理科の教科書から
- 公開日
- 2020/05/14
- 更新日
- 2020/05/14
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今回は3年生の理科の教科書の表紙にのっている人物についてお伝えします。「日本の植物学の父」と呼ばれる牧野富太郎(1862年〜1975年)さんは、小学校の勉強にものたりなさを感じ、2年生で小学校をやめてしまいます。そして、植物が大好きな牧野さんは外に出かけて行っては、植物採集にはげみ続け、植物学を身に付けました。日本全国を調べて回り、約2500種類の植物を発見し、名前を付けました。植物の細かい部分までよく見て観察し精密な植物図を描いて記録をしたそうです。「雑草という植物はない、その一つ一つに名前があり、物語が秘められています。」という牧野さんの言葉から、植物を愛し、大切にしていることが分かります。
自分が好きなことに向かって進み続けることの素晴らしいことですね。身の回りの植物、道の端に生えている草も、じっくりと見てみると、何か心に感じることがあるかもしれませんね。
5月14日 理科担当 丸山忠夫