☆ 5月11日 の 給食 ☆・スパゲティみそミートソース ・マセドアンサラダ ・ぶどうゼリー 【 産 地 】 にんにく:青森 生姜:高知 玉ねぎ:佐賀 セロリ:静岡 人参:徳島 じゃが芋:長崎 きゅうり:埼玉 豚ひき肉:北海道 豚レバーミンチ:国産 スパゲティ:トルコ原料 【 今日 の 一言 】 今日はスパゲティです。たっぷりの玉ねぎとトマトピューレを使っていますが、ケチャップは一切使っていません。味付けには、赤みそを使っています。野菜に火を入れすぎてしまうと、みそを入れた後に焦げ臭と苦味が出てしまいます。そのため、長時間かけて弱火でじっくりと火入れをしました。みそのコクとうま味を感じる、いつもとは違ったミートソースですが、生徒は違和感なく食べてくれており、4月のスパゲティよりも残菜は少なかったです。 サラダの「マセドアン」とは、サイコロ状に切った具材に付けられる名称です。にんじん、きゅうりのコロコロした彩のよい野菜に、じゃが芋のまろやかな味とコーンの甘味が合わさって、野菜が苦手な子でも食べやすいです。 ぶどうゼリーは、4月の「アップルゼリー」よりも寒天の量を減らし、舌でもつぶせるやわらかさに仕上げました。これから暑くなってくる季節に向けて、より気持ちよく食べられるデザートを目指しての改良です。 これからも、給食の工夫に目を向けて食べてもらえると嬉しいです。 ☆ 5月10日 の 給食 ☆・わかめご飯 ・さばのみそ煮 ・ほうれん草のごま和え ・かきたま汁 【 産 地 】 生姜:高知 もやし:栃木 ほうれん草:千葉 人参:徳島 えのき:長野 小松菜:埼玉 ねぎ:千葉 さば:欧州産 絹ごし豆腐:佐賀 卵:栃木 とり肉:北海道 【 今日 の 一言 】 今日は給食の中でも残菜の残りやすい「さば」と「野菜のごま和え」でした。そう言ってしまうと印象が悪いですが、どちらも日本の家庭料理として長く続いている料理です。こういった優しい味こそが、毎日食べる日常的な食事としてふさわしいと思うので、ぜひ子供たちもこういった味を「美味しい!」と感じてほしいです。 さばのみそ煮は、これまでは釜で煮詰めて作っていましたが、それだとみその味が強く出てしまうので、今日はスチームコンベクションオーブンで、みそダレに漬けながらじっくり長く火入れしました。それによりさばの生臭さも消えて、みその風味をほのかに感じる仕上がりになりました。 ごま和えは、しょうゆメインの味付けに、砂糖、すりごま、ねりごまを適度に混ぜています。こちらもしょうゆ、ごまの味が主張しすぎることのないように配慮しています。 かきたま汁は、調理員さんが少しずつ溶き卵を入れながら煮てくれたことで、ほそくふわふわなかきたま汁になっています。 今日の残菜は、多いということはありませんが、決して少ないといったわけではありませんでした。ご飯の残りはこれまでに比べて少なくなりましたが、汁物とさばの残りが目立ちました。いつか作り手の思いが通じると信じて、これからも味の向上を目指していきたいと思います。 ☆ 5月9日 の 給食 ☆・中華丼 ・春雨中華サラダ ・オレンジ 【 産 地 】 にんにく:青森 生姜:高知 玉ねぎ:佐賀 人参:徳島 えのき:長野 白菜:茨城 もやし:栃木 きゅうり:埼玉 オレンジ:愛媛 いか:青森 ぶた肉:神奈川 鶏ガラ:国産 【 今日 の 一言 】 今日の中華丼は、元のレシピから大幅に変更して実施しました。使った食材は、ぶた肉、玉ねぎ、たけのこ、にんじん、えのき、いか、白菜、うずら卵です。チンゲン菜やむきえび、長ねぎなどを無くし、使用する食材を厳選しました。そうすることで味もまとまりやすくなり、下処理も少なくなるのでじっくり火入れすることができます。しっかり煮込むと、肉が固くなりやすいので、今日はやわらかい「豚肩ロース」を使いました。とってもいいお肉なので、「今日の肉は美味しいぞ!」と気付いた生徒がいたら、嬉しいです。 春雨サラダは、これまでの「緑豆春雨」から、芋のでん粉などから作られる「ばれいしょでん粉春雨」に変えました。こちらの方がやわらかいので、時間が短い中学校給食でも、余裕をもって食べやすいのではと考えました。ただ、くっつきやすい、溶けやすいなどの欠点があり、今日もくっついている物があったので、次回は茹でた後に、徹底的に流水で冷やしたいと思います。 ゴールデンウィーク明けでクラスによっては欠席が多いところもあったそうですが、ほとんどのクラスでご飯、あんかけ、サラダと残りも少なく、よく食べてくれていました。 ☆ 5月6日 の 給食 ☆・中華おこわ ・若竹汁 ・白身魚のあずま煮 【 産 地 】 人参:徳島 ねぎ:千葉 生姜:高知 えのき:長野 油揚げ:カナダ・アメリカ原料 わかめ:三陸 産 白身魚(メルルーサ):アルゼンチン産 ぶた肉:北海道 たけのこ:香川 【 今日 の 一言 】 昨日は5月5日こどもの日でした。砧中の給食でも、行事食である「ちまき」を作りたかったところですが、今の食数、給食室の体制などを考えると、「おこわを作る→1個1個竹の皮につつむ→蒸す」 という工程を給食時間までに完了できるかが難しかったため、皮に包まない「中華おこわ」として出しました。米ともち米を半分ずつにし、ラードを加えて炊飯しているので、コクの深いご飯になっています。具には豚肩肉の角切りと、椎茸、たけのこ、にんじん、ねぎを使っています。きのこ・野菜はみじん切りにしているので、混ぜご飯特有のボリューム感は控えめになっているので、食べやすいと思います。 白身魚のあずま煮は、「煮」という名前が着いていますが、調理法としては下味を漬けた魚に片栗粉をまぶして揚げた後に、タレをかけています。「あずま」とは「関東地方」のことを指し、この料理は関東の学校給食から誕生した料理です。学校給食発祥なだけあって、とても美味しい魚料理です。 若竹汁は、味の相性が良いとされる「わかめ」と「たけのこ」を使った季節の料理です。おこわにもたけのこを使っていますが、こちらのたけのこは、今年とれたばかりの新鮮な物を使っています。ダシとたけのこの風味を感じ取れるよう、塩と醤油の味は少し控えめにしました。 クラスによっては、ご飯、魚、若竹汁のどれかが多めに残っているといった様子が、時々見られました。しかし、「全ての料理を多く残している」クラスはありませんでした。4月の汁物は具が少なめだったので今日の若竹汁が具だくさんに感じた、欠席者が多くて魚が多く残ってしまった、様々な理由が考えられます。また、4月の「たけのこご飯」に比べると、今日の混ぜご飯の残菜はかなり少なかったです。今後もクラスの残菜について注視していき、より良い形を目指していきたいと思います。 ☆ 5月2日 の 給食 ☆・ご飯 ・ししゃもフライ ・昆布サラダ ・新じゃがのそぼろ煮 【 産 地 】 キャベツ:愛知 白菜:茨城 人参:徳島 玉ねぎ:佐賀 新じゃが:鹿児島 さやえんどう:愛知 ししゃも:北欧 産 糸こんにゃく:群馬 豚ひき肉:北海道 干し椎茸:岩手 【 今日 の 一言 】 4月から砧中学校の栄養士として着任しました岩黒です。5月からは私の作った献立になります。これからもよろしくお願いします。 今日は季節の食材「新じゃが」を使った料理です。ひき肉と角切りにした玉ねぎ、みじん切りにした人参、椎茸、そしてホクホクのじゃが芋が合わさったとても美味しい料理です。調理員さんがじっくり煮込んでくれたからこその美味しさです。 ししゃもフライは、焼きししゃもよりも食べやすいので、給食向きの料理です。高温で揚げているので、骨も安心して食べることができます。小魚は成長期の子供たちにとっての貴重なカルシウム源なので、これからもしっかり食べてほしいです。 昆布サラダは、ドレッシングに塩昆布を入れることで、うま味とコクがプラスされる料理です。残念ながら、今日はサラダの残菜が多く残ってしまいました。もう少し白菜とキャベツを減らせる余地はあると思うので、次回は少し調整したいと思います。 5月からは、全体的にお米の量を減らし、ドレッシングの味付けを見直しました。何か感想があれば、次回につなげていきたいと思うので、栄養士を見かけたらぜひ声をかけてください。 ☆ 4月28日 の 給食 ☆・プルコギ丼 ・チョレギサラダ ・わかめスープ 【 産 地 】 玉ねぎ:兵庫 人参:徳島 もやし:栃木 りんご:青森 生姜:高知 にんにく:青森 にら:栃木 キャベツ:神奈川 きゅうり:埼玉 ねぎ:千葉 わかめ:三陸 産 鶏ガラ:国産 豚肉・鶏肉:北海道 【 今日 の 一言 】 プルコギ丼という料理を私自信初めて食べましたが、クセも変に強い味もなく、とても美味しく食べられました。残菜も少なかったです。野菜もたくさんとれるので、給食時間の短い中学校の給食の強い味方になると思います。ただ、ぶた肩肉の固さが少し気になりました。通常、ぶた肩肉はもも肉よりも固さは気にならないのですが、「炒める」という調理形態と、「丼ぶりとして食べる」ということが関係しているのかもしれません。次回は、「ぶた肩ロースの細切り」あたりにすると、やわらかくて食べやすくなるかもしれません。 この日の残菜は、サラダが多く残りました。味は良かったと思ったのですが、プルコギ丼にも野菜が多く使われていたためかもしれません。しかし、給食後に離任式が控えている中、全体的によく食べてくれたと思います。 |
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