校歌

 作詞 弘末 季男  作曲 小林 正彦

  仰ぎ見る  富士の高嶺は   多摩の水  遠く廻りて   道照らす  北斗の下に
  揺るぎなき  心の姿   見はるかす  広野豊かに   師と友の  縁も固く
  おのがじし  性を磨きて   身を鍛え  業をし学ぶ   礼譲の  花咲く所
  人の世の  幸を進めん   若人の  瞳明るし   光り充つ  我等の母校

校歌の由来

北沢中学校は昭和22年に開校しましたが、式や運動会を行うたびに校歌のない淋しさを感じていました。27年に校歌制定の件が具体化しましたが、予算の点から作詞作曲を依頼することはできませんでした。そこで地域、保護者、教職員、生徒から歌詞を募ることにしました。24編もの歌詞がよせられましたが、検討した結果、弘末季男初代校長の作詞したものが採用され、当時の音楽科の小林正彦教諭に作曲を依頼し、同年秋に制定されました。

校章

tkiwa_koushou.gif

「中」の字の下半分に、北沢の土地にちなんだものと言うことで北斗七星の7つの星をあしらったものが制定されました。これは、北沢から「北の星」を連想し、暗夜に大洋や広野を旅する人が北斗星で方角を知るように、我々も又世の光になろう、同時に星に導かれて目的地に到達するように、我々も正しい道を歩んで、真理の光を探求しようとの意味が込められています。