『お知らせ・TOPICS』のコーナーでは、「今日のできごと」や「おしらせ」など更新された順に砧中の生徒や教育活動の様子を紹介しております。

☆2月17日(金)の給食

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【 メ ニ ュ ー 】

・ナン  ・キーマカレー
・ミニタンドリーチキン  ・ポテトとブロッコリーのサラダ


【 産 地 】

鶏肉:北海道  にんにく:青森  生姜:高知  玉ねぎ:北海道
じゃが芋:北海道  人参:千葉  ブロッコリー:埼玉
レモン:愛媛  豚ひき肉:北海道  豚レバーミンチ:国産
大豆:北海道  セロリ:福岡  鶏ガラ:国産
粉チーズ:ニュージーランド産


【 今日 の 一言 】

 今日は去年の6月以来の登場となる「ナン・キーマカレー」です!あまり作っていないレシピだと、たくさん「こうすればよかった!もっとこうすれば美味しくなると思う!」という点がたくさん出てきて困ります(汗)。次回は、さらに美味しいキーマカレーを目指します。具体的には、今日のキーマカレーはちょっとドロドロし過ぎたのと、みじん切りの具材たちの「ボソボソ感」が気になりました。
 まずはドロドロ感ですが、本来キーマカレーは小麦粉と油から作る「ルウ」は使用しません。しかし、給食のような「子供向けの大量調理」でルウなしのキーマカレーを作ると、カレーの味が弱くなりやすく、かといってカレーの味を強くしようとスパイスを駆使すると、辛かったり風味がきつかったりで食べられないという人が出る可能性があります。なので、私は給食アレンジということで、多少カレールウを加えるようにしています。今回は、そのカレールウの量が多かったようです。しかし、カレーとしての辛さはこのくらいでいいと思ったので、小麦粉と油の量だけ減らします。
 また、ボソボソ感については、玉ねぎと人参の量を減らしました。反対に、ひき肉とガラスープの量を増やすことで、強いコクとサラサラ感を出したいと思います。そうすれば、より「ナン」と合わせて食べやすいカレーになるはずです!

 タンドリーチキンとサラダは問題なく美味しかったです。3、4回作ったことのあるレシピは、やはり安定しています。特にサラダのドレッシングは、検食(生徒たちの給食よりも早めに食べて、安全かどうか確認してもらうもの)した副校長先生から、絶賛の声をもらいました!きっと生徒たちの中にも、気に入ってくれた人がいるはず!このドレッシングは、私が品川区の小学校で調理員さんと一緒に考えたもので、オリーブ油・マヨネーズ・しょうゆ・砂糖・酢・塩・おろしにんにく・レモン汁から作っています。生徒がいつものドレッシングと違うことに気づき、「このサラダのドレッシング好き」
といった意見がみんなの間で出るようになったら、大変嬉しいです。

☆2月16日(木)の給食

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【 メ ニ ュ ー 】

・ジャージャー麺  ・ビーンズポテト
・いちご


【 産 地 】

にんにく:青森  生姜:高知  玉ねぎ:北海道  人参:千葉
豚ひき肉:北海道  豚レバーミンチ:国産  干し椎茸:岩手
鶏ガラ:国産  白みそ:国産  八丁みそ:愛知県三河産
ねぎ:世田谷区  もやし:栃木  きゅうり:群馬  大豆:北海道
じゃが芋:北海道  いちご:福岡


【 今日 の 一言 】

 今日は野菜たっぷりジャージャー麺です!肉味噌の中にはみじん切りにした玉ねぎ・人参・椎茸・ねぎが入っています。麺の上に肉味噌をかけて、最後にもやしときゅうりを盛り付ければ完成です!
 前回まで、麺よりも肉味噌の残菜の方が多かったので、今回はタレ全体の量を減らしています。これでちょうど良くなればいいのですが…。しかし、今日は量以外で反省点が1つ。いつもお肉屋さんに「豚ひき肉と一緒に豚レバーも合わせてミンチ」とお願いしているのですが、今日はどうやらレバーがちょっと多かったようです。食べてみると、レバーの風味に気がつく先生も何名かいました。鉄分はとても取りづらい栄養なので、ついレバーを多くしてしまいがちですが、これは次回の注意ポイントになりました。

 ビーンズポテトは、これまでよりもパプリカ、ガーリックパウダー、こしょうなどの香辛料の量を増やしました。しかし、もう少し増やしても良さそうです。中学生好みで、かつ食欲のなくなりやすい暑い時期でも美味しく食べられるように、味をさらに調整していきます。芋よりも豆を増やしてもいいかもしれません。

 いちごは、今日は「あまおう」を使いました。さすがしっかりとした形をもつ品種です。2個ずつでも寂しくありません。味も酸味と甘味のバランスが申し分なし!1月は数が揃わなかったので使えませんでしたが、これからは「あまおう」にどんどん活躍してもらいます。

☆2月15日(水)の給食

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【 メ ニ ュ ー 】

・ご飯  ・鮭の塩焼き
・じゃが芋の金平炒め  ・かき玉汁


【 産 地 】

米:山形(つや姫)  鮭:チリ産  豚肉:北海道  鶏肉:北海道
人参:千葉  ごぼう:青森  糸こんにゃく:群馬  ねぎ:茨城
じゃが芋:北海道  白ごま:スーダン・パラグアイ産  卵:栃木
豆腐:愛知・佐賀  小松菜:茨城


【 今日 の 一言 】

 今日は和食ですが、定番の安心メニューです。ご飯、鮭の塩焼き、金平炒め、かき玉汁です。もう鮭の塩焼きと金平炒めで、多くの生徒がピンと来るくらい、定番の組み合わせになっています。

 実はこれがねらいで、献立表で名前を見るだけで料理、味、量、配膳の仕方がイメージできるので、苦手意識の出やすい和食でも安心して食べることができますし、運動会の練習期間中などの忙しい時期でも、慣れたメニューならスムーズに給食時間を過ごすことができます。
 もちろん、常に見知ったメニューばかりだと新鮮味にかけるので、昨日出した「チョコチップケーキ」や、数回しか出したことのないメニューなども組み合わせながら、これからも献立作成をしていくつもりです。

 今日の味見でも、山形県産の「つや姫」を炊いたご飯は美味しく、その後に鮭の塩焼きを食べると最高でした。適度に歯応えのある金平炒めとホクホクのじゃが芋、時々フワフワ卵のかき玉汁をすすり、次はどういう順番で食べようかと考えると、定番メニューでもとてもワクワクします。ぜひ、生徒たちにもそういった感覚を少しでも身につけてもらえたら、大人になってからの食事も充実するのではないかなと思います。
 大人になった時に、ぜひ「ご飯と鮭の塩焼き」の組み合わせを思い出してもらい、健康的な食生活をおくってほしいと思っています。

☆2月14日(火)の給食

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【 メ ニ ュ ー 】

・えびピラフ チリコンカン添え
・ウインナーと野菜のスープ  ・チョコチップケーキ


【 産 地 】

米:山形(つや姫)  パセリ:千葉  にんにく:青森  人参:千葉
ベーコン:千葉  玉ねぎ:北海道  えび:インド産
ピーマン:茨城  豚ひき肉:北海道  豚レバーミンチ:国産
大豆:北海道  ウインナー:東京都  鶏ガラ:国産  小松菜:茨城
マッシュルーム缶:インドネシア産  ホールコーン:アメリカ産
じゃが芋:北海道  キャベツ:愛知  卵:栃木
調理用牛乳:東京牛乳


【 今日 の 一言 】

 今日は全て新メニュー!「えびピラフ・チリコンカン添え」と「ウインナーと野菜のスープ」、デザートに「チョコチップケーキ」です。常に不測の事態が生じやすい調理現場において、全て新メニューは非常に神経を使います。まずは何事もなく調理を終えられてよかったです。
 今日の主役は「チョコチップケーキ」!これに適した食べ合わせと栄養バランス、ちょうどいいボリュームになるようメニューを揃えました。とにかく、献立作成も実際の調理も大変でした。

 えびピラフはえびの風味を感じながらも、チリコンカンと合わせるので味は薄すぎず、濃すぎずを目指しました。ご飯にパセリを混ぜる予定でしたが、それだと均一に混ざりにくいと考え、調理員さんがピラフの具とパセリを混ぜてからご飯に加えるという工夫をしてくれました。そのおかげで、彩り豊かなピラフになりました。

 今日のメニューは、肉・魚などの主菜を加えるとボリュームが多すぎるのと、野菜の栄養が足りなくなってしまうので、チリコンカンを添えることにしました。チリコンカンのおかげで、野菜と肉・豆から栄養をとることができ、食べ合わせも良いので、今日のメニューが成り立っています。
 チリコンカンはチリパウダーを効かせたアメリカ・テキサス州の料理です。玉ねぎ、ひき肉、豆、トマトを煮込んで、香辛料を加えています。しかし、思ったよりも水分が少なくてボソボソ気味、トマトの酸味も目立っていました。中学生好みの味にするには、もう少し何とかしたい、そう悩んでいたら…
 チーフからありがたいご助言が!「ガラスープを加えたらどうでしょうか?煮て混ぜて乳化(水と油が均一に混ざること)させて、さらに塩を加えればトマトの甘味を引き出せます。」
 さっそく、その日に取っていた「鶏ガラスープ」を加えました。スープの油分がチリコンカンの味をまろやかにしてくれた気がします。また、水分が加わったことで、ピラフと一緒に食べやすくなりました。そして、塩を加えてちょっと煮ただけで、トマトの甘味がすぐに出てきたことも驚きでした。

 最後に、チョコチップケーキは小麦粉とベーキングパウダーを3回ふるい、ココアパウダー・卵・砂糖・溶かしバター・牛乳・チョコチップを混ぜて生地を作りました。なかなか粘度が強いので混ぜるのが大変な様子でしたが、調理員さんが丁寧に均一に混ぜてくれたことで、きれいな生地ができました。その後、鉄板に生地を流し入れて、上から残っているチョコチップをふりかけてから、オーブンで焼き上げました。最後に、粉砂糖をかければ出来上がりです!これも、調理員さんが粉砂糖の量を調整しながら全体にまんべんなくかけてくれたおかげで、全クラス分のケーキがきれいにおいしくでき上がりました。

 このように、今日の新メニューは全て現場での一工夫と、調理員さんたちの努力と技術をレシピに加えてもらったおかげで出来上がっています。これを元に、私もさらにレシピの改良ができました。やはり、おいしくて安全な給食を作るには、調理員さんたちの力と、現場でのチームワークが不可欠です。

☆2月13日(月)の給食

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【 メ ニ ュ ー 】

・プルコギ丼  ・チョレギサラダ
・青菜と豆腐の卵スープ


【 産 地 】

米:山形(つや姫)  豚肩ロース:北海道  玉ねぎ:北海道
人参:千葉  もやし:栃木  りんご:青森  生姜:高知
にんにく:青森  白ごま:スーダン・パラグアイ産  にら:栃木
キャベツ:愛知  きゅうり:群馬  わかめ:三陸産  鶏ガラ:国産
豚肩肉:北海道  えのき:長野  豆腐:佐賀・新潟  卵:栃木
小松菜:茨城


【 今日 の 一言 】

 今日は大人気のプルコギ丼、まだまだ味と量が安定しない(自分にとって)チョレギサラダ、青菜と豆腐の卵スープです!

 プルコギ丼は、以前に比べて具の量を増やしました。1学期にとあるクラスから「具が足りなくなった」と聞いたので、スムーズな給食のために量を調整しました。カレーや中華丼と違い、プルコギ丼のように「汁ではなく具」を中心に盛る料理は、一度配ったら回収しづらいので、足りないということは無くしていきたいです。味はいつも通りバッチリ!すりおろした玉ねぎ・りんご・生姜・にんにくと醤油・砂糖・みりん・ごま油などで作ったタレと、炒めた肉・野菜がしっかりと絡み合い、とても美味しいプルコギになりました!白ごはんと合わせてちょうどいい、しっかりした味に仕上がっています。

 しかし、量を増やした分、組み合わせに悩みます。本当ならプルコギ丼とスープ、果物などで十分ですが、それだと栄養価が足りない。かといって、しゅうまいや揚げ物などではボリュームもエネルギーも過剰になってしまいます。そのため、本日の副菜の「チョレギサラダ」は、量を気持ち少なめにしてあります。キャベツ・きゅうり・人参を小さめに切り、茹でたわかめも最後に加えています。ドレッシングは、ごま油・醤油・塩・こしょう・酢・砂糖・コチジャン・おろしにんにく・鶏がらスープで作った本格派です。味見したら美味しかったのですが、食べる部分によっては味を濃く感じるかもしれません。また、ごま油の油分も多めに感じました。量を少なくしたことで、これらの問題点が目立ってきたのかもしれませんが、今後も「丼物」の時のサラダとして量を少なめにして作る可能性があります。それに向けて、ごま油・醤油を中心に減らし、酢を少し減らし、鶏がらスープは少し増やして次回は実施しようと思います。

 「青菜と豆腐の卵スープ」は、実は新メニューです。いつもの「青菜と豆腐のスープ」に、栄養士的な都合で卵の栄養をどうしてもとってもらいたかったので、卵を追加したことで生まれた料理です。中華風の味わいで美味しく、さらに卵・豆腐も柔らかくてとても食べやすい味でした。しかし、実はこのレシピ、「卵スープ」に定番の「水溶き片栗粉」を追加していませんでした。溶き卵は普通の汁に入れると「ボテッ」と固まりのようになってしまうのですが、片栗粉などでとろみをつけると、細く長くふわふわに仕上がります。今回は給食当日に調理員さんと一緒に気付いたので、アレルギーや在庫などの関係もあり、予定通り片栗粉無しで作りました。それにより、卵の固まり具合がいつもと違っています。しかし、形が違うだけで、相変わらず美味しく飲むことができました。卵の違和感に気付いた人がいるかもしれませんが、もしもそんな生徒がいたら、「よく気付いたね!給食をちゃんと見てくれていて、とてもうれしいです!」と伝えたいところです。

☆2月10日(金)の給食

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【 メ ニ ュ ー 】

・ご飯  ・ししゃもフライ
・野菜の辛子じょうゆ和え  ・韓国風肉じゃが


【 産 地 】

米:山形(つや姫)  ししゃも:北欧産→国内加工  もやし:栃木
ほうれん草:千葉  白菜:世田谷区  人参:千葉  生姜:高知
白ごま:スーダン・パラグアイ産  にんにく:青森  ねぎ:世田谷区
豚肩ロース:岩手  玉ねぎ:北海道  糸こんにゃく:群馬
じゃが芋:北海道


【 今日 の 一言 】

 今日は雪でしたね。凍えるような寒さで、給食室→職員室と行ったり来たりするときに廊下に出るだけで震えてくるような寒さでした。給食室から牛乳を運び出す際も、持っている手が冷たくて仕方ありませんでした。少しでも生徒たちが飲みやすくなるよう、いつもより気持ち早めに冷蔵庫から牛乳を出しました。また、本日は3年生がいません。今頃試験本番を迎えていたり、それに向けての準備をしていたり、それぞれが進路のために一生懸命戦っていることと思います。今度登校したときには、給食で温かく迎えてあげようと思っています。

 ししゃもフライは今日もサクサク!!カラッとサクッとしたとても美味しい揚がり具合でした!苦手な人も、「魚介・小魚はちょっと…」と諦めないで、まずはこの食べやすい料理で、「これは美味しく食べられる!」と思ってもらえたらうれしいです。

 野菜の辛子じょうゆ和えは、前回よりも辛子の量を増やしました。しかし、今日は反対に味が薄く感じました。おそらくですが、いつもより「白菜」がシャキシャキとして葉が分厚く感じたので、しっかりしすぎた野菜が来たことによるのかもしれません。このままのレシピで、次回また様子を見てみます。

 韓国風肉じゃがは、肉じゃがにコチジャン、にんにく、ごま油、長ネギ、白ごまを加えた料理です。今回はコチジャンの量を増やしました!これまでは少しぼやけた味でしたが、今回は韓国風の名にふさわしい、しっかりした味の肉じゃがになりました!とても美味しかったです!

 今日の給食を食べれば、ご飯、小魚、野菜、じゃが芋などから幅広く栄養が取れます。たくさん食べてくれたら、お休みも元気に健康的に過ごせるはず!また来週、元気に登校してきてください!

☆2月9日(木)の給食

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【 メ ニ ュ ー 】

・チャーハン  ・いかチリソース
・わかめスープ


【 産 地 】

米:山形(つや姫)  生姜:高知  ねぎ:世田谷区  ハム:埼玉
卵:栃木  万能ねぎ:福岡  いか:ペルー産  にんにく:青森
鶏ガラ:国産  鶏肉:北海道  人参:千葉  えのき:長野
たけのこ水煮:福岡・熊本  もやし:栃木  わかめ:岩手
白ごま:スーダン・パラグアイ産


【 今日 の 一言 】

 今日はチャーハンです。5月に作ったときは、最後に入れる醤油が釜に焦げつきやすかったり、量が多すぎたり味が薄すぎたりとありました。しかし、今では薄味ながらもチャーハンとして美味しく食べることができ、いかチリのような強い味のおかずとも一緒に食べることができる安定した仕上がりのレシピになりました。ここまで改良に付き合ってくれた調理員さんたちにも感謝です。お米を炊くときに、塩・醤油・ラードを入れています。ラードのおかげで本格中華の風味が炊けたご飯に加わります。

 いかチリソースは前回も美味しかったのですが少し油っこかったので、チリソースに使うごま油を減らしました。揚げ物なので多少の油っこさを感じることはありますが、それでも給食として自然に食べることができる範囲だと思います。前回から豆板醤、チリパウダーも増やしました。本場のチリソースのような味を感じつつも、そんなにピリッとしないので、食べてもらえればきっとみんなも気に入ってくれるハズ!

 わかめスープは、チャーハン・いかチリのことを考えて、ボリューム抑えめ、味もすっきり目にしました。しかし、他の2品に押されて味がしないと思われないように、最後に醤油を少しだけ足しました。スープとしての美味しさもありつつ、箸休めとして安心するような優しい味になってよかったです。

☆2月9日(木)の給食

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【 メ ニ ュ ー 】

・ハニーセサミトースト  ・カラフルサラダ
・冬野菜のクリームシチュー


【 産 地 】

白ごま:スーダン・パラグアイ産  純正ハチミツ:タイ産
人参:千葉  きゅうり:群馬  キャベツ:愛知  にんにく:青森
赤ピーマン・黄ピーマン:茨城  豚肩ロース:青森  鶏ガラ:国産
玉ねぎ:北海道  じゃが芋:北海道  ホールコーン:アメリカ産
マッシュルーム缶:インドネシア産  ブロッコリー:埼玉
米粉:埼玉  生クリーム:北海道
調理用牛乳:一部 東京牛乳 使用


【 今日 の 一言 】

 今日はごまの栄養がたっぷり摂れるハニーセサミトーストです!ごまにはセサミン、食物繊維、各種ビタミン・ミネラルなどが豊富な健康食品で、大昔では「不老長寿の薬」と呼ばれていたこともあるそうです。生徒たちが美味しく食べられるよう、バター・ハチミツも混ぜてパンに塗り、オーブンで焼き上げました。

 カラフルサラダは、いつもの油・醤油・酢・砂糖を軸としたドレッシングではなく、油・酢・塩・こしょう・粉からし・パプリカ・バジルなどで作ったイタリアンな味わいのサラダです。彩豊かな見た目に、ピッタリなドレッシングだと自負しております。初め(ハロウィンの時の給食です)は残菜が多かったのですが、今ではよく食べてくれるサラダの1つになりました。赤・黄のピーマンが今日もきれいです。

 冬野菜のクリームシチューは、旬のブロッコリーを使った、こちらも彩豊かなシチューです。ブロッコリーは、野菜の中でも栄養価はトップクラス!小房に切ってもらったので、きっと食べやすいです(調理員さんありがとうございます)!ただ、残菜がけっこう残りがちなので、今日は米粉の量を減らして、少しサラサラな感じにしています。この方が食べやすいと思ったのですが、どうでしょうかね?

 今日は残菜を見る時間がとれないため、早めの投稿となりましたが、今日もお休みが多いクラスの量は調整し、1年生を中心としたよく食べてくれるクラスに分配しました。特に、牛乳の余りを「うちのクラスに付けてください!おかわりで飲みます!」と言ってもらえた時は、すごく頼もしかったです!このように、今日も学校全体で協力して、良い給食時間を過ごさせてもらっています。

☆2月6日(月)の給食

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【 メ ニ ュ ー 】

・カレーうどん  ・たこぺったん
・昆布サラダ


【 産 地 】

生姜:高知  豚肩ロース:青森  玉ねぎ:北海道  人参:千葉
えのき:長野  油揚げ:アメリカ・カナダ原料  ねぎ:茨城
小松菜:茨城  ホールコーン:アメリカ産  キャベツ:愛知
たこ:北海道  卵:栃木  きゅうり:群馬  もやし:栃木
白菜:群馬  白ごま:スーダン・パラグアイ産


【 今日 の 一言 】

 今日はうどんです!…が、うどんは本当に難しい!今日はそのことを強く痛感しました。砧中では、うどんの麺は茹でたら水冷して、蓋つきのバットに入れています。汁は出来上がったら食缶に入れています。教室で、生徒が麺と汁を合わせて食べるのですが、なかなかすぐに麺と汁が絡まない印象です。汁の味を強くしすぎると、塩分も高くなり、さらに汁だけが残った場合、中に野菜などの具があっても残菜としてたくさん残ることになります。うどんやつけ麺系は、砧中で適した分量を、今後も模索していく必要があると思います。1回1回が美味しくなるように改良を重ねていくので、どうぞよろしくお願いします!
 今日のカレーうどんは、カレー風味を強く主張させた方が中学生にはいいと思い、少しピリ辛感が残るような味にしています。ただ、汁がサラサラすぎたので、カレーうどんとしてもう少しとろみを付けたいところでした。調べてみると、「かき玉汁」などよりも片栗粉の量が少なかったので、次回は倍近くに増やしてみます。

 たこぺったんは、11月に好評だった「いかぺったん」とほぼ同じレシピです。人参、コーン、キャベツ、ねぎ、そして1cm角のたこが入っています。これを小麦粉、水、卵と混ぜて、「かき揚げ」のような感じで揚げていきます。中身が「たこ」になったことで、「たこ焼き」のような味になりました!今後は、予算の状況に応じて、安価な「いか」、高価な「たこ」を使い分けていくつもりです。

 昆布サラダは、塩昆布と調味料で手作りしたドレッシングをかけるサラダです。今日はうどんとたこぺったんがあり、ボリュームがあるので少なめにしました。しかし、これが失敗の要因で、野菜の量を少なくしたことで、味が濃くなり過ぎてしまいました。中学校給食では、これまで「味が薄過ぎないように」と心配することが多かったのですが、久しぶりに「濃いなあ…」と感じる失敗でした。みなさんごめんなさい。次からは同じ失敗をしないよう気をつけます。
 でも、このサラダを食べてみて改めて思いましたが、薄味の料理は、おかずと合わせやすく、食べている人に安心感を与えます。家庭料理と同様、日常の食事の手本としての給食も、「3口目で美味しい!」と思えるような、優しい味を目指していきたいです。

☆2月7日(火)の給食

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【 メ ニ ュ ー 】

・マーボー豆腐ご飯  ・バンサンスウ
・デコポン


【 産 地 】

米:山形(つや姫)  にんにく:青森  生姜:高知  ねぎ:茨城
豚ひき肉:北海道  豚レバーミンチ:国産  大豆:北海道
玉ねぎ:北海道  たけのこ水煮:福岡・熊本  人参:千葉
干し椎茸:岩手  鶏ガラ:国産  八丁みそ:三河産(愛知)
赤みそ:国産  豆腐:愛知・佐賀  白ごま:スーダン・パラグアイ産
もやし:栃木  きゅうり:群馬  デコポン:熊本


【 今日 の 一言 】

 今日はマーボー豆腐です。これまでに何度も苦戦してきた料理です。1回目は残菜が多かったので豆腐を減らしました。2回目も残菜が多かったので、豆腐を減らし、豆板醤を増やし、水分量と片栗粉の量を減らしました。また、悩んだ末に、豆腐の大きさがでかいのかもしれないと思い、今回は小さめに切ってもらいました。味もピリッとしていて、本格的なマーボー豆腐に近づいた気がします。また、豆腐も小さくなったことで、ご飯と一緒に食べやすくなったと思います。
 砧中のマーボー豆腐は、豆腐と野菜、ひき肉だけでなく、大豆のみじん切りも加えています。大豆の栄養は優れており、学校給食としてふさわしく、また生徒の健康面からも重要な食材です。しかし、多いとマーボーの味をぼやけさせてしまいます。ここは料理としての味を向上させるために、大豆の量を少し減らして、代わりに筍とひき肉の量を増やしてみようと思います。マーボー豆腐を生徒がいつでもたくさん食べてくれるようになれば、また1つ心強いレシピが生まれます。

 バンサンスウは、中国語で「和える・3種類の食材・細長く切る」という意味の料理です。もやし・きゅうり・人参をごま・ごま油・酢・しょうゆ・砂糖・粉からしで作った調味料で和えています。昨日の昆布サラダのようにしょっぱすぎず、安定したさっぱり味に仕上がり、しっかり目のマーボー豆腐のおかずとしてもピッタリの料理でした。

 デコポンは、例年では今が旬です。給食では意外に出回り時期が短いのですが、とっても甘くて美味しいので、春先までは何度か使っていきたいです。

☆2月3日(金)の給食

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【 メ ニ ュ ー 】

・節分ご飯  ・いわしハンバーグ
・どさんこ汁


【 産 地 】

米:山形(つや姫)  豚ひき肉:北海道  大豆:北海道
油揚げ:アメリカ・カナダ原料  人参:千葉  豆腐:愛知・佐賀
豚ひき肉:北海道  豚レバーミンチ:国産  いわしすり身:鹿児島
いかすり身:ペルー産  ねぎ:千葉  卵:栃木  豚肩肉:北海道
玉ねぎ:北海道  じゃが芋:北海道  ホールコーン:アメリカ産
わかめ:三陸産  みそ:国産


【 今日 の 一言 】

 2月3日は節分です。そんなわけで、今日は節分メニューです。と言ってしまうと簡単でよくある給食の紹介に聞こえますが、実は節分の行事食は栄養士にとって鬼門であります(節分なのに鬼門とは…)。とにかく、子供たちが食べない!ちょっとやそっとの工夫では太刀打ちできない。そこで、10年以上試行錯誤を重ねた結果、今日のメニューに到達できたのが2年ほど前になります。
 節分は、「邪気を払う」豆と、「鬼が苦手で近寄ってこない」と言われるイワシを使います。これまでも、主食としての「節分ご飯」や、おかずとして「炒り豆・大豆のカレー揚げ」や「小イワシの唐揚げ・イワシのつみれ汁」といろいろやってきましたが、栄養価が足らない、子供が苦手な味になる、手間がかかりすぎるなどの問題がありました。

 しかし、今日の砧中の節分ご飯は、豚ひき肉と人参・油揚げ・刻み昆布を使ったコクと旨味のある混ぜご飯に素揚げした大豆を加える、子供でも食べやすい美味しさになっています。それでも「豆」ということで食わず嫌いされてしまったらどうにもできないのですが、実際はそんなこともなく、どのクラスもたくさん食べてくれました!これは嬉しい!次はもう少し味を強くしたいところですが、塩分摂取量は増やしたくないので、刻み昆布の量を少しだけ増やそうと思いました。

 いわしハンバーグは、いわしのすり身だけで作ってしまうと魚臭く、味もハンバーグとしては違和感が出てしまうので、豆腐・豚ひき肉・いわしのすり身・クセの少ない「いかのすり身」・ねぎ・人参・パン粉・卵・砂糖・醤油・酒で生地を作っています。砧中学校では初めての料理だったので、受け入れてもらえるか心配でした。しかし、お休みの多い一部のクラスでは残菜はありましたが、ほとんどのクラスがよく食べてくれていました!味は、クセが強くなるのを気にしすぎたせいか、思ったよりも優しくなってしまったので、次回はもう少しいわしの味を強くしてもいいかもしれません。

 どさんこ汁は北海道の「道産子(どさんこ)」のことで、その名の通り北海道で有名な食材をふんだんに使っています。人参・玉ねぎ・じゃが芋・とうもろこし・わかめ・とうもろこし・バターです(実際の砧中の給食で、全て北海道の物を使えているわけではないのが悔しいところですが)。寒い時期にぴったりなしっかりした味のある温かい味噌汁で、バターのコクと風味も味わえます。栄養もたっぷりです。

 今日も3年生ではお休みが多いところがありましたが、昨日調理員さんと考えた対策により、残菜は少なくて済みました。おそらく、私が今まで回った学校の中で、1年目の節分の行事食としては、1番残菜が少なかったと思います。調理員さんが美味しく作ってくれたのはもちろん、多めに盛った1・2年生がそれに応えてくれたおかげもあると思います。特に、余ってしまった牛乳を快くおかわりしてくれた1A、1C、1Dの皆さんありがとうございました!
 また、3年生もB組さんが見事完食してくれました!お休みが多かった中で、行事食を完食してくれたのはとても嬉しかったです!生徒の皆さんの思いは、給食室にしっかり伝わっています。ありがとう!

☆2月2日(木)の給食

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【 メ ニ ュ ー 】

・豚キムチ丼  ・中華風卵スープ
・白玉フルーツポンチ


【 産 地 】

米:山形(つや姫)  にんにく:青森  豚肩肉:北海道
人参:千葉  玉ねぎ:北海道  もやし:栃木  白菜:世田谷区
冷凍キムチ:国産  白ごま:スーダン・パラグアイ産
ピーマン:茨城  鶏ガラ:国産  えのき:長野  小松菜:茨城
豆腐:愛知・佐賀  ねぎ:世田谷区  卵:栃木  みかん缶:国産
黄桃缶:南アフリカ産  パイン缶:フィリピン産


【 今日 の 一言 】

 今日は大人気の豚キムチ丼です!12月の生徒からの給食人気投票では見事2位に輝いた料理です。カレーライスよりも人気で、今まで小学校の栄養士をしてきた私にとって、「中学生の好みは小学生とは違う」ということをはっきりと気づかせてくれた料理です。成長によって、嗜好はやはり変わってくるんですね。

 今日はご飯とキムチ丼の具、卵スープ、そしてデザートの白玉フルーツポンチと1人分の食べる量はいつもより多めです。それでも、この組み合わせはみんなよく食べてくれます!今日もどれも大人気でした。
 しかし、ここで問題が1つ出てきました。今日は3年生の受験に関する大切な日でした。それにより、お休みだったり、給食に間に合わなかったりした生徒もけっこういたようで、その影響もあって残菜は多めでした。しかし、反対に1・2年生などからは「もっと食べたい」という声がちらほら聞こえました。このように、中学校の3学期は、クラスごとの食べられる量にかなりの差が出やすいようです。
 このギャップを埋めるために、給食室でできることはあるか?あまり計算を複雑にしすぎたり、突発的な対応を増やしたりすると、調理員さんに負担がかかり、調理やアレルギー対応などに影響が出てしまいます。
 今現在も「3年生の量を全体的に減らす、それ以外の学年の量を全体的に増やす」という対応は行っています。なので、その増減の量をさらに調整してもらい、しばらく様子を見ることにしました。これからしばらくの間、お休みの人が多いことが予想されるので、少しでもクラスに適切な量の給食が届きやすくなるよう、しばらく様子を見ていきたいと思っています。

☆2月1日(水)の給食

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【 メ ニ ュ ー 】

・ハヤシライス  ・じゃがコーンサラダ
・りんご


【 産 地 】

米:山形(つや姫)  パセリ:千葉  にんにく:青森  生姜:高知
玉ねぎ:北海道  豚肩ロース:青森  人参:千葉  鶏ガラ:国産
マッシュルーム缶:インドネシア産  粉チーズ:ニュージーランド産
じゃが芋:北海道  きゅうり:群馬  キャベツ:愛知
ホールコーン:アメリカ産  レモン:愛媛  りんご:青森


【 今日 の 一言 】

 今日は9月以来の登場となるハヤシライスです。前回作ったとき、「中学生向きの味にするにはまだまだ改良が必要」と感じ、今回2回目のチャレンジとなりました。前回よりも水の量を減らし、その分トマトジュースを加え、ご飯には彩り豊かなパセリを入れました。別の料理のときに、パセリと米を一緒に炊いたらパセリが灰色に変わってしまう残念な結果になったので、今回はパセリは別で茹でてから、炊けたご飯に混ぜることにしました。
 また、ハヤシルウはトマトの酸味がとび、甘味とコク、野菜の旨味が出るように調理してもらいました。ハヤシライスには大量の玉ねぎを使います。それらをアメ色になるまでていねいに炒めていき、釜に張り付いた玉ねぎは赤ワインをかけて一気に高温にする(「フランベ」と同じ要領)ことで焦げる前に剥がしました。このしっかり火の通った部分が、さらなる旨味のもととなります。その後も、人参・マッシュルーム・鶏ガラスープ・ケチャップ・トマトジュースを加えていき、トマトの酸味がとぶように煮込んでいきます。給食もただ単に決められた順番で材料、調味料を入れるわけではなく、食材の炒め方、塩の入れるタイミング、一度に全部入れるか分けて入れるか、煮込む時間、ルウの混ぜ方など、日々、調理員さんの経験と努力で培われたテクニックを駆使してもらっています。おかげで今回のハヤシライスは、前回よりも味がはっきりとして、納得のいく仕上がりになりました。ありがとうございます!

 じゃがコーンサラダは、人参・きゅうり・キャベツ・コーンのサラダにじゃが芋が入った感じです。ポテトサラダではなく、じゃが芋そのものの形、味が残っています。しかし、事前に適度な大きさに切って、柔らかく蒸してもらったので、他の野菜と一緒に美味しく食べることができます。おろしニンニクとレモン汁、マヨネーズの入ったドレッシングもよく合います。前回よりも醤油の量を少し増やしたのですが、それもドレッシングの味のバランスがさらによくなった気がします。

 3年生のお休みが多かったのと、2年生もところどろこお休みがありましたが、それでも残菜は少なかったです。配膳・おかわりのやり方をクラスごとで工夫してもらっている先生・生徒たちと、調理員さんのおかげで、今日もたくさん食べてもらえました。

☆1月31日(火)の給食

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【 メ ニ ュ ー 】

・チリビーンズドッグ  ・オニオンドレッシングサラダ
・豆乳クリームシチュー


【 産 地 】

にんにく:青森  豚ひき肉:北海道  豚レバーミンチ:国産
大豆:北海道  玉ねぎ:北海道  人参:千葉  キャベツ:愛知
チーズ:アメリカ・オランダ産  きゅうり:千葉  米粉:埼玉
ホールコーン:アメリカ産  豚肩ロース:青森  鶏ガラ:国産
マッシュルーム缶:インドネシア産  ブロッコリー:埼玉
豆乳:アメリカ・カナダ原料  バター:北海道産
生クリーム:北海道産


【 今日 の 一言 】

 今日はチリビーンズドッグ、オニオンドレッシングサラダ、豆乳クリームシチューです。
 
 チリビーンズドッグの具は豚ひき肉と玉ねぎ・人参・大豆のみじん切りを炒めながら、トマトピューレ・ケチャップ・塩・こしょう・ウスターソース・チリパウダーを加えていき、それらを煮詰めて作っています。これまで何回か実施して、その都度ケチャップ・肉・チリパウダーの量を増やしていきました。以前よりも中学生向けのしっかりした味になったと思いますが、大豆が入ることでどうしても味が優しくなってしまいます。そこで、次回は豆の量を減らし、ひき肉とケチャップ・チリパウダー・こしょうを増やして、さらなる味の強化をねらいたいと思います。

 オニオンドレッシングサラダも、前回はドレッシングの味がパッとせず、特徴のない味でした。そこで、油・砂糖・粉からし・玉ねぎの量を増やし、さらに塩も少量追加しました。おかげでドレッシングの味がはっきりした気がします。もう少し味を付けたいので、次は醤油と再び粉辛子の量を少しだけ増やしたいと思います。

 豆乳クリームシチューは、生徒からリクエストがあった料理です。豆乳を入れても味にそこまで大きな変化はありませんが、栄養たっぷりな大豆製品のため、栄養価がさらに高まるプラス効果があります。また、冬なので彩り豊かな旬の食材「ブロッコリー」も入れました。とってもきれいです。
 しかし、ブロッコリーは小房に切るのがすごく大変で時間がかかります。さらに、今日はパンも1つ1つ具を挟んで焼かなくてはいけなかったので、調理時間がいつもより長くかかって、調理員さんには大変な思いをさせてしまいました。それでもいつも通り、笑顔で作っていただき、ありがとうございました!

 残菜は、残念ながら多かったです。今日もやはり3年生で、そして2年生もところどころでお休みが多かったので、その影響を受けたと思います。お休みの数は、今日のような「1人1個」のパンの献立のときに大きく影響します。そのため、残菜にとらわれ過ぎないようにしながら、味のさらなる向上を目指していきたいと思います。その努力が3月、そして新年度の給食にきっとつながっていくことでしょう。

☆1月30日(月)の給食

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【 メ ニ ュ ー 】

・ご飯  ・クジラの竜田揚げ
・和風しらすサラダ  ・みそ汁  ・みかん

※写真みかんを盛り忘れてしまいました。ごめんなさい!


【 産 地 】

米:山形(つや姫)  クジラ:北西太平洋(ニタリクジラ)
生姜:高知  にんにく:青森  キャベツ:愛知  人参:千葉
もやし:栃木  しらす:茨城  白ごま:スーダン・パラグアイ産
じゃが芋:北海道  えのき:長野  豆腐:愛知・佐賀
油揚げ:アメリカ・カナダ原料  わかめ:三陸産  みそ:国産
ねぎ:千葉  みかん:神奈川


【 今日 の 一言 】

 給食週間最終日は、昔の給食でよく登場した「クジラの竜田揚げ」です。今でこそ「クジラ」は馴染みのない珍しい食材という印象ですが、鶏肉や豚肉が手に入りにくかった時代の人たちにとっては、「クジラ」こそがタンパク源として栄養を支えてくれた食材でした。味や風味にはクセがあり、しっかりと火を通す給食では身も固くなりやすいです。そのため、クジラは「切り身」ではなく小さい「2cm角」の物を使い、生姜・にんにく・酒・しょうゆに漬け込んでから揚げました。残菜率は1.5%で、みんなよく食べてくれていました。

 昨日は5、6人とお休みのクラスがいくつかありましたが、ご飯・クジラ・サラダ・みそ汁と残菜は少なく、みんなバランスよく食べてくれたのがわかります。
 いよいよ明日で1月は最後!3学期はあっという間です。1日1日を大切にして学校生活をおくりましょう!

☆1月27日(金)の給食

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【 メ ニ ュ ー 】

・わかめご飯  ・ししゃもフライ
・野菜のごま和え  ・肉じゃが


【 産 地 】

米:山形(つや姫)  ししゃも:北欧産→国内加工  もやし:栃木
小松菜:茨城  人参:千葉  白ごま:スーダン・パラグアイ産
生姜:高知  豚肩ロース:青森  玉ねぎ:北海道
じゃが芋:北海道  糸こんにゃく:群馬  さやいんげん:沖縄


【 今日 の 一言 】

 学校給食週間4日目は、「肉じゃが」です。今も代表的な家庭料理ですね。あまりにも親しみすぎていて、実は発祥について諸説ある料理なんです。軽く調べてみたところ、やはり「肉じゃがの起源はこれだ!」というものがいくつかありました。
 確からしい事実をさかのぼってみると、じゃが芋は古くから江戸時代の長崎県で栽培されており、そのときからすでに「じゃが芋を煮込んだ料理」があったそうです。そこからいつかははっきりしませんが、大阪・東京で「芋と肉を煮合わせた料理」が食べられるようになり、「肉じゃが」という名前が次第に定着していって、全国に広まったようです。昔から人々に親しまれてきたことがわかります。間違いなく、日本が誇る歴史深い料理の1つなので、給食週間のメニューとして出しました。
 また、本日は2年生が校外学習で給食を食べられないため、また再登場しやすい「肉じゃが」をチョイスしたというのもあります。来週月曜日は、給食週間最終日です。全生徒が食べられるので、昔の給食の代表格「クジラの竜田揚げ」に登場してもらいます!

 さて、先ほどのとおり、今日は2年生がいません。それに伴い、食数も大幅に減ったのですが、1人分のレシピはほぼいつもどおり。しかし、仕上がり量が思ったよりも少なめになりました。この「食数」の違いにより仕上がりに変化が起こりうることが大量調理の特徴であり、難しさなんです(泣)
 そこで、いつものように生徒たちに安心して食べてもらうために、比較的お休みの多い3年生の量を少し減らして、いつもよく食べる1年生にその分多くして配りました。調理員さん、今日も細かい対応をしてくれてありがとうございます!おかげさまで、「お腹が空いた!」「足りなかった!」という声は今のところ聞いてないです。

 ししゃもフライは今日もサクサク!
 ごま和えは思ったよりも味が薄めだったので、次回作ってみてまた薄めだったら、「味噌」を増やすのを検討してみようと思います。
 肉じゃがはホクホクで味もしっかり染み込んでいました!もう少し肉を足してもいいかもしれない。
 わかめご飯は、いつもより少し固め。おこげもちょっと出やすかった?このあたりは米の量が変わったせいかもしれません。次回食数が少ない時は、ちょっと注意して見てみようと思います。

☆1月26日(木)の給食

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【 メ ニ ュ ー 】

・深川飯  ・さわらの生姜風味焼き
・すいとん


【 産 地 】

米:山形(つや姫)  豚ひき肉:北海道  人参:千葉
冷凍あさり:中国産  油揚げ:アメリカ・カナダ原料  生姜:高知
さわら:韓国産  白ごま:スーダン・パラグアイ産
鶏もも肉:北海道  ごぼう:青森  干し椎茸:岩手
小松菜:茨城  大根:世田谷区  ねぎ:世田谷区・千葉


【 今日 の 一言 】

 給食週間3日目の今日は、東京都の郷土料理「深川飯」と昔からお馴染みの「すいとん」です。
 
 深川飯は、江東区の深川地区であさりの漁師さんたちが生み出した料理です。今では埋め立てによりあさりは取れなくなりましたが、東京都の代表的な郷土料理として、今も受け継がれています。あさりは冷凍の物を使用するため、一度熱湯でさっと下茹でします。あさり特有のにおいが少しやわらぎますが、旨味も抜けてしまうので茹ですぎないよう注意しました。その後、おろし生姜と酒に漬け込んで、他の具に混ぜ込みます。最後に、炊けたご飯に入れれば、深川飯の完成です!あさりの旨味と生姜の香りが絶妙に調和しており、とても美味しかったです!深川飯専門店の物と比べても、私は負けていないと思っています!

 すいとんは、小麦粉と水をこねて団子を作り、一度下茹でしてから、鰹ダシ・塩・薄口しょうゆで作った汁の中に入れました。他の具は、鶏肉・人参・ごぼう・大根・椎茸・油揚げ・ねぎ・小松菜です。団子はほどよくやわらかくて、食べてみるともちもち、中もパサパサしておらずとても美味しかったです!
 すいとんは関東大震災や戦後の食料難の時代によく作られていたそうです。厳しい時代を支えてくれた、歴史の深い料理です。私も子供の頃に時々食べたことがあり、お正月以外でお餅のような物を食べられて喜んだおぼえがあります。

 今日は3年生のお休みが特に多く、クラスによっては15人近くのお休みがありました。最近生徒たちが「給食の残りが少なくなるよう」頑張ってくれています。そんな中で、「残したくないのに残ってしまう」といった状況を少しでも回避できるのならと思い、事前に3年生の量を少なめにし、他学年に多めに振り分けるという調整をしました。事前に先生たちからお休みについての情報をもらえたことと、細かく対応してくれた調理員さんたち、協力してくれた他学年の生徒たちのおかげです!余ってしまった牛乳を頼もしくおかわりしてくれた1年生たちも、ありがとう!
 昨日、揚げパンの日に「完食できました!」と嬉しそうに言ってくれた3年B組さんをはじめ、これまで完食してくれたクラスの生徒たちの思いを忘れずに、これからもみんなでより良い給食にしていきたいと思っています。

☆1月25日(水)の給食

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【 メ ニ ュ ー 】

・きな粉揚げパン  ・ビーンズサラダ
・ハンガリアンシチュー


【 産 地 】

きな粉:国産  人参:千葉  きゅうり:群馬  キャベツ:愛知
ひよこ豆:アメリカ産  玉ねぎ:北海道  豚ひき肉:北海道
豚レバーミンチ:国産  豚肩ロース:神奈川  鶏ガラ:国産
にんにく:青森  じゃが芋:北海道
シュレッドチーズ:オランダ・アメリカ産


【 今日 の 一言 】

 全国学校給食週間2日目は、今も給食で大人気の「揚げパン」です!揚げパンの歴史は古く、初登場はなんと東京都大田区の小学校だそうです。今から70年ほど前、昭和27年、大田区の小学校の調理員さんが考えた料理です。「学校を休んでいる子供に美味しいパンを届けてあげたい、でも時間が経ってパンが固くなってしまっている、どうしたら美味しく食べられるか?」と悩んだ末に、思いついたアイディアが「パンを油で揚げる」ことだったそうです。今の時代では、衛生管理的にいろいろと問題がある経緯ですが、今も昔も「給食は子供たちのために作る」という調理員さんたちの思いは変わらない、それが伝わる素晴らしいエピソードだと思います。

 プラスチックゴミ削減のため、ただいま世田谷区の学校ではストロー無しで牛乳を飲んでいますが、今の時期の寒さもあり、牛乳の残菜がなかなか減りません。そんな中で、先週牛乳の残りを初めてゼロにできたのが3年B組!「SDGs、もったいない」きっといろんな思いで生徒たちが頑張ってくれたことでしょう。そのお祝いに、今日は揚げパンをおまけしました。すると、3年B組さんは今日も給食をほぼ完食してくれました!
 今の時代も、給食へのありがたみと、食べ物を大切にするという気持ちを、生徒はしっかりもってくれているようです。給食週間にふさわしく、とても嬉しい出来事でした。


☆1月24日(火)の給食

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【 メ ニ ュ ー 】

・ご飯  ・鮭の塩焼き
・じゃが芋のカレー金平炒め  ・かき玉汁


【 産 地 】

米:山形(つや姫)  鮭:チリ産  豚肩肉:北海道  人参:千葉
ごぼう:青森  糸こんにゃく:群馬  じゃが芋:北海道
白ごま:スーダン・パラグアイ産  鶏もも肉:北海道  ねぎ:千葉
豆腐:愛知・佐賀  小松菜:茨城  卵:栃木


【 今日 の 一言 】

 今日から全国学校給食週間の始まりです。日本の給食は、明治時代の山形県、忠愛小学校で子どもたちにお昼を用意したことから始まったそうです。そのときに出されたメニューは、「白むすび・塩鮭・漬物」だそうです。そこから時代を経て「給食はいいものだ」と次第に知られるようになり、全国に広がっていったそうです。その後、戦争により給食は一時中断されてしまいますが、昭和22年の12月24日に世界中から食料支援を受けて、無事に再開されました。毎日給食が食べられることへのありがたみと、食べ物を大切にする気持ちを忘れないようにしましょう!
 
 今日の砧中の給食は、山形県忠愛小学校のメニューにならって、白ご飯と鮭の塩焼きです。これまでも砧中の給食でたびたび作っていますが、いつ食べてもご飯と鮭の相性って素晴らしいですね。昔の人々も、この2つの食べ合わせに感銘を受けていたのではないでしょうか?
 このメニューを作るたびに、「和食を好きになってほしい」「和食も美味しい」「ご飯とおかずを合わせるのって大事なんだ」ということを子どもたちに知ってほしいと思っています。その願いが通じてか、鮭も金平も汁物も、1学期に比べて残菜が安定して減ってきています(お休みの人が多いのに!)。特に金平炒めは初登場時、残菜がとても多かったので大幅に量を減らしましたが、その美味しさをみんなが覚えたのか、11月頃からよく食べてくれるようになったと感じます。そろそろ量を増やしてもいいかもしれません。

 明日は70年前の給食で初登場したと言われる「揚げパン」です。なんと、その頃の大田区の小学校の調理員さんが子供のために考案したメニューだそうです。
 今も給食で不動の人気の揚げパン。砧の揚げパンもこれまでと変わらず、明日もきっと美味しく出来上がるので、楽しみにしていてください!

☆1月23日(月)の給食

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【 メ ニ ュ ー 】

・スパゲティみそミートソース  ・ポテトとブロッコリーのサラダ
・フルーツヨーグルト


【 産 地 】

スパゲティ:トルコ原料  にんにく:青森  生姜:高知
玉ねぎ:北海道  豚ひき肉:北海道  豚レバーミンチ:国産
大豆:北海道  セロリ:福岡  人参:千葉  赤みそ:国産
マッシュルーム水煮:インドネシア産  粉チーズ:ニュージーランド産
じゃが芋:北海道  ブロッコリー:愛知  レモン:広島
みかん缶:国産  パイン缶:タイ産  黄桃缶:南アフリカ産


【 今日 の 一言 】

 今日はスパゲティです。ミートソースですが、味付けにケチャップは一切使用しておらず、赤みそをメインに使い、他は塩・こしょう・砂糖・中濃ソース・ナツメグ・クローブです。材料として、大量の玉ねぎとトマトピューレ・人参・セロリ・マッシュルーム・大豆・豚ひき肉・レバーミンチ・粉チーズを使っています。
 10月頃に先生から「みそミートソースではなくて普通のミートソースが食べたい」と言われたことがありました。それだけ献立に登場してきた料理です。たくさん登場した理由は、みそを使うことにより鉄分などが多くとれて、給食として栄養バランスがとりやすかったからです。ただ、そう指摘されたということは、味に物足りなさがあるのではと考えて、レシピ改良を行い、今日を迎えました。
 今回の大きな変更点は、水の量を減らしたことです。これまで、ソースの残菜が多くなりがちだったので、麺に対してソースの量が多いのではと考えました。また、味も中学生が好むよう、もう少しはっきりさせたいとも思っていました。でも塩分は増やしたくない!そこで、水の量を減らして実施したところ、これまでよりも量が減り、味もしっかりしたように思えました。ただ、まだソースの量が多いと思うので、次は玉ねぎの量をもう少し減らそうかと思います。

 ポテトとブロッコリーのサラダは、今が旬であり野菜の中でもトップクラスの栄養をもつ「ブロッコリー」を使っています。いつもは世田谷区産のブロッコリーを使いますが、月曜日はお店がお休みのため、今日は愛知県産の物を使っています。ブロッコリーは調理員さんの下処理と切る作業が大変なので、献立全体の作業量に注意しないといけません。今日も美味しく、苦手な人でも食べやすく出来上がりました。調理員さんありがとうございました!

 今日もお休みは3年生が多かったです。それでも、クラスでは積極的におかわりを先生が呼びかけたり、生徒が呼びかけたりしてくれているそうです。そういった話を聞くだけでも、給食室はとても嬉しいです。
 明日から全国学校給食週間です。戦争で一時途絶えた給食が、世界中からの支援を受けて昭和22年の12月24日に再開されたことを記念し、学校のある1月24日から30日までを「全国学校給食週間」と定めました。毎日給食を食べることのできるありがたみを忘れないようにしようと定められた週間です。給食も、歴史の深い物を中心に出していきます。詳しくは、1月の給食だよりをご覧ください!


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(火)
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(水)
学年末考査
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(金)
学年末考査

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おしらせ

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行事予定表

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