弱視レンズの使用

 低い視力を補うために、必要に応じて弱視レンズを使用します。近くを見るための虫眼鏡のような近用レンズ、遠くを見るための望遠鏡のような遠用レンズがあります。「弱視レンズ」や「弱視眼鏡」として売られているものもありますが、普通に市販されているルーペ・虫眼鏡や、望遠鏡の中にも弱視レンズとして使えるものがあります。

弱視レンズを使うことで小さいものや遠くのものをある程度見ることができるようになりますが、見える範囲(実視界)が狭くなったり、操作に手間取ったりする欠点がありますので、事前の練習や工夫が必要です。また、傷が付いたり曇ったりすると機能が低下しますので、取り扱いにも注意が必要です。