今、子どもたちには、将来、社会的・職業的に自立し、社会の中で自分の役割を果たしながら、自分らしい生き方を実現するための力が求められています。この視点に立って日々の教育活動を展開するということがキャリア教育です。通常は特別に「キャリア教育の時間」を特設して授業をしているわけではありません。教科や道徳、学級活動に位置づけて、学年の発達段階などに合わせて行っています。将来への夢や希望、見通しをもって中学生活に向かおうということで、現在、６年生が卒業を前にして、キャリア教育に取り組んでいます。18日(水)5校時は、6年生全員がランチルームに集まり、学校長の話を聞きました。少年期はパイロットをめざしていて、その道に入りかけたものの、ある理由から自ら進路を変えて今に至っていることを、人生にはさまざまな転機がありますが、これからの人生で、少しでも参考になればと思いながら話しました。熱心に話を聞いてくれた子どもたちでした。うれしいですね。