『お知らせ・TOPICS』のコーナーでは、「今日のできごと」や「おしらせ」など更新された順に砧中の生徒や教育活動の様子を紹介しております。

☆12月14日(水)の給食

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【 メ ニ ュ ー 】

・パインパン  ・ポテトミートグラタン
・ABCスープ


【 産 地 】

にんにく:青森  生姜:高知  豚ひき肉:青森  玉ねぎ:北海道
豚レバーミンチ:国産  大豆:北海道  じゃが芋:北海道
シュレッドチーズ:アメリカ・オランダ産  パセリ:千葉
ベーコン:千葉  人参:千葉  鶏ガラ:国産  キャベツ:神奈川
ホールコーン:アメリカ産


【 今日 の 一言 】

 今日はパン、グラタンと、アルファベットマカロニが入ったABCスープです。今日のように「4時間授業で終了」という忙しそうな日には、この組み合わせにしています。
 グラタンは、肉、野菜などいろんな食材がたくさん使えて栄養豊富で、生徒も好きな味の料理です。ですが、調理にはオーブンを使うので、主食は調理しない普通のパンになります。そうすると、スープが欲しくなるのですが、ここで数合わせのために適当な具材を入れたスープを出すと、残菜が一気に増えます。グラタンとパンで、ボリュームも取られてしまうので、グラタンに負けないような、生徒が食べたくなる人気のスープが必要です。それが「ABCスープ」です!他にも、ABCミネストローネや、リボンの形をしたマカロニの入ったスープなど、派生メニューもあって、それぞれ活躍してもらっています。
 グラタンはお皿などを使わず片付けがしやすいので、生徒や先生が急いで片付けをしなくていいように、忙しそうな日に作るようにしています。「今日はグラタンなら、やっぱりABCスープだ!」と組み合わせを見抜いた生徒もいたらしいですが、ちゃんと理由があるんです(笑)

 ポテトミートグラタンは4月以来の登場になります。いつものホワイトソースとは違って、ひき肉と玉ねぎなどのみじん切りを炒めて、塩、こしょう、ケチャップ、バジルなどで味付けをしながら、たくさんのトマト缶と蒸しておいたじゃが芋を加えます。最後に小麦粉とみじん切りの大豆を加えたら、グラタン皿に1人分ずつ盛り付けて、上にチーズを乗せてオーブンで焼き上げます。食べてみると、けっこう夏向けの味付けだと思いました。暑くて食欲がないときは、ホワイトソースよりもこちらの方がいいかもしれません。

 昨日の給食では味が薄くて「しまった!」と思った「わかめサラダ」ですが、けっこう食べてくれているクラスもありました。しかし、残ってしまったクラスもあったので、反省したとおりに「わかめ」の量を減らして、次回チャレンジするつもりです。昨日1番残菜が少なかったのは「ししゃもフライ」!砧中の生徒は、「ししゃも」もたくさん食べてくれるんです!

☆ 12月13日(火)の 給食

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【 メ ニ ュ ー 】

・ご飯  ・ししゃもフライ
・わかめサラダ  ・カレー肉じゃが


【 産 地 】

米:山形(つや姫)  ししゃも:北欧産→国内加工  もやし:栃木
きゅうり:宮崎  人参:千葉  わかめ:三陸産  生姜:高知
白ごま:スーダン・パラグアイ産  豚肩ロース:青森
玉ねぎ:北海道  じゃが芋:北海道  糸こんにゃく:群馬
さやいんげん:沖縄


【 今日 の 一言 】

 今日はカレー粉を入れた肉じゃがです。酒、みりん、そして醤油と砂糖で甘辛く煮込む肉じゃがに、カレー粉を少し入れてカレーの風味を加えています。白ごはんと一緒に美味しく食べ進めることができます!
 じゃが芋は煮崩れがほとんどなかったのに、やわらかく仕上がっています。調理員さんすごい!ジューシーな豚肩ロース肉も美味しい!考えてみると、けっこう豪華な肉じゃがですね。生徒たちにも、そうやって喜んでもらえるといいなぁ。

 ししゃもフライは、今日もサクサクで美味しく揚がっております。外はサクサク、中は卵でやわらかい食感と、コクのある味がたまらない!ししゃもフライは、もう残菜も少なくなりました。それだけたくさんの生徒たちが、骨ごと食べることができて、カルシウムをしっかりとれているということなので、安心します。

 わかめサラダは、少しドレッシングの味が薄く感じました。おそらく、わかめの水分で予想以上に薄まってしまったものと思われます。ドレッシングの味を強くするか、わかめを減らすかの対策が考えられますが、1人分の量がサラダにしては多かったので、わかめを減らして対応しようと思います。

 わかめなどの海藻は、鉄分やカルシウムを含んでいるので、意外にも栄養素で分類すると、肉・魚・卵・牛乳などと同じく、「体を作るもとになる」赤の食品になります。様々な食品から、バランスよく栄養をとることが、給食の目的の1つです。給食を食べることで、いろんな食品にふれて、将来自分の食の幅が広がることにつながります。これからも、好き嫌いせずに食べましょう!調理員さん、今日も美味しく作ってくれてありがとうございます!

☆ 12月12日(月)の 給食

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【 メ ニ ュ ー 】

・わかめご飯  ・五目卵焼き
・和風ドレッシングサラダ  ・呉汁


【 産 地 】

米:山形(つや姫)  豚ひき肉:青森  豚レバーミンチ:国産
人参:千葉  たけのこ水煮:熊本・福岡  玉ねぎ:北海道
干し椎茸:岩手  しらす干し:茨城  卵:栃木  糸みつば:埼玉
もやし:栃木  きゅうり:宮崎  ホールコーン:アメリカ産
白ごま:スーダン・パラグアイ産  鶏もも肉:北海道  大根:千葉
ごぼう:青森  じゃが芋:北海道  油揚げ:アメリカ・カナダ原料
大豆:北海道  赤みそ・白みそ:国産  ねぎ:千葉


【 今日 の 一言 】

 今日はわかめご飯、具材たっぷりの卵焼き、もやしにきゅうり、人参、コーンを混ぜた和風ドレッシングサラダ、豆乳と大豆を味噌汁に混ぜた「呉汁」です。

 わかめご飯は今日も美味しい!ご飯を蒸すときにわかめを入れるので、食べる頃にはわかめとご飯が馴染んでちょうどいいやわらかさになります。わかめの塩気が「おにぎり」のような美味しい味わいを出してくれます。

 卵焼きは10月にも作りました。食べた感じ、固めの具を減らして、中をもっとジューシーな感じにしたかったので、今回は人参を減らし、椎茸を少し増やしました。クラスによっては半分近く残ってしまったようで、そんな悲しい状況もありましたが、全体の残菜率は5.5%。前回よりも減りました。
 この料理は、作り方の動画を以前にロイロノートで配信をしました。もしかしたら、その動画を見て興味をもって食べてくれた生徒がいたかもしれませんね。

 和風ドレッシングサラダは、これまで残菜はサラダの中では決して少なくはなかったです。もやしの水分によってドレッシングが薄味に感じてしまったのかもしれないと思い、今回は酢と醤油を増やしました。すると、残菜はたったの2.2%!こんなに食べてくれるとは、とても嬉しいです。

 呉汁は、今では全国に広まっている郷土料理です。元は、大豆をすりつぶした「呉(ご)」と呼ばれる物をみそ汁に入れる料理です。給食では豆乳とみじん切りの大豆で代用しています。みその味と豆乳の風味が合わさって、とても美味しいです。原料が同じ大豆なので、相性がいいのかもしれません。豆乳を使うことによって、より積極的に大豆製品の栄養をとることができます。豆腐を増やすと、ただでさえ多い中学生の給食の量がさらに増えてしまうので、豆乳も給食で有効活用していきたいです。残菜は7.5%でした。砧中の汁物としては少ない方に入ります。調理員さんが美味しく作ってくれたので、生徒たちも味わいながら食べて、体もあったまったのではないでしょうか?

 先週金曜日のビーフカレーですが、どのクラスもほぼ完食でした。牛肉のパワーはすごい…。1番嬉しかったのは、今まで20%近く残っていた牛乳が12%にまで減ったことと、みかんの残りが少なかったことです。デザートの果物が多く残ると悲しいですが、たくさん食べてもらえると、私たちも笑顔で働けます!

☆ 12月8日8日(木)の 給食 ☆

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【 メ ニ ュ ー 】

・五目あんかけそば  ・大豆とじゃこの甘唐揚げ
・りんご


【 産 地 】

にんにく:青森  生姜:高知  豚肩ロース:岩手  玉ねぎ:北海道
人参:千葉  たけのこ水煮:福岡・熊本  鶏ガラ:国産
白菜:茨城  もやし:栃木  小松菜:埼玉  いか:ペルー産
うずら卵水煮:愛知  大豆:北海道  ちりめんじゃこ:広島
白ごま:スーダン・パラグアイ産  りんご:長野


【 今日 の 一言 】

 今日は野菜たっぷり、柔らかい豚肩ロース肉と短冊イカとうずら卵も入ったあんかけ焼きそばです!蒸した中華麺の上に、とろりとしたあんかけをかけて、食べるともう最高でした!最後の味付けに、酢とごま油も入れるのですが、これも味のアクセントになっています。小松菜の緑色も、きれいです。

 大豆とじゃこの甘唐揚げは、今年初挑戦!私が小学校で栄養士をしていた時も、小さい子には「食べづらいメニュー」ということもあり、コロナ禍になって以来、給食では作っていませんでした。ここ砧中学校で、給食として数年ぶりに挑戦です。レシピで見て予想するのと、実際に味わってみるのとではやはり全然違いますね。大豆は片栗粉をまぶして揚げて、ちりめんじゃこは素揚げしています。じゃこのパリパリ感がたまりません!その後にからめるタレも絶品!調理員さんが醤油と三温糖、みりんに白ごまを入れて煮詰めて作ってくれました。これなら、もう少し量を増やしてもいいかもしれません。次回はじゃこの量を中心に増やして見ようかな?

 りんごは前回と同じ、サンフジです。まだまだ、これから先になるともっと甘くなる予感がする味でした。果物は時期と品種によって味が全然違うので、食べてみないとわからないのが、また楽しいです。子供たちもそう思ってくれるといいな。

 昨日のご飯、鮭の塩焼き、金平炒め、かきたま汁は残菜がとても少なかったです!最近多かった白ごはんも5%、1学期の頃は10%以上残った金平炒めも4%、鮭に関しては8枚しか残らずにたった1.2%でした。汁物も7%と、久しぶりに全て10%未満におさまりました。やっぱり、よく食べてくれるのを見ると、ものすごく嬉しいですね。

☆ 12月7日(水)の 給食 ☆

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【 メ ニ ュ ー 】

・ご飯  ・鮭の塩焼き
・じゃが芋の金平炒め  ・かきたま汁


【 産 地 】

米:山形(つや姫)  鮭:チリ産  豚肩肉:青森  人参:千葉
ごぼう:青森  糸こんにゃく:群馬  じゃが芋:北海道
白ごま:スーダン・パラグアイ産  鶏もも肉:北海道
豆腐:愛知・佐賀  ほうれん草:埼玉  ねぎ:千葉
卵:栃木


【 今日 の 一言 】

 今日は和食です!そして、私が1番好きな組み合わせです!
 白ごはんと鮭の塩焼きは、ベストコンビです!これ以上の食べ合わせは思いつきません!そもそも、日本で最初の学校給食といわれている明治時代の山形県、忠愛小学校のメニューも「白むすび」と「鮭の塩焼き」です。もしかしたら、日本人の舌の記憶として受け継がれているのかもしれません。今日も脂ののった鮭の味はばつぐん!鮭は残念ながら、9月から1.4倍も値上げしてしまいましたが、身近なメニューであることは変わりないので、給食でしっかりと伝えていきたいです。また、白ご飯も最高の炊き上がり!新米になってから、水の量を1.25倍→1.3倍と変えていきましたが、今の1.27倍が美味しく炊けることに気付いてから、毎日この分量です。

 金平炒めは、ただの金平ではなくて、じゃが芋を素揚げしてホクホクにしてあります。金平の野菜と肉と、合わせて食べるともう最高!

 かきたま汁は、今日もとろりとしたスープにふわふわの溶き卵です。熱い釜の前で、じっくりとていねいに卵を流し入れてくれて、調理員さん今日もありがとうございました!

 今、この記事は残菜が返ってくる前に作っています。私自身は大絶賛ですが、昨日の給食の揚げパン、サラダ、シチューでは、シチューが多く返ってきてしまいました。また、牛乳の残りがとんでもなく多かったです。揚げパンとサラダは少なかったのに…。お休みの子が多いクラスもあると思いますが、みんな、バランスよく食べて!

☆ \12月6日(火)の 給食 ☆

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【 メ ニ ュ ー 】

・セサミ揚げパン  ・カラフルサラダ
・冬野菜のクリームシチュー


【 産 地 】

白ごま:スーダン・パラグアイ産  人参:千葉  きゅうり:埼玉
キャベツ:愛知  ホールコーン:アメリカ産  赤・黄ピーマン:茨城
キャベツ10kg分:砧中農業部が学校屋上で育てた物
にんにく:青森  豚肩ロース:宮城  玉ねぎ:北海道
じゃが芋:北海道  マッシュルーム缶:インドネシア産
鶏ガラ:国産  米粉:埼玉  生クリーム:北海道  牛乳:東京牛乳
ブロッコリー:世田谷区


【 今日 の 一言 】

 今日は揚げパンの新メニュー、「セサミ揚げパン」です。きな粉のように、炒った白すりごまをグラニュー糖と混ぜて、パンにまぶしています。揚げパンの甘くて美味しい味を楽しみつつ、ごまの栄養もたっぷりとれます。

 カラフルサラダは、前回ハロウィンの時に出したら、10%以上残ってきました。イタリアン風のドレッシングがとても美味しかっただけに、とても残念でした。それでも、コーン、赤ピーマン、黄ピーマン、キャベツによる、見た目の彩りがとてもきれいです。前回はドレッシングの材料に「しょうゆ」を使っていましたが、野菜の彩りを邪魔しないよう、今回は「薄口しょうゆ」に変更しました(薄口しょうゆ:普通のしょうゆよりも色が薄い。しかし、塩分は普通のしょうゆよりも高いので注意)。
 さらに、キャベツは農業部が屋上庭園で大切に育ててくれた物を使っています。新鮮で、葉も固くなかったので、まさにサラダ向きでした!別の記事として取り上げているので、ぜひご覧ください!

 冬野菜のクリームシチューは、今が旬のブロッコリーが入っています。こちらは世田谷区産です。旬の時期になると、地元の野菜が使えるのがうれしいです。しかし、ブロッコリーは調理員さん泣かせの野菜。1個1個小房に切るのには、他の野菜と比べて膨大な手間がかかります。旬の物とはいえ、使う際にはその日の作業量を考えないといけません。調理員さんありがとうございました!おかげで今日も、美味しいクリームシチューになりました!こちらも、ブロッコリーの緑色がきれいです。

☆給食で農業部が育てたキャベツを使いました(2)

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(1)からの続きです。


元からきれいなキャベツだったので、洗いやすかったです。
調理員さんたちの華麗な手さばきにより、包丁で1個1個ていねいに切られていくキャベツたち。

その後、釜で他の野菜と一緒に茹でていきます。
にんじん、キャベツ、きゅうり、コーン、赤ピーマンと黄ピーマンと入れていき、中心温度80度以上を確認できたら、ザルにあけて真空冷却機にかけます。

野菜が冷えたら、手作りドレッシングで和えて、無事に完成です。今日のドレッシングは、サラダ油と酢、塩、こしょう、砂糖、薄口しょうゆ、粉辛子とパプリカパウダー、バジルを混ぜたイタリアン風のドレッシングです。

農業部のみんなが素晴らしく立派なキャベツを届けてくれたおかげで、彩り豊かなサラダが無事にできあがりました!ありがとう!

☆給食で農業部が育てたキャベツを使いました(1)

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12月6日(火)

カラフルサラダで、農業部が育ててくれたキャベツを給食で使いました!

おそらく可食部だけで10kg以上あったと思います。

八百屋さんが届けてくれたキャベツとも遜色なく、むしろ採れたての新鮮な美味しさにあふれたキャベツでした。

朝8時ごろ、農業部の生徒がプロの業者さんと同じように、給食室の納品口のインターホンを鳴らし、給食室用のザルに重さをはかりながら移し替えるところまでやってくれました。
後ろ姿、立派でしたよ!

洗っているときも思っていたのですが、とってもきれいなキャベツでした。
きっと農業部の生徒たちが手間暇かけて、一生けんめい育ててくれたんだと思います。

☆ 12月5日(月)の 給食 ☆

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【 メ ニ ュ ー 】

・豚キムチ丼  ・サムゲタン風スープ
・白玉フルーツポンチ


【 産 地 】

米:山形(つや姫)  にんにく:青森  豚肩ロース:青森
人参:千葉  玉ねぎ:北海道  もやし:栃木  白菜:茨城
キムチ:国産原料  白ごま:スーダン・パラグアイ産
ピーマン:茨城  とり肉:青森  大根:千葉  鶏ガラ:国産
干し椎茸:岩手  チンゲンサイ:茨城  ねぎ:千葉
生姜:高知  黄桃缶:南アフリカ産  みかん缶:国産
パイン缶:タイ産


【 今日 の 一言 】

 今日は人気の豚キムチ丼と、新メニューのサムゲタン風スープ、そして白玉フルーツポンチです。

 豚キムチ丼は、にんにくと豚肩ロースを炒めて、人参、玉ねぎ、もやしを入れていき、キムチは漬け汁も全部使い、砂糖、醤油、コチュジャン、ごま油で味付けをしています。最後に水溶き片栗粉とピーマンを入れてサッと煮たら完成です。カレーライスよりも残菜は少なく、前回は1kg未満だったので、ほぼ完食でした。今回は、お休みの子が多かったこともあり(特に2年生)、ある程度残菜は出ましたが、それでも多くはありませんでした。野菜もたっぷりとれるメニューなのですが、意外にカロリーはそれほど多くないので、いつも「白玉フルーツポンチ」や「プリン」などと合わせてエネルギーを補ってもらっています。

 そして新メニューのサムゲタン風スープです。韓国の薬膳料理「サムゲタン」を参考にして作りました。サムゲタンは、とり肉の中に朝鮮人参やニンニク、生姜、もち米などを詰めて1時間ほど煮て作ります。もち米によりとろみがつき、様々な香味野菜が入ることで食欲をそそる風味が生まれて栄養も取れる、韓国では通年食べられている健康的な料理です。給食では鶏肉を丸ごと使うことはできないので、いつものスープよりも鶏小間肉をちょっと多めに使いました。鶏ガラとニンニクと野菜でダシをとり、人参、大根、椎茸、チンゲンサイを具に使い、最後に生姜汁を入れて香りを出しました。とろみは水溶き片栗粉でしっかり目につけました。これがとても美味しい!また作ってみたいです!

 お休みが多い中がんばって食べてくれたクラス、完食してくれたクラスなどありましたが、どうしても3年生の残菜が目立ちます。他学年よりも量を減らして配っているのですが、なかなか減りません。何か、いい方法はないかなぁ?と考えてはみるものの、妙案は思い付かず、難しいです。

☆ 12月2日(金)の 給食 ☆

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【 今 日 の メ ニ ュ ー 】

・マーボー豆腐ご飯  ・バンサンスウ
・みかん


【 産 地 】

米:山形(つや姫)  にんにく:青森  生姜:高知  ねぎ:北海道
豚ひき肉:北海道  豚レバーミンチ:国産  大豆:北海道
玉ねぎ:北海道  たけのこ水煮:福岡・熊本  人参:千葉
干し椎茸:岩手  鶏ガラ:国産  八丁みそ:三河産大豆(愛知)
赤みそ:国産  豆腐:佐賀・愛知  もやし:栃木  きゅうり:宮崎
白ごま:スーダン・パラグアイ  みかん:和歌山


【 今日 の 一言 】

 今日のマーボー豆腐は、前回よりも豆腐を減らし、肉と豆板醤を増やして作りました。マーボー豆腐はご飯にかけて食べるので、量が多く感じやすいのか前回多く残りました。そのため、レシピを見直して、改めて実施しました。豆腐を減らしたことで、ご飯にかけて食べやすくなったと思います。また、豆板醤も増えたことで、辛味も増して中学生好みの味になったと思います。味見をしても美味しかったので、これでいざ挑戦と思ったのですが…
 残念ながら多く残って帰ってきました。気合いを入れていた分、ちょっと心が折れそうです。特に、あるクラスで半分近くマーボー豆腐が残菜として戻ってきたときには、心が折れかけました。あの食缶を持ったときの重さ…衝撃です。たぶん二度と忘れないと思います。私の様子を見て、心配して声をかけてくれた先生がいたので詳しく聞いてみると、どうやらそのクラスでは8人ほど欠席があり、さらに喉の痛みを訴えている生徒も何人かいたそうです。きっと風邪症状で味も感じにくくて、本人たちも辛いんだろうと思います。悪いのはウイルスたちなので、気持ちを切り替えていきましょう!他の先生からも、「マーボー多かったね」という意見があったので、食べる側としてはまだ多く感じるレベルなのは間違いないです。味はいいはずなので、思い切って豆腐の量を10kgほど減らして、次回作ってみたいと思います。

 バンサンスウは、バンは「混ぜる」サンは「3種類の野菜」スウは「千切り」を意味する中華料理です。もやし、きゅうり、人参を使っています。前回少し「水っぽい」印象を受けたので、ごま油の量を増やしました。酢と醤油、ごま油の風味がマーボーを食べた後の口の中をさっぱりさせてくれて、野菜もシャキシャキでとても美味しい!今日のおかずとしては最適なのでは?

 みかんも、1個1個とっても甘く、皮も剥きやすくて美味しかったです!多く残ってきたクラスは、やはりお休みが多かったです。お休みが多いから、残菜も自然と多くなる。牛乳も相変わらず多いです。つらい時期です…。それでも、完食してくれたクラスと、応援メッセージをくれる子どもたち、保護者の方々を励みに、がんばっていきます。

☆ 12月1日(木)の 給食 ☆

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【 メ ニ ュ ー 】

・ご飯  ・さばのみぞれがけ
・白菜のおひたし  ・にら玉汁


【 産 地 】

米:山形(つや姫)  さば:欧州産→一次加工中国→最終加工国内
生姜:高知  大根:世田谷区  玉ねぎ:北海道  ねぎ:世田谷区
白菜:茨城  ほうれん草:埼玉  人参:千葉  とり肉:北海道
油揚げ:アメリカ・カナダ原料  白ごま:スーダン・パラグアイ産
えのき:長野  にら:栃木  卵:栃木


【 今日 の 一言 】

 今日は魚とおひたし、汁物の和食メニューです。

 さばは秋が旬と言われていますが、冬に入り始めてからますます脂がのって美味しくなったと思います。脂っこくて重たいイメージをもつ人もいるかもしれませんが、だからこそ白ごはんと一緒に食べるとお互いの味を引き立て合って、とても美味しくなります!さらに大根おろし、玉ねぎと長ネギのみじん切りを煮詰めて作った「みぞれがけ」によって、さっぱり感も加わってとても美味しかったです。今日のソースは特段に美味しく感じたので調理員さんに聞いてみたところ、「甘さを引き立てるために、じっくりと煮詰めました」とのことでした。火が強すぎると焦げ臭や苦味が加わってしまうこともありますが、調理員さんのていねいな調理によって素晴らしいソースができました。ありがとうございます!

 白菜のおひたしは、醤油、砂糖、白ごまとかつお節を和えています。また、それとは別に油揚げを砂糖と醤油で煮詰めており、食べるときつねうどんの「お揚げ」のように中から味がジュワーッと出るようになっています。前回よく食べてくれていたので、今後の副菜の主戦力になってくれる気がします。

 にら玉汁は、ニラの強い風味と溶き卵のやわらかい風味がちょうどバランスを取り合ってくれて、今日も美味しくできました。これまで作ってきた経験をふり返って、今回は水溶き片栗粉の量を増やして強めにとろみをつけました。いつもよりトロッとした感じですが、汁物として問題なく飲むことができ、みそ汁やすまし汁、野菜スープなど他の汁物と差別化もできて、ちょうど良さそうです。今後は、この分量でいこうかな?

 お休みの人数が多いことから、残菜だけで子供たちの反応が推測できなくなってきました。今日も美味しくできたと思いますが、ぜひご家庭でもさばや野菜、汁物などの感想を聞いてみてください!私は、最近「つや姫」の白ご飯としての美味しさに感動しております。調理員さん、今日も絶妙な水加減と炊き上がりでした!

☆ 11月30日(水)の 給食 ☆

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【 メ ニ ュ ー 】

・ココアパン  ・ABCスープ
・ポテトエッググラタン


【 産 地 】

豚ひき肉:北海道  豚レバーミンチ:国産  人参:千葉
玉ねぎ:北海道  マッシュルーム水煮:インドネシア産
じゃが芋:北海道  生クリーム:北海道  鶏卵水煮:国産
粉チーズ:ニュージーランド産  ベーコン:千葉  鶏ガラ:国産
ほうれん草:埼玉  ホールコーン:アメリカ産


【 今日 の 一言 】

 今日はパンとグラタンとスープです。週の半ばであり、月末でもあります。先生も子供たちも疲れているかもしれないと考えて、配りやすい、食べやすい、片づけやすいものと考えて、このメニューにしました。
 
 グラタンの中には、小さく切ったゆで卵が入っています。手作りルウと牛乳、ひき肉と野菜を炒めた物を合わせて手作りグラタンソースを作り、その中にゆで卵を加えています。グラタン皿にていねいに盛り付けた後に、上から粉チーズとパン粉をふりかけて、オーブンで焼いて完成です。残った白身の食感と、グラタンに溶けた濃厚な黄身の味がとても美味しいです!じゃが芋もホクホクでやわらかくて、グラタンにとてもマッチしていました!前回作ったときは味がもう少し薄くても平気だと感じたので、今回は塩を減らしました。しかし、思ったよりも薄味に感じました。塩分摂取量を減らすことは給食でも大切なことですが、前回の美味しさをなくしてしまうのは惜しいです。次回は塩の量を元に戻すのと、ひき肉の量を少し増やしたいと思います(調理員さん、右往左往してしまい、すみません)。

 ABCスープは、塩・こしょうだけのシンプルな味付けですが、中に入っているABCのアルファベットマカロニが見てて楽しいのか、いつも人気のスープです。グラタンなどの濃い味の料理と合わせても、味同士が邪魔し合うことはないので、よく一緒に出しています。

 ココアパンは、ココアの風味をしっかり感じつつ、甘さはそれほどでもないので、おかずと一緒に美味しく食べることができます。これまで、米粉パン、明日葉パンと出してきましたが、そのまま食べるパンはどうにも残りやすいのが悩みです。チリドッグやセサミトーストなどの調理するパンは食べてくれるのですが、今日はグラタンでオーブンを使うので、一緒に出せません。できれば、グラタンソースと合わせて食べて欲しいところですが、今日も残念ながら一部で多く残ってきてしまいました。パン屋さん、ごめんなさい。グラタンとスープはよく食べてくれていました。

☆ 11月29日(火)の 給食 ☆

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【 メ ニ ュ ー 】

・ご飯  ・ししゃもフライ
・野菜の煮浸し  ・肉じゃが


【 産 地 】

米:山形(つや姫)  ししゃも:北欧産→国内加工  白菜:茨城
ほうれん草:埼玉  えのき:長野  人参:千葉
油揚げ:アメリカ・カナダ原料  白ごま:スーダン・パラグアイ
豚肩ロース:北海道  玉ねぎ:北海道  糸こんにゃく:群馬
じゃが芋:北海道  さやいんげん:沖縄


【 今日 の 一言 】

 今日は肉じゃがです。長崎地方では、江戸時代からじゃが芋が栽培されていたので、その頃からすでに肉じゃがのような料理があったそうです。大阪、東京でもじゃが芋と肉を似合わせた料理が昔から食べられており、いつの間にか「肉じゃが」という名前が定着し、全国の家庭で一般化したそうです。由来からも、昔から人々に親しまれていたのがわかります。これまで給食ではコチュジャンとごまを入れた「韓国風」、カレー粉を入れた「カレー肉じゃが」と出してきましたが、今日はシンプルに砂糖、醤油、みりん、酒で甘辛く煮込みました。
 肉じゃがはボリュームたっぷりな料理です。しかし、今日もお休みの人数が所々多い!ドォーンッと残ってくるんじゃないかと心配でした。

 結果ですが、「肉じゃが」の残りはそこまででもなかったのですが、その分のしわ寄せが「ご飯」と「野菜の煮浸し」にいったような感じでした。クラスによって、この2つがたくさん残りました。しかし、お休みの人が多くても完食に近いクラスなどもありました。すごい…。

 ご飯は、新米になってそろそろ1ヶ月が経ちます。水の分量もちょうどいい具合を見つけたので、今日は美味しく炊けました。私は、ご飯だけでもみずみずしさと甘さを感じて、たくさん食べました。子供たちもみんなそう感じてほしいなぁと願っています。
 野菜の煮浸しは、白菜・ほうれん草・えのき・人参を使っています。味付けにはだし汁と醤油、砂糖を使うのですが、よく言えば「優しい味」悪く言えば「ぼやけた味」とも表現できます。肉じゃがはしっかりめの味付けなのでよくおかずとして組み合わせるのですが、残菜が多めです。同じような料理で、だし汁を使わずに醤油と砂糖だけで味を付ける「白菜のお浸し」があります。こちらは残菜が少ないので、この料理1本にまとめようと思いました。

 ししゃもフライは、残菜が少なかったです。1学期は多かったので、本当にししゃもは食べてくれるようになってよかったです。サクサクの食べごたえがいつも美味しくて、食べると幸せを感じます。

☆ 11月28日の 給食 ☆

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【 メ ニ ュ ー 】

・中華丼  ・春雨中華サラダ
・りんご


【 産 地 】

米:山形(つや姫)  にんにく:青森  生姜:高知
豚肩ロース:北海道  玉ねぎ:北海道  たけのこ水煮:福岡・熊本
人参:千葉  えのき:長野  いか:ペルー産  白菜:茨城
鶏ガラ:国産  うずら卵水煮:中国原料→最終加工国内
もやし:栃木  きゅうり:埼玉  ハム:埼玉  春雨:国産
白ごま:スーダン・パラグアイ  りんご:山形


【 今日 の 一言 】

 今日は野菜たっぷりの中華丼と、ツルッとした喉ごしが気持ちいい春雨のサラダ、そしてりんごです。

 中華丼は、やわらかい豚肩ロースを使っています。そしてプリプリの「いか」、うずら卵、たけのこと玉ねぎなどの野菜、いろんな食材を使っているので、素材の味が重なり合ってとても美味しいです。また、それだけ色々な栄養もとれるわけです。ただ、カレーライスのようにスパイスは使わないので、ご飯と一緒に美味しく食べられるようにするには、しっかりめに味付けをしてあげる必要があります。

 春雨サラダは、ボリュームが多くなりやすく、春雨もお腹にたまりやすいので、残菜も残りやすかったです。これまでの反省を活かして、春雨の量を減らして実施しました。ちょうどいい量になったと思います。次回はもう少し「粉からし」の量を増やしてみると、中学生好みの味になるかな?

 りんごは、今日は「さんふじ」が届きました。ただ、まだ本格的に熟しきっていないようで、食感はやわらかめで、甘さもそこまで強くありませんでした。今の時期は、まだ前回の品種の「トキ」のような緑色っぽい見た目で、酸味と甘さがちょうどいい物の方が美味しいのかもしれまでん。

 今日は、2年生でお休みが多かったです。ご飯とあんかけの量が多めの中華丼を、休みの子がいる中で完食を目指すというのは、ちょっと厳しいかと思います。ですが、一人ひとりが「美味しい」と感じてくれたのなら、給食室も安心です。先週金曜日の夕方頃に、生徒から「今日の給食おいしかったです。いつも給食ありがとうございます。」と声をかけてもらって、とても嬉しかったです。残菜からだけでは伝わらない、そういった声が給食室にもっと届くといいなと思っています!

☆ 11月25日(金)の 給食 ☆

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【 メ ニ ュ ー 】

・チキンライス  ・チーズオムレツ
・ポトフ


【 産 地 】

人参:千葉  鶏もも:北海道  玉ねぎ:北海道
ベーコン:千葉  卵:栃木  ダイスチーズ:ニュージーランド産
鶏ガラ:国産  豚肩ロース:神奈川  じゃが芋:北海道
マッシュルーム缶:インドネシア産  ほうれん草:埼玉  かぶ:千葉


【 今日 の 一言 】

 今日は久しぶりのチキンライス、今年度初めてのオムレツ、そしてちょっと量を少なく調整した「ポトフ」です。

 チキンライスは1学期にも何回か作りましたが、こういった「混ぜご飯」タイプの料理は、予想以上にボリュームが多くなりやすいため、残菜も決して少なくはなかったです。味も、チキンライスとしてはもう少ししっかりさせたいと苦慮しておりました。今回はその苦悩の末に、ベストな分量にたどり着いた気がします。
 ケチャップの味と隠し味のカレー粉がしっかりと噛み合っており、ご飯と具のバランスもちょうどいい!味も、チキンライスだけで美味しく食べられるし、オムレツとポトフと交互に食べても美味しい!満足のいく仕上がりでした!

 チーズオムレツは、野菜などが入った和風の「五目卵焼き」と違い、バター、ベーコン、玉ねぎ、牛乳、チーズと溶き卵で作っています。形は四角いですが、とてもやわらかい仕上がりになっています。給食ではケチャップソースをかけることが多いのですが、今日はチキンライスと合わせているので、ソースなしでの提供です。卵に入っている塩とベーコンのおかげで、ケチャップなしでも美味しく食べられます。チキンライスと一緒に食べれば、まさしくオムライス!

 ポトフは、パンなどと組み合わせることが多いのですが、今日はボリュームの多いご飯と一緒なので、少なめに調整してあります。それでも、いろんな野菜の入ったポトフは、栄養のバランスをとるのに適した料理で、味付けもシンプルに塩・こしょうだけなので、おかずとしても合わせやすいです。さらに、調理員さんの煮込み加減がすばらしい!「じゃが芋」が煮崩れる寸前のやわらかくてとても美味しい状態で、さらに「かぶ」も形を残したままやわらかい仕上がりにしてくれました!

 今日もお休みが多く、クラスによってはちょっと多めに残ってしまいますが、それでも気に入ってくれた人はたくさんいるはず!今日もとても美味しかったです!

☆ 11月24日(木)の 給食 ☆

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【 メ ニ ュ ー 】

・ジャージャー麺  ・ビーンズポテト
・みかん


【 産 地 】

にんにく:青森  生姜:高知  玉ねぎ:北海道  人参:千葉
豚ひき肉:北海道  豚レバーミンチ:国産  干し椎茸:岩手
鶏ガラ:国産  白みそ:国産  八丁みそ:三河産大豆(愛知)
もやし:栃木  きゅうり:埼玉  ねぎ:世田谷区
じゃが芋:北海道  大豆:北海道  みかん:広島


【 今日 の 一言 】

 お肉たっぷりのみそダレと、上にのせたシャキシャキ野菜が美味しいジャージャー麺です!タレの中には、豚ひき肉、レバーミンチ、みじん切りの人参、しいたけ、玉ねぎ、長ねぎが入っています。上にのっている野菜は、ゆでた後に冷やしたきゅうりともやしです。美味しく味わいながら、いろいろな栄養がとれるようになっています。特に今日のジャージャー麺は、とても濃厚で深い味わいになりました。しょっぱいというわけではなくて、コクの深さを感じる味わいで、私は一瞬「牛肉を使っているみたい」と思ってしまいました。おそらく、豚ひき肉に混ぜてある「豚レバー」の味が、コクを深めていたのだと思います。
 豚レバーは、給食でどうしても不足してしまいがちな「鉄分」を少しでも多く補給できるように、事前にお肉屋さんで「ひき肉に混ぜてミンチ」をしてもらっています。今日は少し多めにレバーを入れましたが、それが味を高めることになるとは予想外でした。中には、レバーの味が合わない料理もあるので、その点に気を付けながら、今後のレシピに活かしていきたいです。

 ビーンズポテトは、じゃが芋と大豆に片栗粉をまぶして揚げた後に、塩、こしょう、パプリカパウダー、ガーリックパウダーをまぶしています。塩は控えめにしてある分、もう少しスパイスが効いていてもよかったかな〜と思いました。

 みかんは、とっても甘くてやわらかく、食べやすかったです。今年もみかんが美味しい季節がやってきました。

 しかし、今日は欠席者数が全体的に多かったです。残菜が多めに返ってくるのは、やはり見るとつらいですが、そこに縛られることなく、明日も給食を作っていくつもりです。みんなが「美味しかった!」と言ってくれていたなら、嬉しいです。

☆ 11月22日(火)の 給 食 ☆

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【 メ ニ ュ ー 】

・チリビーンズドッグ  ・和風ドレッシングサラダ
・秋野菜のクリームシチュー


【 産 地 】

にんにく:青森  豚ひき肉:青森  豚レバーミンチ:国産
大豆:北海道  玉ねぎ:北海道  人参:青森  もやし:栃木
きゅうり:埼玉  ホールコーン:アメリカ産  米粉:埼玉
白ごま:スーダン・パラグアイ産  豚肩ロース:神奈川
鶏ガラ:国産  ごぼう:青森  じゃが芋:北海道  しめじ:長野
マッシュルーム缶:インドネシア産  生クリーム:北海道
ほうれん草:埼玉


【 今日 の 一言 】

 インフルエンザ、コロナウイルスが再び流行しそうな「きざし」が見えます。砧中でも欠席者が増えてきており、心配なところです。こういった状況のときは、残菜は気にせずに、味についての感想と衛生的な調理作業に集中していくことが大切です。いつだって、登校してきた子供たちが「美味しい!」と言ってくれる給食づくりを目指しています!

 チリビーンズドッグは、豚ひき肉、みじん切りの大豆・玉ねぎ・人参を炒めていきます。これにトマトピューレ、ケチャップなどの調味料とチリパウダーを加えて、最後にパンにはさんで上にチーズをのせて焼いています。前回からチリパウダーの量を増やしたのですが、中学生の好みに合わせるなら、もう少しチリパウダーと豚肉の量を増やしてもいいと思いました。

 秋野菜のクリームシチューは、いつもの豚肉、人参、じゃが芋、マッシュルームの他に、ごぼうとしめじ、ほうれん草を入れています。ごぼうはささがきにしており、最初に肉などと一緒に炒めています。しめじとほうれん草も、「シチューの基本の形」を崩さないように、量は少なめにしています。しかし、食べてみると、ごぼうの風味をほのかに感じましたし、見た目からもきのことほうれん草が入っているのがわかります。これで季節感が伝わってくれたら嬉しいです。また、これまで作ってきたシチューから、とろみづけに使っている「米粉」の量を4kgから3kgに減らしました。ちょうどよい固さだと思ったので、来月に予定している「冬野菜のクリームシチュー」も、このレシピを基本に作ってみたいと思います。

☆ 11月21日(月)の 給食 ☆

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【 メ ニ ュ ー 】

・かき揚げ天丼  ・はりはりゆで野菜
・すまし汁


【 産 地 】

米:山形(つや姫)  玉ねぎ:北海道  人参:千葉
いか:ペルー産  切り干し大根:国産  きゅうり:埼玉
キャベツ:茨城  ハム:埼玉  春雨:国産  ちりめんじゃこ:広島
白ごま:スーダン・パラグアイ産  大根:千葉  豆腐:愛知・佐賀
油揚げ:アメリカ・カナダ原料  わかめ:三陸  ねぎ:千葉


【 今日 の 一言 】

 今日は玉ねぎ・人参・いかを具に使った美味しい「かき揚げ天丼」、「パリパリ」した歯ごたえの切干大根を使った「はりはりゆで野菜」、野菜と豆腐、油揚げとわかめの入った「すまし汁」です。

 天丼は、だし汁と調味料を煮詰めた「手作りダレ」をかけています。かき揚げだけでなくご飯にもかけてあるので、きっと教室では生徒が美味しく食べていると思います。どちらも、きちんと計量しながら全体にまんべんなくかけてくれている調理員さん、ありがとうございます!

 「はりはりゆで野菜」は、切り干し大根、きゅうり、キャベツ、春雨、ハム、ちりめんじゃこが入っています。いろんな食材の食感と味が楽しめるのですが、分量の調整によってはボリューム満点になりすぎてしまいます。前回は、それで残菜が多かったため、今回は多くならないように気を付けました。残菜は少なかったです。しかし、先生たちから「味が濃かった」と聞いたので、きっと野菜と春雨の量を減らした影響かと思います。次回は醤油の量を減らして実施します。

 今回は、すまし汁と牛乳の残菜が多かったです。砧中は、やはり汁物と牛乳が残りやすいようです。できるだけ、汁物は量が多くならないように気を付けて、比較的よく食べてくれる主食やメインのおかずに、野菜や豆製品などを集中的に取り入れたいところです。

☆ 11月18日(金)の 給食 ☆

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【 メ ニ ュ ー 】

・吹き寄せご飯  ・さくさくつくね
・世田谷区産大蔵大根のうま煮


【 産 地 】

米:山形(つや姫)  もち米:国産  鶏ひき肉:青森
人参:千葉  糸こんにゃく:群馬  しめじ:長野  さつま芋:千葉
豆腐:愛知・佐賀  れんこん:茨城  ねぎ:青森  生姜:高知
豚ひき肉:北海道  豚レバーミンチ:国産  えのき:長野
白菜:茨城  うずら卵水煮:中国産→最終加工国内
大蔵大根:世田谷区産


【 今日 の 一言 】

 今日は季節の料理「吹き寄せご飯」と、れんこんのサクサク感が気持ちいい「さくさくつくね」と、「世田谷区産大蔵大根」を使った煮物です。

 吹き寄せご飯は、風に吹き寄せられた落ち葉のように、彩豊かな様々な旬の食材を使った混ぜご飯です。給食では、人参、しめじ、さつま芋を使いました。これに、鶏ひき肉と糸こんにゃくを加えて、具を作っています。野菜の味に、こんにゃくの食感と肉のうま味とコクが合わさって、バランスのとれた美味しさになります。また、さつま芋は素揚げしているので、きれいな黄色の見た目と、甘くてサクサクした食感になりご飯の味のアクセントになります。彩もきれいにできたのは、ていねいな調理をしてくれた調理員さんたちのおかげです!

 さくさくつくねは、4月にも作りました。今回は、具材から「糸こんにゃく」をなくし、肉の量を減らす代わりに豆腐の量を増やし、給食として栄養バランスの調整を行いました。それでも、肉料理として、メインのおかずとしての存在感をなくすことなく、やわらかく濃厚な味になりました。

 そして、世田谷区が誇る地場野菜の大蔵大根!今の大根の主流は、病気に強くて育てやすい「青首大根」ですが、おでんや煮物などに最適で、味が美味しいのは「大蔵大根」と言われています。一時は生産が途絶えてしまいましたが、世田谷区の農家の方が見事種から復活させたおかげで、今も食べることができます。煮崩れは一切せずに、味もしっかり染み込み、やわらかく煮えて食べやすく、青首大根がもつような苦味も少なかったです。世田谷区民として砧中の生徒に、その存在と味を給食を通して知ってほしいと思いました。12月にはおでんを作るので、そのときに大蔵大根を使用する予定です。改めて食べることで、大蔵大根の知識と味の経験を子供たちに深めてほしいです。

 最近になって、お電話やお手紙などで給食への応援メッセージやホームページの感想をいただきました。私たちは、日々の残菜に影響を受けがちなのは正直なところですが、こういった声援をいただけるのはとても励みになります。これからも子供たちのために、人気メニューや残菜が少ないメニューだけでなく、初めて食べる料理や季節の料理、行事食などを取り入れていき、魅力ある給食を目指していきたいです。

☆ 11月17日(木)の 給食 ☆

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【 メ ニ ュ ー 】

・スパゲティミートソース  ・サウピカンサラダ  ・みかん


【 産 地 】

スパゲティ:トルコ原料  にんにく:青森  玉ねぎ:北海道
豚ひき肉:北海道  豚レバーミンチ:国産  大豆:北海道
セロリ:山形  人参:千葉  ホールトマト缶:イタリア産
マッシュルーム缶:インドネシア産  粉チーズ:ニュージーランド産
きゅうり:埼玉  キャベツ:茨城  ホールコーン:アメリカ産
じゃが芋:北海道  みかん:愛媛


【 今日 の 一言 】

 期末テストお疲れさまでした!喜んでくれるかなと思い、この日はスパゲティにしました。以前、先生から「ふつうのミートソースが食べたい!」と言われたことがあるので、今日はシンプルなミートソースにしました!考えてみれば、4月から「和風スパゲティ」「みそミートソース」「ピザ風ソース」「ナポリタンソース」と作ってきて、ミートソースは今回が砧で初めてです。大量調理では、いろんな食材の持ち味やうま味を組み合わせることで、お店や家庭ではできない美味しさを出すことができます。そのため、料理にひと工夫を加えるというレシピが給食では多いので、私自身シンプルな「ミートソース」はあまり経験がなく、また「うまくいった!よく食べてくれている!」といった思い出が正直少ないです。そのため、すごく緊張しながらも、レシピに吟味を重ねて今回のぞみました。

 以前、トマトは「ダイストマト」よりも「ホールトマト」の方が煮込んだときに甘味が出やすいと聞いたことがあるので、大量のホールトマト缶を使い、同じく大量の玉ねぎのみじん切りをベースに、にんにく、豚ひき肉、大豆とセロリ、人参のみじん切り、マッシュルーム缶、ケチャップ、塩、こしょう、砂糖、中濃ソースを材料に使い、香り付けにナツメグ、クローブ、ベーリーフと最後に粉チーズを加えました!

 味はスパゲティミートソースとして美味しく食べることができましたが、残念ながら残菜が多かったです。麺もそうですが、それ以上に多かったのがソースの残りです。麺は配膳するときの量の調整が子供にとっては難しく、特にスパゲティはどのくらい配ればいいのか、ソースはどのくらいかければいいのか、ミートソースやクリームソースなどソースの種類によっても適量は違ってきます。そこが、子供をさらに迷わしてしまう点なのでしょう。そして、この日はテスト終了後で10分早めの給食だったこともあり、なおさら時間に追われてしまったのかもしれません。こればかりは、スパゲティを出す日を私がもう少し見極めるべきでした。
 それでも、「もうちょっと食べてほしかったなぁ」と作り手としても思います。サクサクのじゃが芋を盛り付けた「サウピカンサラダ」は、よく食べてくれていたので、もうちょっとスパゲティも食べてほしかったなぁ!!

 こちらも中学生の気持ちを想像しながら、学校行事や季節に配慮して献立を作っていき、よりよい給食を引き続き目指していきます。また、ロイロノートで配信している給食動画を通じて、給食室のがんばりや熱意を繰り返しみんなに知ってもらって、こちらの気持ちがもっとたくさんの人達に強く届くと嬉しいです。
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行事予定
3/3
(金)
お別れ会(I組)
3/4
(土)
区百人一首大会
3/7
(火)
校外学習(3年)
3/8
(水)
保護者会

学校より

おしらせ

学校評価

PTAだより

学校経営

保健

諸証明書発行願

いじめ防止基本方針

行事予定表

進路だより

来年度入学用