、病気に負けない体を作りましょう!



栄養士 岩黒

☆11月28日(火)の給食

画像1 画像1
【 メ ニ ュ ー 】

・わかめご飯  ・ししゃもフライ
・和風しらすサラダ  ・肉じゃが


【 産 地 】

米:山形(つや姫)  人参・さやいんげん:千葉
ししゃも:アイスランド産 →国内加工  生姜:高知
キャベツ:愛知  もやし:栃木  しらす干し:茨城
白ごま:スーダン・パラグアイ産  豚肩ロース:埼玉
玉ねぎ・じゃが芋:北海道  糸こんにゃく:群馬


【 今日 の 一言 】

 今日は肉じゃがとわかめご飯です!普通の肉じゃがは、実は1月に作って以来なんです。新年度が始まったばかりの不安定な時期と、夏場は食べやすい「カレー肉じゃが」や「韓国風肉じゃが」にしていたためです。今日は、久々の普通の「肉じゃが」です。生徒によっては、「白ご飯」とどう合わせて食べるか迷うかもしれないので、主食は「わかめご飯」にしました。

 わかめご飯の「わかめ」は、そのまま食べられる乾燥品の「炊き込みわかめ」を使っています。ただ、そのまま上にかけて混ぜるだけでは、少し固くて「チクチク」した食感が目立ってしまいます。そのため、炊飯後すぐにわかめを入れて混ぜたら、蓋をして少し蒸らします。こうすることで、いい感じにしんなりして、ご飯とわかめがなじむんです。塩気が効いたわかめご飯は、まるで「おにぎり」のように食べ進めやすいです!また、おかずと合わせて食べることもできるので、ちょうどいいのではないでしょうか?

 おかずは、「ししゃもフライ」と「和風しらすサラダ」です。どちらにも小魚が入っているので、カルシウムたっぷりです!
 また、今日の「肉じゃが」は、少しふんぱつして「豚肩肉」ではなくやわらかい「豚肩ロース」にしました。野菜と肉を炒めたら、醤油・砂糖・だし汁などを加えて甘辛く煮込み、最後に下茹でしたさやいんげんを加えてました。今日もじゃが芋はホクホク、いい感じのやわらかさと味の染み込み具合で、とってもおいしかったですよ!

 昨日はお休みが多い中、どのクラスもがんばってバランスよく食べてくれていたのが嬉しかったです。今日もたくさん食べてください!


栄養士 岩黒

☆11月27日(月)の給食

画像1 画像1
【 メ ニ ュ ー 】

・豚キムチ丼  ・青菜と豆腐の卵スープ
・フルーツヨーグルト


【 産 地 】

米:山形(つや姫)  にんにく:青森  人参:千葉
豚肩肉・玉ねぎ:北海道  もやし・卵:栃木
白菜・ピーマン・小松菜:茨城  豆腐:愛知・佐賀
冷凍キムチ・鶏ガラ・みかん缶:国産  ねぎ:新潟
生姜:高知  白ごま:スーダン・パラグアイ産
パイン缶:フィリピン産  黄桃缶:山形


【 今日 の 一言 】

 今日は大人気の豚キムチ丼です!キムチのつけ汁も全部使って、美味しい豚キムチ炒めを作ります!調味料は砂糖・塩・しょうゆ・コチジャン・ごま油を使っており、丼メニューとして食べやすい味に作っています。水溶き片栗粉で少しとろみも付けているので、さらにご飯にからみやすいです。

 豚キムチ丼は野菜が多くてヘルシーな分、エネルギーとタンパク質といった栄養が少し不足しています。それを補うべく、栄養たっぷりの豆腐と卵が入ったスープも作っています。今日も卵はふわふわ!こちらも水溶き片栗粉でとろみづけ、そして溶き卵を入れる際は少しずつ少しずつ、かき混ぜながら流し入れる。この2つが、「ボテッ」とせずにきめ細かい卵スープを作るときのコツです。

 最後にフルーツヨーグルトを食べれば、果物と乳製品の栄養も取れて、栄養バランスはバッチリです!しかし、心配なのはお休みの人数!!先週金曜日に続いて、10人以上いないクラスもありました。今日の場合、食材の量はもう減らせないので、クラスの配分を調整するしかありません。あとは、少しでも生徒たちが「美味しい!」と感じて、安心して食べてくれることを願うだけです。今週もみんなが、少しでも元気に過ごしてくれますように!



栄養士 岩黒

☆11月24日(金)の給食

画像1 画像1
【 メ ニ ュ ー 】

・ご飯  ・鶏肉の生姜焼き
・パリパリサラダ  ・大蔵大根のうま煮


【 産 地 】

米:山形(つや姫)  ねぎ:秋田  キャベツ:愛知
鶏もも肉・にんにく・豚肩ロース:青森  生姜:高知
人参:千葉  きゅうり:宮崎  大蔵大根:世田谷区
豚ひき肉・玉ねぎ:北海道  豚レバーミンチ:国産
干し椎茸:岩手  白菜:茨城  うずら卵水煮:愛知


【 今日 の 一言 】

 今日は「世田谷区の野菜といえばコレ!」と自信をもって言える「大蔵大根」を使いました!大蔵大根は、今の大根の主流である「青首大根」とは違い、先の方も太く、「寸胴」のような形をしています。その特徴は、煮崩れがしにくく、味が染み込みやすいことです。そのため、「煮物に最適な大根」と言われ、料理店ではこだわって大蔵大根を使っている所もあるそうです。一時期は育てやすい青首大根におされて、その姿を消してしまいました。しかし、世田谷区の農家の方が保管されていた種から見事に復活させ、今日も美味しく食べることができます。まさに世田谷野菜の代表と言っていいでしょう。

 しかし、今日はなんとお休みの人がとても多い!クラスによっては半分近く欠席の所もあり、とても残念です。さらに、この大蔵大根の煮物、去年給食で作ったときは残菜がとても多かったので、その点も不安でした。

 この料理は去年まで、豚ひき肉と玉ねぎ・人参を炒めていき、大根・干し椎茸を加えて軽く火を通した後、かつお節でとっただし汁と、みりん・酒・醤油を加えて煮込み、最後に白菜とうずら卵を加えて作っていました。今回はよく食べてくれる「豆腐とえびのうま煮」のレシピを参考にして、豚肩ロース・砂糖・塩・オイスターソース・ごま油を新たに加えて、最後に水溶き片栗粉で軽くとろみをつけるようにしてみました!
 これが、味見してみてびっくり!とんでもなく美味しい!!去年は、大根の味・醤油の味・甘さ、それぞれの主張が変に強かった印象がありました。今日は味のまとまり、一体感がすごくありました!醤油と砂糖の甘辛さ、やわらかくて味の染み込んだ大根、肉や卵のコクと野菜のうま味、そしてとろみのついた煮汁がそれら全てをまとめてくれていました!ご飯のおかずとしてもぴったりですし、この料理で「大蔵大根」の美味しさが生徒達に伝わると嬉しいですね。

 おかずは、鶏肉に生姜・にんにく・ねぎ・醤油・酒・みりんなどで下味を漬けた「鶏肉の生姜焼き」と、サラダの中で人気の「パリパリサラダ」です!新米のご飯と一緒に食べやすいように、そして大蔵大根のうま煮をたくさん食べてもらえるように、メニュー全体の組み合わせと総量を考えたつもりです。
 …お休みさえ多くなければ。しかし、悪いのは生徒達ではなく、病気です。味はどれも美味しかったので、また年明けの給食に入れて、改めてみんなに食べてもらいたいと思っています。
 世田谷区は国産食材・地場野菜の使用を積極的に進めているので、砧中でも給食を通して、生徒達に地元の食材の素晴らしさを今後も伝えていきたいものです。


栄養士 岩黒

☆11月22日(水)の給食

画像1 画像1
【 メ ニ ュ ー 】

・えびクリームライス
・マセドアンサラダ  ・りんご


【 産 地 】

米:山形(つや姫)  人参・ベーコン・パセリ:千葉
鶏ひき肉:青森  豚レバーミンチ・鶏ガラ:国産
玉ねぎ・じゃが芋:北海道  えび:インド産
マッシュルーム缶:インドネシア産  きゅうり:埼玉
牛乳:一部 東京牛乳  りんご:長野


【 今日 の 一言 】

 今日は、5月以来の登場となる「えびクリームライス」です。前回は、残菜率が10%を超えてしまいました。理由を推測するに、おそらくは食べた時の「油っこさ」、牛乳特有の「お腹に感じる重たさ」だと思います。この料理もなかなか難しいんです。材料は鶏肉・玉ねぎ・人参・マッシュルーム・えび・牛乳などを使っています。以前は、仕上がりが「ご飯にかける物としては薄味」で、塩を足しても「塩味」ばかりが目立ってしまい、「コク」が出ないといったことがありました。そこで砧中では、「にんにく」「豚ひき肉」「粉チーズ」を加えることでコクを出すようにしていました。しかし、おそらくそれが裏目に出てしまったようで、先述のとおり「油っこさ」「重たさ」をもたらして、生徒もたくさん食べられなかったのではないかと思います。
 そこで今回は思い切って、他区の「えびクリームライス」で評判の良いレシピを参考にしてみました!まずお米は人参・塩・白ワイン・油と一緒に炊き込みます。そしてクリームソースは、鶏ひき肉・レバーミンチ・ベーコンを玉ねぎと一緒に炒めていき、そこに人参・マッシュルームを加えます。その後、鶏ガラスープと塩・こしょうを加えて煮込み、むきエビ・手作りルウと牛乳も加えます。最後にパセリを散らして完成です。
 どんな仕上がりになるのか楽しみでしたが、仕上がり直前、「思ったよりも液体?」「ちょっとゆるくてシャバシャバ?」と不安な様子でした。でも、ここで小麦粉を足してしまっては、いつもと同じ感じになってしまうので、勇気をもってそのまま仕上げました!すると、配缶・ワゴンでの配送・クラスでの配膳を経た頃にはちょうどいい固さに!牛乳を使うクリームソースは、いつものルウのように固くするよりも、ちょっとやわらかめの方が食べやすいと思いました!さらにさっぱりした鶏ひき肉と豚のコクをもったベーコンとのバランスも良い!それに塩味が噛み合って、「なるほど、これは美味しい!」と思いました!これなら生徒たちも気に入るはずです!今後、砧中のえびクリームライスは、これでいきたいと思います!

 マセドアンサラダは、コロコロ野菜の彩りがきれい、味も食感もとても気持ち良いサラダです。しかし、食べやすいコロコロの形に切るには、機械ではなくどうしても人の手で行わないといけません。今日は調理員さん達と一緒にじゃが芋を切りましたが、サラダの芋だけで32kgあったので、けっこう時間がかかりました。
 給食は主食・主菜だけでなく、副菜も含めて、作る物全てに全力を注いでおります!今日もしっかり食べてくださいね!



栄養士 岩黒

☆11月21日(火)の給食

画像1 画像1
【 メ ニ ュ ー 】

・五目うどん  ・いかぺったん
・焙煎ごまサラダ


【 産 地 】

豚肩肉:北海道  人参・大根:千葉  ねぎ:青森
油揚げ:カナダ・アメリカ産大豆  小松菜:茨城
干し椎茸:岩手  ホールコーン缶:タイ産
キャベツ:愛知  いか:ペルー産  きゅうり:埼玉
卵・もやし:栃木  わかめ:三陸
白ごま:スーダン・パラグアイ産


【 今日 の 一言 】

 今日は久しぶりの「うどん」です。去年度の3学期に登場して以来です。「うどん」は寒い日にこそ美味しく食べられる物だと思うので、春・夏には別の麺料理に活躍してもらい、冬になったら「うどんの出番!」と考えていました。盛り付けも「麺」と「汁」なのでけっこう難しいと思います。そこで砧中では「麺」と「汁」、別々の器に配膳し、量の調整がしやすいようにしています。生徒も先生も久しぶりだと思うので、配膳の仕方について手紙も付けました。
 しかし、ここで問題になるのが「残った汁」。食育の点から見ても、「残った汁も飲んでいいよ」とは、例え塩分ひかえめでも言いづらい、実行しづらいものです。そこで、「もし汁だけが多めに残ってしまい、麺も無くなってしまったら、具を中心に食べてください!」とも手紙に付け加えました。具は野菜がたくさん入っているので、栄養満点です!他のおかずとの食べ合わせもいいので、汁だからと残さず、「具を中心に食べよう」という気持ちをもってもらえると、こちらも今後の給食で安心して「うどん」を出すことができます!
 今日の「五目うどん」は、たくさんのカツオ厚削り節を使ってダシをとったので、香りもうま味も最高!そこに干し椎茸・豚肉・油揚げ・小松菜・ねぎ・大根など合わさって、本当に美味しかったです!生徒にも喜んでもらえたら嬉しいです。

 いかぺったんも、1年ぶりに作りました。名前の由来は、生地をペタッとさせて作るから!生地の具合は、まるでお好み焼きのよう!でも、そこまで厚くないので、かき揚げのような感覚で、うどんと一緒に食べられます。具は人参・コーン・キャベツ・ねぎ・いかで、粉は小麦粉・塩・溶き卵・水で作っています。食べた瞬間、サクッとしたかと思ったら中はフワフワとトロトロ!とろけるようでした!私も調理員さん達も、作るのは本当に久しぶりだったので、ちょっと不安と緊張の中で作りましたが、美味しくできて安心しました。

 今日もたくさん食べてもらえると嬉しいです。よろしくお願いします!



栄養士 岩黒

☆11月20日(月)の給食

画像1 画像1
【 メ ニ ュ ー 】

・ご飯  ・鮭の塩焼き
・じゃが芋の金平炒め  ・豆腐とわかめのみそ汁


【 産 地 】

米:山形(つや姫)  鮭・じゃが芋:北海道
豚肩ロース・ごぼう:青森  糸こんにゃく:群馬
人参:埼玉  白ごま:スーダン・パラグアイ産
大根:千葉  えのき・ねぎ:新潟  わかめ:三陸産
豆腐:愛知・佐賀  油揚げ:アメリカ・カナダ産大豆
赤みそ・白みそ:国産


【 今日 の 一言 】

 今日は久しぶりに、「じゃが芋の金平炒め」を作りました!この料理は、野菜中心のおかずの中でも、栄養価が高めの料理です。対して、今日のメイン「鮭の塩焼き」は、魚の中でも割と「あっさり味」「低カロリー」という特徴があり、献立によっては必要な栄養価に届かない場合があります。 
 そこで、この「金平炒め」を合わせると、栄養バランスも、食べ合わせも、和食としてのメニュー構成も、全てが最適になります。
 ただし、これまで残菜が非常に残りやすく、「ご飯と鮭は食べるのに、金平炒めは食べない」といったパターンに毎回なります。味はおいしいのですが、どうやらサラダ系の副菜でないと、砧中は残りやすい傾向のようです。そこで、今年は6月頃からメニューに入れるのを控えていました。そして今回、久しぶりに作ってみたのですが、量はいつもより少なめ、一味唐辛子のピリッとした風味が感じとれるような塩梅(あんばい)に仕上げてみました。
 この料理はサラダと違って、じゃが芋を切る・揚げる作業、他の材料を炒めて調味する作業、最後にそれらを混ぜ合わせる作業と、他の副菜よりも手間がかかります。その分、みんなにはたくさん食べてほしいです!醤油と砂糖による甘辛い味付け!白ごまの風味!これぞ和食といった美味しさです!
 「金平」は、日本の伝統的な和食で、これから先の未来にも引き継いでいってほしい料理の1つです。みんなにも、給食を通して味を知り、親しみをもってもらい、将来大人になったときに「自分の食事」や「お弁当のおかず」の選択肢の1つになってもらえたら、嬉しいですね。

 ご飯と鮭の組み合わせは今日も最高!栄養と食物繊維たっぷりの金平を食べて、赤みそ多めでしっかり目に味付けしたみそ汁を飲む!そうやって全ての料理をバランスよく食べて、今週も元気に過ごしてほしいです。最高のスタートを切るためにも、今日の給食もしっかりと食べましょう!



栄養士 岩黒

☆11月17日(金)の給食

画像1 画像1
【 メ ニ ュ ー 】

・パインパン  ・ABCスープ
・ポテトミートグラタン


【 産 地 】

にんにく・豚ひき肉:青森 ホールトマト缶:イタリア
玉ねぎ・じゃが芋・大豆:北海道  生姜:高知
豚レバーミンチ・鶏ガラ:国産  キャベツ:愛知
シュレッドチーズ:アメリカ・オランダ・デンマーク産
ベーコン・人参:千葉  ホールコーン缶:タイ産


【 今日 の 一言 】

 今日は期末考査明け、3日ぶりの給食です。きっとテスト後は心も体も疲れていて、学校に来るだけでも大変だと思ったので、食べやすさ・配膳のしやすさ・片付けやすさ重視のメニューにしました。
 ですが、「生徒たちにとって食べやすいメニュー」はそのほとんどが、「給食室で作るのが大変なメニュー」だったりします。今日のポテトミートグラタンもその1つです。調理員さん今日もありがとうございました!

 ポテトミートグラタンは、まず油に にんにく を入れて香りを出し、その後にひき肉・生姜を入れて炒めます。次は大量の玉ねぎのみじん切りを入れて炒めていき、水分が出てきたら調味料・トマト缶・大豆のみじん切り・小麦粉を入れます。そしてグラタンのメイン食材である大量の「じゃが芋」は、いちょう切りした後にあらかじめオーブンで蒸してやわらかくしておきます。蒸したじゃが芋を加えて混ぜたら、グラタン生地の完成です。
 生地ができたら、次は成型作業です。グラタン皿に1個ずつ生地を入れていき、最後に上にチーズを散らします。本来なら、ここにパセリも散らすのですが、パセリが今すごい値上がりをしているので、今日は無くしました。最後に、オーブンで焼いて完成です。
 このように、加熱する工程が2回、その他の調理工程もたくさんあるので作るのが大変です。その分、出来上がったグラタンは生徒にしっかり味わって食べて欲しいです。

 今日のグラタンは、ホワイトソースではなくてトマトを使ったミートソース系です。なので、その味に合うようにパンは少し甘めの「パインパン」、スープはシンプルに塩・こしょうで味付けした「ABCスープ」です。このスープがとても人気で、おそらく具に「見て楽しい、食べて美味しいアルファベットマカロニ」が入っているからだと思います。
 ちなみに、ホワイトソースのグラタンだったら、ちょっとビターな香りがただよう「ココアパン」、まろやかクリーミーなソースと合うようにトマトの酸味をきかせた「ABCミネストローネ」にして、こちらもメニュー全体が美味しく食べられるように組み合わせを考えます。
 その工夫も全て生徒たちに安心して美味しく食べてほしいからこそ!本当にテストお疲れ様でした。よくがんばりました!せめて食事はリラックスして食べて、また次がんばるときのために向けて、気力とエネルギーをたくわえてほしいと思います。

 


栄養士 岩黒

☆11月13日(月)の給食

画像1 画像1
【 メ ニ ュ ー 】

・ご飯(有機米)  ・さばのみそ煮
・しめじ和え  ・にらたま汁


【 産 地 】

米:秋田(有機米) さば:欧州産  しめじ:長野
みそ:国産  ・生姜:高知  人参:千葉
ほうれん草・もやし・卵:栃木  豆腐:愛知・佐賀
油揚げ:アメリカ・カナダ産大豆  えのき:新潟
鶏もも肉・玉ねぎ:北海道
白ごま:スーダン・パラグアイ産


【 今日 の 一言 】

 明日から期末考査が始まります。生徒たちは少なからず不安な気持ちを抱えながらも、テスト勉強をがんばってきたことと思います。そんな生徒たちに、給食室から応援の気持ちを込めて、脳の発達に役立つといわれる「DHA」という栄養素がたっぷり入った「さば」をお届けしました!
 さらに、今日のお米は有機米です!農薬・化学肥料を一切使用していない、自然の恵みをたっぷり受けて育った有機米は、10月の給食で食べたときは「お米のうま味・甘味・みずみずしさ」を強く感じました。今日の「さばのみそ煮」と合わせれば、よりいっそう美味しく食べ進めることができると思います!
 有機米については、11月上旬に「ロイロノート」で配信した「給食動画」にてより細かく取り上げているので、ぜひご覧ください!

 「しめじ和え」は、秋が旬の食材「しめじ」を使った和え物です。また、これから寒くなってくると、本格的に甘くて美味しくなる「ほうれん草」も使っています。油揚げは、砂糖・醤油で下煮してから混ぜています。この油揚げが「きつねうどん」のお揚げのようにたっぷりと味が染み込んでいるので、とても美味しいです!
 また、テスト前ということで、いつもよりちょっとだけ砂糖を増やして、甘めに味付けしました。糖分は脳にとって1番使いやすいエネルギー源です!しっかりよく噛んで食べれば、なお良しです!

 にら玉汁は、栄養たっぷりの「にら」「ごま」「豆腐」「卵」が入った汁物です。給食全体の栄養バランスをさらに良く整えてくれています!卵を入れた時にふんわりと流れるように、「水溶き片栗粉」で少しとろみづけもしてあります。塩・醤油のあんばいもちょうど良い!最後に溶き卵と豆腐を入れたときに味が薄まりやすいので、今日もその点に注意して仕上げました!

 今日の給食、そして晩ご飯をしっかり食べて、さらにしっかり睡眠をとって、明日のテストに臨んでください!


栄養士 岩黒

☆11月10日(金)の給食

画像1 画像1
【 メ ニ ュ ー 】

・吹き寄せご飯  ・呉汁
・さくさくつくね


【 産 地 】

米:山形(つや姫) しめじ:長野  さつま芋:千葉
人参・鶏ひき肉・鶏小間肉・大豆:北海道
もち米・豚レバーミンチ・赤みそ・白みそ:国産
糸こんにゃく:群馬  豆腐:愛知・佐賀
れんこん:茨城  ねぎ・ごぼう:青森  生姜:高知
油揚げ・豆乳:アメリカ・カナダ産 大豆
大根:世田谷区  


【 今日 の 一言 】

 今日は、午後くらいからあいにくの天気となりました。どよーんとした空模様ではありますが、久しぶりの雨は「恵みの雨」ともいいます。乾燥しすぎないように空気を整えてもらい、猛暑でダメージを受けた野菜たちの復活の兆し(きざし)となってほしいです。
 今日は見た目も美しい!まさに「秋」といった感じの、季節の食材を使った「吹き寄せご飯」、手作りの「つくね」、そして豆乳・大豆を使った「呉汁」です。

 「吹き寄せ」とは、「風に吹き寄せられた色とりどりの落ち葉」のように、「秋の食材を使って美しく盛り付ける」料理に使われる名前です。今日は「混ぜご飯」にしたので、「吹き寄せご飯」です。食材は、鶏ひき肉・人参・糸こんにゃく・しめじ・さつま芋です。みじん切りにした人参の「赤」が、全体に広がってとてもきれいです。秋の象徴でもある「きのこ」はうま味たっぷりなのですが、苦手な子も多いので適量に…。そしてさつま芋は、小さめの四角に切った後、油で素揚げしています。この食感と味が、混ぜご飯の味のアクセントになって、飽きずに食べ続けることができます。
 しかし、今日のさつま芋は珍しく「水分が少なめで固い物」が多く、また、中が黒くて所々スカスカな物が3、4本ありました。八百屋さんに聞いてみたところ、「今年の夏の天候が影響してしまい、こういった物が多く出ている」とのことでした。確かに、今年の夏は猛暑日がとても長く続きました。例年ならばさつま芋は旬の時期なのですが、もしかしたら本格的な旬はまだ先なのかもしれません。
 12月には、さつま芋をたくさん使う「キャンディポテト」を予定しているので、その頃には適度な固さで美味しいさつま芋を期待したいところです。それでも、今日の吹き寄せご飯も、調理員さんがなるべく小さく切ってくれて、丁寧に素揚げしてくれたおかげで、とても美味しくできました!

 「さくさくつくね」は、豆腐・鶏ひき肉・豚レバーミンチ・れんこん・小麦粉・ねぎ・生姜・塩・酒で生地を作っています。四角に切ったれんこんが、つくねを食べるときに「さくさく」とした食感を出してくれます。1個1個手作りで丁寧に整形してもらい、オーブンの温度と時間の設定も、調理員さんのセンスに任せました!この料理は、去年の11月に出して以来の1年振りであり、私自身がどのくらいの温度で焼いたのか覚えていなかったためです。220度、12分で焼いてもらったところ、なんとばっちりな仕上がり!やわらかくて中のれんこんがサクサク!そしてジューシーな焼き上がりの「つくね」ができました!またまた調理員さんに助けられました。

 「呉汁」は、すりおろした大豆を使った「みそ汁」で、日本全国に広く知られている郷土料理です。給食では、豆乳とミキサーにかけた大豆を使っています。たくさんある汁物メニューの中で、この呉汁は栄養価がとても高いです。これも、大豆製品をたくさん使っているからこそです。今日のように、「混ぜご飯」「肉料理」とボリュームが多い物が揃っている時に、野菜のおかずを付けずに汁物だけで栄養バランスが成り立つありがたいメニューです。

 今日もしっかり食べて、楽しい週末を過ごしてください!それでは、また来週!
 


栄養士 岩黒

☆11月9日(木)の給食

画像1 画像1
【 メ ニ ュ ー 】

・ご飯  ・キャベツの中華サラダ
・豆腐とえびのうま煮  ・ぶどうゼリー


【 産 地 】

米:山形(つや姫)  キャベツ:愛知  生姜:高知
きゅうり:世田谷区  人参・豚挽肉・玉ねぎ:北海道
ハム:埼玉  白ごま:スーダン・パラグアイ産
にんにく・豚肩ロース:青森  干し椎茸:岩手
豚レバーミンチ・鶏ガラ:国産  豆腐:愛知・佐賀
たけのこ水煮:福岡・熊本  えび:インド産
いか:ペルー産  チンゲン菜:茨城  万能葱:福岡


【 今日 の 一言 】

 今日のメインは、魚介と豆腐・豚肉と野菜もたっぷりの「豆腐とえびのうま煮」です!たくさんの食材を炒め、煮込むことにより生まれる深い味は、給食でしか出せないと思います!
 豚ひき肉にはレバーミンチも混ぜてあるので、鉄分補給になり、成長期である中学生たちの「血液のもと」になってくれます。肉と野菜を炒めていったら、水戻しした干し椎茸を加えます。椎茸にはうま味のもとである「グアニル酸」が含まれており、さらに美味しさがアップです。塩・こしょう・薄口醤油・オイスターソースなどで味付けをしたら、いか・えび・豆腐・トウバンジャン・水溶き片栗粉・ごま油・チンゲン菜・万能ねぎを加えて完成です!これまで何回か実施するにつれて、トウバンジャンの量を増やしていった結果、「いろんなうま味を感じた先に、ほんのりと現れるピリ辛感」といった具合にすることができました。今日は、ご飯にかけるおかずではないので、単品でも美味しく食べることを考えると、ちょうどいいと思います。
 豆腐の柔らかさと優しい味で癒されながら、他の煮物部分のしっかりした味を楽しみつつ、ご飯と交互に食べてもらいたいと思います。

 キャベツの中華サラダは、酢と醤油がきいたさわやかな味のサラダです。ハムも入っているので、肉と野菜による味の相乗効果で、よりいっそう美味しく食べられます。

 デザートには手作りぶどうゼリーです!100%ジュースから作ってあるので、調理中もぶどうの香りが給食室にただよっていて、いかにも濃厚なゼリーができる雰囲気でした。食べると口の中がスッキリとするし、とっても甘かったので、最後にぴったり!今日もたくさん食べてください! 



栄養士 岩黒

☆11月8日(水)の給食

画像1 画像1
【 メ ニ ュ ー 】

・ハニーセサミトースト
・カミカミサラダ  ・ポークシチュー


【 産 地 】

白ごま:スーダン・パラグアイ産
白ねりごま:モザンビーク産  はちみつ:タイ産
バター・鶏ガラ:国産  大根・きゅうり:世田谷区産
ごぼう・にんにく:青森  ホールコーン缶:タイ産
ハム:埼玉  レモン:愛媛  ひよこ豆:アメリカ産
人参・玉ねぎ・じゃが芋・豚肩ロース:北海道
ダイストマト缶:イタリア産
マッシュルーム水煮:インドネシア産


【 今日 の 一言 】

 今日の給食はパンを主食としたメニューです。給食で食パンを使うのは、久しぶりです。表面積が大きいので、1枚の鉄板にのせられる数が限られてしまいます。そのため、オーブンの回転率を上げていかないと、時間内に全部焼けません。厳しい時間の制約はありましたが、焼き上がった後のトーストはサクッ、カリッとしていて、耳も固すぎずに仕上がったのでとても美味しかったです。調理員さんの「温度・蒸気の量・風量」のオーブン設定がバッチリだったおかげです。
 今日はハニーセサミトーストということで、溶かしバターに白ごま・白すりごま・白ねりごま・はちみつを混ぜた物をパンに塗っています。ごまの香りとバターの風味・はちみつの甘さとジャムのようにまとめてくれるなめらかさが合わさって、パンにぴったりの味になっています。ごまの栄養がたっぷりで、それを美味しくとることができます。生徒たちにはぜひ、よく噛んで積極的に食べて欲しいです。

 カミカミサラダは、大根・人参・きゅうり・ごぼう・コーン・ハムを使っています。これらの食材に合うように、今日のドレッシングは酢・油・醤油・砂糖などの基本的な調味料の他にオリーブオイル・おろしにんにく・マヨネーズ・レモン汁も使っています。油のコクとにんにくの香り・レモンの酸味のバランスによって、サラダ全体がとても食べやすくなっています!

 ポークシチューは今日もコクがあって、トマトと野菜・肉をじっくり煮込んだことによる深いうま味もあり、とてもおいしかったです!じゃが芋もやわらかくてなめらかな食感で、とても癒されました。最後にちょっと入れているオールスパイスの香りも、隠れたアクセントになっています。また、ひよこ豆も入っているので、豆の栄養もとれるのが嬉しい!

 11月8日は「いい歯の日」と日本歯科医師会が設定した日です。80歳になっても20本以上自分の歯が残っていることを目指して、歯を大切にしようという記念日です。しっかりした歯にするには、とにかくよく噛むこと!ということで、今日はトースト・カミカミサラダ・シチューの豆と、適度に噛むことを意識できるようなメニューにしてみました!
 これからも、よく噛んで食べることを忘れないでください!



栄養士 岩黒

☆11月7日(火)の給食

画像1 画像1
【 メ ニ ュ ー 】

・チャーハン  ・いかチリソース
・わかめスープ


【 産 地 】

米:山形(つや姫) ねぎ・ハム:埼玉  生姜:高知
卵:栃木  万能ねぎ:福岡  いか:ペルー産
にんにく:青森  鶏ガラ:国産  えのき:新潟
鶏肉・玉ねぎ・人参:北海道  豆腐:愛知・佐賀
たけのこ水煮:福岡・熊本  わかめ:三陸産
白ごま:スーダン・パラグアイ産


【 今日 の 一言 】

 今日はチャーハンです!しかし、料理とは関係のない話ですが、欠席者の数がとても多いです。全クラスにわたってお休みの人がいる状況なので、今日は欠席が特に多いクラスに絞って「牛乳の本数を減らす」「配食量を少なめに出す」という対応をしました。お米の量も減らしたので(保存がきくので、変更が可能)、少しでも生徒が無理なく食べられて、食材も可能な限り無駄にしない道を選んでいきたいです。調理員さん、いつも細かい対応ありがとうございます。

 チャーハンは、米を塩と醤油・ラードを入れて炊飯した後、釜に溶き卵を流し込んで半熟になる直前に入れます。本場さながらの作り方で、卵と手早くかき混ぜて炒めていきます。スピードと体力が要求される作業で、それを10釜分のご飯の量だけ繰り返していくので、調理員さんにとっては本当に大変な作業だと思います。具材に染み込んだ醤油と、最後に入れるごま油の香りがたまらない!
 調理終了後、チャーハンを担当した調理員さんは汗だくで息を切らしながら、水分補給をしていました。連休から予想外の暑さが続いていますし、体を酷使する作業だったので、本当に申し訳ない気持ちでしたが、おかげでとても美味しいチャーハンになりました。
 あとはせめて、クラスで「半分近くも残ってしまった」ということにならないよう食べてもらえると、私たちの気持ちも救われます。

 いかチリソースは、いかに酒を振って片栗粉をまぶしてから揚げています。揚げた後は、砧中特製の手作りチリソースにからめています。ごま油・にんにく・生姜・長ネギ・水・砂糖・ケチャップ・酒・トウバンジャン・パプリカ・チリパウダーで作っています。もとは小学校の給食レシピでしたが、砧中の嗜好に合わせるため、トウバンジャンとパプリカ、チリパウダーの量を少しずつ増やしています。もう少し辛味を強めると、「チャーハン」と「いかチリ」を食べてる時に、口の中の油分も吹き飛ばしてくれそうな気がするので、さらに微調整してみます。

 わかめスープは塩と醤油・ごま油の風味が美味しい、今日もスッキリ飲める味わいなので、このメニューに最適のスープです。野菜だけでなく、豆腐・海藻も入っているおかげで栄養バランスが取れて、今日の代表的な中華メニューを「学校給食」として成り立たせてくれています。チャーハンがボリュームある分、このスープは食べた感じが重くないのもありがたいところです。生徒たちにはスープもしっかり飲んでもらい、ビタミン・ミネラル・食物繊維をとることで体の調子を整え、しっかり免疫力を高めてもらいたいところです。



栄養士 岩黒

☆11月6日(月)の給食

画像1 画像1
【 メ ニ ュ ー 】

・ポークカレー  ・手作り福神漬け
・りんご


【 産 地 】

米:山形(つや姫) にんにく・豚肉・豚ひき肉:青森
豚レバーミンチ・鶏ガラ:国産  生姜:高知
玉ねぎ・人参・じゃが芋:北海道  きゅうり:埼玉
大根:茨城  白ごま:スーダン・パラグアイ産
フルーツチャツネ(タイ産マンゴー)  りんご:長野
粉チーズ:ニュージーランド原料


【 今日 の 一言 】

 今日はポークカレーです!肉はレバーミンチと混ぜた豚ひき肉と、角切りの豚肩ロースを使っています!ひき肉がカレー全体に広がっているので、肉のうま味を感じやすく、またマンゴーチャツネによる甘味によっても、カレー全体の味をコク深いものにしてくれています。
 カレールウは今日ももちろん手作り。油と小麦粉をじっくり火にかけてかき混ぜながら30分以上、じっくりとルウを作ります。この時、あせって火を強くしてしまうと、仕上がりが黒くてボソボソしたカレーになってしまうので要注意です。長時間かき混ぜるのは大変ですが、調理員さんたちの丁寧な調理によってまろやかなカレールウが出来上がり、とても美味しいカレーライスになりました!

 福神漬けは、カレーの副菜にぴったりの味です。市販の物は味が濃くて、少量しか食べないことが前提ですが、給食の福神漬けは「サラダ」のような位置付けの料理になっています。生姜汁・醤油・砂糖・酢を煮詰めてから白ごまを加えて作っていますが、濃くはないので「サラダ感覚」で食べることができます。野菜は、大根・きゅうり・人参を使っています。シャキシャキ感が適度に残る茹で具合と、真空冷却機によって冷えた後の食感も絶妙です。また、さわやかな味がとても美味しく、カレーを食べた後の口をスッキリさせてくれるので、食べた後に「またカレーを食べたくなってしまう」のも素晴らしいです。成長期である生徒の食欲を、今日もたくさんわかせてほしいです。
 
 そして、今日のりんごは皮が赤くない、「青りんご」のような見た目をした「シナノゴールド」です。見た目に反して、とっても甘い味がして美味しかったです。皮は給食室ですべて剥いてしまうので、生徒にこの見た目を伝えられないのが残念でしたが、その分味わって食べてもらい、その甘味を楽しんでもらいたいです。



栄養士 岩黒

☆11月2日(木)の給食

画像1 画像1
【 メ ニ ュ ー 】

・ご飯  ・じゃが芋とわかめのみそ汁
・白身魚のあずま煮  ・華風もやし


【 産 地 】

米:山形(つや姫) 生姜:高知  豆腐:愛知・佐賀
ホキ:ニュージーランド産  もやし・にら:栃木
人参・じゃが芋:北海道  にんにく・ねぎ:青森
白ごま:スーダン・パラグアイ産  えのき:新潟
油揚げ:アメリカ・カナダ原料  わかめ:三陸産
赤みそ・白みそ:国産


【 今日 の 一言 】

 今日はホキという白身魚を使った揚げ物料理、「白身魚のあずま煮」です。「煮」という名前が付いていますが、実際は「煮る」のではなく「揚げる」で調理をし、最後に手作りのタレをかけます。関東地方の学校給食が発祥の料理だそうで、「あずま」も「関東地方」のことを指しています。
 その味は絶品!魚は生姜・醤油・酒・塩で下味を漬けてから揚げます。最後にかけるタレは、砂糖・醤油・酒・みりん・水を煮詰めて作っており、甘味と塩味のバランスが非常にとれた味になっています。ご飯と一緒に食べても、すごく美味しいです!前回、9月に出した時に、生徒から「今日の魚がとても美味しかったからレシピが知りたい」と言われたくらいです。
 しかし、気をつけないといけないのが、形が非常に崩れやすいこと。そのため、魚はいつもより多めの数を発注してあります。生徒たちには、しっかりした形の物がいくようにするためです。形が崩れた物も、それはそれで美味しいので、落とすなどのトラブルが起こってしまった場合に備えての「予備」として使うことにしています。
 実は今回もう1つ問題があって、今週の10月31日(火)に、同じく「ホキ」を使った「魚のパン粉焼き」を出したばっかりだったんです…。前回は「焼き」で今回は「揚げ」、味付けもチーズとハーブ、今回は醤油と砂糖などいろいろと違いはありますが、1週間のうちに同じ種類の魚を使うのは、ちょっと避けるべきだったなと反省しております。

 華風もやしは、人参・にらと合わせて茹でて冷やした後に、調味料のタレとからめます。タレの中には、ごま油で炒めたニンニクも入っており、最後にラー油も加えているので、ピリ辛の「中華風」の味がついた料理になっています。今日の和食の中で、少し強めの味が入ったことで、良いアクセントになってくれることを期待!

 みそ汁は、今日は豆腐が多く入るため、白みそよりも赤みそを多めにしてみその味を強めにしてあります。これで豆腐をたくさん食べても、しっかりとみその味が感じやすくなるはずです。
 副菜には野菜・大豆の栄養が入っており、体の調子を整える大事な作用があります。結果的に、病気から体を守ってくれることにもつながるので、ぜひ食べてほしいです。
 それでは、良い週末をお過ごしください!



栄養士 岩黒

☆11月1日(水)の給食

画像1 画像1
【 メ ニ ュ ー 】

・五目あんかけそば
・ビーンズポテト  ・みかん


【 産 地 】

にんにく・豚肩ロース:青森  うずら卵水煮:愛知
玉ねぎ・人参・じゃが芋・大豆:北海道  生姜:高知
たけのこ水煮:熊本・福岡  白菜:長野
鶏ガラ:国産  もやし:栃木  小松菜:茨城
いか:ペルー産  みかん:愛媛
 

【 今日 の 一言 】

 11月に入りました。最近涼しくなってきたなと思っていたら、気がつけば今年もあと2ヶ月で終わりなんですね。生徒たちが年の終わりまで元気に学校生活が送れるよう、今日も給食がんばって作りました!

 11月最初の給食は、「五目あんかけそば」です。たけのこや白菜・もやし・小松菜・玉ねぎ・人参などの野菜とうずら卵・いか・豚肉と具材たっぷりです!いろんな種類の食材を使っているので、異なるうま味成分が合わさることによって、さらにおいしさがパワーアップする「味の相乗効果」を引き出しています!ただし、麺は時々残菜が多めに残ってしまうことがあります(配膳の難しさか、重量に対してカサが多く見えるので、みんな「少し」でたくさん食べた気になってしまうのか?)。「安定した美味しい味」でもそうなってしまうことがあるので、なるべく攻めた味にした方がいいと思い、栄養計算に影響の出ないギリギリの数値である「塩30グラム」を最後に足して、味をさらに強調してみました。
 それでは、うま味のたっぷり詰まったあんかけを「中華めん」の上にかけて、思いっきり「ズズーッ!」と食べてください!でも、しっかりよく噛んでね。

 ビーンズポテトは、じゃが芋と大豆に片栗粉をまぶして油で揚げています。その後、塩・こしょう・パプリカパウダー・ガーリックパウダーをふりかけています。こちらも、日によって「残る・残らない」と安定しないので、中学生好みになるよう作るたびにスパイスを調整しています。現在はパプリカパウダーを増やして様子を見ているところです。ピリッとした辛味が適度に感じられる、いい「あんばい」になったと思います。
 大豆は昔から日本人の栄養と生活を支えてきた、国の歴史にも密接に関わっている重要な食材です。そのおいしさに気づいてもらい、この料理で「親しみ」をさらにもってもらえるとうれしいです。

 みかんはまだ時期的には少し早いかもしれませんが、適度に甘くて安心しました。10月中旬に使うと、まだ皮が緑色っぽい時がありますが、今日のはそんなこともなく、みかんとしてのおいしさをしっかりもっていました。みかんは食べやすい果物の1つ!積極的に食べて、ビタミン・ミネラル・食物繊維といった果物の栄養をしっかりとりましょう!


栄養士 岩黒
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
行事予定
3/25
(月)
修了式
3/26
(火)
春季休業始

学校より

おしらせ

PTAだより

保健

行事予定表

進路だより

来年度入学用

図書館だより

進路先一覧

体罰・暴言根絶ポスター