全校朝会 校長講話

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 皆さんおはようございます。本日も感染症対策のため、放送でのお話になります。
 今日は「自治活動」についてお話します。

 これまでもHPなどを通して生徒会本部が中心となって進めている『福島ひまわり里親プロジェクト』の活動について報告をしてきました。この暑い夏休み中も、生徒会役員やボランティアの皆さんが、水遣りを欠かさず行ってくれました。参加してくれた生徒はおよそ30人!そのかいあって、ひまわりは大きく成長し、先週、生徒会役員のひとたちがその種を収穫し、種取り作業を行いました。これからその取れた種を福島の事務局に送付することになります。本校の生徒の皆さんの優しい気持ちがきっと届くに違いありません。

 ところで、この『福島ひまわり里親プロジェクト』は、2011年3月11日に起こった東日本大震災後、福島県の障害者福祉施設での仕事がなくなり、困っていることから、なんとか助けたいと始まったプロジェクトです。現在では、福島県内でとれた種を油にする作業や、その油をバスのエネルギーに変換する作業なども、福祉施設の障害者の皆さんの仕事になっています。

 そもそも松沢中学校でこの活動が始まったのは現在高校2年生の生徒会役員だった生徒が、他校での取組を知り、ぜひ松沢中学校でもやってみたい!と提案したことがきっかけなのだそうです。
 私は、松沢中学校の生徒会活動は、学校外で起こっている社会問題や、学校内で生徒たちがより豊かに過ごしていくための課題に対して、「今自分に何ができるのか」を真剣に考え、その解決に向けて素晴らしい取組を展開していると思っています。『福島ひまわり里親プロジェクト』のほかにも、エコライフ活動としてペットボトルキャップを定期的に回収したり、ユニセフ募金を行ったりして自分の周りで助けを必要としている方々に援助を行っています。また、校内では、一人一人をよく知ろう!と『My Feborite』を実施し、生徒と生徒の絆を深めようという取組も行っていますね。今では当たり前のようになっている『カジュアルデー』について、服装をどのようにしたらよいかという原案を考えたのも生徒会本部の皆さんでした。

 今、学校では、応援団が編成され、運動会実行委員を中心に運動会に向けての取組が始まろうとしています。また、今月末には生徒会選挙が行われ、松沢中学校を引っ張っていく新たな生徒会役員が選出されます。10月には後期の専門委員や各係をクラスで選出します。
 学校の主役は言うまでもなく生徒の皆さんです。皆さんには、活躍する場面が数多くあるのです。生徒が生徒の力で学校生活をよりよくしていくことを「自治の力」といいます。学校や先生が生徒のために何かしてくれるのを待つだけでなく、生徒である皆さんが「自分たちの学校をもっともっと過ごしやすくするにはどうすればよいのか」という発想の転換をしてほしいと思います。
 松沢中学校は、「自分に何ができるのか」を本気で考えて行動する皆さんを全力で応援します。
 皆さんが自分たちで考え、自分たちで行動する「自治活動」の展開を楽しみにしてします!  (山村 恵子)

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