『お知らせ・TOPICS』のコーナーでは、「今日のできごと」や「おしらせ」など更新された順に砧中の生徒や教育活動の様子を紹介しております。

10月24日(火)の給食( ☆ 有機米を使用 ☆ )

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【 メ ニ ュ ー 】

・ご飯(有機米)  ・とり肉のから揚げ
・和風しらすサラダ  ・すまし汁


【 産 地 】

米:秋田(有機米:あきたこまち)
にんにく・鶏肉・ねぎ:青森
生姜:高知  キャベツ:群馬  人参:北海道
しらす:茨城  白ごま:スーダン・パラグアイ産
えのき:新潟  大根:千葉  豆腐:愛知・佐賀
油揚げ:アメリカ・カナダ原料  わかめ:三陸産


【 今日 の 一言 】

 今日は無農薬・化学肥料不使用の「有機米」を使っています!品種は「あきたこまち」です。乳酸菌などの微生物の力を使って「イネが育ちやすい土」を作り、「自然との共生」「生き物が安心して住める土」をモットーに育てられたお米です。
 世田谷区の施策として、これから毎月1回給食で使用していきます。生徒たちが給食を通して「有機米」という物を経験すると同時に、「自然」と「食」への理解が深まるよう、「給食だより」「各クラスの給食委員が読む手紙」にも取り上げています。
 砧中では、いつも山形県のつや姫を使っています。しっかりした「粘り」と「甘味」が特徴なので、水の量は少し多めの1.27倍にして炊いていますが、今回は有機米なので少し加減して1.25倍で炊きました。
 ご飯を中心に美味しく食事が進むように、おかずは「とり肉のから揚げ」と、カルシウムなどが取れる比較的栄養価の高いサラダの「和風しらすサラダ」、カツオダシが効いた豆腐・わかめ・えのきや野菜の入った「すまし汁」です。

 炊き上がった有機米を食べてみると、新米なだけあってとても美味しい!水加減もうまくいったようで、やわらかくてお米のもっちり感もありながら、新米特有のみずみずしさと旨味・甘味を感じ取れます!これなら、おかずと一緒に合わせると、よりいっそう美味しく食べることができます!
 いつものお米の「つや姫」もかなりいい物なので、そこまで特別に美味しいというほどの違いはありませんが、ただ「無農薬」・「化学肥料不使用」でこの味が出せることを考えると、すごいことなんだと思います。日本の農薬の使用基準は、「人体の健康に害を与えない」十分安全なものではありますが、有機米は「自然の恵み」のみで作られたことで地球環境にも優しく、より安心して食べることができるのでしょう。
 ただ、その分生育にかけるコストが増えるため、値段も倍近くします。食材費の高騰に苦しめられるここ2、3年間の学校給食の状況を考えると、日常的に使うのは難しいです。いつか、値段の問題が解決し、給食で日常的に取り入れられるようになれば、それも「持続可能な開発目標」につながるのではないかと思います。



栄養士 岩黒

☆10月23日(月)の給食

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【 メ ニ ュ ー 】

・中華丼  ・春雨中華サラダ
・りんご


【 産 地 】

米:山形(つや姫)  にんにく・いか:青森
生姜:高知  豚肩ロース:群馬  えのき:新潟
玉ねぎ・人参:北海道  たけのこ水煮:熊本・福岡
白菜・りんご(秋映):長野  きゅうり・ハム:埼玉
鶏ガラ:国産  うずら卵水煮:愛知  もやし:栃木
春雨:九州産さつま芋・北海道産じゃが芋 原料
白ごま:スーダン・パラグアイ産


【 今日 の 一言 】

 今日は中華丼です!野菜・いか・卵・肉と様々な食材から栄養を取れる、「生徒の健康と成長のための給食」として、ふさわしい料理です!…しかし、残念ながら「マーボー豆腐ご飯」と並んで、丼物の中で残菜が多いメニューです。おそらく、「カレーのようなスパイス」や「四川(しせん)料理の強いピリ辛味」のような、前面に押し出せる「強み」がなく、特徴が出しにくい味だからかと思います。そのため、「地味」「優しい味」に受け取られやすく、さらにご飯にかけることで、体感的にさらに味が薄まります。味わってみると、いろんな素材の旨味を感じて美味しいのですが…。

 「マーボー豆腐ご飯」は、10月10日(火)に改良したレシピが上手く入って、見事に成功しました。豆板醤の量を増やし、ごま油だけでなく、ラー油も新たに追加して本格的な味を目指したのが、功を奏しました。

 この「中華丼」は、今年の5月に出したときは残念な結果に終わってしまいましたが、そこから試行錯誤を重ねて、今日に至りました。具材の量を減らしてしっかり目に味が付くようにする、お米の量を多くしないように気をつける、などの調整はすでに何度も行いました。そこで今日は他のアプローチを試してみました。
 まず肉は、「やわらかくて美味しい!でも値段が高い!」という豚肩ロースにしました!プルコギ丼・豚キムチ丼などの人気料理は、節約して「豚肩肉」です。しかし、中華丼の場合は出し惜しみしていられないので、まず肉にこだわっています。
 そして、調味料では新たに豆板醤を追加して、ピリ辛の風味を付け足し、味の底上げをねらいました!(中華の調味料だし、辛さメインではなく、あくまで「味の底上げ程度」にしか使用していないので、中華丼のワクからは離れていないはず!)
 その結果、ほんのり感じるピリ辛感のおかげで、以前よりも味に飽きが来なくなり、副校長先生からも好評な意見をもらうことができました。まだ、残菜は確認していませんが、この仕上がりなら大丈夫だと思います!

 りんごは、今日が今年度初になります。秋映(あきばえ)という長野県オリジナルの品種で、酸味・甘味・食感がしっかりしているのが特徴のようです。「りんごらしい」甘さと歯応えを感じたので、今年度最初のりんごにぴったりではないでしょうか?
 りんごが美味しいと、秋が中盤に差し掛かったことと、冬が近づいてきていることを感じます。気候的には、まだ暑いんですが。



栄養士 岩黒

☆10月20日(金)の給食

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【 メ ニ ュ ー 】

・スパゲティミートソース  ・キャンディポテト
・フルーツポンチ


【 産 地 】

スパゲティ:トルコ原料  豚レバーミンチ:国産
にんにく・豚ひき肉:青森  トマト缶:イタリア産
玉ねぎ・大豆・人参:北海道  セロリ:長野
マッシュルーム缶:インドネシア産  さつま芋:千葉
粉チーズ:ニュージーランド原料  みかん缶:国産
パイン缶:フィリピン産  黄桃缶:南アフリカ産


【 今日 の 一言 】

 今日は秋の味覚「サツマイモ」を使った「キャンディポテト」です!芋はまず、太めのフライドポテトのような形の「拍子(ひょうし)切り」にします。その後、芋を素揚げしたらタレとからめます。このタレは、水・砂糖・バターで作られており、これが「キャンディ」のような濃厚な甘さを出してくれます。その味は絶妙!!見た目は「ベッコウアメ」のような感じですが、バターの風味が効いているので「スイートポテト」のような甘さと食感も感じます。まさに、サツマイモ料理の「良いとこ取り」をしたような料理です!
 ただし、サツマイモはとっても固いので下処理が大変なことと、量も多いため調理員さんの手首に負担をかける点が注意です。そのため、旬の時期とはいっても作る頻度に気をつけないと、砧中の給食に支障をきたしてしまいます。これは、栄養士である私が気をつけないといけません。それだけ作るのが大変な料理なので、みんなには味わって食べてほしいです。

 スパゲティミートソースは、これまでの反省をふまえてさらに変更を加えました。味に特徴を出すために、ひき肉に混ぜる豚レバーミンチの量を増やすことで、レバーの風味によって「味がさらに奥深くなる」ことを狙いました。
 次に、ナツメグ・クローブ・ベーリーフなどのハーブ系の量を増やして、香りが強くなるようにしてみました。最後に、これまで入れてなかった「チリパウダー」も加えて、「辛さ」をプラスしてみました。中学校給食だからこそできる、大人向けの変更ですね。
 塩分を増やすことなく、できる限り味を強くしてみましたが、味見してみるとすごく美味しい!!辛さは強く主張してきませんが、ピリッとしたスパイスが味の底上げに一役買ってくれています!香りもそうですし、元々あったトマトの旨味もあって、飽きることなく麺と一緒に食べ進みやすくなったと思います。
 ミートソースの中には、玉ねぎやセロリ・人参などの野菜のみじん切りや大豆のみじん切りがけっこう入っているので、実は栄養たっぷりなんです。なので、今日はたくさん食べてください!



栄養士 岩黒

☆10月19日(木)

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【 メ ニ ュ ー 】

・豚肉のしぐれ煮ご飯
・五目卵焼き  ・けんちん汁


【 産 地 】

米:山形(つや姫)  生姜:高知  干し椎茸:岩手
豚肉・ごぼう・豚ひき肉・ねぎ:青森  しらす:茨城
白ごま:スーダン・パラグアイ産  糸みつば:埼玉
みそ・豚レバーミンチ:国産  木綿豆腐:愛知・佐賀
たけのこ水煮:熊本・福岡  卵:栃木
人参・玉ねぎ・じゃが芋・大根:北海道


【 今日 の 一言 】

 今日は日本の伝統的な料理「しぐれ煮」を「混ぜご飯」用にアレンジした「豚肉のしぐれ煮ご飯」です。生姜の香りと醤油・砂糖による甘辛さなど、次々と変わっていく味から、「時雨(しぐれ:秋から初冬にかけて降る雨で、降ったりやんだりするのが特徴)」に例えて名付けられたとされています。そのため、この料理の肝(きも)となる食材は生姜!なるべく細く千切りにして、具材と一緒に炒め煮しました!
 ボリュームが多くて優しい味である混ぜご飯は、給食では残りがちです。そこで、砧中では「ラードと豚肉・オイスターソースの旨味を活かした中華おこわ」「油揚げの油によりご飯が食べやすくほぐれ、もち米のもっちり感と豚肉の旨味を活かした炊き込みおこわ」、そして今回の「生姜の香りを強く活かしたしぐれ煮ご飯」となるべく特徴を強く出して、生徒に食べてもらおうと工夫しています。実際、上3種類の混ぜご飯は、残菜が少ないです!
 今日は調理員さんたちと一緒に、ひたすら生姜を千切りしていました。機械で切ると、太すぎてしまうため、ここはがんばって手作業です。しかし、生姜だけでけっこうな時間と労力をとられてしまう…。こういったことも考えて、他の料理との組み合わせを考えなくてはいけません。おかげさまで、今私の手からは生姜の香りがただよっています。苦労した分、生徒たちにはたくさん食べてほしいと思います!

 五目卵焼きは、中に入れる具材を炒めてから、それを鉄板にしきつめて、上から卵液をかけてオーブンで焼いています。今日の具は、豚ひき肉とレバーミンチ・人参・たけのこ・干し椎茸・しらす・糸みつばです。肉としらす・そしてダシがたっぷりの椎茸が、ジューシーさを出してくれています。また、糸みつばの香りもいい感じです。これを食べるだけで、野菜もそこそことれますし、栄養たっぷりの卵もとれるのが嬉しいところです!しかし、今日は思ったよりも固い食感になってしまいました。そこで次回は、オーブンの温度を少し下げて焼いてみようと思いました。

 けんちん汁は、本来は油で豆腐を炒めるのですが、大量調理では豆腐の水分により油が跳ねる危険性があり、豆腐がボロボロになってしまうことが考えられるので、本来の作り方は断念しました。ただ、しっかりした豆腐の食感を出すために、いつもの「絹ごし豆腐」ではなく「木綿豆腐」にし、最後にごま油も加えることで「具をしっかり炒めるけんちん汁」の雰囲気を出そうと思いました!今日も、かつお節でとったダシの香りと、そして最後に加えたごま油の香りが、食欲をそそります。

 本日も、各クラス学芸発表会に向けて、朝から生徒たちの歌声が響いています。給食室からも、皆さんを応援しています。練習がはかどるように、今日もたくさん食べてください!

☆10月18日(水)の給食

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【 メ ニ ュ ー 】

・きな粉揚げパン  ・ハンガリアンシチュー
・キャベツとコーンのサラダ


【 産 地 】

きな粉・豚レバーミンチ・鶏ガラ:国産
人参・玉ねぎ・じゃが芋・豚肩ロース:北海道
きゅうり:埼玉  キャベツ:茨城  豚ひき肉:青森
ホールコーン缶:タイ産  ひよこ豆:アメリカ産
にんにく:青森  バター:国産
シュレッドチーズ:アメリカ・オランダ原料


【 今日 の 一言 】

 今日はみんな大好き!きな粉揚げパンです!きな粉にグラニュー糖、そして甘味を引き立たせるためにほんの少しだけ「塩」を加えてあります。それらを混ぜれば、きな粉の香りが引き立つ甘くて美味しい「魔法のきな粉」の完成です!パンの形は、粉がたくさんまぶせるように「ねじり型」にしてあります。見た目も、普通のコッペパンより美味しそうに見えると思うのですが、どうでしょうか?きな粉には、大豆の栄養がたっぷりで、その点も含めて給食として重宝されるメニューです!油を吸いすぎないよう、調理員さんが手早くさっと揚げてくれたおかげで、とっても美味しかったです!
 しかし、うっかり紙ナプキンをつけるのを忘れてしまい、給食の写真撮影時にも気がつきませんでした。検食をされた副校長先生のご指摘により、気づいた次第です。急いで調理員さんたちと協力して、給食時間前に生徒たちの分をワゴンに乗せることができました。給食室では、異物の混入・アレルギー対応・衛生面や味などについて、細心の注意をもって全力で調理をしておりますが、紙ナプキンについては盲点でした。これからも、学校全体で支え合いながら、生徒たちのために安全・安心な美味しい給食が作れるように、引き続き気をつけていきたいです。

☆10月17日(火)の給食

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【 メ ニ ュ ー 】

・ご飯  ・さばの辛味焼き
・にらもやしのごま風味  ・豚汁


【 産 地 】

米:山形(つや姫) 生姜:高知  ねぎ・豚肉:青森
もやし・にら:栃木  豆腐:愛知・佐賀
白ごま:スーダン・パラグアイ産  大根:千葉
人参・じゃが芋:北海道  みそ:国産
油揚げ:アメリカ・カナダ原料


【 今日 の 一言 】

 今日のメインは「さばの辛味焼き」です!サバを豆板醤・生姜・長ネギ・酒・醤油・砂糖で漬け込んで焼くピリ辛味の料理…のはずです。
 と言うのは、去年作ってみたところ、あまり辛くなくて優しい味だったためです。そこで今回は、豆板醤の量を増やしました。やはり、何度も作ったことのないレシピは、まだまだ改良の余地があるようです。今日もまだ辛さが弱めだったので、次回はさらに豆板醤の量を増やします。
 本来なら、豆板醤の辛味と長ネギ・生姜の風味により、さばの強い生臭さと脂っこさが、いい感じに食べやすくなるはずです。「豚キムチ炒め」、そして昨日の「ホイコーロー丼」のように、辛めの味が人気の砧中にとっては、とても食べやすい魚料理だと思うので、人気が出るようにがんばって試行錯誤していきます!
 魚には、魚にしかない「DHA」「EPA」という「多価不飽和脂肪酸」が入っています。この脂肪酸は、「集中力アップ」「脳の発達」に効果があるとよく言われますが、その他にも「生活習慣病の予防」などにも貢献してくれます。健康維持のためには、魚の油を一定量摂取することが推奨されているため、給食と魚には「切っても切れない関係」があります。そのため、これからも主食である「ご飯」と一緒に、美味しく魚を食べましょう!

 にらもやしのごま風味は、名前どおり2つの野菜に、醤油・塩・砂糖・酢・ごま・ごま油を和えています。シンプルですが、酢と醤油・ごま油の絶妙な割合によって、とても食べやすく、サバを食べた後の口をさっぱりとさせてくれます!

 豚汁は、日本の家庭料理として伝統的で親しみのある料理ですね。給食では具沢山にしてしまいがちなので、具の量に気をつけています。今日使ったのは、豚肉・人参・大根・じゃが芋・油揚げ・豆腐・長ネギです。できれば「ごぼう・こんにゃく」も入れたかったのですが、今日の組み合わせから、このくらいが妥当と考えて、種類を抑えました。

 今日も全ての料理を、生徒たちが気持ちよく、バランスよく食べてくれていることを願っています!

☆10月16日(月)の給食

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【 メ ニ ュ ー 】

・ホイコーロー丼  ・にら玉スープ
・もやしの中華サラダ


【 産 地 】

米:山形(つや姫) にんにく・ねぎ:青森
生姜:高知  豚肩ロース・干し椎茸:岩手
キャベツ:長野  ピーマン:茨城  鶏ガラ:国産
もやし・にら・卵:栃木  きゅうり・ハム:埼玉
人参・鶏もも肉:北海道  豆腐:愛知・佐賀
白ごま:スーダン・パラグアイ産


【 今日 の 一言 】

 今日はキャベツたっぷりホイコーロー丼です!ホイコーローとは漢字で「回鍋肉」と書きます。「一度調理した具材をもう一度鍋に戻して調理する」ことから、「鍋を回す」という漢字が当てられたそうです。本来の作り方は、豚肉を茹でる・または煮てから再び鍋に戻して、野菜と炒め合わせます。味付けは、味噌や豆板醤を使って辛めに作られることが多いようです。
 給食では、キャベツを大量に使うので、短冊に切り終わったキャベツに一度熱湯をかけて、しんなりさせます。これにより「カサ」も少し減り、釜に入れた際に全体を炒めやすくなり、火の通りと味の染み込みも良くなります。にんにく・生姜・油を釜に入れて熱し、香りが出たら豚肩ロースを加えます。肉を炒めながら、人参・椎茸・キャベツを入れていき、塩・こしょう・豆板醤を適時加えていきます。頃合いを見て、鶏ガラスープ・赤みそ・砂糖・酒・醤油の合わせ調味料を入れて、最後に水溶き片栗粉・ピーマン・ごま油を入れて完成です!
 生徒たちに大人気の料理で、野菜もたくさん取れる!成長期の生徒たちの健康を支える、給食として心強いメニューです!

 もやしの中華サラダは、もやし・きゅうり・人参を茹でてから冷却し、最後に手作りドレッシングと「蒸して冷やしたハム」を合わせます。ドレッシングのごま油と酢・醤油とハムが「中華感」を一層感じさせてくれて、今日のメニューにぴったり!口の中がさっぱりとして、とても美味しかったです!

 にら玉スープは、鶏肉・人参・にら・豆腐・ねぎ・溶き卵を使っています。他2品で野菜がたくさん取れるので、今日は豆腐・卵などでたんぱく質を補うことと、スープの水分によって食事が円滑に進むことを目的として献立に入れました。
 先ほどまで私自身、ニラを切るのを手伝っていたのですが、ニラの強い香りが手に残っています(笑)。ニラの香りって、本当に食欲をそそるし、中華料理に合うんですよね。

 少しずつ、お休みの子が少なくなった気がします。来週には学芸発表会が控えています。給食を食べて、元気に当日を迎えられるよう、今から食事・運動・睡眠の規則的な生活を心がけましょう!

☆10月13日(金)の給食

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【 メ ニ ュ ー 】

・キムチチャーハン  ・わかめスープ
・ポテチーぎょうざ


【 産 地 】

米:山形(つや姫) にんにく・ねぎ・豚肉:青森
生姜:高知  キムチ・鶏ガラ:国産  パセリ:長野
人参・じゃが芋・鶏肉:北海道  卵・もやし:栃木
万能ねぎ:福岡  たけのこ水煮:福岡・熊本
えのき:新潟  白ごま:スーダン・パラグアイ産
シュレッドチーズ:アメリカ・オランダ原料
わかめ:三陸産


【 今日 の 一言 】

 昨日の「鮭のチャンチャン焼き」は60個残ってしまい、10%以上の残菜率で残念な結果に終わってしまいました。バターと味噌の効いた「チャンチャン焼き」らしい美味しい味ができたと思ったのに!
 しかし、子供の意見として「たくさん食べるのはきつい」ということも耳にしました。確かにその通りかもしれないですね。昨日の欠席の数も含めて考えると、この結果は仕方がないのかもしれません(クラスによっては、欠席者の数よりも多く残っていたのは気になりますが…)。
 鮭については、ダントツで「鮭の塩焼き」の方が食べてくれます。ですが、だからといって塩焼きだけにしてしまうと、子供たちの食の世界が広がらずに、将来の食生活も偏ったものになってしまいます。そのため、出す頻度に気をつけながら、時々は昨日のような郷土料理もこれから出していき、子供たちが将来の食生活を豊かにできるようにさせてあげたいです。

 今日の給食は、キムチチャーハンです!ラードと醤油・塩を入れて炊き上げた中華風味のご飯と、キムチや豚肉などの具を炒め合わせます。作り方は、本格中華そのもの!給食用の釜を「巨大な中華鍋」に見立てて、油の中に大量の溶き卵を加え、半熟になる前に大量のご飯を入れて炒め合わせます。卵が固まる前に全体が馴染むように、体力とスピードがものを言う作業です。そして恐ろしいのが、この工程を全クラス分、何回も繰り返さなくてはならないことです。今日は2年生がいないとはいえ、本当にいつもありがとうございます調理員さん!

 ポテチーぎょうざは、中身がじゃが芋とチーズ、パセリでできています。世田谷区の給食室では、以前もお伝えしたとおり、6月から9月までは生肉を使った成型する料理が禁止されています。そのため、その期間でもぎょうざが出せるように、「中身がじゃが芋」のレシピを開発しました。今日は10月なので、中身が肉の「普通のぎょうざ」も作れるのですが、10月は肉の摂取率がオーバーしていたため、このポテチーぎょうざにしました。食べてみると、とっても美味しいので、ぜひ味わってほしいと思います。
 今日ももちろん、1つ1つ手作業で包んでいます!そしてこの作業を、今日も職場体験に来た2年生に手伝ってもらいました。最初は緊張していた手も、慣れてくるとスムーズになり、しっかり戦力になってくれていました。ずっと立ったままでの作業だったので、最初は辛そうでしたが、次第にそういった様子もなくなり、洗い物の作業まで最後までやり切った姿は立派でした!

 わかめスープは、他2品では不足している野菜・海藻の栄養を補えるように作ってあります。塩・醤油・ごま油の風味によって美味しく食べることもできますし、他2品の油が多めなので、口の中もスッキリさせてくれます!
 ということで、今日もバランスよく食べてもらえたら嬉しいです!


栄養士 岩黒

☆10月12日(木)の給食

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【 メ ニ ュ ー 】

・栗ご飯  ・呉汁
・鮭のチャンチャン焼き


【 産 地 】

米:山形(つや姫) もち米:国産  キャベツ:群馬
むき栗:熊本・大分・茨城  えのき:新潟
鮭・鶏肉・大根・じゃが芋・大豆:北海道
ピーマン:茨城  ごぼう:青森  みそ:国産
油揚げ・豆乳:アメリカ・カナダ産大豆  ねぎ:青森


【 今日 の 一言 】

 今日は秋の味覚「栗ご飯」と、北海道の郷土料理「鮭のチャンチャン焼き」と、栄養たっぷりの「呉汁」です!

 「栗ご飯」は、国産の栗を使っています。値段は高いですが、せっかくの季節の料理で今しか出せないので、大事に使って調理しました!栗は三温糖・みりん・塩・水で下煮をしてから、さらに米・もち米と一緒に炊き込んでいます。炊き上がったらいつも通り混ぜるのですが、この時に栗が適度に砕けてちょうどいい大きさになります。子供は栗をあまり好んでは食べませんが、小さくなって全体的にバラければ、子供たちも食べやすくなり、栗のおいしさを知ってもらういい機会になります。もち米による粘りと醤油・砂糖・栗の甘さも加わり、とっても美味しい・見た目も綺麗な栗ご飯が出来上がりました!今日も、お休みの子が多くて、全員に食べてもらえなかったのが残念(泣)

 鮭のチャンチャン焼きは北海道の有名な郷土料理です。鉄板を使って、鮭と野菜をバターとみそで豪快に焼き上げます。「たくさんの数を同時に作り上げなくてはならない給食」では同じ作り方は難しいので、野菜をバター・みそ・醤油・みりんで炒めてから鮭の上に盛り付けて、オーブンで焼くという方法をとっています。
 去年は残念ながら、残菜が多く出てしまいましたが、今回は思い切って、上に盛り付ける野菜・みそ・バターの量を増やして「チャンチャン焼き」の味を強調してみることにしました。すると、なんて美味しいことでしょう!これだったら、食べてもらえると思います!
 「1個1個、鮭を紙カップに入れて、出来上がった野菜を盛り付ける」。この作業を、本日も職場体験に来た2年生の生徒に手伝ってもらいました!昨日の一生けんめいな仕事ぶりを全員知っているので、立派なチームの一員として、みんな笑顔で作業をしていました!インフルエンザにより、全員参加できないのは残念ですが、参加できなかった友達にも得られた経験を伝えられるよう、思い出に残る実習にさせてあげたいです。

 呉汁は、大豆と豆乳をミキサーして、それをみそ汁に加えて作っています。細かく砕いた大豆を「呉(ご)」と呼び、それを使った全国的に有名な郷土料理です。大豆がたくさん入るため、栄養たっぷりな汁物です!そのため、今日のように、「混ぜご飯」「野菜の乗った主菜」と他の料理がボリュームたっぷりなため、「4品」ではなく「3品」にせざるを得ない時に、頼りになる料理です!病気が流行っている今の時期にこそ、この大豆たっぷりの汁を食べてもらい、免疫力を高めてもらいたいと思っています!

 今日もたくさん食べてください!



栄養士 岩黒

☆10月11日(水)の給食

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【 メ ニ ュ ー 】

・わかめご飯  ・青菜と豆腐のスープ
・コロッケ  ・和風ドレッシングサラダ


【 産 地 】

米:山形(つや姫) 豚レバーミンチ:国産
大豆・人参・玉ねぎ・じゃが芋:北海道
豚ひき肉・ねぎ:青森  ポテトフレーク:国産
もやし:栃木  きゅうり:埼玉  えのき:新潟
白ごま:スーダン・パラグアイ産  小松菜:茨城
ホールコーン缶:タイ産  生姜:高知


【 今日 の 一言 】

 今日はみんな大好きコロッケです!コロッケは、まず最初にひき肉と野菜のみじん切りを炒めます。それとは別に、じゃが芋も準備しておきます。大量のじゃが芋の皮剥き・芽取り・洗浄をし、切って蒸したら潰します。これだけでも大変ですが、その大量のじゃが芋を他の具材と混ぜて、ようやく生地が完成です。
 しかし、ここからが本番!大量の生地を一個一個ていねいに形を整えていき、パン粉をまぶして油で揚げていきます。最後にソースをかけて、ようやく完成です!
 出来立てのコロッケはとってもホクホク!じゃが芋と水分の多い玉ねぎの絶妙な量のバランスにより、なめらかで柔らかい食感・時々感じる肉の味・そしてサクサクの衣!とっても美味しいコロッケになりました!揚げてる途中でパンクすることもなく、上手に生地を作って揚げてくれた調理員さんに、今日も感謝です!

 そして、今日は給食室に助っ人が来てくれました!今日から3日間、2年生が職場体験なのですが、なんと砧中の給食室にも職場体験で2年生が来ています!
 2人とも、衛生的な身支度と手洗いをしたのち、周りの調理員さんたちに教えてもらいながら、せっせとコロッケの成型をしてくれました。その後は、洗い物を手伝ってもらいましたが、弱音を一切はかずに、さらに集中して作業してくれていたので、けっこうな戦力になり助かりました!今日のコロッケの様子は、別の先生がホームページにアップする予定なので、ぜひご覧ください!

 主食はこちらも大人気のわかめご飯!コロッケはご飯と合う・合わないが好みの分かれるところですが、わかめご飯なら「ご飯だけ」でも食べやすいですよね。もちろん、コロッケと合わせても美味しいですよ!
 サラダはもやし・人参・きゅうり・コーンを使っています。白ごまと醤油をベースに作った和風ドレッシングサラダです!コッテリしたコロッケのお供に最適なおかずです!
 青菜と豆腐のスープは、今日の和食に合わせて、カツオと昆布の「合わせだし」で取っています!人参・えのき・小松菜・ねぎ・豆腐をだし汁で煮ていき、塩・醤油で調味したら、最後に生姜汁とごま油を加えて、食欲をそそる香りを出していきます。美味しかったのですが、生姜汁が少し「酸っぱさ」を感じさせそうな味を出していたので、次回はちょっと生姜汁を少なくしようと思います。
 
 このように、今日も全ての料理に心を込めて作ったので、コロッケをメインにみなさん味わって食べてもらえたらと思います!

☆10月10日(火)の給食

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【 メ ニ ュ ー 】

・マーボー豆腐ご飯
・バンサンスウ  ・梨


【 産 地 】

米:山形(つや姫)  生姜:高知  干し椎茸:岩手
にんにく・ねぎ・豚ひき肉:青森  もやし:栃木
豚レバーミンチ・鶏ガラ・赤みそ・豆腐:国産
大豆・玉ねぎ・人参:北海道  きゅうり:埼玉
八丁みそ:三河産(愛知)  梨(南水):福島
たけのこ水煮:福岡・熊本
白ごま:スーダン・パラグアイ産


【 今日 の 一言 】

 今日は4月に登場して以来!久しぶりのマーボー豆腐になります!
 
 世田谷区は、給食の衛生管理上のルールとして、6月から9月までの間は、「大量に豆腐を使う料理」と「生肉を成型して作る料理」は禁止されています。高い気温の中、痛みやすい豆腐・汚染リスクのある生肉を長時間扱う場合、衛生的な管理が難しいとされるためです。児童・生徒の安全のためにも、マーボー豆腐やハンバーグは献立から外してきましたが、10月になったので今日が久々の登場です!
 しかし、マーボー豆腐はご飯の上にかける「丼物」メニューの中では珍しく、残菜が出やすい料理です。これは私の推察ですが、大量の豆腐が入っているため味を薄くしてしまい、さらにボリュームも多くなるからだと思われます。これまでも豆腐の量を再三にわたって減らしてきましたが、解決の糸口が見えなかったため、今回は味付けを変えてみようと思いました。
 レシピを見直した結果、なんと「ラー油」が材料に入っていなかったため(すみません!)、今回はラー油を新たに追加し、さらにトウバンジャン・テンメンジャン・八丁みその割合も変更し、深みのある味と辛さが出るようにしてみました。「豚キムチ丼」が大人気な砧中なら、おそらく好まれる味になったと思います。
 しかし、欠席者の人数が多かったため、1人分の量が予想よりも多くなってしまいました。お昼の放送で、「お玉1杯半」という目安の量を伝えましたが、心配事が尽きないメニューです。栄養たっぷりな大豆製品をたくさんとれるので、給食にとってはありがたいメニューなんですが…。今後も試行錯誤を重ねて、何とか「食べるメニュー」に変えてあげたいです。

 バンサンスウは、バン「和える」・サン「3種類の野菜(人参・もやし・きゅうり)」スウ「細い」という言葉から来ている中華料理です。シャキシャキする野菜に醤油・酢・ごま油・砂糖の絶妙な割合で、すっきりさわやかで美味しい!マーボーにぴったりの副菜です!

 そして、今日の梨は「南水」という品種の物を使っています。甘味が強くて美味しかったのですが、黒ずんでいる物が7個ほど出てしまい、数が足りなくなったので急いで八百屋さんに連絡して、持ってきてもらいました。「もう梨の時期も終わりだな…」と感じました。

☆10月6日(金)の給食

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【 メ ニ ュ ー 】

・シーフードピラフ・チリコンカン添え
・パリパリサラダ  ・小松菜と卵のスープ


【 産 地 】

米:山形(つや姫)  イカ:ペルー  えび:インド
人参・玉ねぎ・豚挽肉・大豆・鶏肉・じゃが芋:北海道
にんにく:青森  ベーコン:千葉  きゅうり:埼玉
ピーマン・小松菜:茨城  トマト缶:イタリア産
豚レバーミンチ・鶏ガラ:国産  キャベツ:群馬
ホールコーン缶:タイ産  卵:栃木


【 今日 の 一言 】

 ようやく1週間が終わりますね。今週は、とにかくインフルエンザの流行に悩まされた印象です。そんな中、今日まで全クラスの給食を作り続けることができたのは嬉しかったです。調理員さんたちも、欠席の多いクラスはその都度人数を計算し直し、配缶量を減らすなどの細かい対応を、今週はずっとしてくれていました。本当にありがとうございます!

 今日はシーフードピラフにチリコンカンを添えています。ピラフにはイカ・えび・ベーコン・人参・玉ねぎ・ピーマンが入っています。にんにくの香りをたたせてから具材を炒めていき、塩・こしょう・醤油・白ワインを加えて調理しています。主食として食べられるよう、味は薄めにしてありますが、これだけで食べてもとても美味しかったです。
 このピラフに、チリコンカンを添えます。トマトとひき肉・玉ねぎなどの野菜と大豆を煮込み、チリパウダーやパプリカなどのスパイスを効かせた料理で、ピラフと合わせることでカレーやハヤシライスのように食べることもできますし、チリコンカンだけで食べてピリッと強い味を楽しむこともできます。大豆も入っているので、栄養もありますよ!

 パリパリサラダは、ワンタンの皮を揚げてスナック状の物を作り、サラダの上に盛り付けています。サクサクとした食感がサラダと合わさることで、食感と味にアクセントが生まれ、野菜が苦手な人でも食べやすいサラダになります!久しぶりに作りましたが、このサラダ、どの学校で出しても大人気なんです!

 スープは鶏肉・玉ねぎやじゃが芋・小松菜などの野菜と、溶き卵が入っています。今日も卵はフワフワ!調理員さんがゆっくりゆっくり少しずつ流し入れてくれたおかげです!味付けはシンプルに塩・こしょうですが、これが卵などの具材の味をさらに引き立ててくれて、とても美味しく食べることができます。じゃが芋もとろけるようなやわらかさで、とっても美味しかったです!
 みなさん、最後までバランスよく食べて、来週こそはみんなで元気に登校できるようにしたいですね!

☆10月5日(木)の給食

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【 メ ニ ュ ー 】

・五目あんかけそば
・大豆とじゃこの甘唐揚げ  ・オレンジゼリー


【 産 地 】

にんにく・イカ:青森  生姜:高知  白菜:長野
豚肉・玉ねぎ・人参・大豆:北海道  小松菜:茨城
たけのこ水煮:福岡・熊本  うずら卵:愛知
もやし:栃木  ちりめんじゃこ:広島
白ごま:スーダン・パラグアイ産
100%オレンジジュース:ブラジル産オレンジ


【 今日 の 一言 】

 今日は世田谷区の陸上大会があります。砧中からも40名ほどの生徒が選手として参加します。みんな頑張れー!!
 そのため、今日は各クラス参加者を除いた、少なめの人数になっています。少ない人数でも楽しく食べられるように、今日は麺料理にしました!

 「五目あんかけそば」は、蒸し中華麺の上に、野菜・肉・魚介・うずら卵の入った中華あんをかけて食べます!様々な食材の旨みが合わさって、とても深い味わいになっています。最初ににんにく・生姜・豚肉を炒めて、玉ねぎ・人参・たけのこを加えていきます。材料が炒まったら、朝イチでとっている「鶏ガラスープ」を加え、白菜・もやし・塩・こしょう・醤油・酒を加えて煮込んでいきます。その後、イカとうずら卵・下ゆでした小松菜を加えたら、お酢とごま油・水溶き片栗粉を加えて出来上がりです!それぞれの食材の特性を考えて入れる順番を変えて、調味料も同時に入れるのではなく、それぞれ適したタイミングで加えてもらっています。特に、最後にお酢を入れることで、中華あん特有の甘酸っぱさが出て、食欲をそそります!
 「給食も料理」という心をもって、毎日シェフ顔負けの姿で一生けんめいに取り組んでくれている調理員さんたち、今日もありがとうございました!!

 大豆とじゃこの甘唐揚げは、「ちりめんじゃこ」と「片栗粉をまぶした大豆」を油で揚げています。その後、醤油・砂糖・みりん・白ごまで作ったタレと絡めてできあがりです!甘辛いタレが、サクッと揚がった大豆・じゃこと合わさって、とても美味しいです!子供達が苦手とする食材ですが、洗練された調理のおかげで、残菜も少ない人気料理に大変身です!

 そしてオレンジゼリーは、水と寒天と砂糖を煮詰めた寒天液と、湯煎で温めたオレンジジュースを合わせて、1つ1つゼリーカップに注いでいきます。これが大変な手間で時間も場所も人手もとられるのですが、市販の物よりも果物の味を活かした美味しいゼリーになるので、今日も調理員さんたちががんばって作ってくれました。ぜひ、生徒たちには味わって、大切に食べてほしいです!

☆10月4日(水)の給食

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【 メ ニ ュ ー 】

・ココアパン  ・ポテトチーズグラタン
・ABCミネストローネ


【 産 地 】

豚ひき肉・人参・玉ねぎ・じゃが芋:北海道
にんにく:青森  豚レバーミンチ・鶏ガラ:国産
マッシュルーム缶:インドネシア産  パセリ:長野
調理用牛乳:国産・一部 東京牛乳使用
シュレッドチーズ:アメリカ・オランダ原料
ベーコン:千葉  キャベツ:群馬
生クリーム:北海道  ホールコーン:タイ産


【 今日 の 一言 】

 今日からアイ組さんたちは3日間、移動教室に出かけます。あいにくの天気ですが、実りある体験になることを願っています。帰ってきたら、また美味しい給食が待っていますよ!

 今日も風邪症状や体調不良等で欠席の生徒が多いですが、幸いにも学級閉鎖となるクラスは今のところ出ていません。不安な気持ちを吹き飛ばすべく、今日はココアの美味しそうな香りが広がる「ココアパン」、ホワイトソースとチーズのコクがたまらない「ポテトチーズグラタン」、トマトのほのかに効いた酸味と旨味・英数字の形のマカロニが見た目も面白い「ABCミネストローネ」を作りました!たくさん食べて、病気に負けない強い体と心を作りましょう!

 ココアパンは、食欲をそそる香りがしつつも薄味なので、グラタンやトマトスープと合わせて美味しく食べることができます!
 グラタンは1つ1つが手作り!ひき肉・人参・玉ねぎのみじん切り・マッシュルーム・蒸したじゃが芋・そして牛乳や小麦粉などから作ったホワイトソースを合わせて紙カップに流し込み、さらに上にチーズとパセリ・パン粉を乗せてオーブンで焼き上げています!食べてみましたが、その美味しさにびっくり!食べた後の満足感が、ハンパないです!!
 ミネストローネは、グラタンとの相性が抜群!トマトの酸味・旨味がグラタンのチーズとホワイトソースの味とよく合い、交互に食べたくなってしまいます!主食であるココアパンも食べれば、次はどのおかずと組み合わせようか楽しみになってくるはずです!今日も味わって、楽しんで給食を食べてください!

☆10月3日(火)の給食

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【 メ ニ ュ ー 】

・きのこのカレーライス
・カルちゃん大根  ・梨


【 産 地 】

米:山形(つや姫)  にんにく・大根・豚肉:青森
豚レバーミンチ・鶏ガラ:国産  エリンギ:長野
玉ねぎ・人参・じゃが芋:北海道  きゅうり:埼玉
マッシュルーム缶:インドネシア産
粉チーズ:ニュージーランド産
マンゴーチャツネ:タイ産
白ごま:スーダン・パラグアイ産
ちりめんじゃこ:広島  梨(にっこり):栃木


【 今日 の 一言 】

 最近気温も下がってきて、秋だなーと感じます。今日は、給食でも秋を感じさせてくれるメニュー、「きのこのカレーライス」です。
 「きのこ」は低カロリーで、旨味と水分・食物繊維を豊富に含んでおり、料理にも使いやすいヘルシーな食材です。ですが、使いすぎると水分によりカレーが薄くなってしまうので、やはり料理に取り入れる上では「バランス」を考えることが重要です。
 給食に使ったきのこは、比較的好き嫌いが少なく、洋食にも使いやすい「エリンギ」と「マッシュルーム」です。いつものポークカレーをベースに、少し入った「きのこ」が食材のアクセントとなり、季節感を生徒たちに与えてくれるといいなと思っています。豚肉の濃厚な旨味と野菜・鶏ガラ出汁の旨味・マンゴーチャツネの甘味・最後に入れる粉チーズのコク、全てが合わさって、今日もとても美味しいカレーが出来上がりました!

 カルちゃん大根は、カルシウムたっぷりのちりめんじゃこを使っています。野菜と一緒に、ごま油・醤油・砂糖・酢などと和えているので、「福神漬け」感覚でカレーと一緒に食べると最高です!

 また、今日の梨は栃木県産の「にっこり」という品種でした。どうやら、前回使った「新高(にいたか)」と「豊水」の交配によって生まれた品種で、強い甘味と控えめな酸味、多い水分が特徴のようです。でも、私としては前回使った「新高」の方が、甘くて美味しくて「砧中向き」だなーと思いました。
 しかし、毎回給食で納めてくれる八百屋さんは、その時の旬や食材の質を考えて選んでくれるので、いろんな品種と触れ合う機会が増えて私自身、勉強になります。生徒たちも、知らず知らずのうちにいろんな種類の野菜・果物にすでに触れているということを、どこかで伝えてあげたいと思っています。


栄養士 岩黒

☆10月2日(月)の給食

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【 メ ニ ュ ー 】

・ご飯  ・イワシハンバーグ
・白菜のお浸し  ・どさんこ汁


【 産 地 】

米:山形(つや姫)  豆腐:愛知・佐賀
豚ひき肉・ねぎ・豚肩肉:青森  いかすり身:ペルー
イワシすり身:鹿児島  豚レバーミンチ・みそ:国産
人参・玉ねぎ・じゃが芋:北海道  白菜:長野
小松菜:茨城  油揚げ:アメリカ・カナダ原料
白ごま:スーダン・パラグアイ産  わかめ:三陸
ホールコーン:タイ産


【 今日 の 一言 】

 今日はイワシのすり身を使ったハンバーグです!給食では1回の肉の摂取基準量が24gまでと非常に厳しいので、肉の使用量を節約しつつ、美味しくできる料理が求められます。今日のイワシハンバーグは、肉を減らしつつ魚の摂取量も確保でき、ハンバーグとしても美味しく食べられる優れたメニューです。
 単純に、イワシだけでハンバーグを作ってしまうと、生臭くて食感もボソボソのハンバーグになってしまいます。そこで、豚ひき肉・豆腐・イカのすり身も加えることで、それぞれの素材の味を活かしながら栄養バランスも取れて、食感もやわらかくてジューシーなハンバーグになります。他には、長ねぎ・人参のみじん切り・パン粉・卵・砂糖・醤油・酒を入れて、全体を混ぜて生地を一つひとつ作っています。焼いたら、ケチャップと中濃ソースを煮詰めて作ったタレをかけて、出来上がりです!

 白菜のお浸しは、野菜とは別に、油揚げを砂糖・醤油で煮詰めて、たっぷり味を含ませています。その後冷却し、野菜と調味料と和えて出来上がりです!さながら「きつねうどん」のお揚げのように、噛むと中から濃厚な味がジュワッと出てきて、とても美味しいです!

 どさんこ汁は、9月にも作りました!人参・玉ねぎ・じゃが芋・コーン・わかめ・バター・みそといった、北海道が主な産地である食材を使ったみそ汁です。実際の給食では食材費等の問題もあり、全て北海道産というのは難しいのですが、食べてみるととても美味しい!特にみそとバターの味は、「これぞ北海道!」という感じがします。

 引き続き、全国的にインフルエンザ・コロナウイルスなどの感染症が流行しています。病気に負けないよう、しっかり食べて栄養をとって、体の免疫力を高めて、今週も元気に乗り越えましょう!

☆9月29日(金)の給食

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【 メ ニ ュ ー 】

・セサミビスキュイパン  ・ポークシチュー
・オニオンドレッシングサラダ


【 産 地 】

卵:栃木  白すりごま:スーダン・パラグアイ産
キャベツ:長野  きゅうり:埼玉  豚肉:福島
人参・玉ねぎ・じゃが芋:北海道  にんにく:青森
ホールコーン缶・ひよこ豆:アメリカ産
鶏ガラ:国産  ダイストマト缶:イタリア産
マッシュルーム缶:インドネシア産


【 今日 の 一言 】

 今日はサクサクの甘いビスケット生地がかかった、「ビスキュイパン」です。ビスケット生地は、通常は砂糖・バター・卵・小麦粉・ラム酒・アーモンドパウダーを混ぜて作ります。しかし「アーモンド」はアレルギーの問題があり、普段給食ではあまり出てこないため、誤食事故が起こりやすいです。そこで、砧中学校では、栄養たっぷりの「白すりごま」で「アーモンドパウダーの」代用をして、「セサミビスキュイパン」として出しています。
 泡立て器で材料を混ぜるのですが、塗るにはちょっと固めの生地として仕上がります。ですがご心配なく!焼いていくうちに、パンの上に乗せた「ビスケット生地」がだんだん溶けていき、パン全体に溶け落ちながら広がっていきます。焼き上がれば、サクサクの甘い衣に包まれた「セサミビスキュイパン」の完成です!中間テストで疲れた頭には甘いパンを味わって食べて、癒されてください!

 付け合わせは、おろし玉ねぎと調味料を煮詰めて作った特製「オニオンドレッシングサラダ」と、肉と豆・野菜とじゃが芋・そして「手作りルウ」の入った濃厚「ポークシチュー」です。肉と豆のたんぱく質、野菜のビタミン・ミネラル・食物繊維がたっぷり取れます!甘いパンと交互に食べれば、食欲が湧いてくること間違いなし!!

☆9月27日(水)の給食

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【 メ ニ ュ ー 】

・わかめご飯  ・サバのみぞれがけ
・華風もやし  ・小松菜と豆腐のみそ汁


【 産 地 】

米(つや姫):山形  さば:欧州産  生姜:高知
大根・ねぎ・にんにく:青森  玉ねぎ・人参:北海道
もやし・にら:栃木  白ごま:スーダン・パラグアイ
えのき:長野  油揚げ:アメリカ・カナダ原料
豆腐:愛知・佐賀  小松菜:熊本  みそ:国産


【 今日 の 一言 】

 明日から中間テストが始まります。テスト前日の給食は、集中力アップ・脳の発達に役立つと言われる「DHA」が豊富なサバにしました!
 サバは「生臭さ」と「シマシマの見た目」が子供に嫌われやすいのですが、そういったものが気にならないよう、たっぷりの大根おろしで作った「おろしソース」を上からかけています!
 サバは、酒と生姜に漬けておき、生臭さをとります。おろしソースは、醤油・みりん・三温糖・塩・かつおダシ・大根・玉ねぎ・長ねぎを煮詰めて作っています。玉ねぎも混ぜているのは、甘さを出して食べやすいソースにするためです。大根の爽やかな食感と風味が、サバの油っこさを気にならなくし、気持ちよくご飯のおかずとして食べられるようになっています!
 昨日の「ししゃも」に続き、サバも去年に比べて残菜が劇的に減りました!今日もしっかり食べましょう!

 他には、ごま油とにんにく・ラー油の風味を効かせたシャキシャキの「華風もやし」、油揚げと豆腐・野菜が入ったみそ汁です!みそ汁は、大豆と野菜の栄養が入っているので、給食の栄養バランスをさらに一段階上へ引き上げてくれます!
 しっかりよく噛んで食べて、脳に栄養を送り、明日からのテストで全力が出せるようがんばってください!

☆9月26日(火)の給食

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【 メ ニ ュ ー 】

・ご飯  ・ししゃもフライ
・野菜のごま和え  ・カレー肉じゃが


【 産 地 】

米(つや姫):山形  ししゃも:アイスランド産
もやし:栃木  小松菜:茨城  糸こんにゃく:群馬
人参・豚肉・玉ねぎ・じゃが芋:北海道  みそ:国産
白ごま:スーダン・パラグアイ産  生姜:高知
さやいんげん:群馬


【 今日 の 一言 】

 今日は骨ごと食べられる大切なカルシウム源「ししゃも」を使ったフライと、もやし・小松菜を茹でて冷却後、みそ・砂糖・醤油・ごまと和えた「野菜のごま和え」、そしてカレー粉を効かせた「カレー肉じゃが」です!

 ししゃもフライは今日もサクサク!中は卵とししゃもの身でしっとりふっくら。とっても美味しいです!
 砧中では、「ししゃもフライ」がほぼ毎月出ます。できれば「焼きししゃも」やごまをまぶした「ししゃものごま焼き」などを試したいところですが、「焼き物」となるとどうしても焼き目が付かない物が出てきてしまい、生っぽい印象を与えてしまいます。これは、給食で使っている最新のデジタル調理機器「スチームコンベクションオーブン」に原因があります。この機械は「食品全体を熱と蒸気によってムラ無く加熱できる」優れ物である一方、鉄板やトースター・直火で焼くような「焼き色」が付きにくいという欠点があります。
 ししゃもを食べた生徒が生っぽい印象をもってしまうと、ますます「ししゃも」離れが進んでしまいます。そこで砧中の給食では、ししゃもを身近で食べやすい物と思ってもらうために、サクッと美味しく、骨まで抵抗感なく食べられる「ししゃもフライ」を積極的に出すようにしております。
 去年は残菜率が10%近くと多かったのですが、冬頃から今にかけて、気がつけば2%くらいにまで減りました。ほとんどの人が抵抗感なく食べられるようになったみたいで、嬉しいです。

 「カレー肉じゃが」はシンプルに、肉じゃがにカレー粉を加えた料理になっています。同じように、ごま油・長ねぎ・ごま・コチジャンを加えた「韓国風肉じゃが」という料理もあります。どちらも暑くて食欲が湧きづらい時期に活躍してもらう用の肉じゃがとして、重宝しています。白ごはんと一緒に交互に食べれば、まさに口の中が和風カレーライス状態になります!
 時々「ごま和え」も食べて、口の中をさっぱりさせつつ、楽しく味わいながら食べ進めて欲しいです。

☆9月25日(月)の給食

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【 メ ニ ュ ー 】

・ご飯  ・豆腐と野菜のピリ辛あんかけ
・焙煎ごまサラダ  ・梨


【 産 地 】

米(つや姫):山形  にんにく:青森  生姜:高知
豚肉・玉ねぎ・人参:北海道  干し椎茸:岩手
万能ねぎ:福岡  うずら卵:愛知  イカ:ペルー産
鶏ガラ:国産  たけのこ水煮:福岡・熊本
豆腐:国産  チンゲン菜:茨城  えび:インド産
わかめ:三陸  もやし:栃木  きゅうり:長野
白ごま:スーダン・パラグアイ産  梨:茨城


【 今日 の 一言 】

 今年度になってから、「豆腐と海老の旨煮」という料理を何回か作ってきました。豚肉と野菜・魚介・うずら卵を煮込んで深い味を出し、塩・醤油・オイスターソース・豆板醤・ごま油などで味付けをし、水溶き片栗粉でとろみを付けた料理です。
 今回は、それを「ご飯にかける料理」としてアレンジしました!使う食器を節約することができたため、「梨」と「サラダ」も付けることができました!ご飯にかけるために、味は少し強めにしました!
 今回、初実施だったので、ちょっと緊張しながらの味見でした。「薄すぎたらどうしよう?」「濃すぎたらどうしよう?」「豆板醤が多すぎて辛かったらどうしよう?」、初めて作る料理には、常にこういった不安が付きものです。しかし、食べてみたらひと安心!アレンジ元となった料理の美味しさを活かしながら、適度にピリ辛感がアップ!ご飯にかけるのに、ちょうど良い濃さになったと思います!
 この料理を食べるだけで、たくさんの食材から幅広く栄養をとることができます。生徒達にはしっかり食べてもらい、元気よく1週間のスタートを切ってほしいです。

 焙煎ごまサラダは、ドレッシングとは別にごまをじっくり乾煎りして香りを出しています。このごまとドレッシングのごま油によって、美味しそうな香りただようサラダになっています。「ごま」は、昔から「不老長寿の薬」と呼ばれていたほど、健康に役立つ栄養にあふれています。ごまの香りを楽しみながら、積極的に食べて欲しいです。

 今日の「梨」は、「新高(にいたか)」と言う品種の物です。日本では、「幸水」「豊水」に次いで生産量が多く、酸味が少なく甘味が強いのが特徴です。食べてみたら水々しくてやわらかく、強いとまではいきませんが「ほんのり感じる甘味」が気持ちいい、安心して生徒たちに出せる味でした。
 最近涼しくなってきましたね。今日は、秋を感じながら、梨を味わうのにぴったりな1日だと思います。ぜひ、給食を食べて、季節を感じてください!
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行事予定
3/15
(金)
卒業式予行・屏風鑑賞授業終・後期展示終
3/19
(火)
卒業式
3/20
(水)
春分の日
3/21
(木)
球技大会(1年)・美化デー(2年)

学校より

おしらせ

PTAだより

保健

行事予定表

進路だより

来年度入学用

図書館だより

進路先一覧

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