９月１日は防災の日です。保護者の方々には、毎年児童引き取り訓練に参加していただいています。
東日本大震災の起こった去る３月１１日には、東京都心部からの帰宅困難者が多数発生しました。保護者の方々が、学校でお預かりしている子どもを迎えに来ることもままなりませんでした。
その上、携帯電話も用をなしません。そんな中、何時間も歩いて子どもを迎えに来てくださったお保護者の方もいらっしゃいました。
夜中の１２時を過ぎていましたが、嬉しそうな子どもの顔を見て、ほっとした表情を見せたお母様の顔が印象に残っています。
今日の引き取り訓練は、まさに訓練ですから多くの方々が見えられましたが、実際の災害時にはそうはいきません。学校では、大切な子どもたちを直接保護者の皆さまにお渡しできるまでは、必ず学校で安全にお預かりしますのでご安心ください。

今日のような訓練を真剣に実施することが実際の災害への備えとなるのです。皆さんは、どんな気持ちで取り組みましたか？
３月１１日のことは、決して忘れてはならないのです。