☆3月23日(木)の給食・チリビーンズドッグ ・ごまドレッシングサラダ ・豆乳クリームシチュー 【 産 地 】 にんにく:青森 豚ひき肉:青森 豚レバーミンチ:国産 大豆:北海道 玉ねぎ:北海道 人参:徳島 キャベツ:愛知 チーズ:オランダ・アメリカ産 もやし:栃木 きゅうり:埼玉 白ごま:スーダン・パラグアイ産 豚肩ロース:北海道 米粉:埼玉 鶏ガラ:国産 じゃが芋:北海道 ブロッコリー:愛知 マッシュルーム缶:インドネシア産 豆乳:カナダ・アメリカ産大豆 牛乳:一部 東京牛乳 生クリーム:北海道 【 今日 の 一言 】 いよいよ今年度最後の給食です。最終日は忙しそうな気もしていたので、配りやすく食べやすい「パン」の献立にしました。 今日のメニュー「チリビーンズドッグ・豆乳クリームシチュー」は1月にも出したのですが、味に不満があったので、記憶が新しいうちにレシピ変更して再度チャレンジです! チリビーンズドッグは、大豆の量を減らしてケチャップ・チリパウダー・肉・こしょうを増やしました。すると、なんと美味しいことでしょう!「チリビーンズドッグ」という名前の印象どおり、以前よりもしっかりした味になりました。このままでも十分ですが、今日は3年生がいない食数での計算になります。もしも、全学年がいる時に実施した場合、増える大豆の量によってまた印象が弱くなるかもしれないので、ほんの少しだけチリパウダーとケチャップを増やして、次年度も作っていこうと思います。 ごまドレッシングサラダは、キャベツが思ったよりもしっかりしていて、少し味が弱めでした。でも、昨日の白菜のお浸しも残菜が少なかったですし、砧の生徒は野菜をよく食べてくれるので、問題ない範囲です。4月は二子玉ファーマーズさんにお願いして、世田谷区産の春キャベツを使う予定です。春キャベツは葉の巻きがゆるいので、サラダなどに向いています。どんな感じで仕上がるのか、今から楽しみです。 豆乳クリームシチューは、1月に作ったときは残菜が多かったです。ブロッコリーの味とシチューの味の薄さ、米粉によるとろみの強さがよくない方向へと働き、味の調和がとれていなかった感じがします。今回は米粉とブロッコリーの量を減らして、塩・こしょうの量を増やしました。味は薄くはないのですが、牛乳特有の味によって必要以上に重たくなっている感じもしたので、次回は牛乳の量を減らしてみたいと思います。 次年度も引き続き、安全で美味しい給食を目指してがんばっていきたいと思います。今年度応援していただいた保護者の皆様・砧中の生徒たち、毎日素晴らしい調理で支えてくださった調理員さんたち、おかげさまで無事に1年を終えることができました。ありがとうございました! ☆3月22日(水)の給食・ご飯 ・ししゃもフライ ・白菜のお浸し ・カレー肉じゃが 【 産 地 】 米:山形(つや姫) ・ししゃも:北欧産→国内加工 白菜:茨城 小松菜:茨城 人参:徳島 油揚げ:アメリカ・カナダ産大豆 白ごま:スーダン・パラグアイ産 生姜:高知 豚肩ロース:北海道 玉ねぎ:北海道 糸こんにゃく:群馬 じゃが芋:北海道 さやいんげん:沖縄 【 今日 の 一言 】 3年生が卒業し、今日は1・2年生のみの給食となります。今日は2年生、明日は1年生で球技大会があります。みんなが安心して元気に活動できるよう、最後まで給食を作ってまいります。 ただし、卒業した3年生が献立表を見て「いいなあ!」という気持ちにならないよう、あくまでも日常的な給食メニューです。それでもとってもおいしくて、栄養満点です! ご飯とカレー肉じゃが、この食べ合わせ最高です!肉じゃがのカレー粉は前回よりも増やしたことで、より味がはっきりしました。「カレー肉じゃが」と名付けている以上、このくらいの味の強さがあった方がいいですね!今日担当してくれた調理員さんが、じゃが芋が煮崩れる直前で仕上げてくれました。つまり、形はしっかり残っているのに芋や他の具材にも味がしっかり染み込んでおり、さらに口に入れるとなめらかで柔らかくて絶妙な仕上がりということです。いや、本当に美味しかった。 白菜のお浸しも、野菜とは別で砂糖・醤油で煮た油揚げのしっかりした味、乾煎りしたかつお節の香りによりとても美味しく食べることができました! ししゃもフライは今日もサクサク!えびフライのように食べられます!ぜひ、砧中学校の給食でししゃもへの抵抗感がなくなり、将来の食生活の幅が広がることにつながってほしいです。 ☆3月17日(金)の給食・赤飯 ・とり肉のから揚げ(2) ・カミカミサラダ ・桜のすまし汁 【 産 地 】 もち米:国産 米:山形(つや姫) 小豆:北海道 黒ごま:ミャンマー産 鶏もも肉:北海道 にんにく:青森 生姜:高知 大根:神奈川 人参:徳島 きゅうり:埼玉 ごぼう:青森 ホールコーン缶:アメリカ産 ハム:埼玉 レモン:広島 白ごま:スーダン・パラグアイ産 えのき:長野 豆腐:愛知・佐賀 小松菜:茨城 ねぎ:茨城 【 今日 の 一言 】 今日はいよいよ3年生最後の給食です。あとは卒業式を残すのみです。中学校給食の終わりは、小学校から続く9年間の義務教育の終わりを意味します。学校関係の仕事に就かない限りは、おそらくこの先の人生において学校給食にふれる機会はないと思います。みんなの最後の給食の思い出にふさわしいように、内容を考えておりました。 赤飯は、言わずもがな日本に伝わるお祝いの席で出される料理です。残念なのは、豆の「ささげ」が手に入らなかったことです。ささげは皮が破れにくいのでお赤飯に用いられますが、今回は国産・外国産問わず業者さんから手に入らないと言われました。ただ、私もそこですぐに諦めてしまったのが良くなかったです。次年度こそは、2月頭から業者さんに探してもらい、なんとか「ささげ」を使った赤飯が出せるようにしたいです。 と、いうことで今日は「小豆」で代用しました。小豆は皮が破れやすいので、調理員さんも神経を使いながらの調理でしたが、見事に綺麗で美味しいお赤飯が出来上がりました! お赤飯で気持ちが伝わればいいのですが、2月の給食委員会で「赤飯を出すよ」と話したときに、委員の生徒の何名かが「うわあ、苦手なんだよなあ」というような顔をしていたので、メインはみんな大好きな鶏のから揚げの2個付けです!醤油・酒・にんにく・生姜で下味をつけて、片栗粉をまぶして揚げました!外はサクサク、中はジューシー!!いや、本当においしすぎです! カミカミサラダは大根・人参・ごぼうなど歯ごたえのある野菜を使っています。そして彩り・食べやすさと味のバランスのためにコーン・ハムも使っています。ドレッシングはいつもの油・醤油・酢・砂糖・ごまだけでなく、オリーブオイル・マヨネーズ・レモン汁・にんにくも入っています。こちらもとても美味しい!!量も多すぎず、適量に仕上がったのも良かったです。 最後の桜のすまし汁は、桜型のピンクの「ちらしかまぼこ」を使っています。これだけでも特別感がただよってきます。味付けは塩、そして色の薄い「薄口醤油」を使っているので、見た目も透き通っています。桜を見ると、出会い・別れ・新たなスタートを私は連想します。このすまし汁で、新しいステージに向けて旅立つ3年生たちをお祝いできたのならば本望です。 ☆3月16日(木)の給食・わかめご飯 ・キャベツとハムの中華サラダ ・豆腐とえびのうま煮 ・りんごゼリー 【 産 地 】 米:山形(つや姫) キャベツ:愛知 きゅうり:埼玉 人参:徳島 ハム:埼玉 白ごま:スーダン・パラグアイ産 にんにく:青森 生姜:高知 豚ひき肉:北海道 鶏ガラ:国産 豚レバーミンチ:国産 豚肩ロース:青森 玉ねぎ:北海道 たけのこ水煮:福岡・愛知 干し椎茸:岩手 豆腐:愛知・佐賀 えび:佐賀 いか:青森 チンゲンサイ:茨城 万能ねぎ:福岡 【 今日 の 一言 】 今日は具だくさんの「豆腐とえびのうま煮」です。いろんな食材が入っているだけあって、深くて濃厚な味わいになっています。肉はひき肉と小間肉を使っています。ひき肉が全体に広がって肉のコクと旨味を煮物全体にプラスしてくれています。それだけでなく、豚レバーミンチも混ぜてあるので、不足しがちな鉄分の補給にもなります。小間肉は、とっても柔らかい豚肩ロース肉です! 魚介にはえびといかを使っています。今までえびはインド産、いかは去年の2学期からペルー産になりましたが、今月に入ってようやく国産の物を使うことができました!特にえびは佐賀県で獲れた「芝えび」を使っており、新鮮なのかとても柔らかくて美味しかったです。 豆腐は麻婆豆腐と同じくらいの量を入れています。豆腐自体は薄味ですが煮物全体の味がしっかりしているので、ちょうどよい具合で食べ進められます。 前回の反省を活かして、豆板醤の量を少し増やしています。ほんのりピリ辛味なのも、中学生向きではないでしょうか? と、自信満々に聞こえるかもしれませんが、本日卒業式の予行練習があり、教室に戻ったら即給食といった流れなので少し心配です。こういう時は、昨日の「ビーフカレー」のような「名前からして人気の料理」を当てたいところでしたが、なかなか調整がうまくいかず…。 それでも、教室に戻ってきた生徒から「美味しそう!」「やったーゼリーだあ!」という声も聞こえてきました。練習を頑張った生徒に喜んでもらえた、それだけで嬉しいですね。 ☆3月15日(水)の給食・ビーフカレー ・カルちゃん大根 ・いちご 【 産 地 】 米:山形(つや姫) にんにく:青森 生姜:高知 鶏ガラ:国産 牛ひき肉:北海道 豚レバーミンチ:国産 牛肩肉:福岡・青森 玉ねぎ:北海道 人参:徳島 じゃが芋:北海道 大根:神奈川 きゅうり:埼玉 ちりめんじゃこ:広島 いちご:静岡 マンゴーチャツネ:タイ原産 粉チーズ:ニュージーランド原料 白ごま:スーダン・パラグアイ産 【 今日 の 一言 】 今日はビーフカレーです。12月に初めて作った時も好評でしたが、今回はその時の反省を踏まえて、牛肉の味を活かせるようにさらに改良をねらってみました。とろみを弱め、もう少しサラサラにしたかったので、ルウの量を少しだけ減らしました。また、牛肉の味を邪魔しない範囲でチャツネ・粉チーズ・豚レバーミンチのコクと風味がさらに味に深みを与えられるように、それぞれ量を調整してみました。先生たちからは好評で、給食時間が終わったばかりの今現在、生徒たちから不満の声もなく、心なしか笑顔の子が多かったので良かったのではないでしょうか? カレーが濃厚な味なので、付け合わせはさっぱりとしたカルちゃん大根です。ちりめんじゃこの塩気が気持ちいいです。じゃこは骨ごと食べるので、名前のとおりカルシウムもとれます。野菜は茹でて真空冷却機で冷やし、じゃこはオーブンで加熱した後に粗熱をとって冷蔵庫で冷やしました。最近暖かくしてなってきましたし、冷たいおかずが気持ちよく食べられるようになってきましたね。 いちごは「あまおう」をお願いしたのですが、今日は「紅ほっぺ」が届きました。八百屋さんに聞いてみたところ、市場の状況から今「あまおう」をお願いすると完熟していない物が届く可能性が高いとのことでした。「あまおう」は形が大きく、酸味と甘味が強いので、1人2個でも満足感があります。「紅ほっぺ」も悪くはないのですが、やはり1400個以上のいちごをパック空け→洗浄する過程で、多少形が崩れやすく、また2個並べた時のさみしさは少しあります。 しかし、さすがはいちご!数ある果物の中でも、鮮やかな赤色が雰囲気を一気に華やかにしてくれますね。4月にも出す予定なので、品種は八百屋さんと相談しながら決めようと思っています。 ☆3月14日(火)の給食・キムチチャーハン ・ジャンボ餃子 ・わかめスープ 【 産 地 】 米:山形(つや姫) にんにく:青森 生姜:高知 人参:徳島 豚肩ロース:青森 キムチ:国産 ねぎ:千葉 卵:栃木 万能ねぎ:福岡 豚ひき肉:北海道 豚レバーミンチ:国産 玉ねぎ:北海道 キャベツ:愛知 鶏ガラ:国産 えのき:長野 鶏もも肉:北海道 たけのこ水煮:福岡・熊本 豆腐:愛知・佐賀 わかめ:三陸 白ごま:スーダン・パラグアイ産 【 今日 の 一言 】 今日は9月以来、そして今年度2回目の登場となる「キムチチャーハン」です。キムチは製造メーカーによって味も内容も変わるので、私は「なるべく使いたくない食材」というイメージをもっています。しかし、中学校給食においては「豚キムチ丼」をはじめ、季節を問わず生徒が食べてくれる人気メニューを生んでくれる可能性があります。積極的にチャレンジです! 前回、キムチチャーハンは1人分量が多くなってしまったので、もう少しボリュームを減らそうと思い、お米の使用量を減らしました。美味しかったのですが、まだまだボリュームを感じるので、次回はもう少しお米の量を減らそうと思います。キムチの辛味を程よく感じる、いいあんばいに仕上がりました。チャーハンは、大きな釜に大量の溶き卵を流し入れて、炊き上がったご飯を入れて手早くかき混ぜます。具の量も加わると、相当な重さになるのですが、スピードを上げないと美味しいチャーハンは出来上がりません。この大変な作業を何回も繰り返して、今日も美味しいチャーハンを作ってくださった調理員さんたち、ありがとうございました! ジャンボ餃子は、豚ひき肉に鉄分補給のレバーミンチ、そして肉よりも多く玉ねぎ・キャベツなどの野菜が入っています。しかし、食べると肉の味を感じ、餃子としての美味しさをしっかりもっています。前回よりもにんにく・にらの量を増やしたのも良かったと思います。次年度も安心して献立に登場してもらいます。 わかめスープは、反対に量が思ったよりも少なめでした。しかし、とてもいい味をしていました。チャーハン、餃子と重いメニューのコンビなので、スープはあっさり目で、軽く飲める程度が逆に良かったのかもしれません。それでも、野菜・豆腐・ごまなどが入っており、健康に役立つ栄養がとれます! 今日の献立では、餃子は小皿に乗らないので、チャーハンの上に盛り付ける2食器の配膳でいきました。ちょっと不恰好かもしれませんが、チャーハン・餃子の人気の組み合わせをするためにも、ご容赦いただければと思います。3年生の給食は残り3回。最後まで頑張るぞー! ☆3月13日(月)の給食・ご飯 ・鯖のみそ煮 ・野菜のごま和え ・かき玉汁 【 産 地 】 米:山形(つや姫) みそ:国産 生姜:高知 もやし:栃木 小松菜:茨城 ほうれん草:千葉 人参:徳島 鶏肉:北海道 玉ねぎ:北海道 豆腐:愛知・佐賀 ねぎ:千葉 卵:栃木 白ごま:スーダン・パラグアイ産 【 今日 の 一言 】 今日はご飯と鯖のみそ煮です。この1年で、鯖の残菜もずいぶんと減りました。今日もしっかり食べて、脳を活性化させるDHAをしっかり取って欲しいです。鯖は、だし汁・酒・みりん・三温糖・みそ・生姜に漬け込みながらオーブンで焼きます。みそがしっかりと魚臭さを取ってくれて、ご飯のおかずにぴったりの美味しさにしてくれます。 野菜のごま和えは、もやし・小松菜・ほうれん草・人参を使っています。野菜それぞれの持ち味と香り、そして食感を、ごま和えの味によりさらに引き立たせてくれています。今日は「蒸し」っとしているので、冷たい野菜の爽やか感が食べていて心地いいです。 かき玉汁は、今日もふんわり!豆腐と卵、野菜により栄養をさらに補ってくれます。今日は少し薄味に感じたのと、この気候で食べることを考えるとしっかり目の味付けがいいと思い、少し塩を足しました。 3年生にとっては、最後の1週間の給食です。最後まで大切に食べてもらえると嬉しいです。 ☆3月10日(金)の給食・チキンライス ・チーズオムレツ ・ポトフ 【 産 地 】 人参:徳島 鶏もも肉:北海道 玉ねぎ:北海道 ベーコン:千葉 牛乳:東京牛乳使用 卵:栃木 豚肩ロース:岩手 かぶ:千葉 ダイスチーズ:ニュージーランド・オーストラリア原料 鶏ガラ:国産 じゃが芋:北海道 小松菜:茨城 【 今日 の 一言 】 今日はチキンライス・オムレツの「オムライスコンビ」です。 チキンライスは、炊けたご飯に具を混ぜ込みます。具は人参・玉ねぎ・鶏もも肉を炒めて塩・こしょう・醤油・ケチャップ・隠し味のカレー粉を加えて作っています。調理員さんがご飯がケチャップ色になるまでていねいに混ぜてくれているおかげで、今日も美味しいチキンライスができました。 チーズオムレツは、前回玉ねぎをみじん切りにしたことで中が水っぽくなってしまい、そのせいか残菜も多かったので、今回はスライスにしました。また、チーズは四角いダイスチーズを使っているのですが、前回は形がしっかり残っており、それによりチーズの固い食感がやわらかいオムレツの中に散らばっている印象でした。そのため、今回はオムレツにチーズの味が広がるように、しっかり溶かしてもらいました。焼き上がったオムレツを食べると、中はジューシー、チーズの味が全体に広がっていてとても美味しかったです。 ポトフはこれまでウインナーを使っていたのですが、今使っているウインナーは中からあまりダシが出ず、味もあっさり目で噛んでも肉汁が出てくるといった物ではないので、今回から豚肩ロースの角切り肉にしました。煮込んでも柔らかく、肉の味とコクがスープと合わさってとても美味しかったです。野菜は人参・玉ねぎ・じゃが芋・マッシュルームと、最後に小松菜とかぶを入れています。かぶは崩れることなく、でも食べるととてもやわらかい、最高の仕上がりでした!調理員さんありがとうございます。 ただ、今回も今までのポトフよりも量が多めにできました。レシピは変えていなくても量は増えるこの現象は、8日(水)のオニオンドレッシングサラダ、9日(木)のあんかけそば、そして今日のポトフと3日連続で続いています。また、どれも野菜を多く使うメニューです。暖かくなってきて季節が移り変わろうという中で、野菜の状態も変わってきたのかもしれません。廃棄する部分が少なくなった、八百屋さんの納品する量の加減が多めになった、ゆでた後の量の減少幅が減ったなど、色々な理由が考えられます。欠席者数も減ってきたのでこのまま様子を見つつ、次年度は「3月頃から量が多めになりやすい」ということを意識して献立を作ろうかなと思いました。 ☆3月9日(木)の給食・五目あんかけそば ・大豆とじゃこの甘辛揚げ ・フルーツヨーグルト 【 産 地 】 にんにく:青森 生姜:高知 豚肩ロース:青森 人参:千葉 たけのこ水煮:熊本・福岡 鶏ガラ:国産 白菜:茨城 もやし:栃木 小松菜:茨城 うずら卵:愛知 いか:青森 大豆:北海道 ちりめんじゃこ:広島 白ごま:スーダン・パラグアイ産 みかん缶:国産 パイン缶:フィリピン産 黄桃缶:南アフリカ産 【 今日 の 一言 】 今日は12月以来の登場となる五目あんかけそばです。あんかけには野菜たっぷり!うずら卵やいかも入っています。さらに豚肉は柔らかくて美味しい、質のいい豚肩ロースを使っています。味付けは砂糖・塩・こしょう・醤油などですが、最後に酢とごま油を少し加えるのがポイントです! しかし、今日は予想外の出来事が…。なぜか前回と同じレシピで作ったのに、今日はあんかけの1人分量が予想以上に多く出ました。このままだと多く残菜になってしまうと思い、放送で1人お玉1杯半から2杯は盛れますと連絡しました。それによって「量が足りなくなった」などの混乱も大きく起こっていないようだったので、良かったです。せっかくおいしくできて、さらに野菜もたっぷりな栄養満点のあんかけ。ぜひ、たくさんみんなに食べて欲しいです! 大豆とじゃこの甘辛揚げは前回残菜率が1%!そこで足りなくならないように、今日は大豆とじゃこの量を増やしました。それに伴い、醤油・砂糖の量も少し増やしてあります。 今日も楽しく給食時間を過ごしてもらえたら幸いです! ☆3月8日(水)の給食・セサミビスキュイパン ・ポークシチュー ・オニオンドレッシングサラダ ・いちご 【 産 地 】 卵:栃木 白ごま:スーダン・パラグアイ産 キャベツ:愛知 きゅうり:群馬 人参:千葉 ホールコーン:アメリカ産 にんにく:青森 豚肩ロース:北海道 鶏ガラ:国産 ダイストマト缶:イタリア産 マッシュルーム水煮:インドネシア産 じゃが芋:北海道 ひよこ豆:アメリカ産 いちご:茨城・静岡 【 今日 の 一言 】 今日は新メニューのセサミビスキュイパンです。「ビスキュイ」とはフランス語で「ビスケット生地」を意味します。サクサクで甘い生地がパンを包み、メロンパンのような味わいになっております。材料は、砂糖・バター・卵・小麦粉・ラム酒と、通常ならアーモンドパウダーを加えるのですが、今回はアーモンドは使わずに「白すりごま」を使っています。ごまは昔から「不老長寿の薬」と呼ばれるほど栄養満点!このパンは、成長期の生徒の健康を支える学校給食にぴったりです! パンの上からビスケット生地をざっと塗っていき、オーブンに入れて焼き始めると、ビスケット生地が徐々に溶け始めてパン全体に広がっていき、とても美味しそうな見た目の焼き上がりになりました! オニオンドレッシングサラダは、11月に実施した時、ドレッシングの味の特徴がとぼしく、野菜とオニオンドレッシングの苦味が目立つ味でした。そこから油・砂糖・粉からし・玉ねぎ・塩の量を増やし、「オニオンドレッシング」と名乗るにふさわしい美味しさになりました!今日も玉ねぎの甘味と辛味を味わえる、とても美味しいサラダでした! ポークシチューは、前回の11月の時は味が薄めで、全体の固さもボテっとしており、こちらも特徴にとぼしかったです。そこで、今回はレシピに大幅な変更を加えました!大人気の「ハンガリアンシチュー」を参考にして、ケチャップと塩・砂糖の量を増やしたり、ルウと醤油は減らしたり、その他にもウスターソースを中濃ソースに変更したりしました。「こんなに自分のセンスでレシピの中身をいじくってしまって大丈夫だろうか…」という不安はありましたが、そこはこれまでの自分の経験と感覚を信じるしかありませんでした。しかし、見事に美味しいポークシチューに生まれ変わりました!やりました!! ここに辿り着けたのは、レシピの変更によるものだけではなく、豚肩ロース肉をやわらかく煮込んでくれた調理員さん、小麦粉とバターからとても滑らかなルウを作ってくれた調理員さん、他にもそれぞれ自分の担当を責任もってこなしてくれた調理員さんたちのおかげです。おかげさまで、今日も生徒たちに喜んでもらえました! ☆3月7日(火)の給食・かき揚げ天丼 ・華風もやし ・じゃが芋と玉ねぎのみそ汁 【 産 地 】 米:山形(つや姫) 玉ねぎ:北海道 人参:千葉 いか:青森 もやし:栃木 にら:栃木 にんにく:青森 じゃが芋:北海道 白ごま:スーダン・パラグアイ産 油揚げ:アメリカ・カナダ原料 えのき:長野 わかめ:岩手 みそ:国産 ねぎ:茨城 【 今日 の 一言 】 今日はかき揚げ天丼です!かき揚げは、玉ねぎ・人参・いかを具材に作っています。材料を小麦粉・塩・水を溶いた液に混ぜて油で揚げた後、だし汁・醤油・みりん・三温糖を煮詰めて作ったタレをかけます。このタレは、前任校では「量が多すぎ」「味が薄すぎ」などいろいろな問題点を抱えていましたが、たくさんの改良を得て、今ではとても美味しくなりました。さらに素晴らしいのは、調理員さんがこのタレを「かき揚げ」だけでなく、ご飯にもかけてくれている点です。これにより、さらに味の薄い・濃い部分の差を少なくすることができます。調理員さん、細かい計算と作業、本当にありがとうございます。 華風もやしは、久しぶりに作りました。味見してみると、「あ、こんな味だった!」と思い出すことができました(笑) 塩・醤油だけでなく、ごま油・にんにく・ラー油と、野菜の「にら」の風味もきいているので、中華系のピリ辛さっぱり味です。夏場の副菜として活躍できそうです。 みそ汁については、じゃが芋がとても柔らかく、玉ねぎ・えのき・油揚げ・わかめの具材のバランスもとても良かったのですが、今日は赤みその味の強さが少し気になりました。これまでは、白みそ4kg・赤みそ3kgの割合で作っていたのですが、3学期のみそ汁の残菜が一向に減らず、どうにかしたいと思っていました。そこで、もう少し味を強くした方がいいと思い、3月からは赤みそ4kg・白みそ3kgにしてみました。先週の「小松菜と豆腐のみそ汁」は良かったのですが、今日のは「赤みそのとんがったような塩気の強さ」が気になりました。かといって、また白みそを多くしても、前の状態に戻るだけです。 そこで、しばらく考えてみて思いついたことは、入れる具材によって使い分けてみようということでした。全体の味を薄くさせる印象の「豆腐」が入るみそ汁の場合は赤みそを多く、今日のように「じゃが芋」や「わかめ」がメインのみそ汁の場合は白みそを多く…、これで行こうと思います! 砧中の生徒の皆さん!汁物をみんなが少しでも多く食べてくれるよう、一生けんめい大人も考えています!なので、みんなも汁物にもっと注目して、味わって食べてみてくださいね!! ☆3月6日(月)の給食・ホイコーロー丼 ・焙煎ごまサラダ ・にら玉スープ 【 産 地 】 米:山形(つや姫) にんにく:青森 生姜:高知 人参:千葉 キャベツ:愛知 干し椎茸:岩手 赤みそ:国産 鶏ガラ:国産 ピーマン:茨城 もやし:栃木 きゅうり:群馬 わかめ:三陸 白ごま:スーダン・パラグアイ産 鶏肉:北海道 にら:栃木 豆腐:愛知・佐賀 ねぎ:茨城 卵:栃木 【 今日 の 一言 】 今日は人気メニューのホイコーロー丼です。残菜も少なく、美味しいと評判なのですが、1月の給食人気投票では29票とあまり伸びませんでした(たまたまだと思います)。今日改めて作って食べてみると、やっぱり美味しい!前回、ピリ辛感が強いと感じたので、豆板醤をごく少量減らしてみました。おかげで、美味しく味わえる範囲のピリ辛感にできたと思います。これなら、辛いのが苦手な生徒でも食べられるはず! 焙煎ごまサラダは、前回味が薄かったので、もやしの量を減らし、お酢の量を増やしました。海藻サラダのような爽やかな味わいだったので、夏に出してもいいかもしれません。もうちょっとごま油の風味と味にまろやかさを出したいと思ったので、次回はごま油を増やします。 にら玉スープは、とっても美味しい!本格中華スープの鶏ガラとごま油の風味をしっかり感じつつ、塩と醤油が引き立たせたしっかりした味わいでした! ホイコーロー丼や豚キムチ丼の日は、いつも組み合わせに悩みます。今日の献立も、エネルギー量は基準810kcalに対して735kcalと、ギリギリ許容範囲内です。しかし、ボリュームはホイコーロー丼、サラダ、スープとたっぷりなので、エネルギー量は下げずにもう少し食べる量を減らしたいところ。こういう日には、「白玉フルーツポンチ」や「フルーツヨーグルト」などのデザートと合わせるのが1番いいのですが、前月や当月の他の日のメニューに出ていたとしたら、そればかりに頼るわけにはいきません。そのため、サラダとにら玉スープは、今後も丼物の組み合わせることを想定した「量を減らす調整」を加え、代わりにホイコーロー丼のご飯の量を少し増やしました。 1年間を通して、栄養面でも量の面でも、そしてもちろん美味しさの面でも安心して出せるメニューを目指して、これからも様子を見ていきます。 ☆3月3日(金)の給食・五目ずし ・菜の花の辛子和え ・えびフライ ・花麩のすまし汁 【 産 地 】 米:山形(つや姫) さやえんどう:静岡 豚ひき肉:青森 卵:栃木 干し椎茸:岩手 ごぼう:青森 れんこん:茨城 油揚げ:アメリカ・カナダ原料 えび:ベトナム もやし:栃木 小松菜:茨城 菜の花:千葉 えのき:長野 大根:世田谷区 豆腐:愛知・佐賀 わかめ:三陸 ねぎ:茨城 【 今日 の 一言 】 今日はひな祭りメニューです。ひな祭りは子供、特に女の子の成長を祝う行事なので、華やかにかつ春を感じるメニューにしました。 五目ずしは、お米に酒と昆布を入れて炊いています。その後、水・砂糖・酢・塩を煮て作った三杯酢、茹でたさやえんどう、炒り卵、ひき肉とレンコンなどから作った具、刻み海苔を加えます。炊飯後の作業がとても多いので、配缶に時間がかかります。それでも最後まで丁寧に混ぜてくれた調理員さん、ありがとうございました! そして、本日のメインであるえびフライ!値は張りましたが、すごく立派な「ブラックタイガー」が届きました!小麦粉を溶いた水につけて、パン粉をまぶして揚げ釜に入れれば、中はプリッと、外はサクサクのえびフライの完成です。出来立てを味見してみましたが、あまりのおいしさに言葉を失いました。調理員さんの火の通し具合も完璧でした! 菜の花の辛子和えは、もやし・小松菜・菜の花・人参を茹でて冷却した後に、調味料を和えています。みんなが苦手意識をもたないように、菜の花の量は加減してあります。茹でている時も、菜の花はちゃんと柔らかくなったか調理員さんは確認してくれていました。用意された菜の花を見ると、「ああ、もう春なんだなぁ」と感じます。生徒たちも、ちゃんと食材から季節を感じてくれたかな? そして今日のすまし汁は、色とりどりの花麩を使っています。水に戻した後、形が崩れないよう水気を絞って、最後にすまし汁に入れました。お麩を入れたら少し味が薄まったので、最後にちょっとだけ塩を足して味を調整しました。きれいな見た目で、ひな祭りの華やかさを出してくれていたのですが、ちょっと量が多かったかな?今日は500g3袋分のお麩を使いましたが、2袋で良かったのかもしれません。あまり具沢山にならないよう、気を付けていきたいです。 ☆3月2日(木)の給食・ご飯 ・じゃが芋のカレー金平炒め ・鮭の塩焼き ・小松菜と豆腐のみそ汁 【 産 地 】 米:山形(つや姫) 鮭:チリ産 豚肩ロース:青森 人参:千葉 ごぼう:青森 こんにゃく:群馬 じゃが芋:北海道 白ごま:スーダン・パラグアイ産 玉ねぎ:北海道 小松菜:茨城 豆腐:愛知・佐賀 油揚げ:カナダ・アメリカ原料 ねぎ:茨城 みそ:国産 【 今日 の 一言 】 今日はみんなが大好きな組み合わせ、ご飯と鮭の塩焼きです。この2つの残菜はとても少なかったです。夏頃までは鮭の残菜もけっこうありましたが、今ではほとんど残菜もなく、特に教室ではおかわりジャンケンをしているクラスもあったそうです。副校長先生がその時の様子をホームページの「砧中トピックス」に上げてくれました。私も知らなかった様子を見ることができて、とても嬉しかったです。 鮭は、脂がのって身も分厚い「チリ産」の物を使っています。よけいな味は付けずに、塩焼きにしています。国産の鮭は主に北海道の物になりますが、チリ産に比べると味が薄く、焼いた時も少しパサつきと固さを感じます。その代わり、「鮭のチャンチャン焼き」などの料理に向いているので、その時にはぜひ国産の鮭に活躍してもらおうと思います。 鮭が値上がりして久しいです。昨日、スーパーで見かけた時は2切パックで1000円近かったのは衝撃でした。食卓によく出てくるメニューだったのに、時代の変化で高級品に変わっていくようで、少し寂しいです…。魚は全体的に値上がりが続いていますが、給食ではこれまでと変わらずに出していく予定なので、これからも給食で出た時は、ぜひ大切に食べてください。 金平炒めと味噌汁は、少し残菜が多めでした。金平炒めは人気が出てきたので量を少し増やしたのですが、もしかしたら元に戻した方がいいのかもしれません。残菜率10%をきれるメニューになるように、引き続きレシピを見直していきます。 ☆3月1日(水)の給食・キャロットライスきのこソースがけ ・マセドアンサラダ ・せとか(オレンジ) 【 産 地 】 米:山形(つや姫) にんにく:青森 豚ひき肉:北海道 豚レバーミンチ:国産 人参:千葉 玉ねぎ:北海道 えのき:長野 マッシュルーム缶:インドネシア産 鶏ガラ:国産 調理用牛乳:一部 東京牛乳 生クリーム:北海道 パセリ:香川 粉チーズ:ニュージーランド産 じゃが芋:北海道 きゅうり:群馬 せとか(オレンジ):愛媛 【 今日 の 一言 】 今日から3月です!1・2年生は残り15回、3年生は今日は給食が無いので残り13回で、今年度の給食は終わりになります。特に、3年生は小学校から続いた9年間の学校給食が終わります。最後まで、給食を楽しんで、大切に食べてもらいたいです。 今日のキャロットライスは、ご飯に塩・油・みじん切りの人参を入れて炊きました。人参の赤色がきれいです。きのこソースは、にんにく・豚ひき肉・玉ねぎ・人参を炒めて、さらにマッシュルームとえのきを加え、鶏ガラスープ・塩・こしょうを入れて煮込んだ後、大量の牛乳と手作りルウ・生クリーム・粉チーズ・パセリを入れて作りました。ひき肉に混ざった「豚レバーミンチ」が、鉄分などの栄養だけでなく、レバー独特の味とコクを与えてくれて、より一層深い味わいになっています。とても美味しかったのですが、「えびクリームライス」と同様に、なぜかソースを中心に残菜がけっこう出る料理です。そのため、今回はソースの量を減らしました。これでうまくいってくれるといいなぁ…。 また、少しボテッとしている気がしたので、もう少しサラサラの方が配りやすく食べやすいと思い、次回はルウの量を減らして作ってみるようにします。 マセドアンサラダは去年の10月を最後に作っていなかったので、久しぶりの登場です。マセドアンとは昔の国「マケドニア」に名前の由来があります。たくさんの小国によって成り立っていたマケドニア王国のように、四角くコロコロした切り方・料理に「マセドアン」という名前が付きます。たくさんのコロコロした人参・きゅうり・じゃが芋が、食べるごとに芋のまろやかさと野菜の風味を感じさせ、そしてドレッシングの味が調和しているので、とても美味しいです!この出来なら、暑い夏の時期でも食べてくれる気がします。 「せとか」はデコポンと同じく、皮が薄くて甘味が強いオレンジです。前回のデコポンの残菜が多かったという手紙を昨日配ったら、早速いろいろなクラスで反応がありました。無反応でなかった時点で、とても嬉しいです。今日の給食も、好き嫌いせずにバランスよく食べてください! ☆2月28日(火)の給食・ご飯 ・白身魚のあずま煮 ・和風しらすサラダ ・じゃが芋とわかめのみそ汁 【 産 地 】 米:山形(つや姫) ホキ:ニュージーランド産 生姜:高知 キャベツ:愛知 人参:千葉 もやし:栃木 しらす干し:茨城 白ごま:スーダン・パラグアイ産 じゃが芋:北海道 えのき:長野 豆腐:愛知・佐賀 油揚げ:アメリカ・カナダ原料 わかめ:三陸産 みそ:国産 ねぎ:茨城 【 今日 の 一言 】 今日は、関東地方の学校給食から生まれたとされる料理、「魚のあずま煮」です。「あずま」は、そのまま「関東」を意味します。「煮」と名前が付いていますが、実際は衣をつけて油で揚げた後に、タレをかける料理です。衣には片栗粉を使っているので、食べるとサクサクしており、タレの味も合わさってとても美味しいです。白身魚を使っているので、中の身はやわらかく、そして衣はサクサクなので、その食感のギャップも美味しさのポイントですが、その分調理工程の途中で魚の身が崩れやすいです。 この料理は、途中で数が足りなくなってしまい、クラスの一部に「割れたりかけたりした魚」を配らざるを得ないこともありました。しかし、砧中の調理員さんたちは、丁寧に細心の注意をはらいながら下処理、揚げ、配缶をしてくれているので、今年度は一度もそのようなことは起こりませんでした。ありがとうございます!比較的、子供が好きな魚料理なので、これからもよろしくお願いします! みそ汁も美味しくできました。これまでよりも赤みそと白みその割合を再調整して、赤みその量を多くしました。思ったとおり、中学生好みの味になったと思います。これで少しでも残菜が減ってくれたらいいなぁ…。 残菜といえば、昨日のビビンバ、手作りシュウマイ、デコポンですが、改良を重ねたおかげでビビンバの残菜は大幅に減りました。また、新メニューのシュウマイも残りは少なかったです。 …ただ、デコポンが108個残りました。砧中の食数は700人です。7人に1人は丸々残した計算になり、残菜率は牛乳よりも多かったです。さすがに108個のデコポンが捨てられるのを見ると心が痛みました。 そして、明日の給食にもオレンジが出ます。明日は、「せとか」というオレンジを使います。明日の給食に向けて、オレンジについてのお手紙を配ったので、ぜひ読んで欲しいところです。 元々、オレンジは給食のデザートの中で子供が好んで食べる物ではありません。そのため、「デコポン」「せとか」「清見オレンジ」「カラマンダリン」など、皮が薄くて甘味の強い食べやすい品種の物に限定しています。せめて、明日はもう少し残りが減ってくれるといいなぁ…。 ☆2月27日(月)の給食・ビビンバ ・手作りシュウマイ ・デコポン 【 産 地 】 米:山形(つや姫) 生姜:高知 豚ひき肉:北海道 人参:千葉 豚レバーミンチ:国産 大豆:北海道 たけのこ水煮:福岡・愛知 糸こんにゃく:群馬 小松菜:茨城 もやし:栃木 卵:栃木 白ごま:スーダン・パラグアイ産 豆腐:愛知・佐賀 ねぎ:茨城 玉ねぎ:北海道 干し椎茸:岩手 デコポン:熊本 【 今日 の 一言 】 今日は苦戦続きの「ビビンバ」です。残菜が残りやすいので、10月から出していませんでした。しかし、「丼物」のメニューは、給食時間が短い中学生でも野菜を取りやすいので、レパートリーを増やすことは重要と考えています。今日は大胆な変更を加えての挑戦です。 今までビビンバは、野菜を茹でて冷却した後に、サラダと同じように調味料を和えて配缶していました。具の冷たさが心地よく、夏の季節でも食べやすく、私が以前勤めていた小学校では大人気でした。しかし、砧中ではあまり生徒の心を掴めていないようだったので、今日は調味料で野菜を煮て、冷やさずに、その代わり具に味を徹底的に染み込ませるようにしました。人気メニューの豚キムチ丼、プルコギ丼などと同じような作り方です。 この変更で、以前よりもビビンバっぽく、そして砧中好みの味になった気がします。しかし、醤油が目立つ味だったので、次回はコチジャンを少し増やし、豆板醤・テンメンジャンを新たに追加して作ってみようと思います。いつか、「ビビンバが人気!」と言えるようになるまで、頑張りたいと思います! そして、主菜は新メニューの手作りシュウマイです!具にはひき肉・豚レバーミンチ・豆腐・ねぎ・玉ねぎ・干し椎茸が入っています。味付けには塩・こしょう・醤油・酒・砂糖・生姜汁・粉からし・ごま油で、これらをすべて生地に混ぜ込み、成型してから蒸して作っています。味は濃すぎず、しかしシュウマイとしてのおいしさを感じることができる仕上がりでした。 これまでビビンバにはスープを合わせていたのですが、どちらも多く残ってしまっていたので、今日はシュウマイとの組み合わせを試してみました。残菜はまだわかっていませんが、今日の結果は今後の組み合わせの参考にしていこうと思っています。 ☆2月24日(金)の給食・ココアパン ・ポテトエッググラタン ・リボンパスタのスープ 【 産 地 】 にんにく:青森 豚ひき肉:北海道 豚レバーミンチ:国産 人参:千葉 玉ねぎ:北海道 マッシュルーム缶:インドネシア産 じゃが芋:北海道 生クリーム:北海道 鶏卵水煮:国産 粉チーズ:ニュージーランド産 ベーコン:千葉 鶏ガラ:国産 キャベツ:愛知 ホールコーン缶:アメリカ産 パセリ:香川 【 今日 の 一言 】 みなさん学年末テストお疲れ様でした!3年生も、ほとんどの生徒が入試を終えたと聞いております。今日のメニューは、パンとグラタンとスープです!テストで疲れた頭と体には、配りやすい、片付けもしやすいメニューが1番だと思いました。今日のメニューで、当番さんが量を調整しながら配らないといけないのはスープだけです。 ココアパンは、今日はねじり型にしてみました。これまで、丸パン、スティックパンと試してきましたが、調理せずに「パンそのもので出す場合」は、残菜が出やすい印象です。できれば、パンも主食なので、グラタンなどのおかずと交互に食べてほしいところですが、こちらも「どの形のパンが人気なのか」をいろいろと試しているところです。残菜は現段階ではまだわかっていませんが、今日の結果も今後の参考にしていきたいです。 グラタンは、ひき肉と玉ねぎなどの野菜が具として入っています。そして、メインの食材には「じゃが芋」と「茹で卵」を使っています!じゃが芋はいちょう切りにしたら、蒸してやわらかくし、その後にグラタンの中に入れています。茹で卵は、6等分くらいに切った後にグラタンに入れています。形の残った白身の食感と、ホワイトソースに溶けた黄身の濃厚な風味、そしてやわらかいじゃが芋が、ひと味違ったグラタンにしてくれます。 ただ、もう少し塩を増やした方が、生徒たちがより食べやすくなる気がしました。茹で卵も、美味しく食べるのに塩加減が重要なので、同じことかもしれないです、次回は、塩の量にに注意してみようと思います! リボンパスタのスープは、リボンの形に見立てたマカロニが入っています。このマカロニは「ファルファッレ」と呼ばれる物で、イタリア語で「ちょうちょ」のことを指します。大人気の「ABCスープ」の材料をそのままに、ただマカロニの形を変えただけのものが、今回の料理です。しかし、ファルファッレの方がマカロニの形が大きく、食べた時の味の印象も薄かったです。しかし、塩をこれ以上増やしても「味に塩のカドが立ってしまうだけ」という気がするので、次回は鶏ガラの量を増やしてスープのコクを強くしたいと思います。 ☆2月20日(月)の給食・わかめご飯 ・さばのみぞれがけ ・もやしとわかめのごま醤油和え ・にら玉汁 【 産 地 】 米:山形(つや姫) さば:欧州産 生姜:高知 大根:神奈川 玉ねぎ:北海道 ねぎ:茨城 もやし:栃木 人参:千葉 白ごま:スーダン・パラグアイ産 鶏肉:北海道 えのき:長野 豆腐:愛知・佐賀 にら:栃木 卵:栃木 【 今日 の 一言 】 ご飯とさばの残菜がとっても少なかったです!3年生は入試前ということもあり、今日もお休みの人が多い中でしたが、たくさん食べてもらえて嬉しいです!さばは、1学期の頃からとても残菜が多かったのが悩みのタネでした。しかし、2学期に入ると「さばの味噌煮」の残菜がだんだんと減っていき、今回は「さばのみぞれがけ」も同じくらい残菜が少なくなりました! 魚の油には、「健康に役立つ」とされる多価不飽和脂肪酸であるDHAが含まれています。DHAは、脳の発達や集中力を高めることへの効果が期待できると言われています。さばは、DHAをたっぷり含んでいるので、明日から学年末テストを控えている砧中の生徒たちのために、給食室から応援の気持ちを込めて作りました!結果的に、その思いが生徒たちに届いたようで、とても嬉しいです! もやしとわかめのごま醤油和えには、歯ごたえのある「茎わかめ」を適量加えています。しっかりよく噛むことで、脳への血流が促進されるので、明日に向けてのテスト勉強もはかどることでしょう。 にら玉汁は、今日もふわふわ卵!今回は、より栄養を取って欲しかったので、豆腐も入れています。魚・海藻・野菜・卵・大豆製品などから大切な栄養をバランスよく取って、テストでは全力が出せるようにがんばってください! ☆2月17日(金)の給食・ナン ・キーマカレー ・ミニタンドリーチキン ・ポテトとブロッコリーのサラダ 【 産 地 】 鶏肉:北海道 にんにく:青森 生姜:高知 玉ねぎ:北海道 じゃが芋:北海道 人参:千葉 ブロッコリー:埼玉 レモン:愛媛 豚ひき肉:北海道 豚レバーミンチ:国産 大豆:北海道 セロリ:福岡 鶏ガラ:国産 粉チーズ:ニュージーランド産 【 今日 の 一言 】 今日は去年の6月以来の登場となる「ナン・キーマカレー」です!あまり作っていないレシピだと、たくさん「こうすればよかった!もっとこうすれば美味しくなると思う!」という点がたくさん出てきて困ります(汗)。次回は、さらに美味しいキーマカレーを目指します。具体的には、今日のキーマカレーはちょっとドロドロし過ぎたのと、みじん切りの具材たちの「ボソボソ感」が気になりました。 まずはドロドロ感ですが、本来キーマカレーは小麦粉と油から作る「ルウ」は使用しません。しかし、給食のような「子供向けの大量調理」でルウなしのキーマカレーを作ると、カレーの味が弱くなりやすく、かといってカレーの味を強くしようとスパイスを駆使すると、辛かったり風味がきつかったりで食べられないという人が出る可能性があります。なので、私は給食アレンジということで、多少カレールウを加えるようにしています。今回は、そのカレールウの量が多かったようです。しかし、カレーとしての辛さはこのくらいでいいと思ったので、小麦粉と油の量だけ減らします。 また、ボソボソ感については、玉ねぎと人参の量を減らしました。反対に、ひき肉とガラスープの量を増やすことで、強いコクとサラサラ感を出したいと思います。そうすれば、より「ナン」と合わせて食べやすいカレーになるはずです! タンドリーチキンとサラダは問題なく美味しかったです。3、4回作ったことのあるレシピは、やはり安定しています。特にサラダのドレッシングは、検食(生徒たちの給食よりも早めに食べて、安全かどうか確認してもらうもの)した副校長先生から、絶賛の声をもらいました!きっと生徒たちの中にも、気に入ってくれた人がいるはず!このドレッシングは、私が品川区の小学校で調理員さんと一緒に考えたもので、オリーブ油・マヨネーズ・しょうゆ・砂糖・酢・塩・おろしにんにく・レモン汁から作っています。生徒がいつものドレッシングと違うことに気づき、「このサラダのドレッシング好き」 といった意見がみんなの間で出るようになったら、大変嬉しいです。 |
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