令和5年度 校内研究主題

他者の思いを受け入れ、自分の考えを広げ・深める児童の育成
〜協働的な学びを通して〜

めざす児童像

〇他者と協力しながら、課題解決に取り組める児童
 〇様々な考えを獲得し、自分の考えをまとめることのできる児童

研究仮説

・他者との関わりを生む指導の工夫をすることで、物事を多面的・多角的に捉えることができるであろう。
 ・自分とは異なる様々な考え方に触れることで、自らの考えをアップデートできるであろう。

今年度の研究授業

研究授業日 学年 主題名 教材名 講師
 6月28日 第4学年 みんながきもちよく【規則の尊重】 雨のバス停留所で 世田谷区教育委員会 教育指導課教育支援員 橋本ひろみ先生
 9月13日 第6学年 本当の友達【友情・信頼】 ロレンゾの友達 学校法人西武学園 かまくら幼稚園長 新井宏明先生
11月29日 第1学年 わがままばかりしていると【節度・節制】 かぼちゃのつる 足立区立花保小学校長 土生津静先生

授業紹介

4年研究授業2
【第4学年】
<授業紹介>
・雨の中おばさんの家へ向かうよし子とお母さん。バス停留所の前のたばこ屋の軒下に雨宿りをしている人たちがいた。
 遠くにバスが見えたので、駆け出したよし子がバスに乗り込もうとすると、お母さんに肩をつかまれて・・・。
<本学習における協働的な学習の方法>
・少集団での話し合いにより、自分の考えに自信を持ったり自分の考えを変えたりする。
・全体で考えを共有し、違った立場の考えを知ることで、多面的・多角的な捉え方をすることができる。
6年研究授業2
【第6学年】
<授業紹介>
・懐かしい友達から手紙が来た。しかし、の友達は警察に追われているという。
 3人の友達は、深く悩んだ。どうすればよいか話し合う3人の意見から、本当の友達とは何なのかを考え、話し合いをした。
<本学習における協働的な学習の方法>
・小集団で話し合うことで、自分の意見を他者に伝えようとすることができる。
・ロイロノートによる意見交流をすることで、自分たちのグループでは出なかった考え方を見つけられるようにする。
1年研究授業1
【第1学年】
<授業紹介>
・かぼちゃは自分のつるをぐんぐん伸ばしていく。自分の畑から道路へ、さらには隣のスイカ畑まで届くほどだった。
 蝶やミツバチ、犬やスイカに注意されても、かぼちゃはお構いなしだ。最後には、道路を通る車にひかれてつるが切れてしまった。
<本学習における協働的な学習の方法>
・児童が自分の考えを広げ、深められるような発問の工夫をする。
・座席配置の工夫することで、友達の意見を聞いたり、自分の考えを積極的に発言したりできるようにする。
・振り返りカードに自分の体験を書かせることで、児童の実生活につなげることができるようにする。