『お知らせ・TOPICS』のコーナーでは、「今日のできごと」や「おしらせ」など更新された順に砧中の生徒や教育活動の様子を紹介しております。

☆2月10日(金)の給食

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【 メ ニ ュ ー 】

・ご飯  ・ししゃもフライ
・野菜の辛子じょうゆ和え  ・韓国風肉じゃが


【 産 地 】

米:山形(つや姫)  ししゃも:北欧産→国内加工  もやし:栃木
ほうれん草:千葉  白菜:世田谷区  人参:千葉  生姜:高知
白ごま:スーダン・パラグアイ産  にんにく:青森  ねぎ:世田谷区
豚肩ロース:岩手  玉ねぎ:北海道  糸こんにゃく:群馬
じゃが芋:北海道


【 今日 の 一言 】

 今日は雪でしたね。凍えるような寒さで、給食室→職員室と行ったり来たりするときに廊下に出るだけで震えてくるような寒さでした。給食室から牛乳を運び出す際も、持っている手が冷たくて仕方ありませんでした。少しでも生徒たちが飲みやすくなるよう、いつもより気持ち早めに冷蔵庫から牛乳を出しました。また、本日は3年生がいません。今頃試験本番を迎えていたり、それに向けての準備をしていたり、それぞれが進路のために一生懸命戦っていることと思います。今度登校したときには、給食で温かく迎えてあげようと思っています。

 ししゃもフライは今日もサクサク!!カラッとサクッとしたとても美味しい揚がり具合でした!苦手な人も、「魚介・小魚はちょっと…」と諦めないで、まずはこの食べやすい料理で、「これは美味しく食べられる!」と思ってもらえたらうれしいです。

 野菜の辛子じょうゆ和えは、前回よりも辛子の量を増やしました。しかし、今日は反対に味が薄く感じました。おそらくですが、いつもより「白菜」がシャキシャキとして葉が分厚く感じたので、しっかりしすぎた野菜が来たことによるのかもしれません。このままのレシピで、次回また様子を見てみます。

 韓国風肉じゃがは、肉じゃがにコチジャン、にんにく、ごま油、長ネギ、白ごまを加えた料理です。今回はコチジャンの量を増やしました!これまでは少しぼやけた味でしたが、今回は韓国風の名にふさわしい、しっかりした味の肉じゃがになりました!とても美味しかったです!

 今日の給食を食べれば、ご飯、小魚、野菜、じゃが芋などから幅広く栄養が取れます。たくさん食べてくれたら、お休みも元気に健康的に過ごせるはず!また来週、元気に登校してきてください!

☆2月9日(木)の給食

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【 メ ニ ュ ー 】

・チャーハン  ・いかチリソース
・わかめスープ


【 産 地 】

米:山形(つや姫)  生姜:高知  ねぎ:世田谷区  ハム:埼玉
卵:栃木  万能ねぎ:福岡  いか:ペルー産  にんにく:青森
鶏ガラ:国産  鶏肉:北海道  人参:千葉  えのき:長野
たけのこ水煮:福岡・熊本  もやし:栃木  わかめ:岩手
白ごま:スーダン・パラグアイ産


【 今日 の 一言 】

 今日はチャーハンです。5月に作ったときは、最後に入れる醤油が釜に焦げつきやすかったり、量が多すぎたり味が薄すぎたりとありました。しかし、今では薄味ながらもチャーハンとして美味しく食べることができ、いかチリのような強い味のおかずとも一緒に食べることができる安定した仕上がりのレシピになりました。ここまで改良に付き合ってくれた調理員さんたちにも感謝です。お米を炊くときに、塩・醤油・ラードを入れています。ラードのおかげで本格中華の風味が炊けたご飯に加わります。

 いかチリソースは前回も美味しかったのですが少し油っこかったので、チリソースに使うごま油を減らしました。揚げ物なので多少の油っこさを感じることはありますが、それでも給食として自然に食べることができる範囲だと思います。前回から豆板醤、チリパウダーも増やしました。本場のチリソースのような味を感じつつも、そんなにピリッとしないので、食べてもらえればきっとみんなも気に入ってくれるハズ!

 わかめスープは、チャーハン・いかチリのことを考えて、ボリューム抑えめ、味もすっきり目にしました。しかし、他の2品に押されて味がしないと思われないように、最後に醤油を少しだけ足しました。スープとしての美味しさもありつつ、箸休めとして安心するような優しい味になってよかったです。

☆2月9日(木)の給食

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【 メ ニ ュ ー 】

・ハニーセサミトースト  ・カラフルサラダ
・冬野菜のクリームシチュー


【 産 地 】

白ごま:スーダン・パラグアイ産  純正ハチミツ:タイ産
人参:千葉  きゅうり:群馬  キャベツ:愛知  にんにく:青森
赤ピーマン・黄ピーマン:茨城  豚肩ロース:青森  鶏ガラ:国産
玉ねぎ:北海道  じゃが芋:北海道  ホールコーン:アメリカ産
マッシュルーム缶:インドネシア産  ブロッコリー:埼玉
米粉:埼玉  生クリーム:北海道
調理用牛乳:一部 東京牛乳 使用


【 今日 の 一言 】

 今日はごまの栄養がたっぷり摂れるハニーセサミトーストです!ごまにはセサミン、食物繊維、各種ビタミン・ミネラルなどが豊富な健康食品で、大昔では「不老長寿の薬」と呼ばれていたこともあるそうです。生徒たちが美味しく食べられるよう、バター・ハチミツも混ぜてパンに塗り、オーブンで焼き上げました。

 カラフルサラダは、いつもの油・醤油・酢・砂糖を軸としたドレッシングではなく、油・酢・塩・こしょう・粉からし・パプリカ・バジルなどで作ったイタリアンな味わいのサラダです。彩豊かな見た目に、ピッタリなドレッシングだと自負しております。初め(ハロウィンの時の給食です)は残菜が多かったのですが、今ではよく食べてくれるサラダの1つになりました。赤・黄のピーマンが今日もきれいです。

 冬野菜のクリームシチューは、旬のブロッコリーを使った、こちらも彩豊かなシチューです。ブロッコリーは、野菜の中でも栄養価はトップクラス!小房に切ってもらったので、きっと食べやすいです(調理員さんありがとうございます)!ただ、残菜がけっこう残りがちなので、今日は米粉の量を減らして、少しサラサラな感じにしています。この方が食べやすいと思ったのですが、どうでしょうかね?

 今日は残菜を見る時間がとれないため、早めの投稿となりましたが、今日もお休みが多いクラスの量は調整し、1年生を中心としたよく食べてくれるクラスに分配しました。特に、牛乳の余りを「うちのクラスに付けてください!おかわりで飲みます!」と言ってもらえた時は、すごく頼もしかったです!このように、今日も学校全体で協力して、良い給食時間を過ごさせてもらっています。

☆2月6日(月)の給食

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【 メ ニ ュ ー 】

・カレーうどん  ・たこぺったん
・昆布サラダ


【 産 地 】

生姜:高知  豚肩ロース:青森  玉ねぎ:北海道  人参:千葉
えのき:長野  油揚げ:アメリカ・カナダ原料  ねぎ:茨城
小松菜:茨城  ホールコーン:アメリカ産  キャベツ:愛知
たこ:北海道  卵:栃木  きゅうり:群馬  もやし:栃木
白菜:群馬  白ごま:スーダン・パラグアイ産


【 今日 の 一言 】

 今日はうどんです!…が、うどんは本当に難しい!今日はそのことを強く痛感しました。砧中では、うどんの麺は茹でたら水冷して、蓋つきのバットに入れています。汁は出来上がったら食缶に入れています。教室で、生徒が麺と汁を合わせて食べるのですが、なかなかすぐに麺と汁が絡まない印象です。汁の味を強くしすぎると、塩分も高くなり、さらに汁だけが残った場合、中に野菜などの具があっても残菜としてたくさん残ることになります。うどんやつけ麺系は、砧中で適した分量を、今後も模索していく必要があると思います。1回1回が美味しくなるように改良を重ねていくので、どうぞよろしくお願いします!
 今日のカレーうどんは、カレー風味を強く主張させた方が中学生にはいいと思い、少しピリ辛感が残るような味にしています。ただ、汁がサラサラすぎたので、カレーうどんとしてもう少しとろみを付けたいところでした。調べてみると、「かき玉汁」などよりも片栗粉の量が少なかったので、次回は倍近くに増やしてみます。

 たこぺったんは、11月に好評だった「いかぺったん」とほぼ同じレシピです。人参、コーン、キャベツ、ねぎ、そして1cm角のたこが入っています。これを小麦粉、水、卵と混ぜて、「かき揚げ」のような感じで揚げていきます。中身が「たこ」になったことで、「たこ焼き」のような味になりました!今後は、予算の状況に応じて、安価な「いか」、高価な「たこ」を使い分けていくつもりです。

 昆布サラダは、塩昆布と調味料で手作りしたドレッシングをかけるサラダです。今日はうどんとたこぺったんがあり、ボリュームがあるので少なめにしました。しかし、これが失敗の要因で、野菜の量を少なくしたことで、味が濃くなり過ぎてしまいました。中学校給食では、これまで「味が薄過ぎないように」と心配することが多かったのですが、久しぶりに「濃いなあ…」と感じる失敗でした。みなさんごめんなさい。次からは同じ失敗をしないよう気をつけます。
 でも、このサラダを食べてみて改めて思いましたが、薄味の料理は、おかずと合わせやすく、食べている人に安心感を与えます。家庭料理と同様、日常の食事の手本としての給食も、「3口目で美味しい!」と思えるような、優しい味を目指していきたいです。

☆2月7日(火)の給食

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【 メ ニ ュ ー 】

・マーボー豆腐ご飯  ・バンサンスウ
・デコポン


【 産 地 】

米:山形(つや姫)  にんにく:青森  生姜:高知  ねぎ:茨城
豚ひき肉:北海道  豚レバーミンチ:国産  大豆:北海道
玉ねぎ:北海道  たけのこ水煮:福岡・熊本  人参:千葉
干し椎茸:岩手  鶏ガラ:国産  八丁みそ:三河産(愛知)
赤みそ:国産  豆腐:愛知・佐賀  白ごま:スーダン・パラグアイ産
もやし:栃木  きゅうり:群馬  デコポン:熊本


【 今日 の 一言 】

 今日はマーボー豆腐です。これまでに何度も苦戦してきた料理です。1回目は残菜が多かったので豆腐を減らしました。2回目も残菜が多かったので、豆腐を減らし、豆板醤を増やし、水分量と片栗粉の量を減らしました。また、悩んだ末に、豆腐の大きさがでかいのかもしれないと思い、今回は小さめに切ってもらいました。味もピリッとしていて、本格的なマーボー豆腐に近づいた気がします。また、豆腐も小さくなったことで、ご飯と一緒に食べやすくなったと思います。
 砧中のマーボー豆腐は、豆腐と野菜、ひき肉だけでなく、大豆のみじん切りも加えています。大豆の栄養は優れており、学校給食としてふさわしく、また生徒の健康面からも重要な食材です。しかし、多いとマーボーの味をぼやけさせてしまいます。ここは料理としての味を向上させるために、大豆の量を少し減らして、代わりに筍とひき肉の量を増やしてみようと思います。マーボー豆腐を生徒がいつでもたくさん食べてくれるようになれば、また1つ心強いレシピが生まれます。

 バンサンスウは、中国語で「和える・3種類の食材・細長く切る」という意味の料理です。もやし・きゅうり・人参をごま・ごま油・酢・しょうゆ・砂糖・粉からしで作った調味料で和えています。昨日の昆布サラダのようにしょっぱすぎず、安定したさっぱり味に仕上がり、しっかり目のマーボー豆腐のおかずとしてもピッタリの料理でした。

 デコポンは、例年では今が旬です。給食では意外に出回り時期が短いのですが、とっても甘くて美味しいので、春先までは何度か使っていきたいです。

☆2月3日(金)の給食

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【 メ ニ ュ ー 】

・節分ご飯  ・いわしハンバーグ
・どさんこ汁


【 産 地 】

米:山形(つや姫)  豚ひき肉:北海道  大豆:北海道
油揚げ:アメリカ・カナダ原料  人参:千葉  豆腐:愛知・佐賀
豚ひき肉:北海道  豚レバーミンチ:国産  いわしすり身:鹿児島
いかすり身:ペルー産  ねぎ:千葉  卵:栃木  豚肩肉:北海道
玉ねぎ:北海道  じゃが芋:北海道  ホールコーン:アメリカ産
わかめ:三陸産  みそ:国産


【 今日 の 一言 】

 2月3日は節分です。そんなわけで、今日は節分メニューです。と言ってしまうと簡単でよくある給食の紹介に聞こえますが、実は節分の行事食は栄養士にとって鬼門であります(節分なのに鬼門とは…)。とにかく、子供たちが食べない!ちょっとやそっとの工夫では太刀打ちできない。そこで、10年以上試行錯誤を重ねた結果、今日のメニューに到達できたのが2年ほど前になります。
 節分は、「邪気を払う」豆と、「鬼が苦手で近寄ってこない」と言われるイワシを使います。これまでも、主食としての「節分ご飯」や、おかずとして「炒り豆・大豆のカレー揚げ」や「小イワシの唐揚げ・イワシのつみれ汁」といろいろやってきましたが、栄養価が足らない、子供が苦手な味になる、手間がかかりすぎるなどの問題がありました。

 しかし、今日の砧中の節分ご飯は、豚ひき肉と人参・油揚げ・刻み昆布を使ったコクと旨味のある混ぜご飯に素揚げした大豆を加える、子供でも食べやすい美味しさになっています。それでも「豆」ということで食わず嫌いされてしまったらどうにもできないのですが、実際はそんなこともなく、どのクラスもたくさん食べてくれました!これは嬉しい!次はもう少し味を強くしたいところですが、塩分摂取量は増やしたくないので、刻み昆布の量を少しだけ増やそうと思いました。

 いわしハンバーグは、いわしのすり身だけで作ってしまうと魚臭く、味もハンバーグとしては違和感が出てしまうので、豆腐・豚ひき肉・いわしのすり身・クセの少ない「いかのすり身」・ねぎ・人参・パン粉・卵・砂糖・醤油・酒で生地を作っています。砧中学校では初めての料理だったので、受け入れてもらえるか心配でした。しかし、お休みの多い一部のクラスでは残菜はありましたが、ほとんどのクラスがよく食べてくれていました!味は、クセが強くなるのを気にしすぎたせいか、思ったよりも優しくなってしまったので、次回はもう少しいわしの味を強くしてもいいかもしれません。

 どさんこ汁は北海道の「道産子(どさんこ)」のことで、その名の通り北海道で有名な食材をふんだんに使っています。人参・玉ねぎ・じゃが芋・とうもろこし・わかめ・とうもろこし・バターです(実際の砧中の給食で、全て北海道の物を使えているわけではないのが悔しいところですが)。寒い時期にぴったりなしっかりした味のある温かい味噌汁で、バターのコクと風味も味わえます。栄養もたっぷりです。

 今日も3年生ではお休みが多いところがありましたが、昨日調理員さんと考えた対策により、残菜は少なくて済みました。おそらく、私が今まで回った学校の中で、1年目の節分の行事食としては、1番残菜が少なかったと思います。調理員さんが美味しく作ってくれたのはもちろん、多めに盛った1・2年生がそれに応えてくれたおかげもあると思います。特に、余ってしまった牛乳を快くおかわりしてくれた1A、1C、1Dの皆さんありがとうございました!
 また、3年生もB組さんが見事完食してくれました!お休みが多かった中で、行事食を完食してくれたのはとても嬉しかったです!生徒の皆さんの思いは、給食室にしっかり伝わっています。ありがとう!

☆2月2日(木)の給食

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【 メ ニ ュ ー 】

・豚キムチ丼  ・中華風卵スープ
・白玉フルーツポンチ


【 産 地 】

米:山形(つや姫)  にんにく:青森  豚肩肉:北海道
人参:千葉  玉ねぎ:北海道  もやし:栃木  白菜:世田谷区
冷凍キムチ:国産  白ごま:スーダン・パラグアイ産
ピーマン:茨城  鶏ガラ:国産  えのき:長野  小松菜:茨城
豆腐:愛知・佐賀  ねぎ:世田谷区  卵:栃木  みかん缶:国産
黄桃缶:南アフリカ産  パイン缶:フィリピン産


【 今日 の 一言 】

 今日は大人気の豚キムチ丼です!12月の生徒からの給食人気投票では見事2位に輝いた料理です。カレーライスよりも人気で、今まで小学校の栄養士をしてきた私にとって、「中学生の好みは小学生とは違う」ということをはっきりと気づかせてくれた料理です。成長によって、嗜好はやはり変わってくるんですね。

 今日はご飯とキムチ丼の具、卵スープ、そしてデザートの白玉フルーツポンチと1人分の食べる量はいつもより多めです。それでも、この組み合わせはみんなよく食べてくれます!今日もどれも大人気でした。
 しかし、ここで問題が1つ出てきました。今日は3年生の受験に関する大切な日でした。それにより、お休みだったり、給食に間に合わなかったりした生徒もけっこういたようで、その影響もあって残菜は多めでした。しかし、反対に1・2年生などからは「もっと食べたい」という声がちらほら聞こえました。このように、中学校の3学期は、クラスごとの食べられる量にかなりの差が出やすいようです。
 このギャップを埋めるために、給食室でできることはあるか?あまり計算を複雑にしすぎたり、突発的な対応を増やしたりすると、調理員さんに負担がかかり、調理やアレルギー対応などに影響が出てしまいます。
 今現在も「3年生の量を全体的に減らす、それ以外の学年の量を全体的に増やす」という対応は行っています。なので、その増減の量をさらに調整してもらい、しばらく様子を見ることにしました。これからしばらくの間、お休みの人が多いことが予想されるので、少しでもクラスに適切な量の給食が届きやすくなるよう、しばらく様子を見ていきたいと思っています。

☆2月1日(水)の給食

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【 メ ニ ュ ー 】

・ハヤシライス  ・じゃがコーンサラダ
・りんご


【 産 地 】

米:山形(つや姫)  パセリ:千葉  にんにく:青森  生姜:高知
玉ねぎ:北海道  豚肩ロース:青森  人参:千葉  鶏ガラ:国産
マッシュルーム缶:インドネシア産  粉チーズ:ニュージーランド産
じゃが芋:北海道  きゅうり:群馬  キャベツ:愛知
ホールコーン:アメリカ産  レモン:愛媛  りんご:青森


【 今日 の 一言 】

 今日は9月以来の登場となるハヤシライスです。前回作ったとき、「中学生向きの味にするにはまだまだ改良が必要」と感じ、今回2回目のチャレンジとなりました。前回よりも水の量を減らし、その分トマトジュースを加え、ご飯には彩り豊かなパセリを入れました。別の料理のときに、パセリと米を一緒に炊いたらパセリが灰色に変わってしまう残念な結果になったので、今回はパセリは別で茹でてから、炊けたご飯に混ぜることにしました。
 また、ハヤシルウはトマトの酸味がとび、甘味とコク、野菜の旨味が出るように調理してもらいました。ハヤシライスには大量の玉ねぎを使います。それらをアメ色になるまでていねいに炒めていき、釜に張り付いた玉ねぎは赤ワインをかけて一気に高温にする(「フランベ」と同じ要領)ことで焦げる前に剥がしました。このしっかり火の通った部分が、さらなる旨味のもととなります。その後も、人参・マッシュルーム・鶏ガラスープ・ケチャップ・トマトジュースを加えていき、トマトの酸味がとぶように煮込んでいきます。給食もただ単に決められた順番で材料、調味料を入れるわけではなく、食材の炒め方、塩の入れるタイミング、一度に全部入れるか分けて入れるか、煮込む時間、ルウの混ぜ方など、日々、調理員さんの経験と努力で培われたテクニックを駆使してもらっています。おかげで今回のハヤシライスは、前回よりも味がはっきりとして、納得のいく仕上がりになりました。ありがとうございます!

 じゃがコーンサラダは、人参・きゅうり・キャベツ・コーンのサラダにじゃが芋が入った感じです。ポテトサラダではなく、じゃが芋そのものの形、味が残っています。しかし、事前に適度な大きさに切って、柔らかく蒸してもらったので、他の野菜と一緒に美味しく食べることができます。おろしニンニクとレモン汁、マヨネーズの入ったドレッシングもよく合います。前回よりも醤油の量を少し増やしたのですが、それもドレッシングの味のバランスがさらによくなった気がします。

 3年生のお休みが多かったのと、2年生もところどろこお休みがありましたが、それでも残菜は少なかったです。配膳・おかわりのやり方をクラスごとで工夫してもらっている先生・生徒たちと、調理員さんのおかげで、今日もたくさん食べてもらえました。

☆1月31日(火)の給食

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【 メ ニ ュ ー 】

・チリビーンズドッグ  ・オニオンドレッシングサラダ
・豆乳クリームシチュー


【 産 地 】

にんにく:青森  豚ひき肉:北海道  豚レバーミンチ:国産
大豆:北海道  玉ねぎ:北海道  人参:千葉  キャベツ:愛知
チーズ:アメリカ・オランダ産  きゅうり:千葉  米粉:埼玉
ホールコーン:アメリカ産  豚肩ロース:青森  鶏ガラ:国産
マッシュルーム缶:インドネシア産  ブロッコリー:埼玉
豆乳:アメリカ・カナダ原料  バター:北海道産
生クリーム:北海道産


【 今日 の 一言 】

 今日はチリビーンズドッグ、オニオンドレッシングサラダ、豆乳クリームシチューです。
 
 チリビーンズドッグの具は豚ひき肉と玉ねぎ・人参・大豆のみじん切りを炒めながら、トマトピューレ・ケチャップ・塩・こしょう・ウスターソース・チリパウダーを加えていき、それらを煮詰めて作っています。これまで何回か実施して、その都度ケチャップ・肉・チリパウダーの量を増やしていきました。以前よりも中学生向けのしっかりした味になったと思いますが、大豆が入ることでどうしても味が優しくなってしまいます。そこで、次回は豆の量を減らし、ひき肉とケチャップ・チリパウダー・こしょうを増やして、さらなる味の強化をねらいたいと思います。

 オニオンドレッシングサラダも、前回はドレッシングの味がパッとせず、特徴のない味でした。そこで、油・砂糖・粉からし・玉ねぎの量を増やし、さらに塩も少量追加しました。おかげでドレッシングの味がはっきりした気がします。もう少し味を付けたいので、次は醤油と再び粉辛子の量を少しだけ増やしたいと思います。

 豆乳クリームシチューは、生徒からリクエストがあった料理です。豆乳を入れても味にそこまで大きな変化はありませんが、栄養たっぷりな大豆製品のため、栄養価がさらに高まるプラス効果があります。また、冬なので彩り豊かな旬の食材「ブロッコリー」も入れました。とってもきれいです。
 しかし、ブロッコリーは小房に切るのがすごく大変で時間がかかります。さらに、今日はパンも1つ1つ具を挟んで焼かなくてはいけなかったので、調理時間がいつもより長くかかって、調理員さんには大変な思いをさせてしまいました。それでもいつも通り、笑顔で作っていただき、ありがとうございました!

 残菜は、残念ながら多かったです。今日もやはり3年生で、そして2年生もところどころでお休みが多かったので、その影響を受けたと思います。お休みの数は、今日のような「1人1個」のパンの献立のときに大きく影響します。そのため、残菜にとらわれ過ぎないようにしながら、味のさらなる向上を目指していきたいと思います。その努力が3月、そして新年度の給食にきっとつながっていくことでしょう。

☆1月30日(月)の給食

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【 メ ニ ュ ー 】

・ご飯  ・クジラの竜田揚げ
・和風しらすサラダ  ・みそ汁  ・みかん

※写真みかんを盛り忘れてしまいました。ごめんなさい!


【 産 地 】

米:山形(つや姫)  クジラ:北西太平洋(ニタリクジラ)
生姜:高知  にんにく:青森  キャベツ:愛知  人参:千葉
もやし:栃木  しらす:茨城  白ごま:スーダン・パラグアイ産
じゃが芋:北海道  えのき:長野  豆腐:愛知・佐賀
油揚げ:アメリカ・カナダ原料  わかめ:三陸産  みそ:国産
ねぎ:千葉  みかん:神奈川


【 今日 の 一言 】

 給食週間最終日は、昔の給食でよく登場した「クジラの竜田揚げ」です。今でこそ「クジラ」は馴染みのない珍しい食材という印象ですが、鶏肉や豚肉が手に入りにくかった時代の人たちにとっては、「クジラ」こそがタンパク源として栄養を支えてくれた食材でした。味や風味にはクセがあり、しっかりと火を通す給食では身も固くなりやすいです。そのため、クジラは「切り身」ではなく小さい「2cm角」の物を使い、生姜・にんにく・酒・しょうゆに漬け込んでから揚げました。残菜率は1.5%で、みんなよく食べてくれていました。

 昨日は5、6人とお休みのクラスがいくつかありましたが、ご飯・クジラ・サラダ・みそ汁と残菜は少なく、みんなバランスよく食べてくれたのがわかります。
 いよいよ明日で1月は最後!3学期はあっという間です。1日1日を大切にして学校生活をおくりましょう!

☆1月27日(金)の給食

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【 メ ニ ュ ー 】

・わかめご飯  ・ししゃもフライ
・野菜のごま和え  ・肉じゃが


【 産 地 】

米:山形(つや姫)  ししゃも:北欧産→国内加工  もやし:栃木
小松菜:茨城  人参:千葉  白ごま:スーダン・パラグアイ産
生姜:高知  豚肩ロース:青森  玉ねぎ:北海道
じゃが芋:北海道  糸こんにゃく:群馬  さやいんげん:沖縄


【 今日 の 一言 】

 学校給食週間4日目は、「肉じゃが」です。今も代表的な家庭料理ですね。あまりにも親しみすぎていて、実は発祥について諸説ある料理なんです。軽く調べてみたところ、やはり「肉じゃがの起源はこれだ!」というものがいくつかありました。
 確からしい事実をさかのぼってみると、じゃが芋は古くから江戸時代の長崎県で栽培されており、そのときからすでに「じゃが芋を煮込んだ料理」があったそうです。そこからいつかははっきりしませんが、大阪・東京で「芋と肉を煮合わせた料理」が食べられるようになり、「肉じゃが」という名前が次第に定着していって、全国に広まったようです。昔から人々に親しまれてきたことがわかります。間違いなく、日本が誇る歴史深い料理の1つなので、給食週間のメニューとして出しました。
 また、本日は2年生が校外学習で給食を食べられないため、また再登場しやすい「肉じゃが」をチョイスしたというのもあります。来週月曜日は、給食週間最終日です。全生徒が食べられるので、昔の給食の代表格「クジラの竜田揚げ」に登場してもらいます!

 さて、先ほどのとおり、今日は2年生がいません。それに伴い、食数も大幅に減ったのですが、1人分のレシピはほぼいつもどおり。しかし、仕上がり量が思ったよりも少なめになりました。この「食数」の違いにより仕上がりに変化が起こりうることが大量調理の特徴であり、難しさなんです(泣)
 そこで、いつものように生徒たちに安心して食べてもらうために、比較的お休みの多い3年生の量を少し減らして、いつもよく食べる1年生にその分多くして配りました。調理員さん、今日も細かい対応をしてくれてありがとうございます!おかげさまで、「お腹が空いた!」「足りなかった!」という声は今のところ聞いてないです。

 ししゃもフライは今日もサクサク!
 ごま和えは思ったよりも味が薄めだったので、次回作ってみてまた薄めだったら、「味噌」を増やすのを検討してみようと思います。
 肉じゃがはホクホクで味もしっかり染み込んでいました!もう少し肉を足してもいいかもしれない。
 わかめご飯は、いつもより少し固め。おこげもちょっと出やすかった?このあたりは米の量が変わったせいかもしれません。次回食数が少ない時は、ちょっと注意して見てみようと思います。

☆1月26日(木)の給食

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【 メ ニ ュ ー 】

・深川飯  ・さわらの生姜風味焼き
・すいとん


【 産 地 】

米:山形(つや姫)  豚ひき肉:北海道  人参:千葉
冷凍あさり:中国産  油揚げ:アメリカ・カナダ原料  生姜:高知
さわら:韓国産  白ごま:スーダン・パラグアイ産
鶏もも肉:北海道  ごぼう:青森  干し椎茸:岩手
小松菜:茨城  大根:世田谷区  ねぎ:世田谷区・千葉


【 今日 の 一言 】

 給食週間3日目の今日は、東京都の郷土料理「深川飯」と昔からお馴染みの「すいとん」です。
 
 深川飯は、江東区の深川地区であさりの漁師さんたちが生み出した料理です。今では埋め立てによりあさりは取れなくなりましたが、東京都の代表的な郷土料理として、今も受け継がれています。あさりは冷凍の物を使用するため、一度熱湯でさっと下茹でします。あさり特有のにおいが少しやわらぎますが、旨味も抜けてしまうので茹ですぎないよう注意しました。その後、おろし生姜と酒に漬け込んで、他の具に混ぜ込みます。最後に、炊けたご飯に入れれば、深川飯の完成です!あさりの旨味と生姜の香りが絶妙に調和しており、とても美味しかったです!深川飯専門店の物と比べても、私は負けていないと思っています!

 すいとんは、小麦粉と水をこねて団子を作り、一度下茹でしてから、鰹ダシ・塩・薄口しょうゆで作った汁の中に入れました。他の具は、鶏肉・人参・ごぼう・大根・椎茸・油揚げ・ねぎ・小松菜です。団子はほどよくやわらかくて、食べてみるともちもち、中もパサパサしておらずとても美味しかったです!
 すいとんは関東大震災や戦後の食料難の時代によく作られていたそうです。厳しい時代を支えてくれた、歴史の深い料理です。私も子供の頃に時々食べたことがあり、お正月以外でお餅のような物を食べられて喜んだおぼえがあります。

 今日は3年生のお休みが特に多く、クラスによっては15人近くのお休みがありました。最近生徒たちが「給食の残りが少なくなるよう」頑張ってくれています。そんな中で、「残したくないのに残ってしまう」といった状況を少しでも回避できるのならと思い、事前に3年生の量を少なめにし、他学年に多めに振り分けるという調整をしました。事前に先生たちからお休みについての情報をもらえたことと、細かく対応してくれた調理員さんたち、協力してくれた他学年の生徒たちのおかげです!余ってしまった牛乳を頼もしくおかわりしてくれた1年生たちも、ありがとう!
 昨日、揚げパンの日に「完食できました!」と嬉しそうに言ってくれた3年B組さんをはじめ、これまで完食してくれたクラスの生徒たちの思いを忘れずに、これからもみんなでより良い給食にしていきたいと思っています。

☆1月25日(水)の給食

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【 メ ニ ュ ー 】

・きな粉揚げパン  ・ビーンズサラダ
・ハンガリアンシチュー


【 産 地 】

きな粉:国産  人参:千葉  きゅうり:群馬  キャベツ:愛知
ひよこ豆:アメリカ産  玉ねぎ:北海道  豚ひき肉:北海道
豚レバーミンチ:国産  豚肩ロース:神奈川  鶏ガラ:国産
にんにく:青森  じゃが芋:北海道
シュレッドチーズ:オランダ・アメリカ産


【 今日 の 一言 】

 全国学校給食週間2日目は、今も給食で大人気の「揚げパン」です!揚げパンの歴史は古く、初登場はなんと東京都大田区の小学校だそうです。今から70年ほど前、昭和27年、大田区の小学校の調理員さんが考えた料理です。「学校を休んでいる子供に美味しいパンを届けてあげたい、でも時間が経ってパンが固くなってしまっている、どうしたら美味しく食べられるか?」と悩んだ末に、思いついたアイディアが「パンを油で揚げる」ことだったそうです。今の時代では、衛生管理的にいろいろと問題がある経緯ですが、今も昔も「給食は子供たちのために作る」という調理員さんたちの思いは変わらない、それが伝わる素晴らしいエピソードだと思います。

 プラスチックゴミ削減のため、ただいま世田谷区の学校ではストロー無しで牛乳を飲んでいますが、今の時期の寒さもあり、牛乳の残菜がなかなか減りません。そんな中で、先週牛乳の残りを初めてゼロにできたのが3年B組!「SDGs、もったいない」きっといろんな思いで生徒たちが頑張ってくれたことでしょう。そのお祝いに、今日は揚げパンをおまけしました。すると、3年B組さんは今日も給食をほぼ完食してくれました!
 今の時代も、給食へのありがたみと、食べ物を大切にするという気持ちを、生徒はしっかりもってくれているようです。給食週間にふさわしく、とても嬉しい出来事でした。


☆1月24日(火)の給食

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【 メ ニ ュ ー 】

・ご飯  ・鮭の塩焼き
・じゃが芋のカレー金平炒め  ・かき玉汁


【 産 地 】

米:山形(つや姫)  鮭:チリ産  豚肩肉:北海道  人参:千葉
ごぼう:青森  糸こんにゃく:群馬  じゃが芋:北海道
白ごま:スーダン・パラグアイ産  鶏もも肉:北海道  ねぎ:千葉
豆腐:愛知・佐賀  小松菜:茨城  卵:栃木


【 今日 の 一言 】

 今日から全国学校給食週間の始まりです。日本の給食は、明治時代の山形県、忠愛小学校で子どもたちにお昼を用意したことから始まったそうです。そのときに出されたメニューは、「白むすび・塩鮭・漬物」だそうです。そこから時代を経て「給食はいいものだ」と次第に知られるようになり、全国に広がっていったそうです。その後、戦争により給食は一時中断されてしまいますが、昭和22年の12月24日に世界中から食料支援を受けて、無事に再開されました。毎日給食が食べられることへのありがたみと、食べ物を大切にする気持ちを忘れないようにしましょう!
 
 今日の砧中の給食は、山形県忠愛小学校のメニューにならって、白ご飯と鮭の塩焼きです。これまでも砧中の給食でたびたび作っていますが、いつ食べてもご飯と鮭の相性って素晴らしいですね。昔の人々も、この2つの食べ合わせに感銘を受けていたのではないでしょうか?
 このメニューを作るたびに、「和食を好きになってほしい」「和食も美味しい」「ご飯とおかずを合わせるのって大事なんだ」ということを子どもたちに知ってほしいと思っています。その願いが通じてか、鮭も金平も汁物も、1学期に比べて残菜が安定して減ってきています(お休みの人が多いのに!)。特に金平炒めは初登場時、残菜がとても多かったので大幅に量を減らしましたが、その美味しさをみんなが覚えたのか、11月頃からよく食べてくれるようになったと感じます。そろそろ量を増やしてもいいかもしれません。

 明日は70年前の給食で初登場したと言われる「揚げパン」です。なんと、その頃の大田区の小学校の調理員さんが子供のために考案したメニューだそうです。
 今も給食で不動の人気の揚げパン。砧の揚げパンもこれまでと変わらず、明日もきっと美味しく出来上がるので、楽しみにしていてください!

☆1月23日(月)の給食

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【 メ ニ ュ ー 】

・スパゲティみそミートソース  ・ポテトとブロッコリーのサラダ
・フルーツヨーグルト


【 産 地 】

スパゲティ:トルコ原料  にんにく:青森  生姜:高知
玉ねぎ:北海道  豚ひき肉:北海道  豚レバーミンチ:国産
大豆:北海道  セロリ:福岡  人参:千葉  赤みそ:国産
マッシュルーム水煮:インドネシア産  粉チーズ:ニュージーランド産
じゃが芋:北海道  ブロッコリー:愛知  レモン:広島
みかん缶:国産  パイン缶:タイ産  黄桃缶:南アフリカ産


【 今日 の 一言 】

 今日はスパゲティです。ミートソースですが、味付けにケチャップは一切使用しておらず、赤みそをメインに使い、他は塩・こしょう・砂糖・中濃ソース・ナツメグ・クローブです。材料として、大量の玉ねぎとトマトピューレ・人参・セロリ・マッシュルーム・大豆・豚ひき肉・レバーミンチ・粉チーズを使っています。
 10月頃に先生から「みそミートソースではなくて普通のミートソースが食べたい」と言われたことがありました。それだけ献立に登場してきた料理です。たくさん登場した理由は、みそを使うことにより鉄分などが多くとれて、給食として栄養バランスがとりやすかったからです。ただ、そう指摘されたということは、味に物足りなさがあるのではと考えて、レシピ改良を行い、今日を迎えました。
 今回の大きな変更点は、水の量を減らしたことです。これまで、ソースの残菜が多くなりがちだったので、麺に対してソースの量が多いのではと考えました。また、味も中学生が好むよう、もう少しはっきりさせたいとも思っていました。でも塩分は増やしたくない!そこで、水の量を減らして実施したところ、これまでよりも量が減り、味もしっかりしたように思えました。ただ、まだソースの量が多いと思うので、次は玉ねぎの量をもう少し減らそうかと思います。

 ポテトとブロッコリーのサラダは、今が旬であり野菜の中でもトップクラスの栄養をもつ「ブロッコリー」を使っています。いつもは世田谷区産のブロッコリーを使いますが、月曜日はお店がお休みのため、今日は愛知県産の物を使っています。ブロッコリーは調理員さんの下処理と切る作業が大変なので、献立全体の作業量に注意しないといけません。今日も美味しく、苦手な人でも食べやすく出来上がりました。調理員さんありがとうございました!

 今日もお休みは3年生が多かったです。それでも、クラスでは積極的におかわりを先生が呼びかけたり、生徒が呼びかけたりしてくれているそうです。そういった話を聞くだけでも、給食室はとても嬉しいです。
 明日から全国学校給食週間です。戦争で一時途絶えた給食が、世界中からの支援を受けて昭和22年の12月24日に再開されたことを記念し、学校のある1月24日から30日までを「全国学校給食週間」と定めました。毎日給食を食べることのできるありがたみを忘れないようにしようと定められた週間です。給食も、歴史の深い物を中心に出していきます。詳しくは、1月の給食だよりをご覧ください!


☆1月20日(金)の給食

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【 メ ニ ュ ー 】

・もちもち米粉パン  ・チョコチップパン
・ポテトエッググラタン  ・ABCミネストローネ


【 産 地 】

豚ひき肉:北海道  豚レバーミンチ:国産  人参:千葉
玉ねぎ:北海道  マッシュルーム水煮:インドネシア産
じゃが芋:北海道  生クリーム:北海道  鶏卵水煮:国産
粉チーズ:ニュージーランド産  にんにく:青森  ベーコン:千葉
鶏ガラ:国産  キャベツ:愛知  ホールコーン:アメリカ産


【 今日 の 一言 】

 この日の給食は、パンとグラタン、そしてアルファベットマカロニを使ったミネストローネです。意外にも、パンはチョコチップよりも米粉パンの方が残菜が少なかったです。と言うのも、これまでしっかりした味の付いていないパンは残りがちで、昨年度にたびたび登場していたチョコチップの方が、生徒は好みなのかなと予想していたからです。ですが、2学期の時に「パンとグラタンソースを合わせて食べてみると美味しいよ」と手紙を付けたことがあり、その時は特に効果を実感できなかったのですが、覚えて試してくれた生徒がいたかもしれません。もしそうなら嬉しいな。

 グラタンは、蒸したじゃが芋と小さく切った茹で卵が入っているのが特徴です。肉、人参、玉ねぎ、マッシュルーム、手作りホワイトソースと定番の材料に、芋のなめらかな味と食感、溶けた黄身の濃厚な味が合わさって、とても美味しいグラタンに仕上がります!

 ABCミネストローネは、生徒からロイロノートで「ABCスープをトマトスープで出してほしい」というリクエストをもらったので、メニューに入れました。例えば、トマト缶とケチャップを多く使う「ポテトミートグラタン」の場合だと、トマト味が重なってしまうので「ABCスープ」として出すことになります。そういったパターンが多かったので、まだ2回くらいしかミネストローネとして出していなかったのですが、リクエストをもらった時期がちょうど良かったおかげで、1月のメニューに組み込むことができました。

 来週の給食は、全国学校給食週間に入ります。戦争によって一度は中断してしまった学校給食が無事に再開されたことを祝うための週間です。そのため、歴史の深いメニューを集中させています。これを機に、生徒たちにはもっと食への興味・関心を高めてもらい、将来、「食の自己管理能力」が身につくことへとつながってもらえればと思っています。

☆1月19日(木)の給食

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【 メ ニ ュ ー 】

・中華丼  ・春雨中華サラダ
・りんご


【 産 地 】

米:山形(つや姫)  にんにく:青森  生姜:高知  人参:千葉
玉ねぎ:北海道  豚肩ロース:神奈川  えのき:長野
たけのこ水煮:福岡・愛知  いか:ペルー産  白菜:世田谷区
鶏ガラ:国産  うずら卵水煮:愛知  もやし:栃木  ハム:埼玉
きゅうり:群馬  春雨:国産  白ごま:スーダン・パラグアイ産
りんご:青森


【 今日 の 一言 】

 この日の給食は中華丼でした。3学期になって、欠席者は少なくない状況が続いていますが、中華丼、春雨中華サラダともに1・2学期よりも残菜が少なくなったことは、とても嬉しいです。中学生の給食として、どんな味付けが、食材のバランスが適しているのか、色々考慮しながらレシピを変更し、調理員さんもそれを信じて付いてきてくれたおかげだと思います。もちろん、給食指導をする先生、大切に食べてくれる生徒たちの協力も必要不可欠です。主な変更は白菜・醤油の量を増やして、水分を減らしたことです。

 春雨中華サラダは、最初は仕上がり量が多くなりすぎてしまいましたが、今は砧中の他のサラダと同じ位の量に調整することができて、味も安定し、生徒たちがよく食べてくれるようになりました!

 この調子で、生徒たちにとってもいろいろと大変な3学期、その間の給食を少しでも美味しく作れるように目指したいです。

☆1月18日(水)の給食

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【 メ ニ ュ ー 】

・ちゃんぽん風つけ麺  ・大豆ミートぎょうざ
・わかめサラダ


【 産 地 】

生姜:高知  にんにく:青森  豚肩肉:北海道  人参:千葉
玉ねぎ:北海道  鶏ガラ:国産  ホールコーン:アメリカ産
キャベツ:愛知  いか:ペルー産  ねぎ:世田谷区
豚ひき肉:北海道  豚レバーミンチ:国産  大豆:北海道
にら:栃木  もやし:栃木  きゅうり:群馬  わかめ:岩手
白ごま:スーダン・パラグアイ産


【 今日 の 一言 】

 今日はつけ麺です。ちゃんぽん麺にならって、具は豚肉、人参、玉ねぎ、コーン、キャベツ、いか、なると、ネギを使っています。味付けは塩、こしょう、醤油、オイスターソース、ごま油です。ただ、スープが白濁していないので、ちゃんぽんという感じにはまだ届かなかった印象です。麺も、ちゃんぽん麺ではなく、いつもの蒸し中華麺です。ちゃんぽん麺にすると茹でる必要があり、麺だけ別出しにするとくっついてしまう、かといって汁に入れると伸びてしまうので、いつもの「蒸して使える麺」を使うしかありませんでした。
 次回に向けて、もう少しちゃんぽん麺の雰囲気を出す必要があります。今回は鶏ガラをメインにダシをとりましたが、煮出す時間が2時間未満なので、白く濁らせるのは難しいです。そのため、次回は豚骨でダシをとってみたいと思います。野菜くずと一緒に煮出すので、臭みはおそらくなんとかなるはず!

 大豆ミートぎょうざは、ひき肉だけでなく、大豆のみじん切りも加えたヘルシーなぎょうざです。今日は揚げ物用の釜が途中で故障するというトラブルに見舞われましたが、チーフをはじめとする調理員さんたちの力で事なきを終えました。職人さんたち本当にすごいです!
 お休みが多いクラスでも、よく食べてくれていました。ただ、後で気付いたのですが、「大豆ミート」という肉の代替品として使える大豆製品が実在します。今日のぎょうざの名前は、「肉と大豆が入っているよ」という意味で、語呂の良さそうな名前を付けて見ましたが、このままだと「肉は使っておらず、全て大豆ミートを使っている」と誤解される気がしたので(最近の生徒は、本当によく知っています)、「大豆入り肉ぎょうざ」という名前に変更します。他に何か人気の出そうな名前の案があれば、栄養士にまでお願いします。

 わかめサラダは、前回は味が薄かったので、今回はわかめの種類を「乾燥」から「冷凍生わかめ」に変えました。そのおかげで、仕上がり量も味もコントロールしやすくなりました。次回は味を少し薄めにして、いろんな料理に合わせやすいようにしたいと思います。

☆1月17日(火)の給食

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【 メ ニ ュ ー 】

・ご飯  ・キャベツの中華サラダ
・豆腐とえびのうま煮  ・ぶどうゼリー


【 産 地 】

米:山形(つや姫)  キャベツ:愛知  人参:千葉  ハム:埼玉
きゅうり:群馬  白ごま:スーダン・パラグアイ産  生姜:高知
にんにく:青森  豚ひき肉:北海道  豚レバーミンチ:国産
豚肩ロース:北海道  玉ねぎ:北海道  たけのこ水煮:福岡・熊本
干椎茸:岩手  鶏ガラ:国産  えび:インド産  いか:ペルー産
豆腐:愛知・佐賀  チンゲンサイ:茨城  万能ねぎ:福岡


【 今日 の 一言 】

 今日のメインは「豆腐とえびのうま煮」です。野菜は玉ねぎ・たけのこ・人参・チンゲンサイ・万能ねぎです。肉は「豚ひき肉」に鉄分補給のための「豚レバーミンチ」を混ぜた物と、肉の存在感を出すために豚肩ロースの小間切れも使っています。肉と野菜を炒めたら、給食室で煮出した「鶏ガラスープ」を加え、煮込みながら干し椎茸・塩・薄口しょうゆ・酒・オイスターソース・豆板醤を入れていきます。その後、豆腐とえび、いかを加えて少し煮たら、最後の仕上げとして万能ねぎ、水溶き片栗粉、ごま油を加えます。肉・野菜・魚介・干し椎茸のそれぞれがもつ旨味が口の中で合わさって「相乗効果」を生み出し、より深い美味しさを出してくれます。ほんのりピリ辛な味も中学生向きです。さらなる美味しさを目指してもう少し辛味を強くした方がいい気がしつつも、辛いのが苦手な人がいることも考えて、次回は豆板醤の量を10gだけ増やして作ってみたいと思います。

 中華サラダは、野菜とハムを使っています。酸味とごま油を効かせた中華風ドレッシングが、野菜とハムに良く合っていました。味はもう少し薄めでもいいと思ったので、次回は塩の量を少しだけ減らしてみます。

 ぶどうゼリーは給食室手作りです。今日も相変わらず美味しい。給食室で煮出した寒天液と「100%ぶどうジュース」を混ぜて加熱し、ゼリーカップに入れていきます。しっかり固まりつつも、口の中に入れるとすぐに崩れるちょうどいい「あんばい」がなんとも言えません!

 しかしながら、やはり3学期は欠席が多いためか、残菜も決して少なくはなかったです。3年生の欠席者が多いのは予想をしていましたが、1・2年生でも集中しているクラスがあり、多いクラスでは10人ほどいました。残菜もサラダとゼリーはまだマシでしたが、煮物が少し多め、ご飯は多め、牛乳はたくさん残りました。
 先日、給食委員会がありましたが、各クラスの給食委員さんも残菜を気にしており、とくに「ストローが無くなったことで、牛乳の残りが増えた」と感じているようで、頭を悩ませていました。しかし、生徒たちが日々の給食について真剣に取り組んでくれている様子が見られて、私はそれが嬉しかったです。このように、給食の残菜を減らそうと一生けんめい取り組んでいる生徒たちがいる一方で、私たち給食室側でも何かできないか?それを考えてみた結果、当面の間、ご飯の量を調整することにしました。
 しばらくは、お米の量を少し減らして様子を見つつ、生徒たちにはその分おかずをしっかり食べてもらい、いろいろな食材から栄養をしっかりとってほしいと思います。そして欠席者の人数が落ち着いた頃を見計らって、少しずつお米の量を戻していくつもりです。おそらく今が中学校で1番不安定で大変な時期だと思います。みんなで協力して乗り越えていきましょう!

☆1月16日(月)の給食

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【 メ ニ ュ ー 】

・チキンライス  ・チーズオムレツ
・冬野菜のスープ煮


【 産 地 】

人参:千葉  鶏もも肉:北海道  玉ねぎ:北海道  ベーコン:千葉
調理用牛乳:東京牛乳  ダイスチーズ:ニュージーランド産
卵:栃木  鶏ガラ:国産  豚肉:北海道  ウインナー:東京
じゃが芋:北海道  マッシュルーム缶:インドネシア産  白菜:茨城
ブロッコリー:愛知  かぶ:千葉  米:山形(つや姫)


【 今日 の 一言 】

 今日は前回好評だったチキンライスとオムレツの組み合わせです。
 チーズオムレツはバターでベーコン、玉ねぎを炒めて塩、こしょう、牛乳、溶き卵、チーズを加えて全体が混ざったら鉄板に流し込み、オーブンで焼きます。前回、玉ねぎはスライスしましたが、卵の中で大きく形が残って目立っていたので、今回は粗みじん切りにしました。しかし、前回よりも残菜が多く出ました。
 玉ねぎの切り方の他にも、ダイスチーズがあまり溶けずに卵の中でしっかり形が残っていたこと、とあるクラスの先生、生徒から「しょっぱい」という感想があったことが気になりました。私はしょっぱいという感じはしなかったので、しっかり混ざっていなかったのかもしれません。玉ねぎの切り方を粗みじんに変えたことでボソボソ感が強くなった、しっかり混ざっていなかった、チーズが溶けずに形が残っていたなどの理由で残菜が多くなった、もしくは単純に2学期よりも欠席が多くなったので残った、いろいろな可能性が考えられます。そのため、ここは純粋に美味しくさせることを考えた改善策にしようと思います。調理員さんからバターの量が多目な気がしたと聞いたので、バターの量を減らし、塩とチーズの量も減らし、玉ねぎは小さめ・たて半分のスライスに切り方を変えて、肉の味を少し強くしたかったのでベーコンの量を増やし、チーズはしっかり溶けるまで生地に火を通すことを徹底するようにしました。これで、どんな季節に出してもみんなが食べてくれる人気メニューになることを願っています。

 冬野菜のスープ煮は新メニューです。もう少し、冬野菜を使ったレシピが欲しかったので、ポトフを参考にして作りました。豚肉、ウインナー、人参、じゃが芋、マッシュルームと、旬の食材として白菜、かぶ、ブロッコリーが入っています。ブロッコリーが見た目から目立つので、クラスによっては多く残るかもしれないと心配していましたが、そんなことはなくて安心しました。この料理はスープよりも汁が少なく、具材が多めの、スープと煮物のちょうど中間のような感じの料理です。具を多く食べるので、気持ちしっかり目に味付けをしました。

 明日の給食も美味しくできるように、これからも給食室は日々努力していきますので、よろしくお願いします!
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行事予定
2/15
(水)
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いじめ防止基本方針

行事予定表

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