学校日記

道徳授業(4年生)

公開日
2021/03/03
更新日
2021/03/03

できごと

 4年1組では、「節度・節制」を考える「目覚まし時計」という資料を扱いました。目覚まし時計を買ったものの、自分の決めたきまりを守れなくなっていく主人公の姿について考えました。「きまりを守れなかったことで、みんなに迷惑をかけてしまった。」「きまりを守っていれば、体調を崩すことはなかったはずなのに。」という意見が出る中で、規則正しい生活を送る大切さを学ぶことができました。

 「やりすぎた…」と思う出来事の話合いから始まった4年2組。「たくさん買い物をしたけれど、あまり使わない物もあった…。」「どんどん買い物かごに入れていったらレジでお金が足りなかった…。」など、「あるある」を共有しました。ここで、『金色の魚』の物語を読みました。主人公の要求がどんどんエスカレートしていく展開に、うんざりする相手の心情についても考えが広がりました。「『もっともっと』と思うよくばりな心をおさえるのはどんな心?」の問いかけに、「ほどほどでも満足できる心」「がまんもする心」と、「節度・節制」について考えることができました。

 4年3組では、「勤労・公共の精神」を考える「ネコの手ボランティア」という資料を扱いました。大きな震災が起こり、避難場所で活動する住民の方の働きを見て、自発的にお手伝いをする4年生の子どもたち。なぜ自分からお手伝いをしたのか、ボランティアに参加することについて色カードで自分の意見を出しながら、考えました。「人のために働いて、相手に喜んでもらいたい。」「自分にできることを探して活動することで、自分にとってよい経験ができる」という意見が出る中で、相手のために考えて行動することが、相手にとっても自分にとってもよい行いになると学ぶことができました。