新しい日常に向けて(放送全校朝会より)

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 皆さん おはようございます。
 今朝は放送を通しての全校朝礼ということで、私から皆さんへ二つお話をします。

 一つめのお話です。
 6月1日から始まった3週間の分散登校を経て、今日から通常の教育活動がスタートしました。
 クラス全員そろって授業を受けることや、給食、部活動など今まで当たり前だった学校生活に加えて、新型コロナウイルス感染予防のための「新しい生活様式」に基づいた学校生活が始まります。

 ノーベル賞受賞の山中伸弥氏は、緊急事態宣言が全国で解除されたときに、新型コロナウイルスについて次のように言われています。

「新型コロナウイルスへの対策はこれからが本番です。まだ青信号ではなく、黄色信号が点滅している状態です。ウイルスに細心の注意を払いながら経済活動を再開させなければなりません。新型コロナウイルスは感染症でも無症状や軽症が多いという特徴があります。自分が感染しているかもしれないという前提で、周りの人への思いやりが重要です。私はSocial distanceを『思いやり距離』と訳しています。正しい行動を粘り強く続ければ、ウイルスとの共存が可能となります。自分を、周囲の大切な人を、そして社会を守りましょう!」と。

 生徒の皆さんにも、ぜひマスクの着用や手洗い・うがいをこまめに行うなど感染症対策を行うことで自分の健康を自分で守ることはもちろん、「思いやりの心」で「思いやり距離」を持った生活を心がけてほしいと思います。

 二つめのお話です。
 進級や入学の際に皆さんが書いた、これからの決意や思いの書かれた作文のいくつかを、学年だよりを通して読ませていただきました。
 
 1年生の作文には「文武両道を大切にして勉強と部活動を両立できる自分に変わっていきたい」、「何事にも積極的に行動し、自分で決めたことは責任感を持って継続したい」と書いてありました。

 2年生の作文には「『失敗しても2回目は1回目よりましなはず。3回目にはあきらめなくてよかったと思える』という言葉と『「振り返ってみて、大変だったあの日々も自分にとって大切だと思える』という言葉を胸に、様々なことに努力していきたい」と書いてありました。

 3年生の作文には「何事にもポジティブに考えて努力する」、「今できることを全力でやる」、「3年生だからこそ相手のことを思いやり、後になって後悔しないように学習はもちろん部活動や委員会、行事にも積極的に取り組みたい」と書いてありました。

 どの作文もとても立派でした。きっと多くの生徒の皆さんも「これから」の目標をしっかり持っていることでしょう。

 コロナウイルス感染症拡大防止のため、予定されていた行事が中止や延期なったり、学習活動が停滞してしまったり、部活動をはじめ、学校での活動が制限されてしまったりしたことは大変残念です。でも、皆さんの前向きな気持ちを受け止めて、先生たちも知恵を絞りながら「学校のこれから」を皆さんと一緒に創っていきたいと思っています。皆さん、よろしくお願いします。
(校長 山村 恵子)※写真は校長室前に咲く紫陽花です。

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